バリ島空港バス 運賃30円 サルバギタ

バリ島空港からホテルへ 30円空港バス利用方法

2017年6月27日
2015年9月バリ島市バスのサルバギタが正式にングラライ国際空港内に乗り入れることになり、運賃3500 Rp（30円）の激安空港バスとして運行している。

観光客仕様になっていない（というより観光客は使うな態勢というほうが的確か）ので癖のある利用しにくい空港バスになっており、事前に知っておくべきことが何点かある。

ただそれでも空港からクタやレギャン、サヌール、ヌサドゥアにたった30円で行けるのは画期的。悪名高い割高空港タクシーの60分の1以下の料金。なのでデメリット知った上でなら選択肢の一つとして検討の余地はありそう。

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デンパサール側終点　バトゥブラン BATUBULAN のサルバギタバス

●トランスサルバギタ　バリ島空港バス路線図（赤線）

2015年9月にバリ島ングラライ国際空港に空港バスが正式運行を始めた。正式名称「トランスサルバギタ TRANS SARBAGITA」という。もとは2011年8月18日から運行始めたバリ島の市民の足となる公共路線バスだ。そのバスが空港乗り入れする形で現在実質空港バスとなっている。路線バスなので運賃一律3500Rp（30円）と激安。観光客に縁の深い路線は上の路線図の赤線部分。実質空港バスになるヌサドゥア、空港、クタ、サヌール、バトゥブラン（デンパサール）を結ぶヌサドゥア・バトゥブラン線だ。上の路線図では赤線以外にその他あちこち運行しているように見えるがまだ計画段階の路線が多い。





2020/10/02　追記ーーーーーーーーーーーーーーーー
TRANS SARBAGITA OPERATIONAL TIME:
6.00 AM – 9.00 PM

6.00 AM – 9.00 PM (Kota or Stadion Ngurah Rai shelter/bus stop).
8.00 AM – 7.00 PM (GWK shelter/bus stop).
10.00 AM – 8.00 PM (Nusa Dua shelter/bus stop).
8.00 AM – 6.00 PM (Batubulan shelter/bus stop).
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バリ島空港タクシー　　バリ島空港徒歩移動　　バリ島空港からウブドへ

バリ島空港バスの乗り方　2018年版

利用前の注意点

利用前に知っておくべき難点はおおまかに以下の3つ。

①結局そこそこ歩かされる
②ホテル側停留所がわかりにくい場所にある
③車内で英語が通じにくい

利点
①安い　料金一律3500Rp（30円）
②運行間隔昼間なら20分（運行5時～21時）
③大きな荷物も持ち込める　　④写真のようにきれいなエアコンバス

①結局そこそこ歩かされる

空港→クタの場合、クタ側バス停がホテルエリアから遠く、安宿エリアのポッピーズ2までなら約2km（30分）歩かされる。その距離を全荷物携行で移動できることが前提。バス停からオジェック（バイクタクシー）やブルーバードを使うのも手。クタ周辺なので空車はたくさん流れている。

11:44 2020/10/02 更新
2019年5月2日以降、国内線ターミナルバス乗り場に停車とのこと



ヌサドゥア側終点　バリコレクション前のサルバギタ

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②ホテル側停留所がわかりにくい場所にある

クタ安宿エリアの場合最寄りのバス停は「デワルチ Dewa Ruci」または「セントラル Sentral Raya Kuta 」。車内で切符買う時に車掌に行き先聞かれるので自分の行き先を言えるようにしておく。「クタ」と言うとクタのホテルエリアには行かないので乗せてくれない場合あり。行き先は「ギャレリア GALLERIA（クタの免税店）」でもいい。デワルチには1～3の乗り場あるがどこで降りてもクタには行ける。「③車内で英語が通じにくい」は行き先だけ言えればいいのでさほど問題にはならない。クタに行く場合使うフレーズは以下2つのみ。インドネシア語にタイ語やベトナム語のような声調はないのでカタカナ読めば伝わる。

