2024年1月4日(木)
ラオス国道4B線は2019年6月27日竣工のホンサからルアンパバンへの新道路。これまでタイ国境のムアングン(ナーン方向)からルアンパバンへは急峻な山道を避けて、サイニャブリ経由の大回りでしか行けなかったが、このショートカット道路の完成でルアンパバンに最短距離で行けるようになった。坂多く道も狭い。最後にメコン川を車ごと地元船に乗るので大型バスの運行はたぶんできない。ラオスにはサムイ島行シートランフェリー的大型船はない。
4A使った迂回路では240㎞あるが、4Bでホンサから分岐すると約半分の130㎞になる。ただかなりの山道になるので地図上の直線距離から想像するほどの時間短縮にはならず、それなり時間はかかる。それ以上に車窓が異次元で雲海の上を行く山道あり、原子力発電所?の白煙風景など観光客にはアトラクション要素が高い。
今までは激山を避けてサイニャブリまで大回りしていた。新道路できて240㎞が120~130㎞に短縮される感じだ。実際は直線でなくくねくね山道ロードなのであしからず。2024年1月6日現在グーグルマップにこの赤線ルートの新道路は表示されない。
ホンサから分岐の国道4B線 トンネルはなくヘアピンが続く
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公式にはホンサ石炭火力発電所。ただ外観は完全に原子力発電所。
ルアンパバンへ ホンサ山道新ロード
6:00 2024/01/04
一通り荷造り終えて出発準備万端。これからルアンパバンへミニバンバスで向かう。バスターミナルから乗るには6時までにそこへ行かねばならないのでこの真っ暗で霧の中を2.5㎞、わんこに吠えられながら歩かねばならない。宿ピックアップにしてもらえたのでそれは免れた。お呼びがかかるまで部屋でごろごろできる。料金もバスターミナル発と同じ15万キープ(1035円)。
今LCRアプリで今日の列車の空き確認したら当日便3便ともすべてに空きがある。正月超えて予約もしやすくなっているようだ。そのままビエンチャン方向に行くか、ボーテンまで行くかはまだ未定。15日滞在の約半分をムアングンでのゆるゆるに使ってしまったので滞在リミットもそんなに多くない。その辺は状況次第。気分次第。神様の言う通り。朝の気温17℃。昨日は1日1食で海外旅行ダイエットゾーンに入ってきた。日本のジムであんなにがんばっても痩せなかったのにここでは簡単にストレスなく腹の脂肪をなくせる。
ムアングンバスターミナル 真ん中がルアンパバン、奥がサイニャブリ行。朝1本のみ 時間は不定期。ホンサ乗車客と合わせて乗客が10人以上になったら出発という感じで、7時~8時ころ出発。
くねくねロード 崖っぷちロードは皆無だった。残念。
ラオス国道4Bでルアンパバンへ
11:31 2024/01/04
今ルアンパバンへの山道国道4Bをミニバンバスに乗って快走。予想通りかなりエキセントリックなくねくね山道。こんなところによくこんな道作ったなと感心する。トンネル皆無で切り立った崖をくねくね周回しながら山を越えていく。途中原子力発電所あって一層異次元ワールド。車内結構揺れてパソコン打ちにくい。マップ上に未知のないところがGPSで示されている・。こりゃテンション上がる。ここ通過するだけで十分アトラクションロードになる。土砂崩れ気になるけど。
出発時点ムアングンで16人乗りに乗客3人という乗車率だったがホンサで乗って赤ん坊入れて乗客11人になった。
異次元深度の高い山道ルート。今回は窓の開かない曇りガラスエアコン車ではなかったのでまともな画像が撮れた。
ルアンパバンで宿確保
14:15 2024/01/04
ルアンパバンに到着。今1泊20万キープ(1380円)の快適宿に潜り込む。バーツだと320バーツ。予約なしで当日街を歩き回って確保。ルアンパバンはカモフラグ旅行者のぼったくりの街なので気を緩めると際限なく金かかるので注意が必要。ホンサからルアンパバンの新山道めっちゃ味があった。最後にメコン川ボート横断という思いもかけないおまけもついた。結局120㎞ほどなのに5時間かかった。車窓ファンキーだったのでいいか。懸念だった正月でATMで金おろせない問題は何とか解決。先ほど200万キープ(1万4000円くらい)おろした。
