今年2025年夏の国内旅行客は7220万人で、海外旅行客は244万人のネット情報。海外旅行者の数は国内旅行者の30分の1。世間ではやはり海外旅行は高嶺の花。円安物価高、航空券高騰の今は30万円を29万円にする「主流格安」がメインストリーム。30万円を2万円以下にする「コア格安」は一部の旅行者にしか実行できない。
コア格安の判断基準はシンプル。格安海外旅行ができているか、できていないか。コア格安の実行難易度が異様に上がっている今、真の格安海外旅行情報はできている者からしか発信できない。体重120㎏の方からの痩せる方法に説得力はない。私の出番だ。ちなみに私はバックパッカーではない。節約旅行もしていない。豪華旅行を何の努力もなくゆるゆるに格安にしているだけなのだ。
ベトナム、コントゥムからオヤダヴ・レタイン国境超え、カンボジア、ラタナキリ州バンルンへ 庶民に混ざっての格安生活にはベトナムならベトナム語、カンボジアならクメール語が必須になる。ここで英語はぼられ言語。ただ、タイ・ミャンマー国境のようにモン語やカレン語、シャン語の入り混じる面倒はない。
スラウェシ島 タナトラジャ市内マカレの公園にあるトンコナン家屋 ランティパオのトンコナン家屋村までのツアーは自力で行けば400円。ツアーで行けば16万円だった。たぶん今ツアーはない。
コア格安海外旅行 海外旅行は高嶺の花
2025年年末から2026年春先まで年末年始高騰期の激安越冬旅の序章が始まった。今日の最高気温39℃。お盆前の航空券高騰期。おととい8月3日年末の成田バンコク航空券を確保する。エアジャパンで片道2万90円。エアアジアもジップエアも、ベトジェットホーチミンも比較検討の上エアジャパンに決定。2026年格安海外旅行実証の越冬旅が事実上決定した。コロナ前にはバンコクまで片道9,000円で飛んでいたので倍以上の敗北のフライト価格。しゃあねえな。まっいいか。…の気分。本番は現地に行ってからだ。

エアジャパン成田バンコク片道2万90円で確保。燃油税、空港税、クレカ手数料込。受託荷物なし、座席指定なし、機内食なしのミニマムフライト

2025年2月23日に私が乗ったNQ002エアジャパンフライト機内。
ボーイング787-8 全席エコノミークラス。座席幅17.5インチ (44.5 cm)、シートピッチ32インチ (81.3 cm) 。充電用USBポート
(Type-A, Type-C) あり。モニターなし。機内Wi-Fiあるも有料。

YouTube動画おとちゃんねる
エアジャパン搭乗2025
2025年2月22日タイ、スワンナプーム空港で深夜発成田行のエアジャパン搭乗の実録。
機内食や預け荷物なしのミニマムフライト
2025年8月現在のバンコクLCC各社のフライト状況高騰中。エアアジアは天狗になって高値(小銭だけど)が続く。以前のような激安プロモもあまり出回らない。エアアジアの今回予約の私の同日フライトでクレカ手数料入れると26,490円。エアジャパンより6400円高い。今のところは後発LCC(エアジャパン自身はLCCと言ってほしくないようだが)のエアジャパンが価格で攻めている。最安プロモは1万円台のよう。ただエアジャパンは受託荷物や機内食などが高い。機内Wi-Fiも有料で高い(ZIPAIRは無料)。エアジャパンは預け荷物も座席指定も機内食もいらない私のようなミニマムフライトだと最安になるが、それらで追加支払いしまくっているとエアアジアやZIPAIRとの価格逆転も起こりうる。
タイライオンエア成田バンコク線は復活しているが、復活後はコロナ前のようなバンコク直行便でなく台北経由で所要8時間半。料金も片道諸税込でプロモ25,000円~と微妙。
参考までにJALやANAはバンコク片道燃油税入れてざっくりと8万~10万円。お盆時期の最高値は片道なのに25万円以上。
◎繁忙期のJALバンコク片道料金の例

日本航空の8月4日チェックの8月15日のバンコク片道料金25万円以上。8月13日は49,740円なのに。燃油別?これをダイナミックぼったくりプライシングという。エコノミーのほうが高いのなんで?

