ヒマラヤトレッキング ルクラ手前の坂 ネパール ヒマラヤの激坂は荷物多いと地獄。ポーター雇えばいいだけなんだけど…
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ミニマム海外旅行とは
2023年10月21日(土)
ミニマム海外旅行とは必要最小限の費用と荷物の海外旅行のこと。小さい荷物ひとつでLCCなどを利用して、格安に海外に個人で自由に飛び回る旅のこと。いつでも誰でも簡単にできるスタイルの旅ではなく、旅行者側にそれなりの態勢と耐性が必要になる。
2003年アルーシャ発3泊4日セレンゲティロッジサファリ450米$ レイクマニヤラやンゴロンゴロも回る。参加者に日本人は私一人だった。この時はナイロビからナマンガ国境超えてタンザニア入国。旅行会社催行の日本からのセレンゲティツアーはケニヤ側マサイマラの倍で最安でも1人60万円。
ヒマラヤの山小屋の台所 宿代1泊50円から
ミニマム旅行と豪華旅行 海外編
海外旅行は豪華でなくてならない なぜかそういう風潮が古くからある。しかしその対極としてお金をかけないミニマム海外旅行が台頭して久しい。そしてミニマム旅行のほうが異次元深度が深く、日本で決して味わえない体験をすることができたりする。
ファーストクラスフライトで渡航して5つ星ホテルのスイートに泊まる。かかる費用は1人300万円。そして「そういう旅に憧れろ」の風潮もあったりする。俺たちのヒエラルキーの最下層に入って努力しろの洗脳勧誘?本当にそれを望むのなら問題ないと思うが、のせられて無理にヒエラルキーに入るのは痛々しい。本当のところ、300万円の贅沢を望む旅行者はさほど多くない。
マナド スラウェシ島 カリマス港
旅行に使う費用が限られている多くの旅行者の場合、「一生に一度の豪華旅行」か、「回数無制限のミニマム旅行か」の選択に迫られた場合、前者を望む方はたぶん少ない。豪華でなくていいのでハイテンションの海外旅をたくさんしたいと誰しも思うのが自然だ。
さらに一歩進んで誰かにおぜん立てされたツアーは予定調和型のガイドブック確認旅になる。金かけるほどつまらなくなる傾向がある。典型的な豪華旅には自分の望まぬ不要なサービスだらけの場合も多い。灰色、おうど色の海の豪華ホテルのスイートルームか、エメラルドブルー透明度30mサンゴ礁前の格安ヤシの葉屋根のバンガローか、どちらを選ぶか、選択は旅行者側にある。日系大手の100万円のファーストクラスで行こうと、5万円のLCCで行こうと現地のハイテンションビーチも山も遺跡も旅人を差別はしない。
さらに言えば、機内フルフラットで寝転がらなければならないほど私は虚弱ではない。上位クラス搭乗の「自分は特別」マウント効果も利用している本人が思うほどない。おだてられ、のせられてぼられているだけと見えなくもないので、かっこよくも見えない。空港ラウンジって何?頻繁に渡航するものほど、空港行ってすぐ搭乗ゲート向かうのでそんなところによる無駄な時間はないのだ。
ポンジアスカル頂上でコパカバーナビーチとツーショット ミニマム海外旅行と言っても、行き先が韓国やグアムのみでは寂しい。
コロナ明けになぜ格安海外旅行ができないのか
コロナ明けの今、航空券高騰、円安物価高で海外に行けなくなっている方々には共通点がある。「海外旅行は豪華でなければならない」の立場の方々だ。コロナ前までに自力で格安に海外に行く方法を身につけることができなかった方々と言い換えることもできる。
コロナ前まで大金かけて海外旅行に行っていた方々が、海外へ行けなくなっている。
理由は簡単。物価上昇、税金も電気代ガス代も上がって生活自体がひっ迫する中、円安物価高で航空券高騰状態の海外に高額出して行けなくなるのは当然のことだ。今格安に海外に行けるのは自力で格安旅行ができるミニマリスト旅行者のみなのだ。
