ピピレ島トンサイベイのロングテールボート 2024/3/28撮影
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円安物価高渦中6日間 17,125円の海外旅行
2024年4月24日(水)
ミッションコンプリート。円安物価高、航空券高騰の今でも格安海外旅行はできる。それをほぼ完全な形で実証した。それが渡り鳥旅2024。2023年11月30日から2024年4月10日まで日本が冬の間の113日間、タイ、ラオス、カンボジア、マレーシアを探訪する地元庶民物価反映の格安海外旅行。約4カ月の総費用は379,574円。一般的なハワイツアー4泊6日に換算すると
17,125円になる。
反省点があるとすれば、後半キラキラを優先するあまり、ピピ島のリゾートホテルに1泊1600バーツ(6,720円)も出して泊まるなど、格安部分がおろそかになってしまったことか。日本が極寒時期に真夏の気温で極上サンゴ礁なのでまあいいかとなってしまった。
トラート沖ラン島(パタヤ沖ラン島ではないので念のため)の国立公園バンガローに宿泊中 サンジャオビーチ 2024/2/2撮影
マイグラ旅トップ 2024/3/10 エアアジア帰国
◆2022年11月~2023年3月コロナ明け激旅
◆2022年2月~2022年4月コロナ渦中隔離免除旅
◆2019年11月~2020年3月パンデミック後帰国旅
渡り鳥旅2024 旅行費用の内訳
フライト代は往路ZIPAIR成田・バンコク片道 20,731円。帰路エアアジアX、KL・羽田片道 26,343円。往復で合計 47,074円。燃油税や空港税他諸税、手数料すべて込の支払総額での金額。参考までにコロナ前
2019~2020年バンコク往復総額 18,176円、2022~2023年バンコク往復は 31,500円(前年のコロナキャンセルのクレジットアカウント使ったので実質支払は
0円)だった。
旅費は1日2,500円として、x133で 332,500円。フライト代と合わせると総額 379,574円。133日間で38万円というと高額な感じもする。しかしこれを2泊3日に換算する
8,563円。4泊6日換算だと17,125円となる。ハワイ4泊6日ひとり30万円ツアーと比較すると17倍と雲泥の差。2泊3日の海外旅行に 8,000円台で行けることを思うと十分格安旅行になっているとも思う。
1日の旅費平均2500円はホテル代、食費、移動代、観光費用すべて込みの金額。海外旅行保険は加入せず0円。通常長期滞在にかかる現地ビザ代はカンボジアのシングル観光30日30US$のみ(上の旅費総額に含まれている)。他はビザラン応用の陸路国境越境で0円。PCネット代はすべて現地ホテルの無料Wi-Fi使ったので0円。スマホは現地SIM購入せず、無料Wi-Fi
のみSIMなし利用なので0円。
旅の初めのころは1日1500円前後。最安は2023年12月17日のピッサヌロークでの1日860円。この時の宿は個室で1泊100バーツ(当時レートで400円)。ただ宿泊費の最安は初日のバンコク野宿0バーツなので念のため。詳細はすべて当日公開としてこのサイトで実際の数字を公開し続けている。後半は格安実証完遂したということで若干贅沢したので1日3000円以上の日もちらほら。133日平均するとだいたい1日2500円というところ。
2023/12/15~17 1日860円ピッサヌローク実録へ
レンタルバイクで訪問コーケー遺跡 カンボジア第4の世界遺産
コーケー遺跡プラサットプラム 初日徒歩往復 2日目バイク往復
大プリアカン プノンデックからバイタクチャーター20$(3000円)シェムリアップ発日本人向け日帰りツアー7万円。
渡り鳥旅2024反省会
一番肝心な点。格安で行って楽しいキラキラ旅行になっているか。笑顔で元気な状態で帰国できているか。
トラブルにあいまくって病院経由で帰国。ひどい目にあって高額ツアーで行くより高額になる。そういう結果を望む方々が少なからずいたことは十分承知していた。格安なんだからそうならなくてはならないという願望?だ。しかし残念ながらその期待にはそえず。メタボ解消。若者体型になって体も心も若返って帰国。格安なのに犯罪被害も、病気関係も、南京虫被害もいっさい遭遇せず。さらにおいしいことに海外旅行では、日本国内旅行と違って安いほうが楽しいという逆転が起こるのでメリットだらけ。
とはいうものの、多くの方が実感されているように、格安海外旅行は現状誰でも簡単にできるようにはなっていないことも事実。コロナ前は誰でも簡単にできた格安海外旅行のハードルは、コロナ明け円安物価高の今異様に上がっている。
しかしこの状況は、ある意味私の腕の見せ所でもあったのだ。円安物価高、航空券高騰の状況下、一体どうやったら格安海外旅行ができるのか。何のトラブルもなく平和に実行できている者からしか発信できない情報はあるような気がする。格安海外旅行を実際に実行できていない達人の格安情報にはたぶん説得力はない。
