レンジョパスから見るエベレスト、ヌプツェ、ローツェ
エアコン不要論
2023年9月12日(火)
先日いらない家電をあげるコラムで「エアコンは絶対必要」とされていた。猛暑でエアコンなくて病院搬送されるとエアコン代や電気代以上の出費になるからだそうだ。本当にそうだろうか?
私のいらない家電筆頭はエアコンだ。40℃程度の気温にエアコンなど必要ない。そして猛暑と言われたこの夏も快適にエアコンなしで過ごすことができた。なぜなのか。その詳細について解説。
レンボンガン島ジュングッバトゥビーチ
Jungutbatu, Nusa Lembongan
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15:23 2023/09/11
猛暑が過ぎてエアコン不要の季節がやってくる。この夏も関東地方でも40度に迫る気温になり盛んにエアコンつけて部屋にこもりましょうと叫ばれていた。エアコンあることが前提の熱中症対策呼びかけに違和感。エアコンない家庭もないわけないと思うし、一歩進んでエアコンなしで快適に夏を楽しんでいる人間もいる。本当に夏のエアコン(冷房)って必要なのだろうか?
私は現在目黒区在住だが、この夏最高気温37℃の日もあったが、エアコン使うことは全くなかった。実は私の自宅のエアコンは使わないのでかなり前に廃棄した。なのにエアコンなしで快適に猛暑といわれるこの夏を過ごしていた。現在の部屋は風通しがよく、猛暑日でも窓開けているとそれなり涼しいせいもある。風通し悪く熱気がたまる部屋なら話は変わってくるか。暑さ対策は海外の旅で身に着けたシンプルな方法で対処している。また私にエアコンは必要ないが、個人的に扇風機と冷蔵庫は必須。まだまだ私も甘い。
Matterhorn
猛暑にエアコンが必要かどうかは人による。すべての人間が37℃程度の気温で熱中症になるわけではない。暑さ耐性には個人差があるのだ。海外で50度を超える殺人的気温を体験した身には40℃程度で騒ぐ方々にどうしても疑問がわく。日本の夏程度の暑さにエアコンは不要だ。気温が上がればそれに対応するように人の体はできている。エアコンは本来あるべき生命力を喪失させる。生きる力を脆弱にする。…と考えるエアコン不要論詳細解説。
サンゴスケスケスリン島 เกาะสุริน
暑さ耐性には個人差がある
人間は太っている痩せている、病原菌やウィルスに対して抵抗力が強い弱い、10㎞走って平気な人と1㎞走って倒れる人と個人差がある。暑さに対する耐性にも個人差があるのだ。最底辺に合わせて「熱中症、熱中症、大変だ」と大騒ぎする意味はあるのだろうか。
エアコンないと熱中症で病院に行くタイプなら当然ながらエアコンは必須だ。だがそうなる人の割合はそんなに高いのか疑問。
江戸時代には電気がなかった(明治23〈1890〉年日本初白熱電球実用化)。エアコンどころか扇風機も冷蔵庫もなかった。しかし日本人は滅亡していない。なぜだ。
今現在も日本より赤道近くにある熱帯地方や、灼熱砂漠地方の国々で熱中症が話題になることがない。新興国、途上国でも中間所得層以上にはエアコン行き届いているが、そうでないまだ大多数(全体の8割超?)の貧困層含む庶民にはエアコンはない場合が多い。彼らが熱中症で騒ぐことはほとんどない。なくても何とかしている。ならないように独自の対策をしているからなのだ。
レンボンガン島の夕暮れ インドネシア
海外熱中症対策
暑い国の海外新興国庶民は、暑い日にどういう対策をしているのか。シンプルな対策だ。水場(風呂場)に行って水を浴びる。現地で私も体験しているがこれが思いのほか効果がある。日本でよく言う、水を飲めとか、冷えたタオルで首を冷やせとか、そんなぬるいことしているから病院送りになるのだ。それらに比べ水浴びは効果のレベルが全く違う。水冷と気化熱のダブル効果。熱中症でぶっ倒れて救急車呼ぶ前に風呂場行って水浴びろよと個人的には思う。
