ラジャアンパット 行き方

ラジャアンパット行き方 パプアへのアクセス

びー旅ロード140ラジャアンパットアクセス

ラジャアンパット現地ツアー 3泊4日2万円

ラジャアンパット サンドバンク

格安ラジャアンパット行き方 西パプア州 インドネシアRaja Ampat West New Guinea

格安ラジャアンパット個人ツアー、ソロン発3泊4日総額2万円で行く方法。スラバヤからソロンまで国営フェリーで片道所要5日全食事付6,738円。現地宿、フライト情報あり。


西パプア州 ラジャアンパット サンドバンク 海の色がまさにパプアインパクト


前へ       びー旅ロード2014トップ      次へ

ラジャアンパットとは Raja Ampat

2014年8月8日(金)
ラジャアンパット Raja Ampat とはインドネシア、西パプア州の西の果ての海域と島々のことを言う。インドネシア語で「4人の王様」の意味があり、その4人の王様にあたる4つの島がミスール島 Misool、ワイゲオ島 waigeo、バタンタ島 Batanta、サラワティ島 Salawati。ラジャアンパットはその4つの島を取り巻く1,500以上の小さな島々、岩礁、浅瀬を含めたエリアを指す。

周辺はインド洋と太平洋をつなぐ海域にあたり、高い海水温と複雑な海流が交わる。大量のプランクトンの発生する環境で多様な海洋生物生態系と広域にわたってのサンゴ礁を作り上げている。ラジャアンパットの海洋生物多様性は地球上最高ともいわれている。

1,508魚種、537種のサンゴ、699軟体動物種が確認されており、世界有数のダイビングスポットして知られる。実際に潜った感想はリアル竜宮城。延々続くサンゴ礁でとにかく魚の種類と数が多い。朝の新宿駅の通勤ラッシュ状態の魚の群れという感じ。ガム島で宿泊した宿から泳いでいける水深5~10mほどのサンゴ礁で2mのサメにも1mのウミガメにも複数回遭遇した。




ラジャアンパット ガム島 Pulau Gam

一般観光客が行き辛い地域なので環境が保全されている面もありそう。透明度はプランクトンが多いせいか、条件のいい時で20~30mほどで世界のびっくりビーチの60mと比べるとさほどない。

ほぼ赤道直下(ワイゲオ島北の海岸あたりが赤道直下)に位置するラジャアンパットに乾季雨季の区切りはない。年間通して雨量は多く、雨季のような天気が1週間続いたかと思えばいきなり雲ひとつない快晴が数日続く予測不可能な天気。ただスローシーズンとハイシーズンの区切りはあって6月~9月がスローシーズンで日によって海が若干荒れる。1月~5月が比較的波の静かなハイシーズンになっている。



より大きな地図で インドネシア を表示


高額ダイビングクルーズが呼ぶ ラジャアンパット

ラジャアンパットのダイビングクルーズツアー12日間、6,000ユーロ。1ユーロ=130円計算で78万円。ソロン発現地ツアーなので、この料金に現地までの航空券代は含まれない。ラジャアンパットにはこのように強烈なツアー料金の設定がされている。日本人向けダイビングツアーでも1週間、1名参加での日本からの総額は30~40万円。

西パプアというややこしい場所にあるので個人で行くにしても若干要領がいる。ただそういう高額ツアーでしかラジャアンパットにいけないかといえばそういうわけでもなく、既に実録公開しているとおり、格安滞在はさほど難しくはない。スラバヤからソロンまで国営フェリーのペルニで片道6,738円。

またラジャアンパットの心臓部にあるガム島やクリ島、マンソワール島の地元民の運営するバンガローに3食食事付で1泊30万Rp(2,600円)で滞在できる。地元船を使った半日プライベートツアーは40万Rp(3400円)。2014年6月の私のソロン発ラジャアンパット個人ツアー、ガム島ホームステイ3泊4日、島巡りツアー代、食事代込みで220万Rp(約2万円)だった。ちなみにクリ島の1泊30万Rp(2,600円)のバンガローのイェンコラヌー Yenkoranu Homestay の500m脇にあるエコリゾートという名の外国人用バンガローは1泊2万4,000円~。



