スマホミニマリズム モバイル断捨離への道
2023年8月1日(火)
スマホミニマリズムとは、機種購入も含め毎月のスマホ費用を極力おさえて生活するスマホ最小利用生活スタイルのことをさす。そしてそれを実際に実行しているものをスマホミニマリストという。
海外製の格安スマホ購入して、日本国内MVNO格安SIMの格安プランを利用する。最近はMVNOのプランも先鋭化している。激安でも音声通話+データ通信(デュアルタイプ)でデータ無制限(通信速度制限はある)というものも出現している。その実例と実際に使ってみての使い勝手の報告。
具体的にはレッドミー Redmi 12C 4GB+128GB 税込14,280円購入で、マイネオSIM利用。プランはマイそくライト税込月660円。速度制限あれどデータ無制限で月660円は鋭い。ただ難点は確かにある。その利点と欠点の本当のところを解説。
シェムリアップの夕暮れ 2023年1月19日
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レッドミーとは
●レッドミーとシャオミ
レッドミー Redmi とは中国のスマホブランド「シャオミ(小米科技;Xiaomi)」のサブブランド。シャオミ本家は中国の高級スマホブランドだが、レッドミーはOPPOやVIVOに対抗して廉価版サブブランドとして近年出現した。何かと話題のHUAWEIとは別会社。
●マイネオ
関西電力系のMVNO(Mobile Virtual Network Operator 仮想移動体通信事業者)。格安SIMを取り扱う。
●マイそく マイピタ
マイそくとマイピタというのはマイネオの通話プラン。マイそくライトは音声通話+データ通信(デュアルタイプ)。通信速度制限はあるもデータ無制限。私はそのマイそくライト(最大300kbps)月660円を今回契約した。買い物ついでに歩きスマホでYouTube動画見たりしたが、若干画面荒くなるも許容範囲で普通に使える。私は出歩くとき以外自宅Wi-Fi使うので特に問題ない。
上の表示はマイそくのひと月当たりの税込料金
このプランの難点は月曜~金曜の12時台は最大32kbpsになること。平日昼休み時間帯の12時~13時はデータ通信が全く使えない(通話はできる)。昼休みに出先でWi-Fi環境なく、SIM利用のデータ通信しまくる方には不向き。そういう場合はマイそくでなく、そのような制限のない月税込1,518円のマイピタ5GB
あたりがむく。料金は小銭上がるがストレスはない。上位クラスは下のように複数あり。一旦契約後「やっぱり違った」というような場合でも、契約後に作られるマイネオのマイページから簡単に変更できる。
マイピタのひと月当たり税込料金 私は以前5GBで使っていた
ちなみに最安の実質通話のみのマイそくスーパーライト(最大32kbps)は月250円だそうな。通話のみ(データ通信は実質できない)のスマホなら月250円で持てるって強烈。ただこのプラン申込みは初回申込みのみ。他プランからの変更はできない。
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今回私の8カ月ぶりスマホ回線契約復活の目的は「LINE復活」だったのでデータ通信が普通にできるマイそくライト(最大300kbps)月660円で契約した。MNPは利用せず新規に番号取得。
新規申し込みに必要な手数料3,300円は紹介制度つかって0円で復活できた。ネット上に紹介コードを公開しているサイトから紹介コード(URL)取得する。同様に以下のリンクから新規申し込みすれば、びー旅の紹介ということで初回手数料は0円になる。
●マイネオ紹介申込制度(びー旅紹介URL)
以下の紹介URLから申込めば初回手数料3,300円が無料になる。
https://mineo.jp/syokai/?jrp=syokai&kyb=A2U4C4P9K7
新興国ではoppoやvivoが席巻している 世界シェア1位はサムスンなんだけど。シェムリアップ カンボジア
中国製格安スマホで格安SIM月660円の利用実感
2023年8月1日(火)
レッドミーの格安機種使って月660円のプランで初めて約3週間たつが、問題なく快適なスマホ環境維持できている。やはり660円はありがたい。今後しばらくこのままで続けようとも思っている。