●バス停でバスに乗りこむ時
Apakah bus ini menuju Dewa Ruci？
アパカ　ブス　イニ　ムヌジュ　デワルチ？
このバスはデワルチに行きますか？

●車内で車掌からチケットを買う時
Aku ingin pergi ke Dewa Ruci.
アク　インギン　プルギク　デワルチ
私はデワルチに行きたい。

上のフレーズ言わずとも「デワルチ」連呼していればたぶん何とかなる。サヌールだと乗る時には「サヌール」といえば乗せてくれるが、乗車後車内でチケット買う時に降りる場所詳細聞かれる。サヌールは広いうえに乗降者のいないバス停は素通りするので。宿泊のホテルによるがレンボンガン島船着場近くなら「シンドゥ HALTE SINDU」か「マタハリトゥルビット MATAHARI TERBIT」。自分の宿泊するホテルの位置とあわせて要事前チェック。

★ハルテデワルチ1からべネサリ通りまで

泥クタ川の灰色ルートの北1.5kmにわたって橋がなく、クタの安宿エリアを通せんぼしている。ラヤクタ通りを北に行ってしまうとかなり歩くことになる。



クタ安宿エリア最寄りの Dewa Ruci 1　デワルチとは免税店前交差点のこの像　空港からクタに行く場合まれにデワルチ1素通りする場合ある（サンセット通り北上せずにバイパス通りへすぐ右折する）がその場合はデワルチ3で降りる。

●命がけのングラライバイパス通り横断

デワルチ2、3を利用するときには免税店前の大通りのングラライバイパス通りを横断せねばならないので注意が必要。この大通りには歩行者横断の配慮が全くされておらず、歩道橋も地下通路も横断歩道もない。「歩いて免税店に来るな。タクシー使えこの野郎態勢」に見えなくもない。時間帯によって車の切れ目が全くなく横断するのに道端で10分は待たされる。車も高速道路並みにとばしているので命がけの横断になる。デワルチ1、セントラルではそういうことはない。

免税店前のデワルチ2は空港からクタやサヌールに行く場合は使うことはないが、逆方向の空港へ向かう際に空港方向行バスの来る頻度がデワルチ1、セントラルより多い（へアピンルート省略するバスもここには停車する）ので急ぎの場合などは大通り横断したほうがバスは捕まえやすい。

★ラヤクタ・セントラルからべネサリ通りまで

サルバギタバスは以前のようにラヤクタ通りを北上せず、サンセット通りを青矢印のように進む。なのでセントラルパルキルクタにはバスはやって来ない。代替バス停は300m北のラヤクタ・セントラル。セントラルから安宿エリアの行き方は上の地図の通り。べネサリ通りの宿まで1.9km、徒歩24分。

ングラライ国際空港　サルバギタバス乗り場

空港ビル出口徒歩2分

上のようなデメリットの数々が問題ないなら空港からのバス利用は簡単。空港のバス停は空港国際線ターミナルビル徒歩2分と近い。地味な乗り場だが空港ビルの出口を出て下の地図通りに進めばすぐに見つけられる。

バス停にはヌサドゥア行と、その反対方向のクタ、サヌール行の両方がやってくるので乗車時に行き先言って確認する。バスの前面に行き先のボードも出ている。チケットは乗車して車掌から買う。高額紙幣でのおつりはないのでせめて1万Rp（83円）用意しておく。

11:44 2020/10/02 更新
2019年5月2日以降、国際線出口前の乗り場撤去され、新しい乗り場は国内線ターミナルバス乗り場に停車とのこと。運行間隔も2時間になる。


空港バス　トランスサルバギタには自転車も持ち込める。ただ観光客であまり荷物が多い場合は30円のチケットもう1枚買わされるらしい。

クタから空港やサヌールへ行く場合

ダミー乗り場に注意

反対のクタのホテルエリアから空港に行く場合にもいくつかの注意点がある。一番気を付けなければならないのは写真右の「セントラルパルキルクタ」といういつまで待っても永遠にバスのやって来ない観光客だましのダミー乗り場（場所は下の地図の赤丸）に引っかからないこと。2017年3月1日よりラヤクタ通りのパティジュランティック通り交差点からマジャパヒト通り交差点まで一方通行になったので、このセントラルパルキルクタは完全に廃棄バス停になってしまった。ここで何時間待とうともバスは永遠にやって来ない。

