コロナ明け円安物価高、航空券高騰下でどうやったら格安に海外旅行ができるかの解説。2024年版格安海外旅行の焦点は次の3つ。
①渡航先を選ぶ
②ツアーを利用しない
③びー旅スタイル
コロナ明け前提にしての格安海外旅行のざっくりとした概観は、物価の安い東南アジア諸国にLCCで飛んで、現地の格安ローカル宿で現地庶民物価で生活するという旅。重要なポイントは旅行会社などの他人を頼らず、すべて自力で手配、確保すること。
コロナ前と比べると、確かに円安物価高とコロナ明け狂喜乱舞の影響はあるので小銭は高い。成田~バンコクLCCフライト片道9000円が15000円になる。150円の屋台定食が200円にもなっている。
しかし、東京~大阪新幹線片道14000円と比較すると、距離11倍のバンコク渡航で15000円では、格安旅行ができないとは言えないような気はする。3等列車が東京~大阪間の距離走って300円というあちらの状況は2023年9月現在も変わっていない。
ミャンマー シュエニャウン駅タージー行列車 ရွှေညောင်မီးရထားဘူတာ
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コロナ明け格安海外旅行実践編
12:34 2023/09/23
「円安物価高、航空券高騰で格安海外旅行は過去のもの」
そういうことにしておけば理不尽な高額請求を正当化できる。なのでツアー関係者は何としてもそういうことにしておきたい。事実、ツアー参加の日本人旅行者のほとんどは格安旅行はできていない。それが2023年現在メインストリームであることは確かだ。
しかし実際は、私がすでにこのサイトで公開してきた通り、コロナ明けでも円安物価高でも、航空券高騰でも、格安旅行はできるのだ。ただその難易度が上がっていることも事実。以前のように誰もが簡単に海外格安旅行ができる状況ではない。旅行者側にそれなりの技や態勢が必要になっているだけなのだ。
クラダン島 เกาะกระดาน
2022年2月~4月 タイ隔離免除旅
2022年11月~2023年3月 タイ・カンボジア激旅
異次元世界 デット島 ດອນເດດ ラオス南部
格安海外旅行実践方法2024年版
2023年9月23日(土)
コロナ明け円安物価高、航空券高騰下でどうやったら格安に海外旅行ができるかどうかの解説。できてない人からの情報ではできない。実際にできている旅行者からの情報でないと説得力もない。
コロナ明けの今、何の準備も予備知識もないまま、「わーい、コロナ明けの海外旅行」と無邪気に突入すればこてんぱんにぼられまくるぼったくりの罠は無数に待つ。信じる者はバカを見る典型例。2023年は格安旅行鬼門の年。格安旅行のハードルが上がり、以前のように気軽に誰でも格安に海外へという状況にはなっていない。ただ2024年を迎えてコロナ明けの狂喜乱舞の終息が見えてきた今、どうやって格安に海外旅行をするのかを考える。
ベンメリア寺院遺跡 ប្រាសាទបេងមាលា Prasat Beng Mealea 2023年からアンコールワット入場券が必要になる。1日券で37US$。3日券でアンコールワットのついでに来ると考えると62US$になった。以前の入場料は5US$だったのに。
コロナ明け格安海外旅行条件解説
コロナ明けの格安海外旅行を実行するための条件3つ
①渡航先を選ぶ
②ツアーを利用しない
③びー旅スタイル
北スリン島 เกาะสุรินทร์เหนือ
①渡航先を選ぶ
コロナ明け狂喜乱舞の観光地を避ける。初心者がまず行くような定番観光地ではぼったくり真っ盛り。小金持ちが押し寄せている観光地では航空券もホテル代も現地ツアー代も高くても売れる。高くても売れるものを安く売る必要はない。もっともな展開だ。
さらに加えて物価の高い国を避ける。コロナ関係なく、もともと物価の高い国ってある。円安物価高でさらに旅行者に負担が大きくなっている。格安旅行望むのにわざわざそこに行って「円安物価高ひー」ってやる意味はない。そこを避ければいいだけなのだ。
ミャンマー北部シャン州山道 海外旅は乾期に行った方がいい