夕焼けパルミラ遺跡 シリア 遺跡脇に宿あり歩いて訪問できた
ヒマラヤ山道 ジュンベシ ネパール
Booking.com
ミニマム海外旅行
小さな荷物ひとつで自力で格安に海外に行く。言葉の問題もあれば治安の問題もある中、一筋縄ではいかない。実行には壁がある。
とはいうものの、実際は言葉や、食中毒耐性などは脆弱でも何とかなるものなのだ。代わりに度胸と若さと行動力があれば、言葉出来なくとも快適な旅行ができたりする。特に行き先が治安のいい親日国だった場合など。ただ何とかなるものの、言葉がしゃべれない分だけトラブルも多く、様々な面で小銭かかってしまう傾向はある。実際言葉しゃべれずに旅している日本人はたくさんいる。しかしこれも個人差はある。無理な方には無理なので万人には勧められない。自分のミニマム旅行適性は一度やってみるとわかる。
実際にミニマム海外旅行を実行して「ああ楽しかった」となるか「ひどい目にあった」となるかで答えははっきり出る。実行可否は自己責任で自分で判断する。判断誤って痛い思いをするのは自分自身。他人が簡単そうにバク宙やるのを見て、「じゃあ俺も」とやって首の骨折っても誰も責任はとってくれない。
ミャンマーの山道 シュエニャウンからタージーへ
マイル会員ヒエラルキー
言葉が通じなくても何とかなる。そんなわけないと誰しも思う。その裏にあるものは何か。変な言い方だが、マイル会員ヒエラルキーにランクがあるようにミニマリスト旅行者にもランクがある。そのわかりやすい例が言語習得具合。他にも危機回避力や、現地の細菌やウィルス耐性等々。そのランクが高いほどよりコアでエッジのきいた未知の体験ができる。そしておまけとしてより安い激安料金で旅ができるのだ。ランクが低いと危険なトラブルにも合うし、旅費の格安度合いも低く小銭余分にかかる。なぜなのか。
それは現地語も英語もしゃべることができて、荷物が小学生の遠足リュックの最上位ランクの旅人は現地のぼったくりマンや犯罪者に相手にされないからだ。彼らはそんな旅行者を相手にしても金にならないことを知っている。また、新興国地元民の激安地元料金適用分岐点が「現地語を話すかどうか」にあるせいもある。
マイル奴隷となって日々努力する修行僧は、ヒエラルキー結界の外にいる人から見てあまりかっこよく見えない。航空会社にいいように洗脳されて操られているだけのように見えてしまう。大金貢いでマイル会員ヒエラルキーの最上位になるより、近所の公園に行く気分で南米やアフリカに行く、ミニマム旅行階層の最上位になることのほうがステイタスが上の時代が来るのかもしれない。
サンゴすけすけスリン島
ミニマム旅行者にとってフライトは単なる移動手段。海外フライトを頻繁に利用していると、そこでの贅沢は航空会社の自己満足で、無駄にしか感じなくなる。「ただそこに行ければいい」という利用者にラウンジやフルフラットシートは必要ない。狭い機内でふんぞり返ってしょぼい機内食食べさせられるより、もっとハイテンションなインパクトが渡航先には待っているのだから。
贅沢を求める海外旅はあっていい。しかしシンプルなミニマム海外旅行のほうが刺激があって楽しい旅になるのは不思議な気もする。
●びー旅ロード関連リンク
トラベルミニマリズム 断捨離海外旅行 2017年5月19日(金)
フライトコモディティ化 2015年5月28日
旅の荷物の減らし方 2023年10月4日(水)
びー旅つぶやき 日々の日記
9:57 2023/10/19
年末年始の航空券が早くも高騰。エアアジアは次のタイの乾期2023年11月には高騰落ち着くのかの期待むなしく高値が続く。ベトジェットでホーチミン入りの選択もあるも、こちらも以前より上がっている。LCCまで価格高騰されたら海外への格安渡航は実質無理だ。去年2022年11月の乾期到来に合わせたフライトは往復税込31500円(コロナキャンセルのクレジット使ったので実質支払0円)で簡単にエアアジアで確保できていたのに。
