放浪記17 2011年11月 格安海外旅行 びー旅.com AFRICAN IMPACT
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トロトロなのにぶっ飛ばす


ボルガの街中のバオバブ

バンコクホテル格安予約


ブルキナファソのミネラルウォーター ホテルのフロントで600F、地元商店で買うと350~400F。

ブルキナファソ ガーナ北部国境からワガドゥグへ

パガ国境からポーへ ガーナ・ブルキナファソ国境情報

ブルキナファソの首都ワガドゥグの安宿 アフリカンインパクト10


ガーナ側 ボルガ(BOLGA)から国境の町パガ(PAGA)までのバオバブ街道で


◆2011年11月27日(日) 現地16時4分 日本28日1時4分  前へ 次へ

タマレのボルガ行トロトロ 乗場はSTC隣
今ブルキナファソの首都ワガドゥグ Ouagadougou の1泊8,000セーファーフラン(1,280円)の宿に宿泊中。値段のわりに清潔で居心地はいい。徒歩圏内に地元食堂もあり。しかし昼は気のいいおばちゃんの屋台で食べて350Fだったのに、少し早い晩飯でさっき入った地元レストランでは1800Fとぼったくられた?コーラ飲んだりはしたけど5倍じゃん。

1800Fは288円なんだけど。350Fは56円。味はどちらかといえば350Fの方がうまかったがレストランのほうも支障なく普通に食える。何より食っても下痢をしないのがいい。両方とも食事中ずっとハエとの格闘が必要なのでそういうのを気にする方向けではない。

今日も1日快晴。暑いのだけど乾燥しているのでなんとなく快適。日曜で大使館やネット屋がしまっているので1日ゴロゴロして移動の疲れを取る。

ここの快晴は日本ではお目にかかれない快晴。普通日本の快晴だと真上に雲はなくとも地平線のどこかに申し訳程度の雲があったりするがここでは全天全くの雲なし。コンピューターグラフィックスで作ったグラデーションのような空だ。タイの乾季でももう少し雲はある。ブルキナファソは北部、東部は乾燥気候、マリ国境付近は砂漠気候、サハラ砂漠も近い。洗濯物を夜室内に干してファンに3時間あてておくとカラカラに乾燥する。昼間に屋上に干しに行く手間がいらない。


↑これは前の席のお母さんの頭のスカーフ トロトロ車内はギュウギュウ

昨日は朝8時半にタマレの宿をチェックアウト。ブルキナファソ国境手前の町ボルガ(ボルガタンガ)を目指す。ボルガ行のトロトロ乗り場は前日利用したSTCバスターミナルの隣だった。宿から歩いて15分くらい。知らずにタクシー無駄に利用する。既に満員近くに人が集まっていて9時ちょうどにギュウギュウ詰め状態でトロトロ出発。チケットは5セディ(250円)。
ボルガから国境のパガまで乗りあいタクシー4S(200円)

このトロトロには欧州組女性バックパッカーが4人混ざっていた。何でもボルガの近くにクロコダイルポンドとか言う欧州組に人気の観光地があるらしい。ワニならほかでしょっちゅう見ているので特にこだわりなし。ボルガまでは160km。荷物をひざの上にのせていたので足が痛くなる。所要約2時間半で11時半頃ボルガ到着。



必要以上に幹がぶっといバオバブ トライバーが飛ばすので写真撮り辛い

ボルガ到着後同じターミナル内に国境のパガ行の乗り合いタクシーが客待ちしているので定員になるまで30分ほど待って国境パガへ。約30km、料金前座席4セディ(200円)。このボルガ~パガ間の道がバオバブが次々に出現するバオバブ街道で思いがけずテンション高かった。

ガーナ側国境パガについてからは歩いて越境。両国間のイミグレは1km程離れているが歩ける距離。この時間ガーナ側から越境するのは地元民含めて私1人だった。無用にバイタクが3セディーでこの短い距離を乗せていこうとするが無視した。その時のセリフ。「外国人が1人で行くと誘拐されたりするから危険だ」。おお、的を得ている味のある営業トーク。
ブルキナファソ側国境の町ポーのワガドゥグ行バス