たとえば狂喜乱舞典型例ハワイの場合、ビーチのテンション的にはハワイ以上のハイテンションビーチは世界各国に腐るほどあるので、よほどハワイにこだわりある場合以外はハワイ以外に行くほうが賢明。昨今のハワイ含めた米国の物価高騰は事実だが、私の見る限り、コロナ明けに便乗の理不尽ぼったくりがあるのも否めない。
ハワイなどの定番観光地で、受け入れ側が天狗になってがっついているエリアはここ2~3年は避けたほうがいい。「旅行者の数が来なければ儲からない。今のままではやばい」となるまでまだ少し時間かかりそうなので、そうなるまで待ったほうがいい。もちろん「金ならある。いくらでももってけ。がっはっは」状態なら別だが。
小金持ちからぼったくる方法は短期的には収益効果あるが、長期的な安定した収益にはならない。彼らもそのうちそれに気づく。今の済州島がいい例。コロナで3年稼ぎがなかったことを考えれば、この流れはしかたないことではある。だがその流れに乗って高額の支払をするかどうかは、旅行者側の判断にゆだねられている。賢明な旅行者は今、行き先を選ぶ。
プーンコムヌー ពូខឹមនុ カンボジア 「ここに行けば達人」の高額ツアーあるが、行ってがっかりの小規模遺跡。私は地元ミニバンバスで往復5US$で行ったが、それでも「え?これだけ?」という感じだった。帰りにベンメリアよって若干救われた。
ツアーで格安海外旅行はできない
②ツアーを利用しない
コロナ明け、旅行会社の日本発ツアーで格安海外旅行は完全消滅している。なのですべておぜん立てされた典型的日本人向けツアーに参加する限り、海外に格安に行くことは不可能だ。理由は単純。
コロナ前まであった既成の海外格安ツアーは、大量の旅行者が行くことで商売が成り立つ構造になっていた。コロナ明け激減。日本人の石橋叩く性分から、当分以前のような渡航者数には戻らない。しかもコロナ最中3年間はゼロ。やっと光が見えてきた今、収益低く、数をこなさなければ割に合わない格安ツアー扱う意味がない。
旅行者立場であえて言うが、コロナ明けの今、海外旅行に行くというので旅行会社に相談している時点で、格安渡航は不可能だ。彼らは決して「ツアー利用せず個人で行ったほうが安くいけます」とは言わない。「格安海外旅行は過去のもの」と言われるだけ。
わんことにゃんこのお見合い ちょっと照れるわんこ ラオス
格安旅行態勢と耐性
③びー旅スタイル
びー旅スタイルとは自力で航空券も宿も確保し、現地物価で海外旅をするスタイルをいう。金さえ払えばだれでもできる既成ツアーとは違って、旅行者側にある程度の要領が求められる。このレベルの到達度合いによって、海外旅の費用と安全性が大きく変わる。
物価の安い国に個人でLCC使って渡航しても必ずしも格安旅行ができるかといえば、そういうわけでもない。
現地物価の安い途上国、新興国の場合、外国人旅行者物価と地元民物価がある。新興国滞在の場合、この地元民物価に到達できるか否かで旅にかかる費用が劇的に変わる。日本人の場合、旅行者側が意図して抜け出さない限り、基本外国人旅行者物価が適用される。そこで必要になるのが格安旅行態勢と耐性なのだ。
●格安旅行態勢とは
・海外を個人手配で自力旅行ができる。
・言葉習得(英語圏以外は現地語)。
・旅の荷物が小さい。
・宿の予約なしで旅ができる。
・現地ぼったくりマンとバトルを楽しめる。
・現地3等列車、市バス、バイタク等を利用できる。
●格安旅行耐性とは
・現地常在細菌、ウィルスに立ち向かえる。
・ハエ、蚊、ゴキブリ、ネズミと共存できる。
・暑さ、寒さに耐えうる。
・長距離歩くことが苦にならない。
・地元屋台で食べても下痢しない。
・どすのきいた地元宿に宿泊できる。
→耐性の基本は健康で元気な体
完璧にクリアする必要はない。そこそこでも費用が若干かさむだけで旅ができないわけではない。凡人脳の私のミャンマー語やベトナム語は赤ん坊レベルだが、それでも地元物価を反映させた格安旅行はできている。
最終的な実行可否の判断は自分でする。自らの体力や、下痢になりやすさや、ゴキブリ、ムカデ、ゲジゲジ耐性を最もよく知るのは自分なのだから。判断誤って痛い思いをするのも自分自身。
