モルディブ 2023年現在日本発4泊6日自由のない監禁島流しツアーで行けば1人62万円、個人で行けばクアラルンプール発モルディブ11泊12日で1人約8万円。同じ4泊6日換算なら1/15以下(マレ発8泊9日モルディブ離島自力滞在ツアー総額45,213円)。格安で行っても現地の海は旅人を差別しない。この写真の通り。
8,962円フライトでモルディブに行く 2020年1月16日実録
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海外一人旅のおいしいところ
2023年8月7日(月)
旅のスタイルは人それぞれ。各自自由に自分のスタイルを選べる。自分が望む最も楽しいと思うスタイルで旅に行くことがベストだ。ツアーで行こうと個人手配で行こうと、1人旅で行こうと2人旅または団体で行こうとそれぞれに利点欠点はある。
今回は私の得意分野である「個人手配での海外ひとり旅」のおいしいところに関しての考察。個人手配も海外旅行もひとり旅もそれなりのハードルがある。海外旅だと言葉の問題も治安や安全性の問題もある。誰もがすぐに気軽にできる旅ではない。海外一人旅がメインストリームから離れた旅なのは承知の上。しかし、だからこそ、そこに隠れる予想以上のおいしい状況はあまり知られていない。
ココン カンボジア タイ国境の町 ខេត្តកោះកុង
海外一人旅がどうおいしいのか。それはまず、完全な自由を手にして旅ができることなのだ。誰かに気を使う必要もなく、ホテルの予約もなく自由気ままに現地をめぐることができる。LCCやFIX航空券の帰国便の時間に間に合うように現地空港に行くこと。現地の法律に触れることをしない。それだけ守れば何をしてもいい自由旅。
さらに私のような地元民スタイル旅だと、定番ツアーで行くより劇的に格安に旅ができるなどのおまけもつく。ほかに後述する最も核心となるコアなメリットもあり。いったんそのハードルを越えれば、もう元には戻れないおいしい世界が広がっているのだ。
ハーティエン国境 奥がカンボジア、手前がベトナム
国内ひとり旅と海外ひとり旅
国内旅行では一人旅は寂しいイメージがある。格安を求めるとみすぼらしい旅になる傾向も強い。しかし海外になるとその様相ががらりと変わる。理由は簡単。海外の場合は観光地のインパクトが日本国内旅行のそれと比較にならないほど深く強いからなのだ。1人で行こうと格安で行こうと関係ない絶対的な衝撃度合いの存在だ。
誰かと一緒じゃないと持たない観光地というものがある。わかりやすい例でいうと、多摩川河川敷とカラパタール頂上比較。多摩川河川敷に1人で行くと寂しい。連れや仲間がいないととてももたない。バーベキューなどの大人数イベント要素ないと行く価値を感じない。多摩川河川敷には観光地としてのインパクトがないからだ。しかしカラパタール頂上は息をのむようなヒマラヤの絶景が広がる。そこに1人でいることはこれまで経験したことのない異次元世界体験だ。1人でいて何の不自然もない。むしろ1人でいた方が価値があり、ありがたい。その感動を陳腐な問答で汚されたくない。
仲間とわいわいが楽しい、酒や食事が楽しみという観光地はあっていいと思う。しかしそれはそこがそれだけ観光地してのインパクトがないことの裏返しなのだ。
カラパタールから見るエベレスト ガイド、ポーター、同行者なしの完全1人で登ったので頂上でお昼寝できた。
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強烈観光地にはひとり旅が向く
富士山よりエベレスト、華厳の滝よりエンジェルフォール、鳥取砂丘よりサハラ砂漠、琵琶湖よりウユニ塩湖、ディズニーパレードよりリオのカーニバルパレード、奈良や京都の神社仏閣よりペトラ遺跡やパルミラ遺跡、沖縄よりモルディブ、群馬サファリパークよりセレンゲティ。…そういうことなのだ。インパクトのレベルが全く違う。それらの強烈インパクト観光地には同行者も、酒や食事やイベントの楽しみも不要。一度経験すれば誰も納得する。
テレビでも映画でも、日本の稚拙に作られた感動茶番劇では全く心が動かなくなった私のようなひねたおっさんに、頭をガツンと殴られたような強烈衝撃を与えてくれるインパクト観光地が世界には数知れずあるのだ。純粋に完全降伏。まいった状態。ついでに言えば、私は日本国内旅行でそのガツンを経験したことはまだない。
