タイの滞在リミットが来たのでラオスに流れ着いた。せっかくラオス滞在15日もらったのでラオスでゆるゆる。どこで何をしようとか何も決めてない。居心地よければそこに長居する。でその流れで年末年始を国境の町ムアングンで迎えることになる。ガイドブックに乗るような観光資源は何もない。しかしここでの滞在は時間旅行を体感する異次元深度の深い旅になる。
極寒の年末年始に気温31℃でマンゴが食える環境はそれだけで贅沢な旅だ。滞在ホテルは1泊980円だったとしても。
町をただ歩くだけで異次元体験 ムアングン ラオス
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大晦日 朝からひと悶着
5:32 2023/12/31
大晦日の朝をラオス国境の村で迎える。朝から強烈に寒い。今の気温17℃。上着着てジャージはいてパソコンに向かう。なんと朝から停電。寒いので窓すべて閉めて寝る。ガラス窓でなく木の窓でシャッターおろす感じで光も遮断される。窓全て閉めると部屋は真っ暗になるのでトイレの電気だけつけて寝た。早朝5時15分に起きるとその電気が消えている。部屋は真っ暗。スマホの明かりでトイレ行く。Wi-Fiも使えず。まじか。このまま正月電気なし?と一瞬思うも30分ほどすると復旧。Wi-Fiも復活した。
この部屋、木造で壁薄く、隣の客の騒音が筒抜け。今も隣客のいびきが聞こえる。ドミならともかく、個室なのに。と思うがバンビエンでの正月の時のような大音響のラオスポップス一晩中よりましか。地元のラオス人客は1泊してすぐ去るので今日だけだと楽観する。早朝から刺激の多い大晦日。遠くでコケコッコー。
連日快晴ハイテンション 大晦日にこの状況はハッピー
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日本発ラオスツアー料金が強烈
7:40 2023/12/31 ラオス時間
今ネットで調べてラオス5日間の旅14万円。燃油代約4万円別でそれを合わせるとひとり総額18万円。しかも2月以降の閑散期料金。今の年末年始時期ならたぶん2~3倍する。低く見積もって年末年始ラオス旅行5日間36万円~。ひええ。恐怖じゃ。1泊980円のホテルに泊まる今の私とまるで別世界。そりゃ海外旅行は高嶺の花ってなるわな。ツアー催行者は「格安海外旅行は過去のもの」ってしたくなるわな。というより、「そんなんじゃ行かねえよ」ってのがほとんどなのでは。大晦日や正月を海外で迎えるというのはなんとなく贅沢というのはわかるけど。おとちゃんねるで散見する古い世代の方々から悔しがるアンチコメントの背景感じてなるほど…と思う。
快適な大晦日をラオス国境の町ムアングンで迎えている。朝の気温17℃と寒い。東京の7℃よりまし。自宅の電気代ガス代0円ってのもファンキー。昼間は31℃と真夏になる。気温差14℃って反則じゃ。異次元世界突入旅は時間旅行気分も味わえる。周りの田園風景は完全に江戸時代。連日雲一つない快晴。朝は霧で真っ白だけど。雲海の中?ここの標高506m。チェンマイ310m、チェンライ390mよりも高い。チェントン1035mほどではないけど。
空気が澄んでいるのは微妙に標高高いせいもあるか
地元食堂で大晦日の朝食
8:38 2023/12/31
今宿近くの地元食堂でパソコン開く。連日クイッティヤウとチャーハンで飽きてきたので、いつもタイで食べている肉野菜抵触できるか聞いてみたらなんとできるみたい。肉と野菜炒めるだけなので当然か。わかっていればもっと早く注文したのに。なんていうのか店のお姉さんに聞いたら「カオ ラートナー」というと教えてくれた。これが食えるならラオス滞在かなり快適になりそうだ。