浴槽に水はってつかるのネット情報あるが、水をためる意味がない。水ためている間に熱中症がすすむ。水はためずにシンプルに水道から水出して水を浴びる。日本の場合水道水の水温が低いので水冷効果大きい。海外の場合は、水冷効果もあるが、水温高いので浴びた後の気化熱冷却効果が大きい。私は海外のファン部屋地元宿宿泊の場合は、暑くて眠れない場合等は必ず水浴びをする。
浴びたあとはタオルで拭いてはいけない。せっかくの気化熱もったいない。濡れたまま立って、天井ファン(日本の場合は扇風機)に当たって自然乾燥させる。暑いので5分もすればほぼ乾燥する。一度試せばわかると思うが、気化熱冷却している間は冷房当たっている状態に等しい。濡れたまま風に当たって、ヨガや柔軟体操しながら5分待つ。ざっくりと乾いたらベッドに寝転がって完全乾燥させる。この流れでほぼ快適に蒸し暑さ解消できる。
暑さが継続して1日部屋にいる時などはこれを複数回繰り返す。私の場合、今年の猛暑には1日に5~6回水浴びをしていた。結構これで乗り切れるものなのだ。水をかぶる行為は何も25mプールがないといけないとか、サンゴ礁の海がないとできないとか、そういうルールはない。猛暑日の水浴びは自宅の風呂場で十分なのだ。
サバンナの象も、北海道の熊も、パンタナールのカピバラも暑い日には水場行って水浴びる。それと同じ原理だ。
YouTubeおとちゃんねる
海外旅熱中症対策
2023年7月12日公開
熱帯地方の海外旅行で熱中症を避ける方法を動画解説
เกาะสุรินทร์เหนือ อุทยานแห่งชาติหมู่เกาะสุรินทร์ スリン島
エアコン不要論
かつては私も不健康なエアコン生活を送っていた時期があった。締め切ったCO2濃度の高い部屋で、エアコン22℃にして鼻水垂らしている痛々しい状況。夏にエアコンで風邪ひくってばかばかしい。電気代もかかるし、SDGsにも反する。
エアコンなくても平気で生活している人間は数知れずいる。江戸時代以前の方々と言わなくとも現在の赤道直下の国々アフリカや中南米やインド、東南アジアの多くのエアコンが買えない庶民とか。
ただ、エアコンなし生活で熱中症になってもその責任は、誰でもない、その判断をした自分自身。実行の判断は自己責任で自分がする。自分のことを一番知るのは自分自身なのだから。
猛暑下のエアコンなし生活推奨環境は、若くて元気がある。持病がない。風通しのいい部屋に住んでいる。夏が好き。実行可否の目安は「食欲」。猛暑で食欲衰えないなら、たぶんエアコン不要生活を快適に実行できる。猛暑だと牛ステーキうまいのはなんでだ?
電気代高騰で8月の電気代見て青ざめる方多いのではないか。参考までにエアコンと扇風機の1カ月の電気代を比較。
エアコン1カ月2,678円、扇風機1カ月251円。別サイトではエアコン1カ月6,145円、扇風機1カ月279円だそうだ。扇風機はエアコンの1/20~1/10といったところらしい。私は別に節約のためにエアコン使わないのではなく、必要がないので使わないだけ。エアコン買うにしても先日買ったパソコンの1/3で買える。
ギザのピラミッドはタフリール広場から地元バスで数十円で行くことができる。2004年11月タフリール広場から大型市バスで5円、ミニバンバス20円だった。ピラミッド周辺は自由に歩きまわれる。
冬になると南へ渡る
実は私は暑さにはそこそこ強いが寒さには弱い。暑さで死ぬのは天国だが、寒さで死ぬのは地獄と考える。
なので冬になると越冬で日本脱出して南国に行く。タイやインドの1月は、日本の真夏の猛暑日同様の気温。1月のスイカは強烈にしみる。現地の庶民生活で私はにこにこ。寒い思いをする私の冬は実質毎年1か月。なので冬の暖房エアコンも必要なく、ファンヒーターでしのいでいる。冬の渡航数か月期間、電気代ガス代0円。ブレイカー落とし、元栓閉めていく。現地に住まないのは1年の半分が雨期になるので。雨期の残念さは体験すればわかる。向こうが雨期になるころ日本に春が来るので帰国するというパターン。
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エアコン冷気依存性
