インド鉄道3等列車の旅 東京大阪間300円 OTA手配不可の海外旅
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OTAと比較サイト コロナ明け海外個人旅行
18:57 2023/11/05
コロナ明け格安海外旅行をするのには、旅行会社定番の既成ツアーを利用せず、自力手配の個人旅行で行くことが必須となっている。他人の手を借りず、すべて自力手配で旅をする個人旅行だ。
ここで紛らわしいのがオンライン旅行社(OTA)と比較サイト(メタサーチ)だ。これらを利用していると、なんとなく自力手配しているような気分になるが、OTAや比較サイトを利用している限り、コロナ明けに格安海外旅行はできない。結局そこそこ高くなる。実際私の2度のコロナ明け海外旅行にはOTAも比較サイトも全く縁がなかった。安ければ利用したのだが、全然安くないので全く選択肢には入ってこなかった。なぜなのか。そしてどういうスタイルの個人旅行が格安を可能にするのかについて実録交えて考えてみる。
アクラからローカルバスでトーゴのロメに向かう途中
コロナ明け格安海外旅行の条件
コロナ明け格安海外旅行を実行するのに必要な条件は3つ
①渡航先を選ぶ
②ツアーを利用しない
③びー旅スタイル
→詳細解説ページはこちら
今回は「②ツアーを利用しない」について少し掘り込んで考察。航空券やホテルを自力手配する「個人旅行」の本質を追う。
パンボチェ(標高3985m)の僧院 ネパール पाङ्बोचे बौद्ध बिहार
ただこの個人旅行の概念はあいまい。しかし、「コロナ明けに格安に海外旅行をするため」という視点での「個人旅行」はおのずと定まってくる。付け焼刃の見せかけ個人旅行でコロナ明けに格安に海外旅行はできない。それができる個人旅行とは具体的にどういうものかの詳細解説。
ここで展開する個人旅行は、あくまで私のスタイル。とはいえ、これはコロナ明けに自力で格安旅行を実践確認済の方法でもある。コロナ明け格安海外旅行はそれができている旅行者発信でないと説得力はない。太っている方から痩せる方法を聞くのは無理なのだ。
メルギー諸島 スマート島 Smart Island. White sand beach မြိတ်ကျွန်းစု စမတ်ကျွန်း။ သဲဖြူကမ်းခြေ
航空券とホテル手配 OTAとメタサーチサイト
まず紛らわしい境界例をはっきりさせておくと、個人旅行にOTAとメタサーチサイトは不要だ。OTA(Online Travel Agent)とは、実店舗のないインターネット上だけの旅行会社。メタサーチサイトとは旅行比較サイト。比較対象はOTA、航空券、ホテル等々。
OTAの例は、楽天トラベル、じゃらん。メタサーチサイトはスカイスキャナー、トリップアドバイザー、4travel、トラベルコ等。
これらを使っている限り、コロナ明けの格安海外旅行を実行するのは不可能。特に紛らわしいのは「最安を検索する」と自称するメタサーチサイト。「最も安い価格や最適な条件を比較でき、OTAよりも利便性あり」とされているが、実情は全然違う。上にある比較サイトで私の望む最安にたどり着いたことは一度もない。私のコロナ明けの格安海外旅行は、比較サイトなど使わずに自力で快適に実行できている。しかも実際の旅費は比較サイト最安の3分の1以下。
単純に考えて、OTAでも比較サイトでも中間マージン、手数料を取るのでその分高くなるのは当然のこと。以前の旅行会社経由で団体旅行分をバラ売りして安くなる格安航空券のような仕組みはそこにない。また、途上国で欧州組を泊める態勢万全の宿は基本高額(1泊3000円~だけど)。私は旅先でトリップアドバイザーのフクロウのシール貼ってあったら、その宿にはまず泊らない。そのシールは意識高い系欧州組のコスパの悪い高額宿の証なので。
日本人向けの場合も、OTAに出てくるような旅行情報は、料金設定の高い「日本国内旅行」や「格安を条件に入れない定番海外旅行」向けともいえる。現地に行って何もできない初心者なら利用価値はあるが、現地でそこそこ自力で動ける旅行者にOTAや比較サイトの恩恵は少ない。それらを利用している時点で、地元料金結界でなく割高の観光客料金結界の中にいると認識したほうがいい。
ワガドゥグの国立劇場 ブルキナファソ Ouagadougou Burkina Faso
OTAも比較サイトもいらない個人旅行
たとえば、コロナ前1泊1万円の海外ホテルが、コロナ明けに2万円になった。だけど比較サイトで最安選んで1万5千円になった。俺って賢い。そこに焦点あてるならOTAも比較サイトも存在価値はある。しかし1泊1万5千円は格安か?…そういうことなのだ。
先日私の泊まったタイやカンボジアの地元ホテルは1泊640円。すでにYouTubeでも公開している通り、タイやカンボジアの1泊640 円はボロ宿ではなく、快適なシティホテルだ。ただし外国人を泊める気のない地元ホテルで、フロントで英語は通じない。それらはブッキングドットコムにもエクスペディアにもアゴダにも出てこない。当然比較する大元がないので比較サイトにも出てこない。比較サイト(トリバゴ、トリップアドバイザー、4travel、トラベルコ等)の最安は、彼らの都合で勝手に決めた狭い範囲での最安なのだ。
