本文へスキップ

サワイ セラム島 インドネシア 1泊2,500円の水上コテージ

2013年6月 インドネシア放浪 びー旅.com

サワイはインドネシア、セラム島の北側の湾の奥にある
陸の孤島サワイへアンボンからボートと地元交通機関で行く

サワイ セラム島 インドネシア

サワイ セラム島Sawai Seram

サワイ村の水上コテージ

現在宿泊中の3食付1泊2500円、サワイ村の水上コテージ

前へ          スラウェシトップ         次へ

びー旅ロード アンボン個人旅行


●サワイって何?セラム島ってどこ?

サワイ ボート

21:24
2013/06/13
サワイの水上コテージにいる。サワイはインドネシア、マルク諸島にある未開発リゾート。アンボン島の北に位置するセーラム島の北側セラム海に面してあり、険しいジャングル状態の山に囲まれていて車では行きにくい陸の孤島エリア。

ワハイ Wahai からはかろうじて車でいけるが、アンボン方向のマソヒ masohi からは険しい山かさえぎっていて車で行きにくい。また運行する公共交通機関が少なく、旅行者はぼられやすい。

この説明聞いて「ああ、なるほど、あそこね」とわかる方はかなりのインドネシア通。誰でも知っている定番観光地バンダ諸島から行き先変更してなんかとんでもない辺鄙な所に来てしまった。そのほうがらしくていいか。

サワイはアンボンから地元交通機関を使って8~10時間ほどかかる。アンボン島からセーラム島までスピードボートでも2時間5分かかる。またセーラム島南部から北部へ行く道が険しい山道になっている。


アンボン島からセラム島までのボート 所要2時間5分 91,000Rp 席の指定のない自由席は 30,000Rp だが外国人にはなかなか売ってくれない。当然だが確保には英語は通じないのでインドネシア語で。



●サワイ水上コテージ

びんぼっ旅なのに水上コテージ生活。今のこの部屋ファンもエアコンもないが海風が涼しい。この部屋の床板の間から海面が見える。3食付で250,000Rp(2,500円)とインドネシアにしてはやや高めだが水上コテージの値段と考えれば安いほうか?

前々から気になっていた水上コテージのトイレや流しの排水は海に垂れ流しなのか、浄水設備通しているのか、どうなっているのか常々気になってた。

ここではそのまま海に排水しているようだ。水を流した後、ちょろちょろと海面に流れていく音が聞こえる。これまでびー旅に料金の高い水上コテージは無縁だったので、ずっと水上コテージの汚水がどうなっているのか疑問だった。ようやくはっきりしてすっきりした。私はモルディブでも水上コテージは高いので島のビーチにあるバンガロー(それでも1泊6,000円したが)に宿泊していた。今回水上コテージ初体験。


サカ Saka からサワイ Sawai へ行く途中 山の下にかすかに見える村はオラ Ora という。ここにも宿はあるとのこと。これらの山がマソヒ masohi からサワイへ陸路で行きづらくしている。


フリチン運動会 セーラム島 サカ Saka

どうでもいいが排水垂れ流しタイプの水上コテージ付近では絶対に泳げない。トイレの汚水が流れていると考えるとちょっと無理。モルディブの1泊12万円の水上コテージなら排水設備はあるのかな。

今日6時半にまだ暗いアンボンを出て5時サワイ Sawai 到着。所要10時間半。ただボート待ち時間1時間半、マソヒ masohi で車の待ち時間3時間だったので待ち時間が多かった移動だった。

アンボンからタレフTalehuまでアンコット(Angkot 写真右上)5,000Rpといった乗ったのに2万Rp渡すと1万3,000Rpしかおつりが返ってこなかった。雨の中ボート乗場でのチケット確保でいっぱいいっぱいでバトルする余裕なし。


アンボン島フェリー乗場 タレフ Talehu


タレフので1時間半待って9時に大型スピードボート(写真上)出発。指定席91,000Rp。2時間でアマハイAmahaiにつく。そこからバイタクでマソヒまで1万4,000Rp所要15分。

マソヒでサワイ行あたるもサワイ直行はなくサカSakaからボートで行けという。乗り場だという道端で待っていると入れ代わり立代わりぼったくりマンが登場して、最初はサカまでバイタクで60万Rp(6,000円)ととんでもない金額言ってくる。

その道端にサワイまで行くというおばあさんがいたのでそのおばあさんの隣に座ってサカ行のアンコット Angkot 待つ。3時間待ってもアンコット現れず。5万払えば乗用車(写真右上の車に9人乗る)でサカまで行くというので妥協する。14時半マソヒ発。かなり険しい山道、途中土砂降りに。オジェ ojeck で行っていたら地獄をみていた。そして所要2時間半でサカへ。結局料金はマソヒ~サカ乗り合いタクシー片道5万Rp(500円)。サカでは乗客すべてがそのまま小型地元船に乗り換えて所要50分ほどでサワイにつく。サカ~サワイ乗合ボート片道2万Rp(200円)。