国境の町はガーナ側はパガ PAGA というがブルキナファソ側はダコラ DAKORA という。パガからダコラまで両国イミグレは1kmちょっとはあるが40分ほどで手続き入れて通過できた。ブルキナファソの首都ワガドゥグまでのバスが出るのは国境近くの町ポーまで行かねばならない。

国境出口から15km程。ダコラからポーまではブルキナファソ版のトロトロも出ているが乗客が少ないので頻発はしていない。ブルキナファソ側の出口にはタクシーも待機していて観光客料金でワガドゥグまでタクシーで連れて行こうする。時間をかけたくない場合はここでタクシーでワガドゥグまで行くのが最も早い。しかし移動客少なく乗り合いになりにくい。なので交渉次第だが1人1台チャーターで乗った場合かなりぼられそう。ちなみにバスで行った場合はポー~ワガドゥグ2,500F(400円)。


国境から彼のバイクでポーへ。写真を撮るといってカメラを向けたら証明写真になってしまった。
私は出口付近で声をかけて来た左の写真の青年のバイタクを利用した。「ワガドゥグまで行きたい。近くのバスターミナルまでいくらだ」「3000フラン(480円)」。まあ許容範囲だったので。

ところが最初は彼もぼったくりタクシー乗り場へ連れて行こうとする。そこまでは歩いて3分の距離。「タクシーじゃない、バスだと言ったろう。タクシーで行くには距離は長いし高すぎる」。確かワガドゥグまでは160kmくらいあったはず。実は私もこのとき、ワガドゥグまで行くバスの乗り場が15kmも離れた町にあるとは知らなかった。ただタクシー乗り場にたむろする連中よりはまともなバイタクの彼を信じてそのままバス乗り場へ向かう。

15kmもあるのでバイタクで行くには若干遠い。行けども行けどもたどりつかないので不安になるも誰かを信じなければ事態は打開しない。

荷物を背負ったままでの後部座席二人乗り。お尻が痛くなってこれ以上は辛いと思い始めた頃ポーの町に着く。バスターミナルをチェックすると1日3本でていて最後の便が17時30分。まだ3時間以上あったがポーに宿泊することなく今日中にワガドゥグに行けるならとチケット確保。2,500F。所要は2時間半。

バイタク青年には特にいくらくれとの要求はなかったが15kmも走らせたので5000F(800円)払ってあげる。バスの出発まで時間があったので周辺情報聞きながら一緒に食事する。彼はフランスに行きたいと言っていた。彼は国境の町に住んでいて、お金がないので就学あきらめて働いているとのこと。なんとなく彼と一緒に食った給食味のジャガイモとチキントマト煮込定食300Fがうまかった。別れ際にチップに1000Fあげると嬉しそうに国境に戻っていった。(後日追記;この時ジャガイモと思っていた芋は「ヤム芋」という現地産の芋だった。ヤムは丸太のようにでかい芋)

その後17時半発のバスに乗るとすぐあたりは真っ暗に。ナイトバス状態でワガドゥグへ着いたのは20時過ぎ。宿のすぐ前に安ホテルがあったのでそこへもぐりこむ。オーベルジュ ワゾー ブル(民宿青い鳥)、ファン部屋1泊8,000F。アクラから陸路で実質1泊2日でワガドゥグに到着。

日付 出費詳細 宿代 合計
11月27日(日)
快晴
地元定食350F ピュアウォーター50F バナナ6本200F 地元レストラン1,800F コーラ500F ミネラルウォーター600F ワゾーブル
8,000CF
11500F
日本円合計
1840円
1CFA=0,16円


ブルキナファソ ワガドゥグ 雲の全くない空が印象的

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◆2011年11月28日(月)7時32分   前へ  次へ
今日も朝から雲ひとつない快晴。空は地平線まで360度全く雲のないコンピューターグラフィックスのデフォルトグラデ状態。