サンドバンク独占 左がマンソワール島、右がガム島

2014年ラジャアンパット個人ツアー実録
ラジャアンパットガム島ホームステイ    ラジャアンパット地元船個人ツアー
ソロン   ワイサイ   エクスプレスエア   ペルニでソロンへ



ソロン空港のエクスプレスエア ボーイング737-300


マカッサル→ソロン片道8500円~ エクスプレスエアHPから

ネット予約できるラジャアンパット宿泊リスト 2015年版
宿名 1泊料金 住所 予約・詳細
ハムエコリゾート
Hamueco Raja Ampat Resort
1泊 5,338 円~ ワイゲオ島南部 Saleo Beach
ホテルラジャアンパット
Hotel Raja Ampat
1泊 5,501 円~  ワイゲオ島ワイサイ、ビーチ前
ドベレル エコリゾート
Raja Ampat Doberai Eco Resort
1泊 14,284 円~  ワイゲオ島とガム島の間にある小島

Booking.com

ラジャアンパット個人ツアーの大まかな流れ

日本からラジャアンパットに行くツアーは少ない。わずかにあるものはほぼダイビングツアーで高額。それらのお膳立てされたツアーで行くより個人で自力で行くほうが安くなる傾向あり。

ラジャアンパットへのアクセス自体は難しくはないが、現地ではぼったくりの罠が多数待ち受けている。何も知らずに突入するとあちこちでぼられまくりの旅になる。

ラジャアンパット格安滞在の大まかな流れは西パプアの第一拠点ソロンに入って、そこから地元フェリーで第2の拠点ワイゲオ島ワイサイまで渡る。そしてワイサイから地元小型船でガム島やクリ島、マンソワール島の地元民運営の宿に宿泊する。その地元民の宿から地元民の小型船を使って周辺の島を周遊する方法がもっとも安くラジャアンパットを体感できるツアーメニュー。ワイヤック島、カウェ島、ファム島まではワイサイから遠いので地元小型船では行けず、ツアー用のスピードボートで行くのが一般的。



ラジャアンパット第一拠点ソロン アンコットはタクシーと呼ばれ一律4000Rp(35円)

ラジャアンパットに行く方法 フライト編

ラジャアンパットの第一拠点となるソロンまでは日本からはジャカルタ経由で行く方法が一般的。ジャカルタからはガルーダ、ライオン、スリウィジャヤ、エクスプレスエアがマカッサル経由でソロンに飛んでいる。片道2万円くらいから。

日本人に縁の深いバリ島からもソロンへスリウィジャヤ他が飛んでいる。スリウィジャヤだとバリ島発、マカッサルかスラバヤ経由で往復2万5000円くらいから。しかし日本からガルーダのサイトでデンパサール~ソロンを予約しようとすると往復7万円になったりする。もちろんこの料金に日本~デンパサールの往復航空券代は含まれていない。ラジャアンパットのぼったくりの罠はツアーだけじゃない。外国人がソロンに行こうとする時点でお金持ちと判断され、ぼったくり料金適用の流れになる。

日本からフライト使って最安で行くにはエアアジアでクアラルンプール経由でマカッサルに入りそこからスリウィジャヤかエクスプレスエアでソロンに入る。クアラルンプール~マカッサルのエアアジアは14年8月現在週4便で毎日ない。日本からのフライスルーもないので自身での個別予約が必要。クアラルンプール~スラバヤには毎日フライトありフライスルーもあるがプロモでも往復6万5000円~と高め。

マカッサルからソロンへのエクスプレスエアフライトは片道1万円くらいから。エクスプレスエアは最安だがディレイや欠航が多いのでその覚悟で予約を。接続うまくいっても日本からの総所要は15時間以上。クアラルンプール1泊が必要な場合もあり。最速希望なら日本からパラオ、ビヤック経由でソロンに入るという方法もあるがフライト代は跳ね上がる。