サワイ 右の赤茶色が現在宿泊中のリサルバハリ

サワイはかなり濃い味のフレーバー。陸の孤島状態でマソヒ masohi 方向から最短で車で近づけない。ワハイ Wahai 方向から回れば車でもバイクでもいけるが大回りになりかなり吹っかけられる。15年前のピピやクラビがきれいだった頃の海が2013年現在そのまま生き残っている。ここには欧州組バックパッカーすらいない。タイやカンボジアはやはり旅がしやすい場所なんだなとここへ来て痛感する。今日はもう疲れたので寝る。


水上コテージの夕暮れ 窓から見えるは宿ではなくて一般民家


 ● 2013年6月12日(水)収支 合計Rp 円(0.0100)
港アンコット7,000 マソヒボート91,000 バナナ揚げ2,000 カップ麺8,000 ビッグコーラ8,000 チョコ8,000 マソヒオジェ13,000 チップ1,000 サカ乗り合いタクシー50,000 サワイボート20,000

リサルバハリ Pondok Wisata Lisar Bahari 250,000

●サワイ地元ボートチャーター2時間1,000円


6月14日午前中の完全プライベートツアー2時間1,000円

17:35 2013/06/14
サワイの水上コテージでパソコンいじり。夕方の海風が涼しいが近所の船のモーターの空ぶかし音がうるさい。ここは地元民エリアに水上コテージがあるので宿のすぐそばに船のモーターの修理工場がある。

またやっちまったな状態。サワイにはインターネット環境なし。ワイファイどころがネット屋すらない。さらにATMもない。自分の財布をよく確認すると手持ちの現地通貨がさほどなく、その宿代だとここに長居できない。今日朝早速ここより安い宿があるかサワイを捜索。


サワイから1時間500円でボートチャーターして訪れたポイント


サワイにはウィスマ(安宿)が2軒のみ。両方とも値段は同じで250,000Rp(2,500円)。今日もう一軒にもいってみたが値引き交渉にも応じない。ボートで20分ほどいったオラにもう一軒ウィスマがあるがそこも食事なし200,000Rp、3食付で250,000Rpとのことだった。

この宿代だと今の手持ちの現金では2泊が精一杯。また金欠で窮地。ATMはワハイ Wahai までいけばあるとのこと。ワハイまでは50kmでオジェック(ojeck バイタク)で行けるという。アンコットの類はかなりの険しい山道らしくないらしい。



いくらかかるのか今の宿で確認するとワハイまでのオジェック ojeck は往復で400,000Rp(4,000円)という。あほか。1万円おろすのに4,000円手数料払う構図。そんな値段払ってまでATM使う意味がない。

理由はかなりの距離の悪路山道を行くためらしい。ホテルを出て村の別の場所で確認しても300,000RpにしかならなかったのでATM探すのはやめて脱出決める。

今日すぐに脱出しようとするが、往路と同じ方向へ引き返すのにマソヒ masohiまで400,000Rp(4,000円)という。いやいや、待て待て。昨日はそのマソヒ masohi からここまで70,000Rp(700円)で来ているのに?

ここでは公共交通機関を地元の方々に混ざって利用しないととんでもない料金がかかってしまう。往路もマソヒで3時間も待ったのは最初オジェ600,000Rp(6000円)といわれた途中のサカまでの料金を乗り合いタクシー50,000Rp(500円)にまで下げるためだった。かなりの山道で途中豪雨になったのでバイタクだったら大金払って地獄を見ていた。

サワイ発サカ経由マソヒ行の地元の方用の公共交通機関は朝だけのようだ。サカからマソヒまでのアンコットは朝の8時に出る。それにあわせるにはここを朝7時に出ないとならないとのこと。それを確認した時間ではもう既にその時間は過ぎていた。かろうじてもう一泊できる現金はあるので明日の朝の7時にチェックアウトすることにする。


サカからサワイまでは雲のかかるような山が立ちはだかっている 車では行けずローカル小型ボートで55分かけていく。オラまでは25分。

脱出決めたあと、せっかくなのでシュノーケリングツアーに出ることにする。この宿で頼むと200,000Rpの周辺ボート貸切が村のおじさんに頼むと1時間50,000Rp(500円)というので2時間チャーター1,000円。サワイには欧州組どころかインドネシア人観光客すらいない。


