マイグラトリートラベル

列車とバスでプーケットに行く チュンポーン~スラタニ~プーケット

Chumphon Suratthani Phuket

チュンポーンからプーケット

チュンポーン~スラタニ~プーケット

●プーケットに列車とバスで行く2024
2024年3月25日(月)
バンコクからプーケットに最も安くいく方法は鉄道とバスを乗り継いでいく方法だ。タイは3等列車が劇的に安いのでそれを最大限利用して行く。もちろんプーケットに鉄道駅はなく、タイ国鉄の南線の駅もプーケットから離れている。行けるところまで3等列車で行ってそこでローカルバスに乗り換えて行く。今回の私の場合、80+34+20+220=354THB(1,486.8円)で行ったことになる。

バスの乗り継ぎ地点はスラタニ。3等列車はそこまで行かないので途中宿泊必須。私はバンコク→チュンポーン→スラタニ→プーケットという乗り継ぎで行った。時間がかかること以外にも旅人側にそれなりの格安旅行耐性と態勢が求められる。


スラタニでぼられるかぼられないかの分岐は、プンピンのスラタニ駅からこのバスに乗れるかどうか。この後にも試練は待つが。


たとえば、スラタニ駅はバスターミナルのあるスラタニの町にはなく12㎞離れたプンピンにあるので自力での市バス移動が必要。またバスで到着するプーケットバスターミナル2から市内までは5㎞と遠くローカルソンテウ利用せねば現地タクシー(プーケットのボリタクは一見小型ソンテウに似る)に際限なくぼられる。しかし安くいくことを考えないなら、誰でも簡単に行ける方法ともいえる。ただフライトで行ったほうが安いような金額ぼられながら、面倒な方法でトラブルまみれの旅で行くより、普通にエアアジアやカオサンのジョイントチケット使って行ったほうがいいような気もする。

以下は2024年3月25日、チュンポーン朝出発して、3等列車でスラタニまで行き、そこから現地長距離バス利用でプーケットまで行く実録。私の帰国便はわけあってクアラルンプール発なのでフライト日までにそこへ行かねばならない事情もある。


TRAIN Ao.445 Local Chumphon-Hat Yai Junction
Chumphon Dep 06:15 Surat Thani Arr 09:35 距離166㎞




←タイ国鉄南線  マイグラTop  プーケット→



チュンポーン鉄道駅

チュンポーン脱出 スラタニへ

6:59 2024/03/25
またまた予想外の展開。今チュンポーン発ハジャイ行の普通列車445番に乗って南下している。朝早起きしたので急遽3等列車でのスラタニ行を決める。決めてから出発時間確認したらあと10分で列車が出ることを知る。1日1本だけの3等列車。逃したら翌日まで足止め。やべえと朝っぱらから早朝ランニング。へろへろ。

チュンポーンで250Bの宿確保してしばらくいようかなと思っていたのだが、私の泊まった地元宿が結構地元の方で混雑していて深夜、早朝が結構騒がしい。夜中もうるさいし、早朝も朝早くから騒音で起こされる。なので移動を決めた。今ランスアン発のトンブリ行の列車と途中駅ですれ違った。



スラタニのタラートカセット2のプーケット行バス スラタニからプーケットまで239㎞走って220バーツ(924円)。

Booking.com

チュンポーン格安脱出は狭き門

確か早朝発の南行の普通列車が1日1本だけあってそれが唯一の列車での格安脱出だったはず。それに間に合うならそれでチュンポーン脱出とシャワー浴びて準備。パソコン開いて時間確認すると6時15分発。その時の時間6時5分。てっきり6時40分くらいだったと誤認していた。大急ぎで荷物まとめて宿を出て駅までランニング。4カ月の全荷物を背負ってなのだ。撮影機材やページ制作環境機材全部背負ってのランニングはある意味異次元か。昨日市場で買った1kgのトマトがより荷物を重くする。