インドネシア国内フライト検索 https://www.traveloka.com/



クアラルンプール→マカッサル片道206リンギ(6592円) 預け荷物なしの場合



ソロン~ワイサイ地元客船13万Rp  ワイサイの地元船船着場 地元民ボートでも吹っかけてくる


地元船でのツアーボート 客は私一人 ガイドの宿のご主人と船頭さん2人が同行



ソロン港のペルニ ランベル KM Lambelu 定員2003名

3000km航海チレマイウィサタ乗船実録      ティダールエコノミ甲板宿泊実録

ラジャアンパットにいく方法 船旅編

実録情報で公開しているようにペルニというインドネシア国営フェリーでソロンまで行くこともできる。エアアジアのプロモフライトと組み合わせるとかなりの格安料金でソロンまでいける。ただペルニの最安エコノミー乗船には途上国での格安旅行耐性必須。ジャカルタからソロンまで6日かかるのでそういった旅程を組める旅人限定。パプアへの船旅選択は旅費節約のためというより旅の趣味による選択という感じか。

ペルニの出港スケジュールは気まぐれで2週間に1便の時もあれば1週間に3便の時もある。ルートはジャカルタのタンジュンプリオ港発のジャヤプラ行きのペルニを利用する。

日本からは始発港のジャカルタか、途中乗船でスラバヤ、マカッサルいずれかの港のある都市までフライトで行ってそこからペルニで船旅という流れになる。スラバヤからソロンまで片道所要4日と14時間。ウィサタクラス(大部屋のワンベッド)全食事付で6,738円。ペルニのチケットは日本からの予約はできないので現地入りしての自力確保が必要となる。

バリ島ブノア港からソロン直行はないのでスラバヤかマカッサルまで行かねばならない。どうしてもバリ島から船旅希望ならラブアンバジョ経由マカッサル行きでマカッサル乗換えという方法もなくはない。


ペルニ解説はこちら         ペルニ公式サイトはこちら



ワイサイ港 ソロンからの定期船到着の様子

Booking.com

ラジャアンパット第一拠点ソロン

2014年8月時点でソロンやワイサイのホテルはホテル予約サイトで検索してもなかなか行き当たらない。ここで必死になってホテルを予約しようとする時点でびー旅スタイルはむかないので現地でカモを待つ高額ツアー会社に頼ったほうがいいのかもしれない。

ソロンでもワイサイでもホテルは事前の予約の必要はない。現地に入って当日確保で十分。どうしても不安な旅行者用に次のページでソロン、ワイサイの地元ホテルの紹介をしておく。

ソロンの空港からもソロンのペルニ港からもホテルエリアにはアンコット(ベモ)で4000Rpで行ける。現地ではアンコットをタクシーと呼ぶ。ソロンではブルーバードタクシーのようなタクシーはない。アンコットを独占で使ってタクシー代わりにする。外国人が独占で乗るとぼられる傾向あり。荷物が少なければオジェックも客待ちしている。

ソロン ワイサイの格安ホテル情報へ


びー旅ロード 関連リンク
シパダン島    グレートバリアリーフ   紅海リゾート  モルディブ  ハワイ
コモド島   シミラン諸島   スリン島   リペ島   沖縄   ラオリアン島


●びー旅つぶやき

9:02 2014/08/04

エアアジアのビッグで特典航空券ゲット。状況詳しくない方に伝わりやすい表現をすると「エアアジアのポイントで無料航空券確保」ということ。他社でいうマイレージ無料航空券。クアラルンプール~ハジャイ1600ビッグポイントで交換。ビッグでの無料航空券確保はこれで4回目。BIGの有効期限は36ヵ月という期限があるので使える時に使った方がいい。

ビッグポイントでの航空券引き換えにも、通常航空券のようにプロモがあり、KL発の便でプロモが出やすい。空港税は別途請求されKLIA2になって空港税が60リンギになってやがる。カード手数料8リンギ加算されて無料航空券のはずなのに68リンギ(約2,000円)の支払い。バスで行くと所要9時間半で50リンギなのでまあいいかの心境。フライトなら1時間5分。タイへの陸路入国は最近面倒が増えたようなので初回入国は空路で入ることにする。