昨日一日快適なホテルの部屋でゴロゴロしてアクラからの移動の疲れがとれた。土日をはさむとビザ取得が思うように行かないのが辛い所だがその分休める。とりあえず最初にガーナビザ取得。ニジェールやコートジボワールのビザは日程の許す限りといった感じ。

ワガドゥグには一般観光客向ホテルも多数

マリに行く余裕は今回はなさそう。予定のない旅で行けるとこまでというスタンスなのであまり無理はしない。帰りのアクラ~バンコク便はFIXなのでそれをを逃すことが一番面倒だ。アクラには余裕を持って帰還したい。

今日はもう11月28日。残り時間との相談も必要な状態になってきた。ブルキナファソを拠点に周辺国回ろうと思っていたがそういう時間がなくなってきた。ニジェールへ行くにもニアメ単純往復ならできそうだが周辺放浪している時間は微妙。

また昨日フロントで聞いたがコートジボワールのアビジャンへの列車は1泊2日でアビジャンまでいけるそうだが実質3日かかると考えていた方がいいとの事。寝台車はあるそうだが毎日運行されていないとの事。


現在宿泊中のワゾーブル ファン部屋ダブル8,000CF
これから大使館開く時間待ってとりあえずはガーナビザを確保しに行く。バンコクでもロメでもシングルでしか発行してくれなかったので出国の度にビザの取り直しになる。

ゲートとなるガーナのビザだけは日本でマルチビザをとっておくべきだったかなと若干反省。「直行便往復航空券なければ発給できません」といわれればそれまでなんだけど。

国境取得できずに現地の大使館取得だと土日をはさむと実質足止めになるし、当日取得できずに翌日発給という場合もあるので時間のロスが多い。放浪なので別に急ぐ旅でもないんだけど、放浪する十分な時間がない事情が災いしている。


ロワゾー ブル     セントラルホテル     レ パルミエール

ブルキナファソ ワガドゥグの地元系ホテル
Auberge L'oiseau Blue
オーベルジュ
ロワゾー ブル
ファンダブル 8,000F
エアコンダブル 11,000F
1泊ファン部屋1280円~
Ouaga 01 BP.2855
TEL : 70 28 25 13 / 78 33 80 41
Email : yamadama_ezanno@yahoo.fr
CENTRAL HOTEL
セントラルホテル
エアコン部屋のみ 17,500F
諸税1500F程加算される。1泊約3,000円
Rue de la chance face au Grand mache Central 02 BP.6076 Ouaga 02
TEL 00226 50 30 89 24 / FAX 50 30 89 27
Email : centralhotel17@yahoo.fr
LES PALMIERS
レ パルミエール
エアコンのみ
税込31,500F~
1泊約5,000円
TEL : (226) 50 33 33 30 / 50 39 91 91
Email : hotellespalmiers@yahoo.fr
Web : www.hotellespalmiers.net
1F=0.16円

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アフリカ民芸品おみやげ屋さん

現地時間19時52分。今日午前中にガーナビザを取りにガーナ大使館へ行く。想像通りここでも発給は基本的に在住者のみで、トーゴの時のように「なんでシングルなのにガーナを出たんだ」と窓口のおばちゃんに文句を言われる。最初発給はできないと言っていたが、それでは私は日本に帰れなくなってしまうので粘っていたら「何とかしてみよう」ということになった。


ハヤシライスのようでうまい56円地元定食 牛焼肉持帰り160円肉は少し硬い

写真4枚と申請書のほかに英文の渡航計画書を書かされ提出した。又バンコク~ガーナ、クアラルンプール~羽田のチケットのコピーも必要だった。チケットは初回訪問時に持参していなかったので今日はタクシー使って大使館を2往復する。

予定外だったのが発給が3日後の12月1日木曜日になってしまったことだ。それまでパスポートはガーナ大使館に預けたままなので他国のビザも取れない。つまり3日間はほかの国への移動はできない状態だ。