タイ南部ムック島バンガロー 日本で決して体験できない「安いほうが楽しい海外旅行」の例。2025/02/10撮影
【㏚】フライト予約検索
JAL国際線
今回バンコク入りあきらめて、ベトジェットでのホーチミン入りも検討したが、安くなるのは5,000円程度。しかも入国時にベトナム出国航空券提示必須。ベトナムにはビザなし45日いられるが、片道航空券入国で陸路でカンボジアやラオスに抜けられない。事前にベトナム出国の航空券買わねばならないので結局高くつく。

成田ホーチミンフライト片道料金。最初は2,239円と出るが実際は諸税加算で14,868円になる。周辺国を回る長期旅の場合、別途ベトナム脱出航空券買わねばならず結局高くつく。

ハノイの風景 この時はディエンビエンフーからタイチャン国境超えてラオスのムアンコアに向かった。ベトナムに片道航空券で入って陸路出国できないデメリットは大きい。
FD(タイエアアジア)福岡発バンコクも以前ほど安くなく、成田や羽田から福岡まで行って福岡のホテルに泊まることを考えると結局高くつく。最安は中国南方航空の片道18,615円だったが、広州経由で所要が21時間35分と論外。小銭のためにそこまで頑張るのは青春18きっぷスタイルで私の好みではない。
エアアジア、ジップエアでざっくりとバンコク片道3万円。とはいえJALやANAが燃油込片道8万円~に比べれば安い。このほうが格安海外旅行の腕の見せ所ではある。航空券が高いと旅行期間長いほど日にちあたりの旅費が安くなる。前回の私の89日間の越冬旅、航空券込総額231,425.37円を4泊5日に換算すると12,900円になる。

ベトナム中部 コントゥム ラオス、アッタプーからボーイー国境超えてダナン、ホイアンまで行って南下。オヤダヴ国境へ。

タケオ駅のカンボジアロイヤル鉄道南線車両 プノンペンからシアヌークビルまで267kmを所要7時間で8US$。2018年2月24日
越冬旅2026フライト確保
今はお盆前の高騰時期なのでタイミング的に早すぎたかなとも思うが、片道2万円なら許容範囲。早めの航空券確保は、越冬旅決定なので気分的にもあがる。もう少し待ては直前売れ残りの泣きの入ったプロモが1万円台で出てくる可能性あるけれど。
ちなみに確保後気づいたのだが、今回の航空券、エアジャパン直でなく、トリップドットコム経由だと同じエアジャパンで同日フライト18,754円だった。どうやら最安プロモはこういう仲介サイトが先行でさらっているようだ。といっても差額は1,336円。予約サイト経由のトラブルも散見するので直予約のほうが確実ではある。

バンコクまでの最安は中国南方航空だが所要21時間35分。

バンコク行タイエアアジアX機内から

スコータイバスターミナル前の3輪タクシー
【㏚】Trip.com格安比較
今こそタイへ!
最安エアジャパンフライトの欠点
今回私が確保したエアジャパンフライトは、成田出発は17:35で前乗り宿泊必要ないが、バンコク到着が深夜。22:55スワンナプーム空港着。預け荷物はないので空港出るのは早いが、それでもイミグレ出ると23時半にはなる。カオサン行S1バスは22時まで。パヤタイ行エアポートリンクは0時まで。ぎりぎりエアポートリンクでパヤタイまでは行ける。パヤタイからカオサンまでは4㎞ほど。
2023年コロナ明けすぐのエアアジアが同様に22時着で、エアポートリンクでパヤタイまで行って、パヤタイからカオサンまで暗い中歩いて行った。別に空港からタクシー使えばいいだけなんだけど。その時は宿の予約なしで行って、夜中の2時までカオサン周辺歩きまわったが、定宿すべて満室で入れず。1泊500Bの足元見たコスパ悪い宿しか見つからず、結局サナームルアン脇の公園で野宿した苦い経験ある。おかげで初日の宿代は0円になった。というか500Bの宿に泊まれよとは自分でも思うけど。今回はまた野宿は避けたいので予約サイトで初日の宿をあたる。
私がいつも泊る定宿も予約サイト通すと当日予約よりもかなり高い。その中で何とか個室1泊660円の宿確保。バンコクで個室で1泊660円(144.4バーツ)は鋭い。グリーンゲストハウスの最安シングル190バーツより安い。こういう宿が予約サイトから確保できるようになっている現状もありがたい。特定されるのでまだ詳細公開できないが。ただバンコクなので先日のピッサヌロークの月極マンションのコスパはない。ま、とりあえず初日深夜の宿探しからは解放された。

