マイグラトリートラベル

コーケー遺跡ツーリング バイクで遺跡訪問

コーケー遺跡Koh Ker bike touring

1日に2回訪問コーケー遺跡

コーケー遺跡ツーリング2024

2024年3月6日(水)
スラヤン村を拠点にコーケー遺跡を訪問する場合に、最も自由度の高い訪問の仕方がレンタルバイクで遺跡に訪問すること。スラヤン村のホテルがバイクをレンタルしている場合もあるが、街中にレンタルバイク屋もある。2024年現在レンタル料は1日10US$。ただ交渉で若干安くなる。デポジットは不要だが、代わりにパスポートを預けなければならない。私は2024年3月4日に1日8US$で借りて、午前と午後の2回遺跡を訪問した。チケットは1日有効なので、同日であれば2回目の入場に追加の入場料はいらない。

ガソリンは普通のガソリンスタンドもあるが、街中や入場券売り場付近にボトルガソリン屋が複数ある。私はボトルガソリン1本4500 リエル1回給油のみですんだ。ちなみに先日のサンボープレイクック訪問時は往復60㎞あったのでボトルガソリンは2回給油した。


プラサットアンドンクックと私の借りたレンタルバイク



←コーケー遺跡行き方  マイグラTop  ストゥントゥレン→



プラサットプラム コーケー遺跡群 2024/03/04撮影


ジャングルツーリング


コーケー遺跡群は、ピラミッド遺跡のみでなく、広範囲に味のある遺跡が点在していて、とても1日では回り切れない。シェムリアップからのツアー、日帰りで遺跡滞在1時間じゃすべて見るのは不可能。シェムリアップ高額ツアーで来ると訪問するのは遺跡群のほんの一部だけ。ピラミッド遺跡に登って、通過途中にある遺跡を1分で確認して帰るメニュー。数ある遺跡には小規模でテンション低い遺跡も混ざっているが、味のある遺跡も点在している。ジャングルに突然現れる遺跡は独特のインパクトがある。周辺遺跡は時間をずらすとほぼ誰もないので遺跡を独占もできる。

やはり、レンタルバイクでの訪問は完全自由で、何の制限もなく、気まぐれに行きたいところへ行け、遺跡の中でお昼寝するなど、いたいだけ遺跡にいられるメリットは大きい。また赤土のジャングルロードツーリングは日本では味わえない異次元体験にもなる。難点は徒歩で行くより腹の脂肪が減らないこと。



プラサットトムのお堀

Booking.com


以下当日日記 バイクでコーケー遺跡2024

7:10 2024/03/04
今コーケー遺跡11㎞南の拠点村スラヤン村の1泊3万リエル(1,110円)の快適ホテルで朝を迎える。昨日の最高気温は37℃だったが今の気温は23℃と夏休みの朝状態。扇風機不要でパソコンに向かう。

昨日は激動の1日だった。朝起きた時はまだプレアヴィヒア市に宿泊するつもりでいた。しかし朝の散歩で使えない100ドル札の両替と、スラヤン村行のミニバンバスのチェックが予想外にスムーズに進み、朝9時23分発のシェムリアップ行ミニバンバスでスラヤンまで来てしまう。65㎞所要1時間。1万5000リエル。ちなみにプレアヴィヒア市からシェムリアップまでは3万リエル。

到着後、激変したスラヤン散策で見つけた今の宿にチェックイン。宿でバイクレンタル確認したら1日10US$。今日は移動日なので部屋でごろごろするかと思っていたのに空は雲一つないド快晴。ごろごろするのもったいないと遺跡方向に歩き出す。結果移動日なのにコーケー遺跡のピラミッド、プラサットトムに徒歩往復してしまう。片道11㎞、往復22㎞の過激な炎天トレッキング。

