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コーケー遺跡徒歩往復2024 スラヤン村泊個人ツアー

Koh Ker private tourコーケー遺跡2024

カンボジア第4の世界遺産

コーケー遺跡徒歩往復2024Koh Ker private tour

2024年3月6日(水)8:36 カンボジア時間
2023年9月17日にカンボジアの4番目の世界遺産に登録されたコーケー遺跡。シェムリアップからの日帰りツアーが主流だが、遺跡の南11㎞にホテルが複数ある拠点村スラヤン村があり、そこに宿泊して個人で訪問すると効率よくコーケー遺跡を訪問できる。このサイトで9年前から掲載していた方法だがその最新版を公開。

今回はスラヤン村に2泊3日滞在し、2024年3月3日にスラヤン村から徒歩で往復。翌3月4日にバイクで1日2回の訪問をしたのでその実録交えて2024年版の個人での行き方詳細解説。


スラヤン村の2024年3月3日現在宿泊の1泊1100円のホテル




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びー旅ロード337 コーケー遺跡2025

コーケー遺跡行き方2024


コーケー遺跡に個人で行く方法。それは自力で遺跡の南11㎞にある拠点村スラヤン村(Phumi Môréalともいう)に行って宿泊し、そこを拠点に遺跡を訪問する方法が最も効率がいい。シェムリアップから日帰りツアーで訪問すると距離が片道108㎞もあるので車内監禁片道2時間半、往復5時間、遺跡滞在1時間の効率悪いツアーになってしまう。完全束縛ツアーで高額(個人で行く場合の5倍以上になる場合も)になる難点もあり。


シェムリアッププサールーからコーケー遺跡まで108㎞

スラヤン村には1泊5US$からのホテルが複数あり、快適に宿泊できる。世界遺産登録された効果もあり、高めにはなるが予約サイトから予約できるホテルも出てきている。今回私の泊まったホテルは1泊3万リエル(1100円)。詳細は動画でも公開している。スラヤン村にはATMもあり、両替屋も多数ある。

●YouTubeおとちゃんねる
スラヤン村1泊1100円ホテル2024動画

遺跡チケットは1日有効で15US$。遺跡入場口にチケット販売所がありそこで購入する。現金のほかクレジットカード払いもできる。


コーケー遺跡チケット販売窓口のある建物 2024/03/03撮影


お昼過ぎると正門から見るピラミッド遺跡は逆光になり、撮影しても真っ暗になる。正門からきれいに見えるのは午前10時くらいまで。シェムリアップ発ツアーは逆光になってから到着の場合が多い。


スラヤン村への行き方2024

一般的なシェムリアップからの行き方は、シェムリアップ発のプレアヴィヒア市行やストゥントゥレン行の地元のバスやミニバンバスが多数出ているのでそれに乗って途中下車する。乗場は各社それぞれ。6号線のプサールー過ぎたあたりで乗合タクシーも複数待機(朝のみ)している。また現地の日本人向けでないローカルツアー会社がバスの手配をしている場合もあり、その場合は乗場まで送迎してくれる。料金は3万リエル(1100円)前後。

シェムリアップからスラヤン村2017

コーケー遺跡は日本人向けツアーを利用すると途端に高額になるのでなるべく欧州組に向けたツアー会社か、地元カンボジア人向けのバス会社をあたるほうが安くなる傾向あり。シェムリアップの場合、欧州組向けツアー会社では完璧に英語が通じる。

プノンペンやプレアヴィヒア市方向からでは英語が通じにくいのでその分難易度は上がるが、プレアヴィヒア市の場合シェムリアップ行のバスやミニバンバス、乗合タクシーに乗ってスラヤンで途中下車する。今はスマホあればGPSで(SIMなしでもオフライン設定していれば)バスに乗りながら到着のタイミングがわかるので便利。


