投稿情報びーたびんちゅ12-1 バンコク・ホアヒン家族旅行
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子連れでホアヒンとバンコク個人旅行
投稿情報12-1 年明けにピピさん投稿 2009年8月実録



 ◆2009年8月3日(月)     ホアヒン2ヘ    ホアヒン3ヘ
今回は、日本ではまだ知名度が低いホアヒン(Hua Hin)への子連れ個人旅行の体験記を投稿します。自分の家族3人だけでなく親戚の4人家族とおばあちゃんも加えて、最大時は8人の団体さんになりました。5人は遅れてバンコクに到着、2人は途中で帰国という超変則的な日程です。

また、一部びー旅ドットコム的な旅行スタイルも入っていますが、一般の家族旅行(有名ホテルに泊まってタクシーで移動のようなスタイル)が大部分を占めています。

人数が多くなると移動の手配が格段にたいへんになるのですが、自由な家族連れ旅行を個人で手配してバンコクの王宮観光とマリンリゾートの雰囲気を両方味わいたいチャレンジャーな方の参考にしていただければと思います。

【ホアヒン駅にて記念撮影】


 【空港到着】
8月3日(月) 最初は我々親子3人だけで、マレーシア・エアの無料航空券で夜の7時ぐらいにスワンナプーム空港に到着しました。翌日、南バスターミナル(サイタイ・マイ)からエアコンバスでホアヒンに向かうつもりだったので、カオサン近辺に宿泊予定です。

素直に空港2階の到着ロビーの3番出口から出てタクシーカウンターで行き先と人数を告げ、運転手にホテルの地図のコピーを渡して出発です。

びー旅ドットコム情報どおり、空港からカオサンまでメーターで250バーツ程度、それと、高速代が70バーツと空港乗り入れの50バーツでした。


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【ランブットリー ヴィレッジ ホテル室内】    【ランブットリーヴィレッジホテル前の小広場】




【カオサンにて】
びー旅ドットコム的には予約なしでカオサンへ行っても問題ないと思いましたが、高さ50センチぐらいのキャリーバッグを3つ抱えた子連れ旅で夜の到着なので、安全策で日本から予約して行きました。地球の歩き方でも紹介されていたランブットリー ヴィレッジ ホテル https://www.khaosan-hotels.com/ がagoda でも予約 https://www.agoda.jp/ でき、1部屋1,885円(エアコン付き・税サ別・朝食なし)でお手頃でした。新館と旧館があるようです。チェックイン時にデポジットを1000バーツ要求されます。

最近、このグレードのホテルでも予約を受けてくれるところが増えているようで助かります。ちなみに、欧米のホテルは大人2人と子供1人と言うと子供用のベッドが必要かどうかと聞いてくれ、不要ならダブルの部屋でダブルの料金になるのですが、タイの安宿、安ホテルだと自動的にファミリールーム(トリプル)に案内され料金も5割増しにされることが多いです。

ウォークインの場合では「子供は同じベッドで寝るのでダブルの部屋が欲しい」と強調したり、ネット経由の予約でもあくまで「2人」として予約したほうが安くなります。仮にダブルの部屋に泊まっても、子供を3人目と数えて割増料金の必要なところもあるようですから、予め確認するようにしてください。

ランブットリー ヴィレッジ ホテルは部屋に冷蔵庫はありませんでしたが、エアコンも綺麗なシーツもお湯もちゃんと出て、床も綺麗なタイル貼りで広さも十分あり、1泊するだけなら不自由はありませんでした。カオサン通りから3分程度離れた、いわゆる「寺裏」のところにあるので比較的静かで、1階にはネット屋やコーヒーショップ、すぐ隣はセブンイレブン、近くにはヨーロピアンで溢れたレストランがいくつもありました。


使いませんでしたがプールもあり、ヨーロピアンの家族連れも泊まっているところで安心できる雰囲気です。(上の地図の「お寺」の右上あたり)

ホテル到着後、子供の体調が今ひとつだったことと飛行機で3回も機内食を食べたせいであまり食欲がなく、屋台で頼んだパッタイも半分ぐらい残してしまい、カオサンの喧騒を一回通っただけでホテルに戻りました。ウチの子供は7歳で英語を習っているのですが、カオサンを「クレイジー」だと言っていました。

個人的意見ですが、カオサンの本通り(?)は家族連れでは泊まるようなところではありません。少し離れたところにしたほうが良いと思います。

【カオサン近辺のパッタイ屋】


カオサン通り 夜の喧騒


09年8月4日(火)ホアヒンまでバンコク南バスターミナルから150B ホアヒン2ヘ ホアヒン3ヘ

【プラアティット通り】
翌日はプラアティット通りからブラスメン砦あたりを散歩してからタクシーで南バスターミナル(サイタイ・マイ)へ向かいました。プラアティット通り近辺には小奇麗なカフェやおみやげ物屋さんもあり、カオサン近辺で子供から不満を言われたらこちら方面に移動しましょう。南バスターミナルまでタクシーに乗っている時間は20分程度、料金は(はっきり覚えていないのですが)100バーツかそこらだったと思います。

南バスターミナルは予想よりもかなり広くてショッピングセンターのようなところなので、チケット売り場にたどり着くにも、バス乗り場にたどりつくのにも人に聞きながら行く必要がありました。

と言っても店員をつかまえて「バスチケット?」と聞けばチケット売り場の方向を指差してくれ、バス乗り場の場所を聞くには何かしら言いながらバスチケットを見せれば乗り場の方向を指差してくれます。バス料金はホアヒンまで大人一人150バーツ、子供は120バーツでした。