クタでの乗り場はセントラルパルキルクタの代替乗り場の「ラヤクタ・セントラル」か「デワルチ」。デワルチには下の地図のように1～3がある。

2017年3月1日よりラヤクタ通りのパティジュランティック通り交差点からマジャパヒト通り交差点まで（上の地図の赤線部分の上から下へ）一方通行になる。サルバギタバスはその一通を逆走ルートでしか上の赤丸のセントラルパルキルクタには行けない。なので現在は一通部分を避けるように緑矢印ルートを取る。つまり赤丸のセントラルパルキルクタには今後永遠にサルバギタはやって来ないということだ。代替バス停は赤丸上の黄色丸の「セントラル」でバトゥブラン行とヌサドゥア行の両方がやってくる。デワルチより北のへアピンルートはまれに省略するバスもいるが、どういう仕組みで省略するのか不明。

ラヤクタ通りのセントラルパルキルクタ300m北にある代替乗り場。上の立派な偽物乗り場より本物の方がしょぼいというまさにトリッキーな利用環境。車掌のお姉さんはここのことを「セントラル」と言っていた。


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バリ島空港とクラクラバス

もう一つの市内循環バスのクラクラバスは空港に乗り入れておらず、空港最寄りバス停「アストンクタ」も空港から1kmも離れている。空港発着を考えるならクラクラバスは利用選択肢には全く上がってこない。料金もサルバギタの5倍以上と観光客料金。「カモフラグの立った観光客専門バス」という感じで地元民には全く相手にされていない。空港発で行き先がサヌールやヌサドゥアなら、空港に乗りれていて料金も安いサルバギタのほうがずっと利用しやすい。

極悪環境バリ島空港バス

それでも利用する場合

要は「てめえら市バスなんかのんじゃねえ。タクシーにぼられんかい」の環境なのだ。

タクシーにぼられるといってもよほど悪質なのに捕まらない限りせいぜい数百円なので、この30円バスの利用は安くするというより旅の趣味による選択か。とはいうものの定番バリ島観光では味わうことのないおもむきのある体験はできるとは思う。数々のいじわる環境乗り越えてそれでもこのバスを空港から利用したいという場合にはやはり、最低限荷物は少なくした方がよさそう。いっぱい歩くので。

またこのサルバギタは空港からクタの場合は面倒たくさんあるが、サヌール～クタの免税店～ヌサドゥアビーチのようなルートで使う場合はもっと簡単に快適に利用できる環境になっている。またバトゥブラン経由でベモでウブドや市バスでチャンディダサなど選択肢は多彩。運行当初いつもガラガラだったのに最近は結構混雑していたりする。がんばれ。サルバギタ。

Airport Bus Route

Corridor 2: Batubulan - Nusa Dua - return (Via Sentral Raya Kuta)

- There are 2 routes of the Sarbagita Bus Feeder to assist Corridor 2.

- From Nusa Dua (BTDC) - Jl. Raya Tanjung Benoa Bualu - Bypass Nusa Dua - Simpang Dewa Ruci - Setiabudi Kuta - Raya Kuta - Sentral Raya Kuta - Imam Bonjol - Sunset Road Timur - Simpang Dewa Ruci - Bypass Ngurah Rai - WR Supratman - Raya Batubulan - Batuyang - Terminal Batubulan.

- From Terminal Batubulan - WR. Supratman - Bypass Ngurah Rai - Prof. I.B. Mantra - Bypass Ngurah Rai - Simpang Dewa Ruci - Setiabudi Kuta - Raya Kuta - Sentral Raya Kuta - Imam Bonjol - Sunset Road Timur - Simpang Dewa Ruci -Bypass Nusa Dua - Nusa Dua (BTDC).

Corridor 6: Terminal Pesiapan - Terminal Mengwi - Bypass Ngurah Rai - Ngurah Rai Airport - return

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