14年~15年にかけてクアラルンプール往復18000円、バンコク往復25000円で成田から2往復予定。燃油税・空港税込みの最終支払い金額。プロモ期間過ぎて今はもうこういう激安価格で確保はできない。今回のプロモ期間はパプアから帰国後すぐだったが迷わず確保してよかった。こんな値段で乗ってさらにポイントでただフライトに乗れるエアアジアは鋭い。




139. ペルニ   びー旅ドットコム   びー旅ロード2014   141. ラジャアンパットホテル
このページは びー旅ロード 140. ラジャアンパット








ツアーの地元船 客は私一人だけ


びー旅ロード目次

びー旅ロード2013トップ

124. 海外旅行とATM
125. ネパールに安く行く方法
126. エアアジア追加申請
127. LCCの間違った乗り方
128. エベレスト街道2014
129. プードゥーセントラル
130. カオサン10Bラーメン
131. メーソットミャワディ国境
132. カレン族
133. シンガポールへ安く行く
134. アンコール小回りツアー
135. アンコール大回りツアー
136. バニラエア減便
137. パプアエピローグ
138. 楽天カード海外ATM被害
139. ペルニ
140. ラジャアンパット
141. ラジャアンパットホテル
142. サイパン
143. タイ入国2015
144. タイ観光ビザ
145. パックツアーと個人旅行
146. 東京シャトルネット予約



びー旅の転送が日本のサーバートラブルで滞り、私がパプアで死んだと思われていた時、実際は連日こういう感じだった。この状態はある意味天国にいたといえなくもない。



宿泊したガム島



ドーレアトリ(ガム島)
Dore Atri Home stay
1泊食事付30万Rp~  ワイサイからガム島への送迎片道40万Rp。
マーテン氏携帯 Mr. Marthen
0821 - 9982 - 4610
ドーレアトリ紹介サイトはこちら



バンガローの中。発電機はあるが燃料がないそうで夜間電気なし。ソーラーバッテリーの携帯ランプ渡されるので真っ暗にはならないが扇風機ないのが難。かすかな海風は吹いているんだけど。


ガム島の緑のトカゲ君 体長15cmほど。さすがパプア。ワライカワセミ遠くで鳴いてるし。


宿の前のベンチでページ制作。ここで午後13時~15時にねっころがると吸血バエに刺される。3mmほどの小バエで刺されるとかゆい。虫除けローション持っていたのに蚊がいなかったので使わなかった。きゃつらが吸血バエと知ったのは大量に刺された後だった。午前中や夜には吸血バエはいなかった。



ソロンのATMで現金をおろしたところ。セディナマスターでマンジリATM利用で1ヵ月後の請求も現金両替より若干いいレートで問題なく引き落とされる。パプアの旅では14年2月にトラブルのあった楽天カードは予備カードとしても持参せず。



エアアジア、クアラルンプール~マカッサル往復プロモの例。14年8月8日検索。377リンギは12064円。

1MYR = 31.7982円 (2014/08/07)





ガム島の地元の方


ソロンの地元宿1泊850円




ソロンのアンコットはタクシーと呼ばれている。


ソロンの宿のちっこいねこだお


ソロンの市場で買ったマンゴ


ガム島には地元村がある。島の子供たちとの会話はインドネシア語。Raja Ampat New Guinea



びー旅ロード2014トップへ

ガム島 この島にホームステイした。1泊3食付で2600円


コイ島とサンドバンク

2014年ラジャアンパット個人ツアー実録
ラジャアンパットガム島ホームステイ    ラジャアンパット地元船個人ツアー
ソロン   ワイサイ   エクスプレスエア   ペルニでソロンへ




139. ペルニ   びー旅ドットコム   びー旅ロード2014   141. ラジャアンパットホテル
このページは びー旅ロード 140. ラジャアンパット