バスは大型エアコン・バスですが、観光客専用でなく、途中の停留所で客を拾いながら走っていきます。フロントガラスに大きくヒビが入り、スピードメーターも動いていない「ドスのきいた」車両でした。ショッピングセンターの店員も学生も行商人のようなおっちゃんも一緒くたに乗ってきて、私の隣にはお坊さんがしばらく座り、不思議な気分でした。一時は鈍行バスと間違えたのかと思い、同乗していたドイツ人夫婦に聞いたところ「エクスプレスかどうかは知らないが、このバスで3時間ちょっとでホアヒンに着くと聞いている」という返事だったのでとりあえず少し安心しました。

 
,    【タクシーでの移動風景】       【南バスターミナル(サイタイ・マイ)にて】


3時間を越えたあたりで「チャアム」の地名が出てくるので間違いなくホアヒンに向かっていると確信できました。やたら学生が増えてきて、この近辺ではスクールバスの役割を兼ねているようです。隣に座った女子中学生が本を広げると、偶然なのか私達を意識したのかわかりませんが、日本語の教科書でした。
嫁と子供に「見てみ。日本語の教科書や」と教えてあげた後、私が本を指差して「日本?」次に私の胸を指して「日本」。これで、「日本語を勉強しているんですね。私は日本から来ました」の意思疎通はできましたが、残念ながらそこまでです。女の子も何か言いたそうにしていて、もし時間があれば身振り手振りでいくつか会話できたかもしれませんが、10分もしない間に、妙に後ろ髪を引かれながらホアヒンのバス停で私達は降りることになりました。(ホアヒン地図 https://www.huahinafterdark.com/hua-hin-map.htm


ホアヒン海岸 【マリオットホテル前のビーチ】 2009年8月5日


ホアヒンの1泊目は、以前誰かの旅行記で読んだ、海辺にせり出した安宿に泊まるつもりをしていました。(https://www.fulay-huahin.com/)。バスを降りてから荷物をガラガラ引きずって、パトンの街のような雰囲気のところを15分ほどヒルトンホテル方面へ歩き、浜辺の安宿が集まっているところに着きました。ヨーロピアンがたくさんいる観光地なのに、この宿 Fulay では驚くほど英語が通じません。値段を聞いたところ、エアコン付きで1室1,200バーツと言われ、もっと安い部屋でいいと言うと、950バーツと880バーツの部屋を見せられ、880バーツの部屋でいいと言ったところ、この段階で「子供がいるからエクストラとして500バーツ必要」と言われました。少し腹が立って「他を見てから戻ってくる」と言って一度そこを出ました。1バーツ≒2.8円。

50mほど南側に「Bird」という同じようなタイプの安宿があり、値段を聞いたところ600バーツとのこと。部屋が少し狭いのは別に気にならなかったのですが、海に向けた視界が左右の建物でかなり遮られており、もう一度 Fulay にトライすることに。この頃には嫁は値切る気満々です。

もし私だけなら、この「Bird」の600バーツで妥協していたかもしれませんが、泊まるところに関しては(たとえ安宿と言えども)嫁のほうが気合が入っています。

【Fulay ゲストハウス】

結局、Fulay に戻り、再度粘ったところスタッフがオーナーに電話をかけ、880バーツの部屋を追加料金なしで3人が泊まれることになりました。部屋の床下からは波の音が聞こえてきます。

この旅ログの著者「年明けにピピさん」の前回、07年1月投稿情報 「子供とピピ島個人旅行」はこちらへ



【チャオレイ・シーフード】
夜は、後から来る親戚を案内するための下準備も兼ねて、Fulay から300Mほど北側にある「チャオレイ」というシーフード・レストランに行きました。

ここもFulayと同じように浜辺にせり出したロケーションでネット上の体験記で読んだことのあるところです。近辺の同タイプのレストランより客の入りがかなり良い人気店のようです。チャーハンと蒸したカニのガーリック味と、他何か1皿、ビール2本と白ワイン1杯で2000円弱だったかと思います(飲んべなので酒代が結構かかります)。

翌朝はFulay で朝食を頼み、自分たちで海に近いテラスに運んで食べました。ローシーズンは人が少ないので、わりとわがままなことが出来ます。ケチャップと言う単語さえちゃんと通じず、スタッフが誤って子供にトウガラシ入りのケチャップ(タバスコとケチャップのミックしたようなもの)を渡してしまい、それをスクランブルエッグにかけてしまった子供が口から火を噴くというマンガのような笑い話も起こりました。


【Fulay ゲストハウスのエントランスにて】                    【トゥクトゥクでの移動】    .

ゆっくり食事をしてから、ホアヒンのマリオットホテルに向かいました。我々夫婦はマリオットのタイムシェアの会員で、そのポイントを利用して1週間マリオットのホアヒンに滞在することになり、それに親戚家族が合流することになったのが今回の旅行です。ただ、私は学生時代からバックパッカー的な旅が好きで、嫁は時々それにしぶしぶ付き合っているといった感じで、びー旅と普通の家族旅行の中間のような旅行記になってしまっています。

マリオットにはトゥクトゥクで行きました、バンコクのトゥクトゥクと違って3人乗りシートが2つ付いたタイプなので、荷物が多少あっても大丈夫でした。軽四輪を改造したタイプも走っています。バンコク、プーケット、ホアヒン、クラビと、なぜか全部タイプの違ったものが走っています。ホテルの人から、街中近辺は一律100バーツの料金と決められていると言われました。びー旅ドットコム的にはかなりぼったくり相場となっていますが、荷物の多い時や大人数で利用する時は値切る気も起こりません。

逆に、3輪タイプに8人乗っても文句は言われませんでした。人数が少ない場合は、街を縦に走る大通りを走っているグリーンのソンテウを利用すればかなり安上がりになると思いますが、今回はそれを利用する機会もありませんでした。

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