エキセントリックな山道動画撮りまくって異様にたまった。とても1日で追いつけない。ゆるゆるしながら追いつかせよう。
ホンサバスターミナル ここで10人ほど乗る
ホンサハイウェイ利用実録2024
7:36 2024/01/05
昨日のホンサ・ルアンパバーン新国道4B移動は予想通りかなりインパクトあった。朝起きて8時に宿前にピックアップ来るというので、7時に近くの食堂でクイッティヤウ2.5万キープ食べる。食べ終わったところで宿のおじさんに遭遇。ピックアップはいつ頃?と聞くと、宿前に来るのでそこの乗場で待っててという。え?ピックアップじゃなかったの?この辺あいまいで流動的なのが現地スタイル。
で、言われたとおりに荷物もって宿の前の乗場といわれる場所で待つ。現れたのはミニバンバスでなく、国境にいたソンテウもどき。タイ人旅行者乗り場にはタイ人旅行者2人もいて彼らもルアンパバンに行くという。一緒に乗り込む。朝霞の中2.3㎞先のバスターミナルに行く。2万キープ(140円)と若干ぼり料金。
Booking.com
バスターミナルには3台のミニバンバス。朝集中して出る。チケット売り場でルアンパバーン行のチケット買う。15万キープ(1,035円)。すぐ出るのかと思い乗り込むも車内ガラガラ。ロットゥーの場合客が埋まったら出発なのでそのスタイルか?しかし乗客は先ほどのタイ人2人と私の3人のみ。バンは16人乗りという感じ。何時に出るの?の近くを掃除しているおばちゃんに聞いたら10時半という。その時8時ちょっとすぎ。まじか2時間半も待たされるのか。8時に出るんじゃなかったのか。というより、先日徒歩で確認した時には朝の6時発って言われたし。今思うにたぶん基本10人以上の客が埋まったら出発で時間で出発するロットゥーと同じスタイルだったのだ。
ホンサバスターミナル 奥がチケット売り場
しかし、乗客3人のガラガラ状態でお呼びかかり、8時20分に出発。これはホンサバスターミナルや途中乗車の客で採算人数が埋まったため、その時点で出発ということのようだ。ホンサで10人近く乗り込み、その後途中の村で2人乗り込んだので最終的にはドライバー入れて13人でルアンパバンに向かう。途中乗車の現地の方はスマホで乗車予約する。でミニバンバスは自宅前で客を乗せる。
途中停車バスターミナルはホンサのみ。途中乗車客の民家停車はほかに1回。ホンサにはゲストハウスもあった。ホンサバスターミナル停車は25分ほど、そこで10人ほど客乗り込みガラガラではなくなった。
ホンサを少し過ぎたところでサイニャブリ行の国道から分岐してB4道路に入る。ショートカットなのにサイニャブリ経由のグーグルマップ所要時間表示5時間と変わらない。途中ホンサバスターミナルでの25分の休憩入れて所要5時間でルアンパバンにつく。直線距離ではサイニャブリ経由240㎞の約半分の120㎞なのだが、かなりの山道のヘアピン続きなので総所要はあまり変わらない。トンネル全くなし。思いっきりのヘアピン、急坂続くエキセントリックロード。急ながけ下の道もあり、がけ崩れをなんとなく心配してしまう。ただ少し前のネット記事にあったような崖から転落するような崖っぷちロードはなかった。期待したのに。
最後にメコン川の対岸に着き、メコン川をミニバンバスごと渡し船に乗り横断してルアンパバンに着く。郊外のバスターミナルに連れていかれる前に船着き場付近で下車して宿捜索に入った。おいしいネタいっぱい拾って味のある1日だった。この4Bロード、下手なテーマパークのアトラクションライドより、遊興性インパクトはずっと高いと思う。セレンディピティウォーク。
メコン川を渡る渡し船にはミニバンバスごと乗る。対岸はルアンパバン。というか橋作ればいいのにと思うけど。
ルアンパバン 2024年1月4日(木)快晴 旅36日目
- 出費詳細
- バスターミナルソンテウ2万 ルアンパバンバス15万 惣菜1万 1万 カウニャウ1万 ムーピン2本2万 ゼロペプシ0.8万 0.8万
- 宿泊代
- PPゲストハウス 20万
- 合計
-
42.6万キープ 70円計算(2,982 円)
1円= 142.33 LAK/ 1 LAK = 0.007026円 2024/01/05 2:55
ATMで200万キープおろす