ザオラエコリゾート 水上コテージ1泊2,000円 オラの対岸

 ● 2013年6月14日(金)収支 合計Rp 円(0.0100)
サワイボート2時間100,000 とうもろこし2,500

リサルバハリ Pondok Wisata Lisar Bahari 225,000



サワイ

●サワイ たった一人のシュノーケリングツアー

どこへ行っても完全プライベート状態。アンボンから移動に丸1日かかるならそうなるのも仕方ない。様子はこのページの写真のとおり。午後2時頃から雨が降り出したので午前中に行って正解だった。ツアーといっても地元船小型ボートで適当にポイントらしきところを回る。

シュノーケリングギアのような気の利いたものはないので手持ちの水泳用のゴーグルで潜る。つまりただ泳いでいるだけ。それでも透明度は15mくらいはあったか。珊瑚の状態もかなりよかった。

ようやく近所の修理屋のエンジン空ぶかし止まったと思ったら今度はアザーンが始まった。ファンキーな水上コテージだぜ。

宿に食事3食含まれているので宿代以外にあまり出費がかからない。食事は食べ放題の魚料理。下痢しないので十分合格じゃ。




パプアインパクト   ペルニ   ラジャアンパット   インドネシア鉄道   バリ島物価



15年前のピピ島の透明度 ここはネットで公開してもピピ島のようには多分ならない。ガイドブック片手の旅行者では行けないか、行けたとしても途中ぼられまくり、その上快適な旅からは程遠いから。



前へ         スラウェシトップ        次へ




現在宿泊中リサルバハリ
Pondok Wisata Lisar Bahari
TEL: 082-111-181-137
1泊250,000Rp(2,500円)の長屋式水上コテージ。3食の食事がつく。客が少ないので日によってほぼ独占状態。



スラウェシ探検隊トップ
5月21日 エアアジアとLCCT
5月22日 ングラライ国際空港
5月23日 バリ島物価 2013
5月25日 サーフィンダイエット
5月27日 スラウェシフライト
5月29日 マカッサルホテル
5月30日スラウェシ長距離バス
5月31日 パレパレ宿泊
6月1日 タナトラジャバス
6月2日 タナトラジャ個人ツアー
6月4日 パル
6月6日 赤道縦断地獄バス
6月7日 マナド空港
6月9日 ガルーダネット予約
6月11日 ペテペテ
6月13日 アンボン空港
6月14日 サワイ 水上コテージ
6月16日 アンボン格安ホテル
6月17日 サンタイビーチ
6月19日 スラウェシからバリ
6月21日 インドネシアビザ延長
6月22日 チャンディダサ
6月23日 トゥガナン
6月25日 クタレンタルバイク
6月26日 KL弾丸ツアー


水上コテージHajiyanti ハジヤンティの船着場 下はサンゴ礁


サワイの村の風景



サワイの村にはヤギがたくさん放し飼いにされている。ヤギはカメラを向けるとそっぽを向く。



夜の水上コテージ



オラの対岸にある水上コテージ


サワイ水上コテージ
Hajiyanti ハジヤンティ
1泊250,000Rp(2,500円)
サワイのもうひとつの水上コテージ。宿の名刺なく住所も電話番号も聞けず。


2時間チャーターしたローカルボート。泳いだ後ボートに這い上がるのにコツがいる。タイと違ってはしごのような気の効いたものはない。




サワイ村




クッド島 タイ



ペルニチレマイ乗船中



ラジャアンパット ソロン



サワイの少年

「何だこいつは?」
子供は金髪の珍しい生き物が気になってしょうがない。サカからサワイ行きのボートで同乗した少年。そんな顔して見つめなくても…。お母さんが撮ってもいいというので。


サワイの少年2

「だから何なんだこいつは?」

サワイの海

サワイの海 九寨溝の海版みたい。



サワイとかワハイとかハワイに似た名前じゃ。ハワイの便利さはないが水はずっときれい。



水上コテージ、リサルバハリ Pondok Wisata Lisar Bahari 1泊250,000Rp(2,500円)の窓からの眺め




水上コテージ。リサルバハリの部屋



宿の晩飯。ご飯食べ放題


おいしかったとれたて魚味噌焼き。翌日下痢せず。



1時間500円貸しきりボート



サワイの水上コテージ



宿での食事 これは昼食



他に宿泊客いず独占 しかしこの夜に地元民団体客が押し寄せ騒がしくなる。







トラジャで買ったLサイズのTシャツぴちぴち。XLでも小さめ。サワイ村で。


ペルニ乗り方



ラジャアンパット行き方




びー旅ロード2013へ



セーラム島北部 サワイは若干ワイルドな行き先なので快適な旅を求める旅行者にはむかない



より大きな地図で インドネシア を表示



欧州組どころかインドネシア人旅行者すらいない

パプアインパクト   ペルニ   ラジャアンパット   インドネシア鉄道   バリ島物価



オラ Ora の水上コテージ 1泊食事なし2,000円 食事あり2,500円 私が訪れた時宿泊客はゼロだった。



前へ         スラウェシトップ        次へ
びー旅ロード アンボン個人旅行