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シュエニャウン鉄道駅 ミャンマー国鉄北支線

Shwenyaung railway station

シュエニャウン鉄道駅 ミャンマー国鉄北支線


シュエニャウン鉄道駅Sakar Pagoda (Sankar ruins)

ミャンマー鉄道の割高外国人料金が2014年撤廃され、外国人料金も地元料金と同じになった。インレー湖最寄りのシュエニャウン駅からは1日1便朝8時発、1等車両のみ(普通席はあるがシュエニャン駅では外国人には売ってくれない)ヤンゴン直通の列車が運行されていてタージーまで3000チャット。ヤンゴンまで9350チャット。ただしシュエニャンからタージーまで147kmが山岳鉄道で11時間と時間がかかる。タージーで乗換の必要なく同じ列車がヤンゴンまで行く(タージー~ヤンゴン524km)が、タージーで3時間待機で待たされる。ヤンゴンまでの総所要は遅延なしで25時間以上。

ちなみにニャウンシュエからヤンゴンは長距離バスで行けば所要12時間。なんでわざわざ時間のかかる鉄道を?という質問は野暮だ。飛行機があるのになんで寝台車を?という問いに等しい。そこに他に代えがたい揺さぶられる旅のうまみがあるのだ。効率のいい快適な旅がしたいなら最初から渡航先にミャンマーは選ぶべきではない。


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ニャウンシュエからシュエニャウン鉄道駅へ

15:26 2017/01/07
ミャンマー時間
雲一つない快晴が戻ってきた。高額ツアーの正月客が帰る頃にこの天気とは若干気の毒。今日朝から長居したニャウンシュエ脱出を図るべく朝6時半に宿をチェックアウト。薄暗い中、鉄道駅のあるシュエニャウンへ向かう。ラインカー(ミャンマーのソンテウ)乗場へ行くも朝早すぎてまだ誰もいない。少し待って様子を見るもラインカーすら現れない。早めに駅に行ってチケット確保したいので若干焦る。無人のラインカーが6000チャットで連れて行ってやると声かかるも拒否。この分じゃラインカー現れても客が集まるまで待っていたら列車の出発時間に間に合わない。

早朝時間帯は乗り場で待つのでなく、市場前の大通りで流れてくるラインカーを止めて確保するのだと後で知る。市場方向へ歩いて行くとバイクタクシーから声がかかる。3000チャットという。断ると2000になったのでチケット確保の時間も考えてそのバイタクでシュエニャウンへ行くことにする。体感気温9℃。バイタクの後部座席は猛烈に寒かった。途中ラインカーを追い越したのでここで通りで待たねばならないことを知る。距離は12km。所要20分で7時5分にシュエニャウン駅に着く。列車出発時間は8時ちょうど。


早朝のシュエニャンへの道 タージ池 Tharzi Pond





シュエニャウン鉄道駅

チケット売り場に行くも列はない。人もまばら。駅員風のスタッフつかまえてタージーに行きたい旨告げる。すると望んでいた普通席(3等)はなく1等席のみでタージーまで3000チャットという。

宿で聞いていた値段だったので仕方ないかなと思いチケット買おうとするも少し待ってくれという。チケットなんていつでも買えるとの勝手な思い込みでチケット窓口離れて駅のあちこちの写真を撮る。

するといつの間にかどこから湧いて出たのか欧州組が駅にたくさん。正月明け最初の土曜日で地元の方も多い。慌てて外国人列のような列に並ぶ。待つこと30分で私の番になる。するとその前の欧州組グループの分で満席になってもう席はないという。まじか。1等なのですべて座席指定があり、普通車(3等)のような自由席で立って乗ることができないのだ。「それじゃあ明日の分でいいからチケットくれ」と返すも「明日の分は明日発売する。明日の7時にまた来い」とのこと。





シュエニャウン支線列車発着時刻表最新版。って誰が必要としてんだこの情報。シュウェニャン8時発でタージー19時着って11時間?タージー出発は22時。


私の後ろには10人くらいの欧州組がいたのにすべてチケット完売で乗れず。私が駅に来た時には人はほとんどいなかったのでこの状況がわかっていたら、写真なんか撮らずにチケット売り場に張り付いていたのに。とはいえ満車で乗れない状況であがいても仕方ないので早々切り替える。

明日の列車の乗るために駅近くに宿泊か、ニャウンシュエに戻るか、それとも多数ある今日のヤンゴン行バスでヤンゴンに向かうか。神様の言う通りの状況。駅を出て駅前ホテル(写真右上)を当たる。独房が1泊5000チャット。Wi-Fiなし。雰囲気微妙だったので他を当たってみる。ところが周辺に他のめぼしい宿がない。

戻って5000チャットの部屋にチェックインしようとするも「さっきの部屋はもうない。やっぱりこっちのデラックス部屋に1泊3万5000チャットだ」と別のツイン部屋で7倍料金提示。英語の全く通じない地元宿に30ドルも払う意味ないのでシュエニャン宿泊あきらめる。




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シュウェニャウン鉄道駅 去年のダウェイ駅と違って欧州組がいっぱい。


関連リンク
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Tharzi Pond とシュエニャンニャウンシュエロード

ミャンマー鉄道と長距離バス


近くにバス会社があったのでいくらか聞いたらヤンゴンまで1万チャットという。ニャウンシュエ発より3000~4000安い。しかし出発が午後17時という。その時まだ8時半。さっき鉄道写真撮っていたらなんとなく列車に乗りたくもなっていた。写真右はチケットの列。手書きでチケットに書き込むので時間がかかる。

で仕方ないのでまたニャウンシュエの元の宿に戻ることにしてシュエニャウンのT字路のラインカー乗場でニャウンシュエ行ラインカーの客待ち20分でニャウンシュエに戻ってくる。帰りは乗客3人だったのに500チャットだった。人数で割っているわけでなくニャウンシュエ→シュエニャウン500、→タウンジー1000と定額制のようだ。もちろん外国人料金はその限りではない。

ニャウンシュエに戻って今朝チェックアウトしたばかりのスイートインに再チェックイン。近くの宿、ジョイホテル8US$(10400チャット)、アベニューホテル10US$とやはりここが最安だったので。



シュエニャウン駅





ニャウンシュエ 2017年1月7日(土)快晴  放浪55日目

出費詳細
早朝バイタク2000 お菓子4個200 コーヒー300 シュエニャウン帰りラインカー500 トマト10個500 トウモロコシ2個400 モヒンガー500  フライドチキン800 焼き鳥3本300 コカコーラ425ml400
宿泊代
スイートイン 8,000 kyats
合計

13,900 kyats

日本円合計

1kyat=0.087円で計算   1,209.3 円

1円 = 11.4496 MMK/ 1 MMK = 0.08734円 2017/01/07 6:59


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今日帰りに利用したラインカー。シュエニャン→ニャウンシュエ500チャット。



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朝の駅のスマホ充電コーナーは大混雑。


タナカの元


駅のチケットは手書き。


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