朝なので走っているとノーリードわんこが吠えて追ってくるし。運動不足の状態で駅までずっと走れるわけもなく、ぜーぜー言いながら駅に到着。列車が出発の汽笛ならしておる。チケット買っている暇ないので、エンジン鳴らしている列車に飛び乗る。乗り込んで1分で出発。命拾いした気分。こういう経験もびー旅スタイルでないと遭遇しない。この辺必死過ぎて全然動画撮れず。

チケットは乗り込んでから車掌さんから買う。チュンポーンからスラタニまでは結構遠く166㎞もある。34バーツ。今列車は朝日を浴びて快適にスラタニに向かっている。スラタニでロットゥー捕まえてたぶんプーケットに行く。まだわからないけど。

昨日の晩まではチュンポーンであと数泊して、チュンポーンのバスターミナルまで3㎞歩いて行って、ラノーン方向へ抜けようかと思っていた。ラノーンの99Bのカツカレーが食いたかった。神様に拒否された。この過激な顛末は「そんなもん帰ってから食え。とっとと先へ行かんかい」の啓示だ。




チュンポーンからスラタニまで3等列車で移動


ちなみにチュンポーンは観光客ぼったくくり態勢万全の街なのでホテルからバスターミナルまで3㎞をバイタク使うと150バーツ、ソンテウもどきに1人で乗ると300バーツになる。バンコクから468㎞を80バーツで来ているのになんでやねんの構造。脱出には今乗っている早朝1本だけの普通列車445に乗るか、バスターミナルまで3㎞歩くかの2択なのだ。

今日も朝から雲一つない晴。朝から陽の光浴びてきらきら。車窓からの風が心地いい。南線はチュンポーン出るとすぐジャングルの単線になる感じ。今日プーケット?予想外。神様の言う通りの旅なんだからしょうがない。タウンかパトンかどこに泊まろう。まだ未定。今クアンヒンムイ駅。次の駅がランスアン。スラタニ到着9:35。


スラタニのタラートカセット1から出ていくプンピン(スラタニ鉄道駅)行市バス 2024年3月現在20THBに値上げ。

スラタニでプーケット行模索

12:15 2024/03/25
今スラタニ、タラートカセット2発のプーケット行の2階建てエアコンバスに乗ってプーケットに向かっている。スラタニからプーケットまで220THB。ロットゥーもあったが出発が2時間待ちだったので、1時間待ちですむ子のデラックスエアコンバスでプーケットに向かう。予想外の速い展開。今日1日でチュンポーンからプーケットまで行くことになる。さっきプンピン8㎞の表示の下にチュンポーン196㎞の表示。そんな距離あったのか。今バスは快適に国道41号線を快走。

455番列車は予定より20分ほど遅れてスラタニ駅に到着。スラタニ駅はスラタニ市内から遠く12㎞離れたプンピンという町にある。駅前にホテルはあるが、先に行くにはスラタニ市内のタラートカセット2というバスターミナルに行かねばならない。スラタニ市内までは市バスで行く。20Bに値上げ。

またスラタニは意識高い系のぼられ旅行者罠満載の街なのでニコニコしているとぼられまくる。駅前にはサムイ島の船着場まで2000バーツで連れていくハッピーソンテウ待機している。バスターミナル付近でもプーケットまでのバス確認した時ふんぞり返ったサングラスの若造にいくらか聞いたら500バーツと言っていた。今の私のバス220バーツの倍以上。



チュンポーンのナイトマーケット


チュンポーンの町の特性


個人でここまでやってきてサムイ島やプーケットなどに行く旅行者からぼりまくる体制の出来上がった街なのだ。ぼったくりマンほど偉そうにこちらを見下ろした態度で、理不尽な高額を提示してくる。それにへこついて高額払うのが一昔前の典型的日本人旅行者だった。今もその風潮は消えてないけど。

何にせよ、プーケットまで一気に行ける。どこに泊まるかは決まっていない。タウンか、パトンか、カロン、カタの選択もある。このバス欧州組があまり乗っておらずタイ人がほとんど。隔離免除旅以来のプーケット。このバス、エアコンがきいていて涼しい。今途中のバス会社停留所で客を拾っている。今日の夕方にはプーケット。