ざっくりと徒歩往復としているが、実際歩いたのは22㎞中、10㎞くらい。行きも帰りも味のある展開で半分は「おーい、何歩いてんだ。乗ってけよ」に甘えてしまう。行きはクーヨン(耕運機)、帰りは四駆の荷台にお世話になってしまった。「コーケー徒歩往復2024」の企画と海外旅行ダイエット台無し。でも炎天下の22㎞はさすが行きつい。自分の無力さ思い知る。特に帰りは水切らして脱水症状、熱中症寸前?でやばかった。帰りは3回の「乗ってけ」お誘い断ったが4回目に妥協した。とにかく水飲みたかった。10㎞延々売店なんてない。水の持参はしていた。帰りプラサットトムの売店でも確保した。それでも予想外の消費で切らしてしまっていた。なのにまだ3分の1くらいしか来てない。足のサンダルずれも痛い。乗っけてくれて命拾い?した。




7:32 2024/03/04

往路はルンルンで爽やかな炎天散歩気分。チケットは前回の10US$から15US$に値上げしていたがクレカ払いできるので手持ちの現金減らずにすんだ。ほとんど土煙ロードだったのに今は半分くらい舗装されていて土けむり煙幕の被害も少なかった。

半分ほど歩いたところでクーヨンが止まる。地元の方乗っけた耕運機。私は前からこれに乗りたかったがその機会がなかった。絶好の機会。最初断るも、何度も誘ってくれるので、それなら…と乗り込んでしまう。地元の少年少女にとわんこに紛れてクーヨン移動遺跡訪問。徒歩往復台無しだがこれはこれで味のある展開。ただあの距離歩いていたら往路でヘロヘロになっていた。おじさん乗っけてくれたありがとう。無料で乗っけてくれたのだが、プラサットトム入口で降りる時、感謝の気持ちのチップで1万リエル(370円)あげた。昨日のコーケー遺跡個人ツアー代はチケット代除くとこの370円のみ。帰りの四駆は遺跡管理者の車だったのでわいろになるかとチップは遠慮した。2024年370円コーケー遺跡個人ツアーはそれなりインパクトあり。シェムリアップ発のコーケー遺跡ツアー今はいくらなんだろう?まだ調べてない。その余裕ない。

プラサットトムについて、ピラミッド方向へ撮影しながら進む。このピラミッド頂上に登ることができて、登って頂上でしばしお休み。日差し強くて強烈に暑かったけど。



7:45 2024/03/04
今日も朝からド快晴。昨日の徒歩往復で足が痛いが、今日はバイクで行こうかと思う。チケットは1日のみ有効なので再度買わねばならない。昨日遺跡行く途中チェックで1日8US$のバイクレンタル見つけたのでそこで借りるか。ページ作っている暇なし。これからバイクでコーケー遺跡2日連続突入。



18:09 2024/03/04
昨日徒歩でコーケー遺跡プラサットトムに往復した翌日の今日、今度はバイクを1日8US$で借りて、コーケー遺跡群を2往復する。午前の部で一通り回って、いったんスラヤン村の宿に帰って飯食ってシャワー浴びてお昼寝して、午後の部で再度周辺遺跡群(ピーチャンやクラチャップやプラサットダムレイなど)をめぐる。バイクで行ってみてよくこんな距離歩こうとしたなと無謀さ再認識。バイクの訪問で昨日よりはずっと楽なのだが、それでも遺跡内部で結構歩き回るのでやっぱり今日もヘロヘロになる。

遺跡チケットは1日有効なので、今日の分は再度15US$出して買わねばならぬが、今日中であれば何度訪問しても追加支払いは不要。バイクなので複数回の訪問はさほど面倒でもない。午前と午後では同じ遺跡でも表情が全く違う。今日も味のある体験多数。あまり食欲なく連日1日2食。その2食も食べたくないのに無理に食っているので今なら断食も苦ではない。海外旅行ダイエットのコアなゾーンに入っている。今日も午前の部、午後の部、動画も画像もたくさん撮った。動画もページも制作する時間は全くないけど。2日で3回もコーケー遺跡訪問すんな。1日目はツアー代370円、2日目はバイクレンタル代1200円を2で割って1回600円。シェムリアップからのツアーでいくらになるかはまだ知らぬ。そんなどうでもいいこと調べてる時間ない。