ピラミッド遺跡(プラサットトム)は階段使って頂上に登ることができる。

コーケー遺跡行き方2015年版

スラヤン村発コーケー遺跡2015



スラヤンからコーケー遺跡訪問の方法

もっとも一般的なのはバイクタクシーやパスアップ(バジャイトゥクトゥク)での訪問。宿のフロントに頼めば手配してくれる。地元市場に朝行けば地元バイクタクシーがいるので交渉すればそこそこ安くなる。ただ地元バイタクはクメール語しか通じない。英語の通じるパスアップなどは高めになる。料金は交渉性。待ち時間入れた往復の1日ツアーでバイタク12US$~、パスアップ15US$~。希望すれば乗用車での訪問もできるが割高になる。車の場合1台当たりの料金なので人数入れば割った金額になる。

また宿がバイクレンタルもしている場合もある。私の泊まった宿では1日10US$と言われたが、近くのレンタルバイク屋で1日8US$にしてくれたのでそちらを利用した。バイクだと複数回訪問できる。

今回私は2024年3月3日~3月5日の2泊3日のスラヤン村滞在で、初日3月3日はピラミッド遺跡まで片道11㎞を徒歩で往復(途中若干無料の車に乗せてもらったが)。3月4日はバイクを借りて1日2回のコーケー遺跡群の訪問をした。コーケー遺跡群はピラミッド遺跡だけでなく、味のある周辺遺跡が多数あり、散らばっているので1日ではとても回りきれない。


徒歩往復のつもりがなぜかクーヨンでコーケー遺跡に

3月3日到着初日は徒歩往復試みるも、途中で声かけてきてくれたクーヨン(耕運機バス)に乗ってしまい、徒歩往復台無し。おじさんの好意で無料なのだが、悪いのでプラサットトムの入口で降りる時1万リエルチップ(370円)であげた。

帰りも4度声かけられ、4度目に折れて四駆の荷台で帰ってくる。こちらは遺跡管理の方の車でチップも受け取らず無料。ただ往復22㎞のうち10㎞は歩いた。帰りの後半は炎天下で水も切れてかなりやばかった。乗っけてくれた皆さんに深く感謝。こういう経験も歩こうとしない限りできない。初日のツアー代0円。チップ370円と遺跡チケット代15US$は別。金額で得した以上のファンキー体験多数した。



スラヤン村の64号線



当日日記 プレアヴィヒア市の朝

7:12 2024/03/03
プレアヴィヒア市に3泊して4日目の朝。カンボジアの滞在リミットは3月8日なのでそろそろ出国を考える。最後にコーケー遺跡に寄ろうと思うが、ここにもう1泊しようか迷っている。コーケーの拠点村に連泊するよりここのほうが滞在環境はいい。あと手持ちの現金100$両替しておきたい。スラヤン村のなじみのスローヨンコーケーゲストハウスがマップに表示されない。コロナ消滅したのか?代わりにいくつものゲストハウスが出現している。第4の世界遺産登録効果か。スラヤン村が現在マップ上ブーミー何とかという名前になっている。正式名称なのだろうがこれも世界遺産登録効果?

結局今のところカンボジアの30日滞在でおろしたお金は500US$。最後で足りなくなるかと思うもこの感じだとこのままラオス方向へ行けそうな雰囲気。ただ円安物価高考えるとカンボジアで1か月500US$、7万5000円はやはり以前よりかなりかかっていると実感する。海外旅行のホテル代込の1日の出費2500円は格安海外旅行の実証にはなっているとも思うが。

100US$札は両替しないとローカルでは全く通貨として利用できない。なのにATMで出てくるのは100$札の構造。金使いまくる旅行者ならそれでいいのだろうけど。私は100$札両替の時には20$だけリエルに替えて、残り80$を米ドルでもらうようにしている。今日も朝から雲一つない快晴。

今日スラヤン村に行くかどうかはまだ不透明。シェムリアップ行きのミニバンバスに乗って途中下車の形とるのだが、乗場行かずともフロントで頼める場合もある。割高になる可能性も出てくるが。

タイの水かけ祭りは今年は4月13日からだそうだ。苦手な水かけ避けて雨期到来と引き換えに帰国予定。



びー旅ロード337 コーケー遺跡2025



予想外の展開でスラヤン村に


9:30 2024/03/03
今スラヤン村行のラーンタクシーに乗っている。6時ころバスターミナルに行ってシェムリアップ行きの乗り合いタクシーあたる。すると1時間後に出るミニバンバスがあるという。もう1泊も仕方ないかなと思っていたが思わぬラッキー。ホテルの戻って荷物まとめて乗場に着いたのが8時30分。9時発とのことだが実際に出たのは9時23分。今市内で客を拾いながらシェムリアップ方向へ向かっている。料金は確認の時言い値2万、交渉で1万5000Rになった。

