19:02 2017/12/25
タイ時間
今ホアランポーン駅前の階段に腰かけて133番列車を待っている。晩飯は駅前の屋台でムーピンとカウニャウで済ます。ラピッドともエクスプレスとも何の表示のない20時発の25番列車が普通列車と思い込んで25番列車を指定して値段を聞くとコーンケンまで909THBとぬかしやがる。寝台車しかなく一番安い料金でその料金だという。そんなはずはない。バンコク駅からピッサヌロークまで普通は69THBだった。コーンケン迄(443km)はそれとさほど距離変わらないので100THB以下で行けると思っていた。
しかし駅の電光掲示板でよく確認すると確かに25番はオーディナリー(鈍行3等)でなくスペシャルエクスプレスとある。ちくしょう、はめられた。ネット上の「空白」を勝手に「最安の鈍行3等」だと勘違いした。やっちまったぜ。
なんでもノンカイ行1日4本には普通列車はなく一番安い列車がラピッド。25番のあと20時45分に出る133番ノンカイ行だ。3等いくらか行くと187THB。予想していたよりずっと高い。ただ443kmあることを思えばバスやロットゥーで行くとたぶんもっとかかる。行き先そのものを3等の出ている方へ帰ることも考えるも45分後でその程度ならと泣く泣くぼられてしまう。ううむ。敗北感。チケット確保してムーピン食ってもまだ2時間もある。なのでこうして駅前でパソコン開いて日記書く。足の指を蚊に刺されてえ痒いぞ。
宿から駅まで53番バスで来るがその乗客のほとんどのタイ人より私の方が色が黒い。タイ人には日本人が自分たちより色が黒いという認識がないらしく、最近マシンガントークの早口タイ語で話しかけられる。バンコクで3日ぶっ倒れたのは急な日焼けで抵抗力が衰えたせいもあるかもしれない。ホアランポーンには空港のようなフリーWi-Fiはないのでネットにはつながっていない。
あと1時間20分もありやがる。病上がりでまだ若干だるいのに、
20:00 2017/12/25
駅の10番ホームに来てみたら133ラピッドノンカイ行がもう来ていたので乗り込んでパソコン開く。やっぱコンクリより座席シートの方がケツが痛くならなくていい。まわり見てふと思う。バンコクのバスの中では私の方が色が黒かったのに。駅にきて地方の方と比べると彼らの方がずっと黒い。バンコクにはタイ人なのになんでそんなに色が白いの?って方も結構いる。ちなみにタイでは男も女も白い方がもてる。
ゼロペプシ飲みながら出発を待つ。車内ガラガラ。夜行列車の旅おいいもんだ。しかし909Bも出してコーンケンまで行くタイ人いるのだろうか。売り子が早口で営業してくる。わしタイ人でないのでそんな早口じゃ何言っているかわかんねえよ。まあとても貴重な習得環境なんだけど。
そのまま乗っていれば国境のノンカイまで行くのに手前174kmのコーンケンに行く。夜風が涼しい。出発まであと30分。ディーゼルなのでホームにいると微妙に排ガス吸わされるのが欠点。
476 THB
1THB = 3.5円で計算 1666 円
8:00 2017/12/27
タイ時間
昨日バンコクからの夜行がコーンケン駅に到着したのは午前5時50分。まだ真っ暗。様子が変だ。駅の周りに何もない。私はコーンケンに来るのは初めて。駅に降りて駅員さんにこの辺に宿はないか尋ねると1kmくらい先になるけどあるという。様子が変なのでそのまま停車中の列車に乗ってノンカイまで行こうか迷う。しかし宿があるならとコーンケンで降りることにする。
私はこの時コーンケン駅が「仮設の新駅」と「工事中の旧駅」の2つあることを知らなかった。私は初訪問の場所にもガイドブックの1行目に書いてあることすら何も知らずに行くのでいつもこんな感じ。真っ暗な道を宿探しに向かおうととするとノーリードわんこが遠くを横切る。病上がりで夜行の車中でほとんど寝れてない疲労状態で朝っぱらからわんこバトルは気が引ける。
現地から当日情報公開中
ノマド トラジェクトリ
12/15 カンチャナブリBigC
12/17 サンクラブリー
12/19 モン族の村宿泊
12/21 パヤトンズ国境
12/23 泰緬鉄道乗車実録
12/24 バンコクでクリスマス
12/25 バンコク屋台消滅日
12/26 コーンケン
12/27 ノンカイ
12/28 ビエンチャン
12/30 バンビエン
1/1 ラオスでお正月
1/3 ラオス高速鉄道
1/5 コラート格安生活
1/6 ターミナル21コラート
現在宿泊中の1泊250THBのエアコン部屋。テレビと冷蔵庫付でトイレ・温水シャワー付。昼間の気温23度でエアコン部屋の意味がない。ファン部屋200Bはタイ人宿泊客で満室。この宿に外国人はいない。カオサンの対極宿。要タイ語。
ラピッド3等座席、映っている荷物が今回の旅の私の全荷物。
北のラオスに延びる高架。タイの地方都市の鉄道建設としては異様な力の入りよう。
コーンケン仮設駅にカニがおった
12月26日の晩餐
本場イーサンのソムタムで食う
夕暮れの踏切と高架 コーンケン
カラバウ缶コーヒー12B
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