エアコン不要と言ってはいるが、猛暑でたまに銀行やドラッグストアに入ってエアコン冷気に当たると、確かにホッとする。ただあのききすぎたエアコンの室内にずっといると健康にはよくないなとも感じる。エアコン使うと、ききすぎるくらいにしないとありがたみ感じない。結果、24時間つけっぱなしで、鼻水垂らして風邪をひくという展開に。やはり猛暑で死なない暑さ耐性のある人にはエアコンは無駄な家電なのだ。
当然のことだが、涼しくなった今、無用になったエアコンはすべての方に必要のない存在になっている。
ありゃ。髪が黒い。ユングフラウ Jungfrau
南国のエアコン部屋のデメリット
私は海外熱帯地方の地元宿に泊まるときには、エアコンのないファン部屋に泊まる。予約サイトに出ていない地元宿当日確保。しかし成り行きでどうしてもエアコン部屋になってしまう時もある。
エアコン部屋に泊まって感じる残念な点。それは自分で洗った洗濯物が部屋干しで乾かないということ。乾期訪問で、ファン部屋なら一晩天井ファンに当てていればからからに乾くのに、エアコン部屋では乾かない。雨期でエアコン部屋ならほとんどびちょびちょ。
地元宿は1泊600円で泊まれて、濃いローカル体験ができて、洗濯物も部屋干しで完璧に乾く。エアコン部屋には扇風機がないのもつらい。部屋代4倍以上するのにいいところが全くない。もともと寒さを避けて日本脱出しているのに、そこでのエアコン冷気はありがた迷惑でしかない。金をかけるほど望む方向から遠ざかる残念な海外旅の典型例ともいえる。
レンボンガン島の夕暮れ
10:01 2023/09/13
2023年、フィンランドが国連発表幸福度ランキングで6年連続世界一?でも冬マイナス30℃なら私には強烈罰ゲームの世界。GDP高かろうが社会サポート篤かろうが雪まみれで寒けりゃ私には地獄だ。幸福の尺度は人それぞれ。
一方で幸福度ランキング日本47位に上昇って喜ぶこと?GDP3位なのに?この落差は一部の人間が幸福度に関与する何かを独占していることの裏返しなのでは?そしてそれが原因で少子化が進んでいるのでは?少子化起因で国自体が衰退していく負の連鎖。今年2023年4月、中国抜いて人口世界1位になったインドの成長がそれを示す。日本のGDP3位がインドに抜かれて4位になるのはだいたい10年後らしい。
びー旅つぶやき 日々の日記
22:38 2023/09/09
エアアジアの天狗が収まりそうにないので、ベトジェットでベトナム行き模索。タンソンニャット空港からファングラオ通り7.5㎞?歩ける距離じゃん。私の自宅から渋谷駅までの距離だ。今まではカンボジアやラオス方向から陸路入りばかりだったので、ホーチミンの空港を使ったことがない。というか、ベトナムに空路入りするのはこれが初めてだ。空港脱出、歩きたいのにバスがあるらしい。空港からファングラオまで109番で15,000
VND(90円)。一方でJTBのホーチミン空港送迎8,940円にぶっ飛ぶ。いくら何でも市バスの100倍って。たぶんどんなぼったくりタクシーでもここまで強烈じゃない。歩けばただなんだし。現地の方が請求するとぼったくりになるのに、日本人がやると正規料金って痛い。こういうの使って「円安物価高、格安海外旅行は過去のもの」って騒ぐのは金持ちというより情弱?
やっぱ越冬の身にはビザなし45日滞在もらえるのはありがたい。ただ私のサイゴン語は、クメール語よりレベル低い。だいぶ忘れているし。声調6つもあるし。日本人向け教科書ハノイ語だし。サイゴン語とハノイ語、発音全然違う。文字がアルファベットもどきなのが救い。まあ、頭のぼけ防止にはちょうどいいけれど。前回のあまりのベトナムドン結構ある。出国カウントダウン中。かの地の雨期明けも近い。
コントゥムのステーキまた食いてえ。
マレーシア行けばビザなしで90日滞在できるが、テンションいまいち。物価も高いし(日本よりは安いけど)。マレーシアはタイやカンボジアやベトナムと違って、小銭かけないと快適滞在ができない傾向あり。