それでも発給してもらえるだけでもまだましか。10万円以上も航空券代出してわざわざ西アフリカまで来て、ガーナ1国だけだともったいないと思うのは私だけか?この辺に興味を持って渡航してきた旅行者が周辺国を周遊したいと思うのは自然なことだと思うのだが、何で悉くシングルビザしか発給しないのだろう。私はバンコクでもトーゴでもマルチを希望したがシングルしか発給してもらえなかった。といっても文句言われるだけで最終的にビザは取れるのだからいいんだけど。


現在宿泊の宿の屋上からの風景
今日ネット屋からたまった分の転送ができる。今宿泊の宿から徒歩10分ほどのところにネット屋があり手持ちのノートパソコンを有線でつないでファイル転送ができる。1時間300Fといわれて2時間利用したら500Fだった。1時間40円。

速度は遅いがこんな所からそんな値段で当日情報公開できるので文句は言えない。ATMもネット屋もほかの国同様特に支障なく使える。結構快適な西アフリカ。

また今日ネット屋で蚊に刺されて気がついたがアフリカに来てから思ったほど蚊に刺されていない。当初パンタナールで全身刺されまくった失敗から短パン、サンダルでアフリカに行って大丈夫か?と気をもんだが全くの杞憂だった。沼地で野宿でもしない限り蚊に刺されまくるということはないようだ。カンボジアやタイのほうがずっと蚊には刺される。ただ手持ちの蚊取グッズが貢献してくれているせいはあるかも。今もアースノーマット活躍中。電気のないところではワンプッシュ蚊取りを一晩中プシュプシュしている。現地のDDTで薬剤耐性ができているのかこの辺ではワンプッシュ1回のみだと効き目不十分で明け方刺される。


ワガドゥグの町並み

日付 出費詳細 宿代 合計
11月28日(月)
快晴
タクシーガーナ大使館2往復5,000F ガーナビザ2万F 地元定食350F ネット屋2時間500f カフェオレ200F ペットボトルコーラ400F 焼肉1,000F ご飯もどき200F オレンジ4個100F 水600F ワゾーブル
8,000CF
36350F
日本円合計
5816円
1CFA=0,16円


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ブルキナファソ国旗

びー旅おまけ情報
  • 地元の方はブルキナファソの首都ワガドゥグ Ouagadougou のことをワガ Ouaga と呼ぶ。
  • そうだ。ブルキナファソはフランス語圏だった。安ホテルでは英語が通じない。
  • ガーナのミニバンバス「トロトロ」のつづりは「Trotro」だが発音はトロットロッ。同じミニバンバスを仏語圏のブルキナファソでカー「Car」というらしい。普通の車は仏語そのままの「Voiture」ヴォワチュール。
  • 小さなビニール袋に入った水、ピュアウォーター。ガーナやトーゴでは特に問題感じなかったがブルキナファソのピュアウォーターは若干変な味がする。飲んでも下痢はしないのだがおいしくないので飲み水をミネラルウォーターに切り替える。
  • ブルキナファソのピュアウォーター400ml、50F(8円)トーゴでは25F(4円)、ミネラルウォーター1.5L、ホテルのフロントで買うと600F(96円)。


現在宿泊中の1泊1280円の宿


オーベルジュ ロワゾーブル


黒くなったつもりでも並ぶとこれだけ違う。





移動中に事故現場に遭遇


ポーからワガドゥグ迄のチケット2500F(400円)


激うまだった給食味ジャガイモとチキン煮込300F(48円)後日追記:これはジャガイモでなくヤム芋だった。




成都パンダ基地

女子旅

成田空港ホテル情報



ブルキナファソのピュアウォーターは若干危険な味がする。
   


ボルガへ向かうトロトロの車窓から目撃 バスとトラックの衝突事故 死傷者が出た模様 2011年11月26日撮影


ガーナ・ブルキナファソ国境 ガーナ側の町パガのバオバブ街道


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