ページも動画も遅れまくっている。もう半分は帰国してからでいいかなとの態勢。3カ月半は基本当日公開していたのだし。ゆるゆる最優先。バスの車窓は3等列車の車窓ほどテンションないのはなぜだろう。景色が凡庸でテンション低く動画撮る気に全くならない。12:38 2024/03/25 今401号線におれた。プーケット257㎞の表示。そんなにあったのか。160Bから値上げして高いなと思っていたがその距離なら仕方ないか。



2024年3月26日のプーケットタウン

スラタニからバスでプーケットへ

15:46 2024/03/25
今プーケット行の長距離大型バスでプーケットに向かっている。今プーケット116㎞の表示。まじか。なら到着は5時とか6時じゃん。朝6時15分の列車に乗ってきているので丸1日の移動になっている。休みたいのに、移動続きで休めない。パトンに行くのは無理そう。タウンで適当な宿見つけよう。

全開隔離免除旅でプーケット訪問した時にはフライトで来たので、バスでプーケット入りするのは久々だ。市内循環バス12Bまだやっているのか。到着の新ターミナルは結構タウンまで遠かったはず。プーケットまで行くとは思ってなかったので情報がわからん。スマホのSIMあったほうがいいのかなと一瞬思うも、いやいやヘタレの証じゃ。そんなもんなくとも何とでもするのがびー旅スタイルなのだ。まだ明るいうちに着きそうなので十分だ。タウンで少しゆるゆるするか。パトンビーチ行ってもしょうがないし。

カオソックで大量の欧州組がなだれ込んできてて、一時たち客が出るほど混雑した。タクワパーで地元客が下りてようやく落ち着いた。まだカオラックあたり。鉄道で190㎞、バスで250㎞。途中待ち時間入れると結構過激な移動だ。朝からランニングもしているし。今日こんな過激な移動になるとは思わんかった。


南部線途中駅風景

プーケットタウン夜の宿探し


20:22 2024/03/25
今日1日で鉄道と長距離バスでチュンポーンからプーケットまで来てしまう。プーケット夜到着でファン部屋400B確保できず。今プーケットタウンの1泊650Bのエアコン部屋で冷気にあたっている。激動の1日だった。スラタニからプーケット所要約8時間。こんなに時間かかるとは思わなかった。動画もページも手つける暇なし。疲れたので詳細は明日以降。今日はとにかく寝る。出国当初迷惑だったエアコン冷気が今はありがたく感じる。


プーケット 2024年3月25日(日)快晴 117日目

出費詳細
445番列車チュンポーン~スラタニ34 車内水10 プンピンバス20 プーケットバス220 昼1品盛り定食50 ポップコーン10 チョコアイス10 コカコーラ17 プーケットタウンソンテウ15 カウカームー65 1.25Lゼロコーラ31
宿泊代
プーケットホテル 650
合計

1,132 B 4.2円計算(4,754.4 円)

1円= 0.2388 THB/ 1 THB = 4.1873円 2024/03/23 13:00





地元アイス10バーツ42円

マイグラトップ

0307. ラオス陸路入国
0309. デット島
0311. バンタオ国境パクセ
0314. 海外旅行若返り効果
0316. スリン
0318. タイ鉄道3等列車旅
0320. バンコク3月雨期
0323. タイ国鉄南線
0325. プーケットバス旅
0327. プーケット
0329. ピピ島インパクト
0401. クラビ格安生活
0403. プラナンショック
0406. ハジャイ2024


上が車内で買う切符。下が駅で買う切符。普通列車の切符はネットで購入できない。特急や急行より外国人観光客には難易度の高い列車が普通(3等)列車なのだ。

●YouTube旅動画

YouTubeおとちゃんねる




YouTubeおとちゃんねる



トマト上の量1kgで50バーツ(210円)チュンポーンのローカルマーケットで。


YouTube ラジャアンパット



プーケットバスターミナル2から市内までは4.9㎞





チュンポーン駅前 2024/3/24撮影




チュンポーン夜市 2024/3/24撮影




←タイ国鉄南線  マイグラTop  プーケット→