私はスマホ全盛期?の2011年~2019年の8年間、スマホもガラケーもない生活を送っていた。ネットはすべてパソコン。もともとスマホ依存が強くない環境にあったのだ。家には03番号の固定電話があり、スマホ持っても家には光回線のWi-FiありSIMに依存しないネット環境がある。なので2019年6月に初めてスマホ持った後も1年ほどはSIMなしWi-Fiのみで使っていた。ネット依存は強い方だが、びー旅ページ制作やYouTube
動画制作もアップもすべてパソコンでやっている。今回やむなくマイネオSIMで回線復活させたのは、使えなくなったLINEを復活させるためだった。
なので、スマホ依存の高いヘビーユーザーに月660円のプランは向かない。通話もデータ通信もできるが、データ通信部分にかなりの難あり。外出先でSIM接続でYouTube動画見たりすると画面は少し荒い。さらに平日昼12時~13時にデータ通信は実質全く使えなくなる。なので、パソコンがなく、家にWi-Fiないような場合は少し上のマイピタ5ギガ、月税込1,518円あたりの契約のほうがたぶんいい。ただいったん使ってみて「やっぱり変更したい」という場合は、契約後に作られるマイページから簡単に変更はできる。
南インド、チェンナイ路地裏でトマトを買う。1個3円。当然だが、おばちゃんに英語通じず、タミル語しか話さない。
Redmi 12C スマホミニマリズム
2023年8月1日(火)
私は当初機種なしの回線のみ契約でマイそくライト月額税込660円を申し込んだ。機種は手持ちのタイで購入したGalaxy A2を以前のようにそのまま使うつもりでいた。私は前回解約2022年11月の前にはGalaxy
A2 で快適にマイネオSIMを利用していた。解約1か月前には、5ギガプランからマイそくライトに変更して使い勝手も体感済み。なので今回も同じプランのSIMのみで申込む。
回線のみでマイネオ申込むとマイネオから送ってくるのはSIMのみ。同封の設定マニュアル見て自分で設定する。書いてある通りにやればいいだけなので設定は簡単。15分ほどの設定で開通し、通話もデータ通信もできるようになる。しかし肝心のLINEの復活だけができない。再起動するもLINEだけが復活しない。LINEをアンインストールして再インストールしようとするとインストールできない。
「利用できるデバイスお持ちでないようです」と出る。LINE復活のために再契約したのにこれでは意味ない。どうやら機種のOS関係が正常にアップデートされてないためのようだ。Galaxy
A2は日本未発売の新興国用廉価版スマホ(並行輸入品はあるが)。タイで買ってもう3年利用している。この機種はマイネオから正規の動作確認もされていない。「現在利用できるデバイスではないので利用できない」ということか。仕方ないので機種も新調する羽目に。
ヒマラヤ山道
関連リンク
びー旅ロード271 マイネオSIM スマホのない生活
で、目をつけたのが、マイネオから動作確認済とされるRedmi 12C 税込14,280円だった。マイネオサイトからも買えるが、シャオミ本家サイトから買った方が4,000円ほど安かった。購入後14日間キャンセル返却もできるというので、シャオミ本家サイトから購入。iPhone最新機種や折り畳みギャラクシーが14万円するのするのを思えば税込14,280円は異次元価格。
到着した商品は思ったよりちゃんとしている。全然廉価版スマホの感じがしない。こちらに機種変更してSIM設定したらLINEは普通に復活した。前のGalaxy
A2はタイで買って9,500円。約5,000円高いが価格差以上のスペック。象徴例はストレージが8Gから128Gになったこと。カメラの画素数も高い。ただ無用なアプリが異様にたくさんあって、アンインストールしまくった。
私がタイでスマホを買った2019年6月ころはまだ日本の機種は高く、最安でも3~4万円はした。今は税込14,280円でこんな機種買えるなら、前のように外国行って途上国用廉価版アンドロイド買う必要性感じない。以前Galaxy
A2のなんかのアプリの自動更新途中キャンセルしたら強制終了になってロック解除できなくなる。その時はパソコンからネット経由で操作して購入時初期化した。そうしたら再設定時のOSがすべてタイ語表示になって焦った。私のタイ語はしゃべりより読みが苦手。せめて英語にしてくれ。それでもなんとか再設定はできたけど。日本で買えばこういう面倒もない。