ラオス中国鉄道 昆明行ランサーン号 ルアンパバン駅で
Booking.com
現地からリアルタイム情報公開
旅と同時進行で、連日ページと動画の制作を4カ月も続けていた。旅の内容はそんなにやわじゃない。46㎞サイクリングに10㎞以上の炎天トレッキング。サメや毒クラゲのいる南の海で6㎞遠泳など普通のツアーではまずさせてもらえないハードな内容。さらにタイ語、ラオ語、クメール語、マレー語の他言語習得のリアル語学研修も重なる。それと並行してのページ制作と動画の撮影、制作、リアルタイムアップはある意味笑う。そんな状況で1日に動画6本もあげるなと自分でも思う。楽しいからやってはいるのだけれど、ある意味非人道的スケジュール。たぶんボケ防止には効果があると思う。後半へろへろで帰国してしばらくはただただ熟睡の日々だった。
ちなみにこのウェブページと動画の制作の機材一式すべて持ち歩いて携行荷物は4か月間7㎏以内のミニマムスタイル。LCCで預け荷物別料金申請がない。荷物が多いと宿探しで長距離歩けないし。
カンボジア鉄道 プノンペンからシアヌークビルへ
渡り鳥旅ひとり反省会
格安海外旅行実証ミッションはコンプリートされた。しかし、そうは言いつつ終わってみて金額確認して「4か月で38万円は使いすぎだろ」の感は否めない。コロナ前なら半額ですんだ?格安海外旅行しながらも、円安物価高、航空券高騰のコロナインパクトの直撃それなりにくらってはいることを再確認させられた。
言い訳言うとすると、最近タイで1泊400バーツの高級宿?に泊まるようになったのは、以前泊まっていた200バーツ宿がほぼコロナ消滅しているためなのだ。客単価の低い安宿ほどコロナの影響を強く受ける。それでやむなく400バーツの地元ホテルに泊まるのだが、いざ泊まると結構快適でコスパもよく、これなら400バーツでもいいかなとなってしまった。400バーツは1600円なんだけど。
Prasat Bos Ream ប្រាសាទ បុស្សរាម サンボープレイクック コンポントムでのレンタルバイクは半日6US$ カンボジア
マレーシア鉄道 パダンブサールのETS
びー旅つぶやき 日々の日記
11:48 2024/04/15
日本に帰国して一段落。連日めしがうまい。数か月間日本食飢餓状態だった身には、何食っても日本食が泣ける。カツカレーや焼きサバや刺身などもそうなのだが、何気ない食材、ヒジキの煮物や納豆、お菓子の歌舞伎揚げやあん団子などが異様にしみる。とにかくうまいので食いまくる。こりゃメタボになるわな。せっかくやせたのに。でも見かけは腹の脂肪減って若者体型になっていたのに帰って体重量ったら78㎏だった。なんで?ちなみにカツカレーもヒジキもすべて自作。わし料理はうまいのだ。「ヒジキの煮物」っていうけど作り方「炒め」だよね。汁のしみ込んだ油あげがやべえ。
帰国して寝まくっている。最後の2週間くらいはもう電池切れかけでへろへろ、早く日本に帰りたいモード。旅の前半の元気は全くなかった。平和に帰国できてホッとしている。今の東京23℃で春の陽気。祐天寺の三和に買い物行って物価上昇に目が点。コロナ前と同じもの買って倍くらいになってない?夜、買い物帰りに木の上に白い飾りのようなものがついている。よく見ると桜。なんでこんな時期に?と思ってよく考えたら今は4月だった。もう葉桜状態。数日前まで気温36℃だったので。
今タイはソンクラーンで私の苦手な水かけ祭り。災難遭遇前に脱出退避できた。あちらはこれから雨期に入るので、この先しばらくの滞在環境は日本のほうがずっといい。渡り鳥旅いい感じに終了。え?もう次の旅のカウントダウン?その辺も神様の言うとおり。
ラオス、ムアングンで炎天散歩 かの地には乾期に行くべき
0:35 2024/04/11 日本時間
今目黒の自宅に生還。今日(0時過ぎたので昨日?)1日かけてクアラルンプールから日本に帰国する。エアアジアD7522は羽田着が4月10日夜の20時35分。終電逃したら自宅まで歩いて帰るつもりだったが、何とかバスと電車で帰ることができてホッとする。蒲田から自宅は8㎞ほどだが、133日の過激な旅の最後で、疲れている状態に深夜トレッキングは地獄だ。別にタクシー使えばいいのだけれど一度羽田の帰りに蒲田からタクシー使ったら4,000円くらいとられた。そんなの使えば最後の最後に格安旅行台無しになる。東横線で帰れてホッとする。PASMO使ったので現金使わず。
羽田から蒲田まで京急バスで300円。蒲田から多摩川線と東横線で220円くらい。羽田で荷物出てくるの待ってたら終電逃す場合もありそう。旅の最終部分の動画とページはこれからゆるゆる公開予定。まずは寝る。KLセントラルからklia2も55㎞くらいあるし。6時間半フライト疲れた。
羽田空港第3ターミナルのバス乗場
蒲田行空港バス 空港第3ターミナルから蒲田駅前まで300円