そういう世界の強烈観光地にはひとり旅が向くのだ。なぜか。
エンジェルフォール ベネズエラ 最初の拠点のカラカスには若干治安の問題あり。私はカラカスのセントロの地元宿に泊まって、バスでマルガリータ島2泊3日経由でシウダーボリバルに向かった。個人でのひとり旅にはスペイン語必須。地元宿で英語通じないので。
海外一人旅核心メリット
先のカラパタールの頂上を例にとると、そこから見渡すヒマラヤ山系はまさに山の神々との対話。同行者と無駄な会話をする隙間はない。標高5500m、酸素分圧地上の半分のせいもありその余裕もない。その環境で山の神とのさしの対話に同行者は不要。同行者が途中高山病になった場合、頂上までたどり着けない場合もあり。自分が高山病になって同行者の足を引っ張る場合もある。ただ旅行者によっては、ガイドやポーターがいないと危険だったりする場合もあるので、その辺は自己責任で各自判断する。決めるのは他人ではない。自分だ。自分のことを最もよく知るのは自分なのだから。
ウユニ塩湖にもエンジェルフォールにもセレンゲティにも同様の強烈インパクトがある。1人のほうが感覚が研ぎ澄まされインパクトの直撃をくらうことができる。そしてそれは一生消えることがない貴重な体験。そこに同行者は不要。なぜなら、よりインパクト純度が高まるので。これが海外一人旅の核心的メリットなのだ。
カラパタールで山の神とさしで対話中 酸素分圧地上の半分なので若干頭がハイになっている。
ひとり旅完全自由のメリット
9:18 2023/08/07
ひとり旅は同行者への配慮がいらない。このメリットは結構大きい。例えば海外渡航前に同行者との渡航のタイミングを合わせるのは大変なこと。それぞれ仕事含めた事情あるので、人数増えれば困難も増す。私のように119日間の旅のタイミングを同行者と合わせるなんてまず不可能。しかし1人旅の場合、行きたい時に自分のタイミングで行きたいように渡航できる。渡航日数も行く場所もホテルの状況も自分の行きたいようにやりたいように選択できる。
仲間でわいわいの旅の楽しさは確かにある。とはいえ、それ以上のデメリットも多数ある。例えばハワイの場合。ゴルフ、サーフィン、買い物、ホテルでゆるゆる等々、男女でも旅の趣向はかなり違う。なぜ興味ないことに付き合わされる?もっと自由にやりたいことしたいのに。家族や仲のいい相棒ならまだしも、さほどでもない同行者に合わせるのは微妙だ。海外滞在の時間も限られている。その束縛ストレスは1人旅では皆無。言葉や治安の問題で覆い隠される海外団体ツアーのデメリットは予想以上に大きいのだ。仲間でわいわいの旅の楽しさは海外の必要なく国内近場で十分と思う。
ガーナ北部パガ郊外のバオバブ
海外ひとり旅その他のメリット
10:27 2023/08/07
上に挙げた海外ひとり旅のメリット、①海外超絶観光地との相性、②束縛なし自由旅。そのほかにおまけのおいしいことがいくつかある。それが以下3つ。
③激安になる ④言葉の習得 ⑤潜在能力覚醒
③激安になる
もちろんひとり旅での豪華旅もありだが、私の場合、庶民生活に交じって現地物価の恩恵を受ける旅になるので、旅の費用が劇的に安くなる。ざっくりと既成ツアーの4分の1。状況によって10分の1以下になる場合もある。もちろん2023年8月現在、円安物価高と言われるコロナ明けでのこと。詳細は省略。すでにこのサイトで現地から当日公開してきた通り。
→びー旅 旅ログサイトマップ
④言葉の習得
現地でひとり旅をしても厳密にはひとりではない。周りには無数の現地の方々がいる。当然コミュニケーションは現地語になる。私の場合は英語でない場合が多い。いやおうなしの最高の言語習得環境。これは日本語をしゃべる同行者がいると台無しになる。
よく典型的な米国や豪州語学留学で、日本人同士で固まって延々日本語で会話している例を聞く。当然ながら結果としていつまでたっても英語が身につかない痛々しい状況だ。言語習得の最も効率のいい方法は、周りに日本語を話す人間をおかないことなのだ。周りと意思疎通できなければ生活が成り立たない。非英語圏の場合。「現地語<英語<日本語」の順に滞在費用はかかる傾向あるので、言葉に難があると金もかかる。なので覚えるのに必死になる。海外ひとり旅はまさに絶好の言語習得環境なのだ。私のようなおっさんには脳の廃用(ぼけ)防止にもなる。短期旅行の場合の言語習得は難しいとは思うが、習得効果ゼロということはないとも思う。
