放浪記22 2011年12月 格安海外旅行 びー旅.com AFRICAN IMPACT
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ハルマッタン到来 西アフリカ脱出

エジプトエア カイロ経由バンコクへ

ハルマッタン空撮 アフリカンインパクトエピローグ


ハルマッタンが到来で快晴なのにサハラ砂塵で大地がかすんで見えない。

◆2011年12月7日(水)ガーナ時間11時37分    前へ   次へ
今アクラのコトカ国際空港でカイロ行エジプトエアの出発待ち。待合室はエアコン効いてて快適。電源あるのでコンセント拝借してパソコン開いて日記書く。長時間フライト前の空港の電源はありがたい。
コトカ国際空港 ハルマッタン到来で空が白い     .

まだ出発時間まで2時間くらいある。腹が減ったので空港でソーセージロール売っていたので買おうとしたが7セディ(350円)といわれ断念。地元定食4食分の値段。手元にはまだセディはたくさんあまっているのだが次回訪問のためにとっておくことにする。明日の夕方になればバンコクで日本食が食える。アイスコーヒーも飲める。それまで断食くらいへでもないぞ。

今日宿を出たのは10時前。ホテル前からタクシー拾う。7セディで交渉するも10セディ(500円)を譲らない。まあいいかと妥協。7セディは地元民料金のようだ。


ハルマッタン空撮 この下は海面。雲はないのに海が白い
来たときはトロトロで40ペソエス(20円)だった。距離は9kmくらい。たいした距離でないのにタクシーで行くととても遠く感じる。料金はもう決まっているのだから遠回りする必要はないと思うのだが、トロトロできた時よりずっと遠くに感じた。渋滞もあったがそれでも30分もかからずに空港へつく。地元民エリアのタクシードライバーで空港に来た事がないらしく出発階への入り方わからずに到着階(1階)で降ろされる。


エチオピアエアがアジスアベバ経由で中国へ飛んでいるようでアクラからの便には中国人がちらほらいる。市内では全く見かけなかったのに。アフリカに来るような中国人は多分安宿には泊まらない。この待合室から飛行場が見えるが外は日が照っているのに空は真っ白。私の出国と同時にハルマッタン(西アフリカの貿易風、黄砂の西アフリカ版)の砂塵到来のようだ。空港の入り口の写真撮りたかったがセキュリティがたくさんいて撮れなかった。


ハルマッタンが来るとこんな感じの白い空になる

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◆2011年12月7日(水) ガーナ時間15時58分 エジプト時間17時58分
今エジプトエアの機内。ナイジェリア上空アブジャを通過したところ。アクラ~カイロの飛行時間は5時間41分。13時35分予定のフライトは14時ちょうどに離陸。このフライトのクルーはエジプト人のおじさんばかりだが、エジプト人って色が白いのだなと再認識。エジプト放浪していた時には特に感じなかったけど。アクラ線の機材はボーイング737.

上空から見下ろすアフリカの大地はハルマッタンによる砂ぼこりにまみれてかすんでいる。雲は全くないのに海も地面もハルマッタンの砂塵の中。

トーゴ ロメ上空ハルマッタンでかすむ。

ハルマッタンについて言葉で説明するよりこの上空画像見ればどういうものか一目瞭然だ。デジカメ画像だと砂煙にかすむ詳細でないので残念。

空港にレストランの類なく唯一ある売店のソーセージあげパンが350円と高いので朝から何も食べない状態。腹ペコで機内食。いつもは空港でいらぬもの食いまくって腹いっぱい状態でさらに食う機内食という感じだったが、腹ペコで食う機内食もいいもんだと考えを改める。先日エジプトエアのビーフがうまかったので今日もビーフ頼む。食後の久々のコーヒーうまかった。結局コトカ空港では1円も使わず。水も買わずその後の機内で出る無料のコーラと水でしのぐ。

さっきトーゴ上空を通過した。飛行機だとアクラを出て30分ほど。ハルマッタンでかすんだ海岸線を見てここへ来てよかったと素直に思った。明日の朝にはバンコクにつく。タイ人でもないのになんか帰国するようなほっとする気持ち。地球の自転に逆らって飛行するので時間が進むのが早い。外は夕暮れになってきた。カイロ到着は現地時間の21時過ぎ。


