コーンケン ラオス新幹線胎動

コーンケン ラオス新幹線胎動

Khon Kaen Lao Shinkansen

コーンケン ラオス新幹線胎動

コーンケン ラオス新幹線胎動

コーンケン ラオス新幹線胎動Khon Kaen Lao Shinkansen

15:54 2017/12/26 タイ時間
タイの地方都市で激動の新幹線バトルが静かに進行中。コーンケンに滞在してそれを実感。コーンケンには現在仮設の新駅が旧駅の2.5km南にある。中国企業5社による猛烈な勢いでの工事が行われている。2年後の2019年元の場所に新コーンケン駅竣工予定。なんでそんなことになっているのか宿のおばちゃんに聞いたら、タイからラオスを抜けて中国までつながる国際列車計画の一環とのこと。バンスーやランシットと同規模の工事がイーサンで進行中。そういう話は聞いていたがここまで実現しているとは知らなかった。



コーンケン旧駅周辺で進む大規模改築工事。中国まで届くラオス国際鉄道構想の一環という。机上の計画の段階なのかと思っていたがそうでもなさそう。

バンコク郊外北部であの勢いで工事が進むのはチェンマイ新幹線やダークレッドラインのためだけではなかったのだ。中国指導、推進のラオス国際高速鉄道の発着駅も兼ねるのであの熱の入り用なのだ。

チェンマイ新幹線よりラオス新幹線の方が先にできることになれば海外発注高速鉄道の話題は中国にかっさらわれることになる。チェンマイ新幹線は25年開通予定。ラオスまでの国際列車の方が先にできる可能性が高い。というかたぶん中国はそのインパクト効果を狙っている。チェンマイ新幹線(たぶんシンガポール新幹線も)を日本にさらわれた中国が意地になって工事を進めてる感じだ。カンボジア、ラオスが絡むと俄然中国の威力が発揮される。


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コーンケン仮設鉄道駅。ラオス高速鉄道駅建設のため本駅工事中。本駅はこの北2.5kmだったが今は建設工事真っ最中で使われていない。


カラバウデーン、クラッティンデーンは違うことに気づいた。失礼。訂正しとこう。今日のコーンケン曇って小雨降りやがる。午後3時で気温23℃。エアコン部屋に泊まる意味ないやんけ。250Bなんでいいか。夕べ夜行移動で寝れなかったのでさっきまでお昼寝。ページができねえ。先日の病は何とか乗り切った。地元宿なので英語が全く通じない。情報得るのもアップアップ。少しは手加減してしゃべってくれ。何言ってんのかわかんねえよ。


コーンケンで中国企業5社で進む大規模工事 この規模はバンコク~プノンペン線再開の雰囲気ではない。一帯一路構想が機能している例 12月26日

びー旅ロード125. イーサーン高速鉄道


コーンケン元駅とコーンケン仮設駅の位置関係


コーンケン

19:02 2017/12/25
タイ時間

今ホアランポーン駅前の階段に腰かけて133番列車を待っている。晩飯は駅前の屋台でムーピンとカウニャウで済ます。ラピッドともエクスプレスとも何の表示のない20時発の25番列車が普通列車と思い込んで25番列車を指定して値段を聞くとコーンケンまで909THBとぬかしやがる。寝台車しかなく一番安い料金でその料金だという。そんなはずはない。バンコク駅からピッサヌロークまで普通は69THBだった。コーンケン迄(443km)はそれとさほど距離変わらないので100THB以下で行けると思っていた。

しかし駅の電光掲示板でよく確認すると確かに25番はオーディナリー(鈍行3等)でなくスペシャルエクスプレスとある。ちくしょう、はめられた。ネット上の「空白」を勝手に「最安の鈍行3等」だと勘違いした。やっちまったぜ。

なんでもノンカイ行1日4本には普通列車はなく一番安い列車がラピッド。25番のあと20時45分に出る133番ノンカイ行だ。3等いくらか行くと187THB。予想していたよりずっと高い。ただ443kmあることを思えばバスやロットゥーで行くとたぶんもっとかかる。行き先そのものを3等の出ている方へ帰ることも考えるも45分後でその程度ならと泣く泣くぼられてしまう。ううむ。敗北感。チケット確保してムーピン食ってもまだ2時間もある。なのでこうして駅前でパソコン開いて日記書く。足の指を蚊に刺されてえ痒いぞ。