バスターミナルに向かう途中にパスアップが声をかけてきたのでスラヤン村までいくらか聞くと25US$と言われた。

予想外のいきなりのコーケー拠点村行。滞在期限迫っているのでちょうどいい。ぎりぎりだと足元見られる可能性も高くなる。今ミニバンバスは快適に完全舗装道路をシェムリアップへ向かっている。私は途中下車でコーケー拠点村のスラヤンで降りる。車内は13人乗りに7人乗る感じ。

フロントでピックアップ頼むがパスアップすすめられる。電話して地元料金の乗合タクシー呼んでくれる場合もあるが、その辺は宿次第。いずれにせよクメール語必須。英語で頼めば観光客料金になる。パスアップはラーンタクシーの5倍料金。


Booking.com


スラヤンマーケット 赤土インパクト


17:50 2024/03/03
予想外の展開。今日の朝プレアヴィヒア市からコーケー遺跡拠点村スラヤン村に移動。宿確保後、コーケー遺跡に徒歩往復で訪問してしまう。炎天下気温37℃、往復22㎞の過酷な修行。味のあるネタいっぱいゲット。プラサットトムの頂上往復などもするので生命の危機を感じる疲労と熱中症、脱水症状。自分の無能さと限界を思い知る。詳細書く元気なし。ただこんな死にそうになる過酷な修行なのに終わって顔がにやけるのはなぜだ。理由は単純。楽しいからなのだ。コーケー徒歩往復は、頭にガツンと一発。体に電流がほとばしる未知の体験なのだからだ。年取ってから日本の予定調和生活でこういう体験することはまずない。これらが若返り効果を生むような気がする。ボケを防止し健康寿命を延ばすというような。

コーケー遺跡徒歩往復ツアー詳細は追って。明日バイクで再訪するかもしれないので公開遅れるかも。ページや動画制作より自分の旅が優先。

コーケー遺跡の入場料15US$に。スローヨンコーケーゲストハウスは消滅。スラヤン村は名前も Phumi Môréal プーミモレアル?に。ただATMも両替屋も新しいゲストハウスも複数出現。土煙ロードも減った。レンタルバイク1日10US$。交渉で8US$に。今の気温夕方5時過ぎなのに36℃。3階の部屋の扇風機の風が涼しい。

スラヤン 2024年3月3日(日)晴時々曇 旅95日目

出費詳細
スラヤン村ラーンタクシー1.5 コーラ3缶0.6 遺跡入場料15$ フライドチキン2個0.8 ごはん0.1 水500ml3回0.15 氷0.1
宿泊代
Koeun Sok Eng guesthouse 3万
合計

15$+6.25R 37円計算(4,562.5 円)

1円 = 27.284R/ 1R = 0.03665円 2024/02/09 4:20





コーケー遺跡チケット15$に。1日有効でスラヤン発でレンタルバイクの場合、1日数回訪問でも追加支払いなし。クレカ払いができる。

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ピラミッドの頂上 3月3日


2024年3月3日 プレアヴィヒア市からコーケー遺跡拠点村のスラヤン村まで乗ったミニバンバス。プレアヴィヒア市からスラヤン村まで1万5000リエル。


クーヨン、コーケー遺跡へ

●YouTube旅動画

YouTubeおとちゃんねる


スラヤン村の1泊3万リエル(1100円)のホテル。定宿だった4US$の部屋のあったスローヨンコーケーゲストハウスはなくなっていた。



YouTubeおとちゃんねる




プレアヴィヒア市の両替屋 この緑のウィングがカンボジア中どこでもある。豪州系の銀行らしい。進出は中国だけではないのだ。


YouTube ラジャアンパット




YouTubeおとちゃんねる
リオのカーニバル




コーケーのプラサットトムの奥の象さん像


スラヤン村64号線




プリアカンコンポンスヴァイ




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