ただ注文してから料理が出てくるまで時間がかかる。なのでパソコン持参している。わんこが物欲しそうにこちらを見て去って行った。最初は吠えられたが、顔見知り?になったら吠えられなくなった。朝の霧が晴れてきた。明日正月?なんか他人事。正月に気温31℃って変だ。食堂の前を4人乗りバイクが通過していった。お、日が差してきた。霧が晴れれば今日も快晴。
現在宿泊中の1泊980円のホテルの水上コテージ部分
気温31℃の大晦日
16:40 2023/12/31
今午後の日差しを受けながらパソコンに向かう。気温31℃の大晦日。今シャワー浴びてパンツ一丁で日焼け中。昨日隣客のいびきうるさかったが、今日はこの宿私独占で静か。
初回100万キープ(日本円で6900円)しかATMでおろさなかったので、手持ちの現金少なくなった。さっき追加でおろそうとしたのだがおろせない。やべえ。ATMで金おろせないと危機に陥る。カードを変えてもおろせない。この状況かつてミャンマーでも経験している。こういう国のATMは年末年始の銀行の休みに合わせて使えなくなるのだ。31日なので大丈夫かなと思ったら、ATMの脇にいたセキュリティのおじさんに聞いたらやはり今日はおろせないとのこと。まあミャンマーの時と違って、今回はあと数日持つ現地通貨あるので何とかなるけれど。ちなみに私はクレカはいつも3枚持ち歩いている。財布に入れずに別々に隠し持っている。たぶん3が日明けくらいにATM稼働再開すると思うのでそれまで待とう。
今日も1日激快晴。やはりこの天気と時間旅行の気分は独特だ。遺跡やサンゴ礁なくてもラオスの田舎町テンションは十分異次元深度は深い。朝撮った動画1本編集してあげて、昼頃から徒歩で宿の周りの田園風景と丘の上を散策する。わんこには絡まれるが歩くだけでハイテンション。タイムトラベル感の異次元深度の深さが歩くだけでしみるぜい。
宿でバイク借りようと打診したら1日200バーツとのこと。ただ徒歩散策でも十分テンション高いので今のところ保留にしている。
2023年12月31日朝6時45分のムアングン 雲海の中状態?この霧は9時ころには消える。参考までに雨期に行くと1日中この状態。
2023年12月31日午後1時のムアングン
安いほうが楽しい海外旅行
19:58 2023/12/31
2023年が終わる。明日正月なので昨日までラオス人客で混んでいたこの宿もガラガラになり隣客もいない。いびきもなくなった。望んでいた静寂の大晦日。今日の炎天散歩は思いもかけずテンション高かった。ド快晴の空がやばい。
私は1000円以下の途上国、新興国の地元宿に泊まり歩くが、今世間で話題の南京虫トコジラミに全く遭遇しないのはなぜだろう。「安いんだから南京虫」と期待されるのだろうが、それに反してタイの400円の宿でもラオスの980円の宿でもまったく被害なし。騒いでる方々はそれなりの高いホテルに泊まって被害にあっているのなら逆に期待はずれが痛々しい。高い金出してひどい目にあっているわけだから。「安いほうが楽しい」のびー旅スタイル格安海外旅行のコアな部分がその辺にも浮き出ている気はする。ここは寒いせいか蚊もいない。タイで必須だったアースノーマットや蚊取線香や虫よけローション全く使わない。
この当日情報を現地からタイムリーに公開できる環境もありがたい。1泊980円なのに。大晦日に味のある環境真っ只中。
ムアングン 2023年12月31日(日)快晴 旅32日目
- 出費詳細
- 朝肉野菜炒定食3.5万 クイッティヤウ2.5万 菓子パン3つ1.5万 ペプシ0.8 串ソーセージ3本0.8万 クイッティヤウ2.5万
- 宿泊代
- Deuanpen GuestHouse 14万
- 合計
-
25.6万キープ 69円計算(1,766.4 円)
1円 = 145.64 LAK/ 1 LAK = 0.006866円 2023/12/30 12:00
空の色がある意味いっちゃってる感じです。12月31日なのに。