注意が必要なのは、現地の物価の恩恵は部分的に取り入れて旅をすることができないこと。いったん外国人料金のレールに乗るとその後も延々外国人料金が適用される。それぞれの物価結界があると思うとわかりやすい。ツアー参加で「ここだけ格安」とやると結局高くつくか不快な思いをする傾向が強いのでそのつもりで。
ベンメリア ប្រាសាទបេងមាលា 2023年からアンコールワット入場券が必要になる。1日券の場合でも5ドルから37ドルに。
Booking.com
コロナ明け格安海外旅行
ぼったくりの先鋭化する現在、海外格安旅行を実行するには、旅行者側にそれなりの態勢と技が必要になっている。具体的にどうすればいいのか。実際にコロナ明けに2度長期の格安旅行を実行した旅行者自身からの提言。1度目(2022年2月~4月)は感染爆発中で微妙にコロナ明けではなく、コロナ関係の余分な出費はかかったけれど。すでに公開の通り、格安旅行の実証はできている。
コロナ明けで海外旅行ぼったくり態勢万全の中、コロナ前は希望者全体の5割が格安旅行を実行できたが、現在は1割に減っている。今後増えていくと思うが、その状況で実際にコロナ明けに格安旅行を実行するためにはどうしたらいいのか考えてみた。
サイドカータクシーとメコン川 乾期に行けば連日快晴 ດອນເດດ
びー旅つぶやき 日々の日記
13:54 2023/09/18
エアアジア、コロナ明け再開本格始動。2024年以降過去最多となる362機まで保有機を増やす計画。参考までにコロナ明けリハビリ状態の2023年6月時点で170機、8月末時点で204機稼働。成田バンコクが1日4便になる日もそう遠くない?以前のような激安になるのはそうなってから以降か。
タンソンニャット空港からファングラオ通り。市バス109は15000ドンだけど、152だと5000ドン(30円)らしい。ちょろさんからの続報で。たった8㎞なのでメタボ解消かねて歩くのもあり。旅の荷物は小さいほうがいい。
インド南部 チェンナイセントラル駅 Chennai Central railway station : சென்னை சென்ட்ரல் ரயில்
நிலையம்
22:27 2023/09/16
恐怖の2テラUSBメモリ。次の渡航の動画制作に備えて手持ちのDELLパソコンの256GBのSSDのみでは心細いので、外部ストレージ確保試みる。ネットで探していると、なんと2テラのUSBメモリ3.0が2,885円で売っている。まじか?今USBに2テラとかあんの?しかも安すぎない?でも2テラあったら動画取り放題だ。他は512GBでも5,000円以上する。
こういうのってやばいかどうかは買って使ってみなけりゃわからない。ネタにもなるのでスリルを求めて2テラUSBメモリ(右)を買う。楽天ポイント使って実際の支払は1,432円。3日ほどで到着。中国製の金ぴかだけど説明書も何もない。早速使ってみる。
接続するとパソコンの空き容量表示もしっかり1.9TBと出ている。最初の10Gコピーは2時間ほどはかかったが問題なく転送できた。こりゃお買い得?と一瞬思うも、次の8Gの転送がなんと12時間ほどかかる。転送終わって転送先のフォルダーチェックするも後半のフォルダーは空。思った通りのファンキー仕様。やられた。楽天ポイントと1,432円無駄にした。
だがふと思う。まだ買って1日。返品、返金依頼できるかも。販売元に現状説明して返品依頼したらなんとあっさりOK。返金に応じてもらえた。クレカ払いなので厳密にはまだ払ってはいないんだけど。使った楽天ポイントも戻された。ただ先方の示す返品に応じるリミットは5日だったので、買って使わずしばらく置いておいたり、10G以内の利用で気づくの遅れたらアウトだったかも。パソコン回り、不具合あったり転送時間かかると精神衛生上悪い。ネタにはなったけど。次は名の知れたメーカーのまともなレビューのあるUSB3.2
の256GBの2,480円のにしよう。
USBドライブの空き容量はしっかり1.90TBと出ていたけど…
ミャンマー南部鉄道 ダウェイポート駅からモーラミャインへ