スリン島 安いほうが楽しい海外旅行の例

YouTube動画おとちゃんねる
タイ滞在1カ月いくらかかる?
2024年12月1日~12月31日までの1カ月のタイ滞在費はホテル代、食事代、ツアー代入れても5万円かからなかった。その実録詳細を公開。
タイデジタル到着カード(TDAC)
タイに行くのに宿の予約をするのはへたれ…いやいや、異例のことなのだが、今回はそうしたほうがよかった事情もあった。それが2025年5月1日から始まったタイデジタル到着カード(TDAC)の存在だ。今まで機内で書いていた入国カード。コロナ前後に一時消滅していたが、先日ウェブ版で復活した。タイ入国の3日前から、TDACのウェブサイトでオンライン登録する。そこにタイ宿泊のホテル住所など詳細記述求められる(紙版ではその辺ざっくり適当だった)ので、予約なしだと面倒。今回予約したので問題なし。
大まかな仕組みはコロナ時期のタイランドパスと同じで登録完了してQRコード受取る。難易度というか手間はタイランドパスの10分の1だけど。出発3日前にならないと確保できないので詳細実録は後日報告。なんにしても猛暑の今、次の越冬旅が決まった。出国カウントダウン。円安物価高、航空券高騰下での格安海外旅行実証の旅2026年版が始まる。夏休み時期より高い年末正月時期の格安海外旅行。節約はしない。努力もしない。ゆるゆるでコアなサンゴ礁ビーチや遺跡を回る豪華旅を格安にする。それがびー旅スタイル。私の腕の見せ所だ。

カイロ市内から市バスでギザのピラミッドへ行く
びー旅つぶやき 日々の日記
13:25 2025/08/03
次の越冬旅の航空券確保する。なんとまたエアジャパンになってしまった。成田バンコク諸税込片道20,090円。コロナ前には片道9000円で飛んでいたこと思うと敗北の値段だが、今はLCCでもバンコク片道3~4万が普通。エアアジアも天狗になって安くない。エアアジアの同日フライトでクレカ手数料入れると26,490円。6400円も差があるので迷わずエアジャパン選択。エアジャパンのプロモは1万円台もあるらしいがそこまで追求しない。そこそこ安ければ十分。あっちに行けさえすれば格安生活は何とでもなる。
福岡発のFDも成田とさほど変わりない。福岡バンコク11/6発21,900円(+クレカ手数料)。福岡まで国内線で行って福岡泊になると思えば成田発より高くなる。成田発ZIPAIRも3万円台と高い。中国南方航空18,615円あるも広州経由で所要21時間35分。小銭安くするのに努力するのは青春18きっぷみたいで私らしくない。ベトジェット羽田ホーチミン最安121US$(17,545円:この航空券は最初諸税抜で2,239円と出る)なので今回はベトナム入りかと迷う。今ベトナムビザなし45日いられるし。ただ入国時に出国航空券必須なので、片道で入国してカンボジアやラオスに陸路出国できず、追加でダナン~バンコクなどの航空券買う羽目になる。日本からホーチミンまでは2,500円安くいけても結局高くなるのだ。さらに私はベトナム語はタイ語ほどできない。飯もタイのほうがうまい。カウカームーもトムヤムクンもトムカーガイもあってタイは過ごしやすいのだ。そういう背景からエアジャパンでのバンコク行チケット確保になってしまった。出国決定。なんか意味なくあがるぜ。やっとびー旅もおとちゃんねるも元気が出てくる。

コルコバードの丘からポンジアスカルを見る リオデジャネイロ
連日猛暑で食欲が増す。ギトギト肉汁の牛ステーキが強烈にうめえ。ウナギもうめえ。冷たいゼロペプシが合うんだ。1日4食食っている。猛暑で食欲減るってなんで?今年もエアコンなし快適生活。去年引っ越した今の自宅は丘の上にあって4階の部屋なので鷹番(学大)いた時より風通しが強烈にいい。去年は1日5回水浴びしていたがここでは2回ですむ。昨今虚弱よぼよぼ界隈では死んでしまうので絶対エアコン使おう大合唱らしいが、私にはまるで他人事。エアコンなしで猛暑過ごせるかの分岐は食欲。猛暑で牛肉やうなぎウハウハで食いまくっている時点でよぼよぼ界隈に歩調合せる必要はない。今は30代40代でも虚弱よぼよぼふえて痛々しい。エアコンないと死ぬ人はどうぞエアコン全開で鼻水垂らしながら電気代月4万円払ってね。私の電気代今月2,980円。ちなみに私は牛肉は毎日は食わない。あのぎとぎと毎日食ったら絶対体に悪い。1カ月に1~2度贅沢する。普段はほぼ鶏肉。今朝起きたらベランダの壁にアブラゼミ君が張り付いてはった。

ミャンマー山岳ロード タチレクからチェントンへ