●YouTubeおとちゃんねるコロナ明け格安海外旅行
海外激安ホテル1泊 640円
カンボジア2023
カンボジアのコンポントムの地元宿。1泊 640円。ボロ宿でなくきれいな普通のホテル。円安物価高でも格安海外旅行はできるのだ。
タイのおいしい地方宿
トイレシャワー付20畳個室が1泊640円。激安なのに異次元体験ができるコスパのいいタイの地方宿。コロナ明けのタイローカルホテルの実録報告。2022年11月。
ガーナ コトカ国際空港からアクラ市内到着のトロトロ 常に満員 空港から市内まで約7km 40ペソエス(20円)。タクシーの言い値は市内まで40セディと100倍。私はトロトロを使った。
Booking.com
海外個人旅行
OTAも比較サイトもカンボジアの1泊640円の地元ホテルにたどり着ける機能はない。根本となる情報ソースにそれがないので当然だ。これを自力で確保する「びー旅スタイル」が真の意味での「個人旅行」なのだ。そしてコロナ明けの今はその深度がなければ格安にはたどり着きにくい状況にある。
航空券格安手配に比較サイトは必要か
航空券に関しても同様。私は今までスカイスキャナーもエアトリも一度も利用したことがない。利用して安くなるなら迷うことなく利用するが、そうではないので縁がない。
航空券比較サイトには一番肝心のLCCが出てこない場合も多い。さらにエアアジア等で気まぐれに出るプロモ席はメタサイトに出回ることはまずない。激安プロモは数も限られているのでそんなところに出回る前に本家サイトで消えてなくなる。メタサイトに頼っている限りLCCの激安プロモを確保することはできない。私がかつて利用したモルディブ9,000円フライトは比較サイトでは絶対に手にすることはできない。先方が勝手に決めた全然安くない「最安」はその10倍だったりする。彼らの言う最安は最安ではないのだ。
ミャンマー メルギー諸島ツアー မြိတ်ကျွန်းစု
コロナ明けに最安にたどり着く方法
ではどうすればいいのか。激安フライトや1泊640円の地元ホテルにたどり着くには、OTAや比較サイトを利用しないことなのだ。他人を頼らず、自分で確保するのだ。普段から個人でアンテナを張り巡らせておく。たとえば、バンコクや東南アジアならエアアジア、ジップエア、ベトジェット、セブパシフィック等を定期的にチェックして、期間限定でごく少数出現する激安プロモ見つけたら、トンビが投げ上げた油揚げをフラインゲットする勢いで確保する。もちろん激安プロモフライトの出ている日にちに自分を合わせる。
ちなみに私の場合ホテルの予約はしないで現地で当日確保するので、アンテナ張り巡らすのはフライトに関してだけ。このスタイルには向き不向きはあると思うが、そういうやり方が「安いほうが楽しい海外旅行」にたどり着く入口でもある。
ドーン島 Done Island ドーニャウンマイン Done Nyaung Mine。海洋少数民族シージプシー、モーケン族の村 Morken
Village。ミャンマー ミェイ沖 မြိတ်ကျွန်းစု
現地宿と現地ツアー
現地で確保する現地の地元の方の利用するホテルは予約サイトに出てくることはまずない。出てきたとしても割高のデラックスルームのみで、最安部屋は予約はできず当日確保のみというパターンも多い。現地宿は安いというだけでなく広さや、コスパや、ローカル体験などおいしいおまけが多数つく。ネタにもなるし。
また、現地確保ツアーも日本手配ツアーの4分の1の料金だったりする。17年前からこのサイトで公開してきた通り。
ヒマラヤの谷にかかる橋
格安個人旅行の核心とは
旅行会社に実店舗あろうとなかろうと関係ない。他人を頼って手配してもらう行為で海外旅行は高額になる。手配者は決して儲けにならない1泊640円の快適地元ホテルを準備しない。格安を望むなら自力確保が原則。言葉や現地での立ち回りなど、それなりの格安旅行態勢と耐性は必要になるけれど。
ネット予約する場合も、フライトなら目星をつけた航空会社のプロモに常日頃からアンテナを張る。宿のネット予約なら、OTAや比較サイト経由でなく、アゴダやブッキングドットコム直で自力で模索することがより格安旅行になる。丸投げしないことなのだ。ホテルの場合、最安高コスパ望むなら予約せずに現地確保必須だけど。
インド鉄道 走行中に扉から身を乗り出してはいけない
もちろんこれらの方法は「極めた鋭い格安海外旅行」を求める場合。個人旅行は不安で、費用はかかってもいいという場合にはOTAも比較サイトも十分メリットはある。ただ海外旅行は国内旅行と違って、かけた金額と楽しみが比例しない。「金かけないほうが楽しい海外旅」に到達するには、最初の段階で旅行者料金結界を突破しなければならない。OTAや比較サイト利用で旅行者料金結界に取り込まれると、その後もずっとそのレールに沿った束縛個人旅行になることも知っておいたほうがいいかもしれない。