宿から駅まで53番バスで来るがその乗客のほとんどのタイ人より私の方が色が黒い。タイ人には日本人が自分たちより色が黒いという認識がないらしく、最近マシンガントークの早口タイ語で話しかけられる。バンコクで3日ぶっ倒れたのは急な日焼けで抵抗力が衰えたせいもあるかもしれない。ホアランポーンには空港のようなフリーWi-Fiはないのでネットにはつながっていない。

あと1時間20分もありやがる。病上がりでまだ若干だるいのに、


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夜行列車の旅 窓全開で夜風びゅんびゅんにあたりながら激走

コーンケン バンコクから夜行列車で9時間 187THB

イーサン夜行列車

20:00 2017/12/25
駅の10番ホームに来てみたら133ラピッドノンカイ行がもう来ていたので乗り込んでパソコン開く。やっぱコンクリより座席シートの方がケツが痛くならなくていい。まわり見てふと思う。バンコクのバスの中では私の方が色が黒かったのに。駅にきて地方の方と比べると彼らの方がずっと黒い。バンコクにはタイ人なのになんでそんなに色が白いの?って方も結構いる。ちなみにタイでは男も女も白い方がもてる。

ゼロペプシ飲みながら出発を待つ。車内ガラガラ。夜行列車の旅おいいもんだ。しかし909Bも出してコーンケンまで行くタイ人いるのだろうか。売り子が早口で営業してくる。わしタイ人でないのでそんな早口じゃ何言っているかわかんねえよ。まあとても貴重な習得環境なんだけど。

そのまま乗っていれば国境のノンカイまで行くのに手前174kmのコーンケンに行く。夜風が涼しい。出発まであと30分。ディーゼルなのでホームにいると微妙に排ガス吸わされるのが欠点。


9:49 2017/12/26
夜行でタイ東北部のコーンケンにやってくる。1泊250Bのエアコン部屋に宿泊中。こんな寒いのにエアコンいらねえのに。ファン部屋200B満室で入れず。部屋にはTVと冷蔵庫がついている。カオサン独房から解放された。コーンケン思いもかけず特殊な町の構造で戸惑う。列車到着時は真っ暗だったし。3等座席夜行であまり寝れず疲れた。今日は1日お昼寝する。やべえ。またページがたまり始めた。タイ30日滞在リミットカウントダウン中。

コーンケン 2017年12月26日(火)くもり  旅27日目

出費詳細
ソンテウ40 ビッグコーラ10 肉野菜炒め定食35 ビッグコーラ13 どうそせんべい24 アンパン2つ14 カップ麺13 ソムタム30 串揚げ5本25 カウニャウ10 カラバウ缶コーヒー12
宿泊代
NK ゲストハウス 250
合計

476 THB

日本円合計

1THB = 3.5円で計算 1666 円

1円 = 0.28930 THB / 1 THB = 3.4566円 2017/12/26 11:35

オーディナリー3等でコーンケンに行く方法

自分の事前調査が甘かっただけなのだが、今日よくよく調べてみるとホアランポーンからは割高のラピッド3等じゃなくオーディナリー3等でも行けたことに気づく。確かにバンコク発ではコーンケンやノンカイに直通のオーディナリー3等はないが、ナコーンラチャシーマー発ノンカイ行のオーディナリー415番列車というのがあったのだ。なのでナコーンラチャシーマーで宿泊するなりして乗り継げばオーディナリー3等のみでコーンケンに激安で来れたのだ。

確かナコーンラチャシーマー(コラート)は駅前徒歩圏内に150B位の宿があったはず。失敗した。甘さを反省。




昨日のコーンケン到着後のひと悶着

8:00 2017/12/27
タイ時間

昨日バンコクからの夜行がコーンケン駅に到着したのは午前5時50分。まだ真っ暗。様子が変だ。駅の周りに何もない。私はコーンケンに来るのは初めて。駅に降りて駅員さんにこの辺に宿はないか尋ねると1kmくらい先になるけどあるという。様子が変なのでそのまま停車中の列車に乗ってノンカイまで行こうか迷う。しかし宿があるならとコーンケンで降りることにする。

