2024年1月9日(火)
ラオス~中国国境の町ボーテン。ラオス中国鉄道のラオス側の終点。中国との物資輸送の拠点としても注目されている。中国資本による都市計画も進められている。ラオス中国鉄道がバンコクまで延伸し、高速鉄道化するにつれて重要拠点の役割が増していく。
ただ2024年現在はかなりワイルドな国境。ボーテンから各地への物資輸送の大型トラックがひっきりなしに往来する。
ボーテンの宿は駅の南側徒歩圏内に1泊15万キープからの宿が複数ある。物価もさほど高くないが店によって料金が変わる。地元定食3万5000キープ(250円)~。2024年1月9日現在。
ラオス中国鉄道ラオス側終点ボーテン駅 線路は国境を越えて昆明まで続く。右奥国際線乗場。駅前から中国各地へのバスも出る。
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ワイルドなボーテン どすのきいた宿
18:27 2024/01/08
中国国境の町ボーテンの宿で寝転がってパソコンに向かう。激動の1日で日記も動画も全く追いつかない。今日定刻3分遅れでラオス中国鉄道K12普通列車はボーテン駅に着いた。2時間ほどなのであっという間。トンネルばかりで車窓を全然楽しめない。ただカーブはほとんどない。標準軌なので時速200㎞以上の高速鉄道運行はたぶん近い将来実現する。ボーテン駅を降りて巨大駅舎でるとワイルドな大型ダンプの群れの土埃の中宿捜索。歩いて2㎞ほどのところにある地元宿1泊20万キープ(1400円)の宿を確保。
宿確保後再度2㎞戻って駅に行き、明日のビエンチャン行の列車を予約しに行く。13時発の特急に乗ろうと思っていたのに、明日の特急も準急も満員で予約できず。かろうじて空席あったのが今日と同じ普通列車。ただ所要時間は3時間か5時間かという程度でさほど変わりない。普通列車はビエンチャン15㎞郊外の駅に夜の8時過ぎに到着なのでちょっと面倒そう。でも特急は66万キープだが、普通は39.5万キープなので出費は減る。特急乗ろうとラオス滞在期限あと3日なのにATMで7万キープおろしたのに。必要なかったな。窓口では英語全く通じず。中国語なら若干通じる。私はタイ語で何とか確保した。
駅南方向はまだ舗装道路少なく土煙ロードが多い。
明日の夜はビエンチャン。夜の宿捜索面倒そうだ。ただそれを乗り越えればタイに行ける。カウカームーが食える。もう朝寒いのやだ。ラオスで海外旅行ダイエットはかなり進んだ。ボーテンの町はワイルドだ。こういうの全然好みなので大歓迎だけど。
特急の始発駅は南昆明駅の国際列車。満員で運行しているとは全然閑散路線という感じではない。貨物輸送としても大活躍のようだ。ただ昨日ネットで昆明の気温確認したら東京とさほど変わらない。もし行ってたら渡り鳥旅の意味ない。行かなくて正解。
この宿昼間は大型ダンプがひっきりなしに往来していたがこの時間ぴたりとやんで静寂。国境で物価高いかと思うも、3万キープのカオラートナーが5万(350円)になる程度。イミグレのある国境方向の高めのホテルのあるエリアだと高いのかもしれないが。宿は20万キープ(1400円)だが若干どすきいててワイルド。Wi-Fiないのでびー旅転送もYouTubeのアップもできない。昨日46㎞サイクリング。今日は大型ダンプの土煙の中の宿捜索。海外旅行ダイエットが進む。疲れた。もう寝る。まだ7時10分なんだけど。
大型トラックがひっきりなしに往来しコンテナ山積み
ボーテンの朝
5:39 2024/01/09
8時に寝て4時に起きるぐっすり8時間睡眠。昨日駅までの足確保が不安で早朝目が覚めてその後眠れなかったので若干睡眠不足。46㎞サイクリングの後だったので余計にだるさ残っていたが、この国境のどすのきいた宿で8時間寝て元気回復。今日は午後3時半のビエンチャン行ラオス中国鉄道でビエンチャンに向かう。