アクラ~カイロ線の機内から


日付 出費詳細 宿代 合計
12月7日(水)
快晴
ガーナチョコ4つ8S チップ1S 空港タクシー10S 機内泊
0円
47.25S
日本円合計
1S=50円

◆12月7日(水)エジプト時間10時56分 日本時間8日朝5時56分

エジプトの空港では無料Wifiが使える、PW不要。
今カイロでバンコク行のフライト待ち。なんとこのエジプトの空港、無料Wifiがあってネットをすることができる。しかもアクラやワガよりずっと接続状態はいい。現在接続中。エジプト空港一歩先を行く。成田も羽田も早くこうなって欲しいものだ。フライト待ちの数時間に金払ってネットなんて今時ありえない。あの成田空港の有料Wifi利用している人いるのかな。

アクラからのフライトは約6時間。機内ではハリーポッターの最終章をやっていたので見るもいまひとつだった。アクラ~カイロ間のフライトディレイがあってカイロの空港での待ち時間は1時間45分くらい。搭乗券はアクラで発券されているが2時間きるとちょっと不安。

でも実際は余裕の乗り継ぎでこうして充電しながらネットできているんだけど。お、そういいつつも搭乗が始まった。パソコン閉じるとしよう。

12月8日(木)タイ時間5時53分 今バンコク行のエジプトエア機内。機内食を食い終わったところ。空港での出費全くなしで機内食と機内で出される飲み物だけで済ませている。機内泊なので宿代もゼロ。7日の出費はアクラの空港までのタクシー代とチョコのおみやげ代だけ。

カイロでのフライト待ち時間は実質30分くらいだった。これだけ乗り継ぎ短いと助かる。イレギュラーな問題さえなければ。この便はバンコク経由でマレーシアまで行くらしい。私の日本への帰路便はクアラルンプール発エアアジアなのでこのまま乗っていれば効率いいのだが、マレーシア発券では多分今の料金よりはずっと高くなる。それに乾季のバンコク素通りはもったいない。
777-300ERの機内。3席独占で横になる

バンコクまでのフライト時間は8時間4分。今はまだアラビア半島上空。このバンコク便は旅客少な目。なんと今3席独占のスーパーファーストクラス状態で横になることができる。この状況久しぶり。

8時間フライトでこいつはありがてえぞな。映画見てると睡眠時間減るので「猿の惑星」の最新作など見てない映画あるがページ制作終えたら寝よう。


◆2011年12月8日 タイ時間14時54分
バンコク到着はタイ時間で13時ちょうど。イミグレが混んでいたので入国に時間がかかる。それでも駅のトイレで大を済ませて待ち時間10分ほどでエアポートリンクに乗る。

今日のバンコクは曇。薄日は差しているものの雨季のような天気。浸水は道路は冠水していないが運河の水位はいつもより大目といった感じ。待ち時間入れると16時間フライトで疲れた。とりあえず1日ボーっとして疲れを取ろう。

こうしてタイに入国するとガーナやブルキナファソはラオスやカンボジアよりは道路の整備やインフラは進んでいるがタイにはまだまだ及ばないなと実感。タイはやはり過ごしやすい。とりあえずは2~3日は疲れをとることにしよう。

アフリカから生還はしたが旅はまだ終わっていない。今後はタイ南部ビーチへ向かうつもり。私の帰国便はバンコク発でなくクアラルンプール発のエアアジアだ。


日付 出費詳細 宿代 合計
12月8日(木) エアポートリンク45B 市バス6.5B 6.5B 晩飯地元定食40B コンビニ120B トンカツ定食140B 寿司セット450B 缶コーヒー13B オレンジジュース20B ミューメリーV
150B
S
日本円合計

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びー旅おまけ情報
  • ハルマッタン(Harmattan)とは西アフリカで吹く乾燥した貿易風。この風のせいでサハラ砂漠から吹き付ける砂塵で空が白くよどむ。黄砂のアフリカ版で雨季が終わり乾燥してくると快晴で雲はないのに砂塵でどんよりと曇っているようになる。
  • 12月5日のハルマッタンの到来と入れ違いに乾季のバンコクへ。騒いでいた洪水はどうなったんだろう。地下鉄は浸水したのだろうか。
  • 旅の終わりにタイへよれるのはなんが贅沢。西アフリカ放浪はやはり少し修行みたいな所あるし。南部ビーチ乾季に入っているので立ち寄ろう。最後にリゾートできるのはありがたい。


成田空港ホテル情報


アクラ線の機内食。ビーフ。


カイロバンコク線機内食。ビーフ。


777は1人にひとつのモニタ

   

ハルマッタンでかすむ大地
雲ひとつない快晴なのにハルマッタンでかすむ大地



ハルマッタンでかすむアフリカの大地に夕陽が沈む

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