しかしこのフライト高騰状況でも、私はかろうじて格安渡航のフライト確保する。しかしそれもぎりぎり確保。今回は天狗になったエアアジア断念。先月一瞬だけZIPAIRが格安プロモ出していた時あってそれに飛びついた。バンコク片道20,731円。さっきチェックしたら41,631円になっていた。ベトジェットもこの時期だとホーチミン片道21,000円と同じくらい。差が1万円以内ならバンコクにしようと思っていたので、同額なら迷わずバンコク。わしゃフォーよりカウカウムーが食いたいんじゃ。直前売れ残りの投げ売り出現待っても出てくる確率低そうなので、先月の段階でZIPAIR確保。今の高騰見ると正解だったかも。バンコク2万円は前回0円に比べて確かに高いが、エアアジアでも最安日でなく、預け荷物あったりすると倍以上(往復8万円以上)する。ちなみにZIPAIRは今3倍している。
格安状況は日々変化していて、今は格安フライトは消滅している。タイミング逸すると格安渡航は不可能。トンビが投げ上げた油揚げをフラインゲットする感じで何とかバンコクにぎり格安?で行けそうだ。向こうに行けさえすれば格安滞在は自在なので平和な格安越冬ができる。
筋トレするので体重が減らない。ジム行ってヘロヘロになるとページや動画の制作する気にならん。ただ海外旅行ダイエットに筋トレはないので、今のうちにつけておくほうがいいか。
先月確保したZIPAIR成田バンコク20,731円。カード手数料込。
夕暮れワイキキ
18:32 2023/10/09
「海外旅行経験が多い人ほどマイルを活用」のネットコラムに脱力。え?今ごろマイル貯めてる人いんの?旅行経験そこそこあればためるの無駄だって気づくんじゃないの?今時マイルなんてふた昔前の旧世代の旅下手の方々が貯めるんじゃないの?背景に日系大手のマイル引き込み思惑は感じるが。
ちなみに私も20年以上前まではマイルをためてその恩恵にもあずかっていた。その頃は米系マイルに笑えるほどうまみがあって、私は南米往復などでためた米系のマイルでデルタで2回、ユナイテッドで3回特典航空券でバンコクへ無料で往復している。しかし
2011年春のサービス改編でバンコクへの必要マイル数が2倍になるなどうまみはなくなった。入れ替わるように2012年からエアアジアなどのLCC台頭し、それ以来米系マイルとも疎遠になった。でも2011年当時も日系大手(JALとANA)のマイルには何もうまみはなく、なんで皆さんあんなに夢中になって日系マイルためるのか不思議だった。
先の調査の「海外旅行経験が多い人」の基準が渡航回数21回以上って。ゼロひとつ足りなくない?100回以下は初心者じゃないの?サンプル自体も旧世代の何もできないカモフラグの立った旅行者ばかり対象にしているような。他人ごとなのでどうでもいいけど。参考までにエアアジアにも
ビッグポイントというFFP特典航空券制度あって、私はそれでも7回ほど無料フライト経験している。激安で乗って無料フライト利用というおいしい時代があったのだ。しかしそちらも今はポイント数異様に上がって前のようにおいしくは利用できなくなっているけど。「知る人ぞ知る」状態のうまみは、「猫も杓子も」状態になることによって消滅する。
2013年バンコク~クアラルンプール 50BIGポイント予約画面 当時、1BIGポイント=支払い60円でもらえた
そういやアエロフロートのマイル結構たまっていたのに2022年3月8日以降、ロシア発の国際線運航を停止しやがった。シェレメチェボ経由の欧州、アフリカよく利用していた。アエロフロートの全マイル実質ぱあ。プーチンさん、勘弁してよ。
痩せるためにジム入ったのに、筋トレするのでいったん体重が増えやがる。脂肪減る前に萎えた筋肉と骨密度が先に復活するせい。今85㎏。やべえ。