日本の真冬に常夏ビーチで過ごす。氷の張る時期に真夏の気温。それだけでハイテンション。そこに高額ホテルのスイートは、なくてはならない条件ではない。現地スタイルの1泊1,000円のプリミティブバンガローで十分。いや、逆にそのほうが日本で体験できない異次元深度の深い味わい深い旅になる。コロナ明けで円安物価高なのに激安料金。これはこれで独自の快感があるものなのだ。
マディバルサンドバンク モルディブ Madivaru Finolhu
މަޑިވާރު ފިނޮޅު 格安で行っても現地の海は旅人を差別しない。
جزيرة ماديفارو فينولهو
びー旅つぶやき 日々の日記
23:08 2023/11/04
海外旅行の楽しみは実行している最中はもちろんだが、その前後にも予期せぬ楽しみが湧いて出る。例えば出国を前にしたカウントダウン状態の今の時期。ワクワク楽しいことを指折り数えて待つ小学生状態。こういう状態は毎日同じことを繰り返すだけの年取ったおっさんにはなかなかない。日本が凍える一番寒い時期に真夏のビーチという環境もいっちゃってる。年取ると感性がすり減り鈍感になって、生きることにキラキラがなくなっていく。海外長期旅行はそれを取り戻す効果がある。
ジム入って1カ月たつのに体重が全然減らない。有酸素運動ついでに結構過激な筋トレ(200㎏のレッグプレス50回とか)するので、筋肉と骨密度復活する。さらに加えてジムのあと牛ステーキやとんかつや唐揚げたらふく食うんじゃ体重減るはずもない。飯おいしく食うためにジム通いしている感じ。ただメタボ腹は若干へこんでトレッドミルで1時間走れる心肺機能復活。血圧も下がる。やはり運動は必要だ。特に年取ってくるとなおさら。体重減らすのは出国後の海外旅行ダイエットにまかせることにする。私の食欲なくすのは長期海外旅しかありえない。今体重85㎏を行ったり来たり。
10:30 2023/11/02
びー旅公式のYouTubeおとちゃんねるで投げ銭機能「Super Thanks スーパーサンクス」開始。投げ銭の方法は動画下の一番右にある「…」から「ハートに$(Thanks
Thanks)」のアイコンから投げ銭画面に行ける。
またYouTubeおとちゃんねるでメンバーシップも始めた。こちらも動画下の「Join(接続)」からJoin this channel 画面に行って登録できる。リターンの少ないクラファンと思って応援してやってください。じき始まる現地コア情報公開のバーチャル旅の連れにもなれます。よろしくお願いします。
YouTubeおとちゃんねる ビザランとオーバーステイ
バンコクのスワンナプーム空港に2023年9月29日より、サテライトターミナル SAT-1 がオープン。タイ航空、タイエアアジア、タイベトジェット及びA380、B747ー8などの機材が就航している会社が使用。出入国審査はメインターミナル。SAT-1~メインターミナルの距離は1km。乗客は自動人員移動装置
(APM) にて移動。S101からS128のゲート表示があればサテライトターミナル発着。タイ出国の際、メインターミナル利用客がSAT-1に誤って入った場合、チェックイン手続きやり直す必要があり、フライトに乗り遅れる可能性があるので注意。いつも情報いただいている山田さんからの情報。
今回私はZIPAIRなので空港の無人自動運転列車利用できなさそうだけど。2013年廃止された成田空港第2ターミナルシャトル(列車)思い出す。
ビーチで洗濯物干し トーゴ ロメの海岸
11:09 2023/10/30
成田までの空港バス模索。渋谷から行けるなら手間ないので、去年乗った東急LCB(ローコストバス1,900円)当たる。1,500円で乗るには事前のネット予約必須だったはず。しかし、去年あった午前便なくなり、午後の遅い時間帯にしかない。渋谷フクラス発空港行の便はあるも、午前中の便はすべて3,600円と倍以上のエアポートリムジンバスになっている。一番早い便で空港午後4時半着。夜便にしか間に合わない。夜発国際線なんて私には無縁。
私のZIPAIRバンコクフライトは17:00発で、一番早い渋谷LCB空港第1ターミナル到着は16:35。搭乗受付締め切り後で実質不可。これじゃ渋谷発の空港格安バスは消滅したに等しい。「安いほうはそれなりでなければならない」の日本国内らしい顛末。ただ残念ながら、この結界管理者の「安かろう悪かろうを維持する無駄な努力」は日本国内の狭いエリアにしか及ばない。快適な格安旅行望むなら、日本を出ることなのだと再認識。
別に問題ない。使わないだけ。八重洲口まで行けば10分おきになじみの成田行きの1,300円バスは出ている。こちらは予約不要でPASMOも使える。関係ないけどエアポートリムジンバスの始発点のマークシティ5階の見つかりにくい乗場、行く意味あるのかな。高いのに不便?今はフクラス乗場にもよるらしいけど。出国近くて顔がにやける毎日。かの地の乾期は近い。