15日滞在許可もらったのでせっかくだからとラオスにいたが思いのほか長居してしまった。タイのオーバーステイ回避の実質ビザランだったのだが、2週間も現地にいるならたぶんビザランとは言わない。快適というわけではなかったが、ネタの宝庫で私の希望する味は十分味わえた。ラオスにあまり気合の入った旅行情報が少ないというのもあるか。私のラオス滞在期限は1月11日なので今日夜ビエンチャンについて、1泊するともうリミット1日前になってしまう。予想外に楽しいラオスを堪能してしまった。年末年始時期もホテル代込総額で1日2000円ほどと激安に過ごすことができた。正月時期にムアングンの気温31℃での田園炎天トレッキングはまさにびー旅スタイル。
ボーテンの税関ビル
ボーテンの地元ホテルで異次元体験中
この宿はルアンパバンの時と違って、1.5㎞ほど南のところに駅があるので、歩いて駅に行ける。北4㎞の国境方向にもホテルはあるが、高そうなのでこちらに流れてきた。昨日特急買おうとしたら満席で買えず。普通列車でのビエンチャン行。ラオス縦断鉄道なんてバンコクまで延伸しなければただの閑散路線だろうとの予想はずれて結構な混雑ぶり。ただ混雑は時間とルートによる。昨日の私のチケット購入時は列ができるどころか駅にいたのは私ひとり。ルアンパバンのチケット購入時も並んだ時間は10分未満だった。
ママチャリ風自転車でアップダウン丘陵地46㎞サイクリングが効いた。鉄道チケット購入にパスポート忘れて、とりに帰って片道11.6㎞を2往復。海外旅行ダイエット。メタボ解消に貢献。途中のラオス山奥風景が異次元深度深かった。このボーテン国境も異次元真っただ中。この旅初Wi-Fiなし宿でアップ途切れているけれど。
列車が午後3時15分発なので宿に午後2時チェックアウト交渉するも12時まで出てくれと断られた。地元宿で英語は全く通じない。私はタイ語で何とかしのいでいる。ただ国境方向の外国人用の高額ホテル(1泊5000円くらいだけど)に泊まれば英語も中国語も通じる。
こんなワイルドな国境のどすのきいた宿で8時間熟睡できるのはある意味ハッピー。日本では6時間しか寝れないのに。蛍光灯つけると蛍光灯が結構な音量でうなる。異次元じゃ。
ボーテンのATM 2024年1月8日70万キープおろす
Booking.com
ボーテン出発の朝
13:01 2024/01/09
今ボーテン駅でビエンチャン行の列車待ち。かなり混雑している。13時15分発の南昆明駅発の887国際特急列車がくるせいか。朝宿をチェックアウトして、通りの反対側にあるホテルの値段をチェックしたら1泊15万キープ。しかもWi-Fiあり。やっちまった。ここにしておけば動画もびー旅もアップ途切れることもなかったのに。
宿が12時までしかいられないというので11時45分に出る。駅まで2㎞ほど。途中の地元食堂のどすのきいたテラス席で昼飯。カオラートナー(肉野菜炒め定食)3万5000キープだった。今朝までいた宿結構ぼったくり宿だった?Wi-Fiなしで1泊20万だし、カオラートナー5万だったし。私が次行こうとするとおばちゃんが必死になって引き留めるので、その圧に押されて泊まってしまった。でも特急乗るつもりでATMでおろしたキープ大量に余りそうなのでいいか。
3万5000キープのカオラートナー超大盛でご飯だいぶ残した。あの量じゃ今日はもう晩飯いらない。飯食って駅行く途中に地元商店でこれいくら?とタイ語で聞いたらもぞもぞしている。なんとラオス語全くしゃべれない中国人のおじさんだった。久々の中国語会話。なんかちょっと意味なくうれしかった。
ボーテンは将来こうなるそうです。タイ北部高速鉄道がデンチャイから分岐してボーテンに接続する可能性も高くなっている。
ボーテンの税関 大型ダンプがひっきりなしに通る