⑤潜在能力覚醒
海外で異次元深度の深い旅でのひとり旅は結構追い詰められた状況になる場合が多い。日本の予定調和の日常では使わない眠っていた力が覚醒する場合あり。地位も金も名誉もヤンキー武勇伝も、地元密着型激安海外旅ではすべてデフォルト対応。忖度は全くされない。現地の病原ウィルスもぼったくりマンも、その旅行者が日本という極めて狭いヒエラルキー世界で、どれだけすごい人間だったのかは一切考慮しない。小銭使えばその小銭にひれ伏す輩は多数出現するが、そうでない格安個人旅行ほど素の自分が試される。そこで思いもかけない眠っていた能力が覚醒する場合がある。
私の場合で言えば、標高4000m以下ではだらけたゾンビの行進状態のポンコツトレッカーなのに、4000m超えると急に元気が出てバリバリ進む例など。酸素分圧地上の半分になって生命の危機を感じ、それまで眠っていた何かが覚醒する状況。日本に4000m以上の山はないので日本にいる限りこの能力の覚醒はない。1人で登るとより追い詰められてゾーンに入りやすくなる。かわいい子には旅をさせろの意味の原点はこの辺にあるのかもしれない。
標高高いと空気薄くなり空が宇宙色になる。
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びー旅つぶやき 日々の日記
9:39 2023/08/06
40℃の暑さ、危険?何やわなこと言ってんだ。こちとらエアコンなしで連日快適な夏を楽しんでいるぞ。海外の50℃超える殺人的灼熱気温体験した身には40℃などへのようなもんじゃ。40℃程度だと逆に食欲増す。ステーキやとんかつなど肉が特にうめえ。ともに流し込む冷たいゼロコーラが強烈にうめえ。暑さ耐性には個人差があるのだ。
ただこの状況で扇風機と冷蔵庫ないときついけど。私もまだまだ甘い。電気のなかった江戸時代以前の昔の人は偉い。暑かったら救急搬送される前に風呂場行って水浴びろよと思う。サバンナの象も暑い日には水場行って水浴びする。最近の日本人の生命力落ちてない?今騒がれる高齢者の熱中症死が、昔はただの老衰死にされてた背景はありそうだけど。
今私がいるのは東京目黒なので最近の最高気温は37℃(今日の最高は32℃)とやわやわ。部屋に窓あって風通しいいのでかなり昔にエアコン廃棄した。でも部屋に窓あっても風通し悪ければエアコンないときついかな。
ウユニ塩湖 イスラデペスカ
13:59 2023/08/03
Googleアドセンスのプライバシー保護規制関係のややこしい対応させられる。2024年1月16日よりCMP必須?GDPRメッセージを設定してください?何を言ってるのかようわからん。欧州経済領域または英国に広告配信するサイト対象というが、びー旅のアドセンスの収益はほぼ日本だし。とはいえ違反の罰金が1,000万ユーロ(約12億円)とからしいのでGoogleも躍起になっているようだ。GDPR:General
Data Protection Regulation とは、EU一般データ保護規則。平たく言えばネット上の個人データに関するEU内での法律。CMPとはクッキー利用同意取得プラットフォーム。
ネット上の個人サイトのアドセンスGDPR対応解説では、クリックだけで簡単に済むようなこと書いてあったが、実際は全然違った。アドセンスのしかるべきページでいろいろな承諾させられ、びー旅サイトに英文併記プライバシーポリシーページ作って、そのURL登録。サイトのロゴのアップロードまでさせられた。欧州のびー旅PVゼロとは言い切れないが、今のところ日本には直接関係ないといっていい。しかしクッキーやサイト閲覧履歴関係の個人情報規制は、そのうち日本にも広がってくるとは思うので早めにCMP対応した方がいいことは確かなんだけど。
暑いと肉がうめえ。自作カレーがうめえ。氷入りの冷たいコーラやCCレモンが強烈に合う。大根おろしのせて食う豚生姜焼きや牛ステーキがしみる。