モルディブ ラスドゥ
LINEとスマホ回線契約
スマホの回線契約を解約したらLINEのIDはどうなるのか。LINEは利用者が携帯電話回線で使うことで儲ける仕組みなので、スマホ回線解約と同時に使えなくなるものと思っていた。
2022年11月海外に4カ月渡航するのでマイネオSIM契約を一旦解約した。4か月後に帰国したらまた再契約するつもりでいた。ところがSIM解約してもLINEはそのまま使えた。スマホからはすぐに使えなくなったが、パソコンからは普通に以前のIDで利用できた。
LINEはパソコンでも利用できるが、初回登録の際にSMSでの認証するので初回登録時のみ携帯電話番号必要になる。だがその後、スマホのSIM解約しても、そのままそのIDを使ってパソコンでLINEができるのだ。ただ使える期限があったのだ。私の場合それは8カ月だった。帰国してSIM再契約せずにLINE使っていたら突然8か月後に使えなくなる。それで今回の新機種でのマイネオSIM復活になった。先にも述べたがGalaxyA2
で復活できず。機種まで新調ししてしまった。ネタになったので別にいいけど。
バンテアイトープ脇の道 カンボジア 2023年1月16日
マイピタ5ギガとマイそくライトの違い
私は前回出国前2022年11月までgalaxyA2でマイネオSIMを快適に利用していた、4カ月海外で過ごすのでマイネオSIM契約を一旦解約して渡航した。それまで約1年半マイピタ5ギガで契約してひと月の支払いは通話料など含めて大体1600円前後だった。ひと月に5ギガまで使えるのだが、どんなに頑張って歩きスマホしてもひと月に1ギガくらいしか使わない。やはり引きこもり生活で自宅Wi-Fiあるとギガは消費しないのだ。さらにマイピタ5ギガは、使わなかったギガは翌月に繰り越される(繰越しは1か月のみ)ので毎月9ギガあるのに1ギガしか使わない状態が続いていた。毎月支払いは1600円なんだけどなんか無駄だよなあと感じていた。
そこへ2022年の8月くらいから登場したのがマイそくプランだった。出国間際だったが早速乗換え。乗換えはネットで簡単にできた。で、出国前1カ月だけマイそくライトを体験できた。歩きスマホ時のYouTube動画視聴には若干問題あったが、LINE利用には何の問題もなかったので、今回の再開には迷うことなくマイそくライトを選択した。やはり月660円で利用できるメリットは大きい。
もちろん選択肢には楽天もラインモもUQもあったが、私のスタイルで長期継続利用することを思えばマイネオが最善策だった。
●マイネオ紹介申込制度(びー旅紹介URL)
以下の紹介URLから申込めば初回手数料3,300円が無料になる。
https://mineo.jp/syokai/?jrp=syokai&kyb=A2U4C4P9K7
きゃぴきゃぴ女子高生のクーヨン(カンボジアの耕運機)移動 バンテアイチュマール村 2023年1月8日撮影
安い。0円。衝撃価格。の裏側を読み取る
スマホ業界。安いよ安いよと誘ってその実そんなに安くない。安い。0円。衝撃価格。と吹聴して契約一通り済んで最終的に気が付くと結構な出費になっている。無知、情弱に付け込んでぼりまくる。古来から携帯電話業界に定着した商習慣。ワンキュッパやニャンキュッパがそのいい例。簡単なことをわざわざ複雑にして、そこで枝葉のこうしたら安くなるの格安説明しているうちに、根幹にある強烈ぼったくりをごまかす手法も定番。「日本のスマホは高すぎる」に乗せられて契約したものの、少したって気がつけばそこそこぼられ続けるハッピーな構造。
私はもともとスマホにさほど価値を感じていない。スマホ通信費用月1万円が当たり前の時代にスマホもガラケーもを持たず、そしてその時期も8年とそこそこ長かった。そんな私の格安スマホ利用実録。Redmi
12C、14,280 円(税込)購入で、マイネオ月660円で快適利用の例。iPhone最新機種13万円で買ってドコモに今なお月6000円払うことに何の疑問も感じない意識高い系ユーザー(スマホ奴隷ともいう)の対極。スマホミニマリズムの一例。
・ドコモと楽天モバイルの料金比較の例 2023年8月
楽天ひと月税込2,178円は微妙に高いと思う。今時ドコモにひと月税込7,315円も払っている方はいるのだろうか?