私はこの時コーンケン駅が「仮設の新駅」と「工事中の旧駅」の2つあることを知らなかった。私は初訪問の場所にもガイドブックの1行目に書いてあることすら何も知らずに行くのでいつもこんな感じ。真っ暗な道を宿探しに向かおうととするとノーリードわんこが遠くを横切る。病上がりで夜行の車中でほとんど寝れてない疲労状態で朝っぱらからわんこバトルは気が引ける。



コーンケン仮設駅前 2年後の2019年工事終了後に元駅に戻される

びー旅ロード125. イーサーン高速鉄道


駅前にソンテウが1台だけいてタイ人で満員状態。「安いホテルに行きたい」とドライバーに言うと「わかった。乗れ」という。座席はもちろん荷台部分にも乗れず、後部のでっぱりにしがみつく乗り方でソンテウに乗る。結構な距離を移動。高速道路に落とされないように長時間しがみついていたので腕がしびれた。どうやら長距離バスターミナル行だったようだ。

ただ異様に遠い。あとでグーグルマップでチェックしたらわざわざ遠回りして行っている。1人20Bづつ取っていたが遠回りせずに行けば10Bかからない距離だ。同じタイ人にもそういうお約束の手を使うようだ。とはいえ早朝そのソンテウしかいなかったので早朝料金ともいえなくもないか。



コーンケン長距離バスターミナル 近距離ターミナルは別にある



コーンケンで進む中国のタイラオス高速鉄道建設


コーンケンの地元宿を見つけ出すまで


長距離バスターミナル近くに宿があるのかというとそうでもないようで「まかせとけ、これから連れてってやる」と私一人だけ助手席に乗せられ、今来た道を引き返す。ソンテウなのにタクシー状態。やばいな。ぼられるパターンだ。この辺で夜が明け明るくなってくる。

で、連れて行かれた宿は1泊400B。たぶんドライバーにコミッションの入る無駄に駅から遠いホテル。しかしこのソンテウ市内徘徊途中で私は1泊200Bの看板を見つけていた。ドライバーは50B要求してきた(わりと良心的ぼったくり?)が40B払ってその200Bの看板のあった道を歩いて引き返す。

そしてチェックインしたのが今宿泊しているNK ゲストハウス。200Bの部屋は満室で250Bのエアコン部屋を確保した。宿のWi-Fi使って駅の位置をチェックするもグーグルマップでは工事中の旧駅(現在駅としては稼働していない)しか表示されず、状況理解するまで時間がかかった。





現地から当日情報公開中
ノマド トラジェクトリ
12/15 カンチャナブリBigC
12/17 サンクラブリー
12/19 モン族の村宿泊
12/21 パヤトンズ国境
12/23 泰緬鉄道乗車実録
12/24 バンコクでクリスマス
12/25 バンコク屋台消滅日
12/26 コーンケン
12/27 ノンカイ
12/28 ビエンチャン
12/30 バンビエン
1/1 ラオスでお正月
1/3 ラオス高速鉄道
1/5 コラート格安生活
1/6 ターミナル21コラート



外国人泊める気なしの宿の名刺


現在宿泊中の1泊250THBのエアコン部屋。テレビと冷蔵庫付でトイレ・温水シャワー付。昼間の気温23度でエアコン部屋の意味がない。ファン部屋200Bはタイ人宿泊客で満室。この宿に外国人はいない。カオサンの対極宿。要タイ語。


ラピッド3等座席、映っている荷物が今回の旅の私の全荷物。


北のラオスに延びる高架。タイの地方都市の鉄道建設としては異様な力の入りよう。


コーンケン仮設駅にカニがおった


12月26日の晩餐


本場イーサンのソムタムで食う


夕暮れの踏切と高架 コーンケン


カラバウ缶コーヒー12B


あれ?そういやホアランポーン駅前には普通に屋台出てたぞ。




タイのランチパック2個入20B


ホアランポーン駅での晩飯。ムーピン2本とカウニャウ







コーンケンの定食35B

ホアランポーン駅

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