予定していた遺跡ミッション完全コンプリート。ラオス国境に向かう。まだ滞在リミットまで若干時間あるので国境の町でゆるゆるするかも。あっ、しまった。アンコールワット訪問するの忘れた。


プラサットプラム


18:49 2024/03/04
今日朝からまた晴れたので、昨日徒歩で往復したコーケー遺跡に今度はバイクレンタルで再訪する。カンボジアピラミッドのプラサットトムは昼くらいから逆光になるのであまりきれいな画像が撮れない。朝8時半に近くのレンタルバイク屋で交渉。1日10US$の言い値を8US$にしてもらってプラサットトムへ。昨日の徒歩では回れなかったプラサットプラムに向かう。


スラヤン村 2024年3月4日(金)晴時々曇 旅96日目

出費詳細
レンタルバイク1日8US$ コーケー遺跡入場料15US$ ガソリン1ボトル0.45 ゼロコーラ缶0.25 缶コーラ2缶0.4 袋総菜0.3 ごはん0.15 タックオンプー2本0.4 カットマンゴ2個分0.4 ピザパンとソーセージパン0.5 氷0.1
宿泊代
ゲストハウス 3万R
合計

R 37円計算( 円)

1円= 26.983 KHR/ 1 KHR = 0.03706円 2024/03/04 11:40
1円= 0.006648 USD/ 1 USD = 150.43円 2024/03/04 11:40

コーケー遺跡3回訪問

昨日コーケー遺跡に2回行って、スラヤン2泊3日の間にコーケー遺跡とその周辺遺跡群に3回訪問。シェムリアップでなくスラヤン村宿泊した特権を最大限利用した。要するにあのピラミッド遺跡に3回訪問したということ。初日の徒歩移動はツアー費用実質0円。使った金はクーヨンへのチップ1万リエル(370円)と遺跡入場料15$(2250円)だけ。2日目のレンタルバイク訪問はレンタルバイク代8US$(1200円)。1回ホテルに戻って食事してシャワー浴びてお昼寝して再度遺跡に向かったので、1回あたり4US$(600円)。スラヤン村でのホテル代は1泊3万リエル(1110円)。今シェムリアップからコーケー遺跡に自由のない車内監禁ツアーで行くとたぶん5倍はかかる。

昨日のバイクでの訪問はプラサットトム(ピラミッド)と周辺遺跡回ったせいもあって結構疲れた。最高気温37℃。連日過激な海外旅行ダイエット。今年日本は3月に入ってから記録的な寒さで3月上旬に氷点下の最低気温予想が出ている。4月帰国は正解だった。


この緑は藻


ストゥントゥレンへ


シェムリアップ方法には向かわず、ストゥントゥレンに向かう。ラオス経由でタイに向かおうと思う。カウカームー早く食べたくて去年できなかった選択を今年は実行。去年はあわててタイに戻ったので2日オーバーステイする羽目になった。カンボジア滞在リミットは3月8日で残り3日。そろそろ国境方向に向かったほうがいい時期だ。強烈の疲れているのに睡眠時間は6~7時間ほど。熟睡してるせいか。と言っても以前の8時間超小学生睡眠は連日でなく、疲れた日1日だけという感じだったのだけれど。暑いとよく眠れる。

宿の前を通過するシェムリアップ方向からやってくるミニバンバスを止めて交渉して乗車するワイルドスタイルでスラヤン脱出。ストゥントゥレンまでは193㎞と遠いので、プレアヴィヒア市経由になる可能性も。神様の言う通りの旅。





プラサットプラム


プラサットトム




プラサットクラチャップ





←コーケー遺跡行き方  マイグラTop  ストゥントゥレン→