●過激な海外旅行で訪れる10時間睡眠考察
10:40 2025/03/20
年を取ると眠れなくなる。1日の睡眠時間が減っていく。寝たくても眠れない。私の場合日本の日常生活では睡眠時間はざっくりと1日6時間。20年前は7~8時間だった。しかし海外の過激な旅で疲労困憊すると今現在でも1日10時間睡眠が訪れる。失われた「睡眠力」が復活する。びー旅スタイル海外旅行での若返り効果はこの辺にあるとも思う。ところが一部のネット情報で「長時間睡眠はよくない。健康寿命を縮める。ぼける」の論調がある。
これに違和感。睡眠力が衰えて眠れなくなっている運動も活動もしなくなったそう言っている当人を含めた高齢者の自己満足情報だ。寝たきり老人に当てはまっても、極限状態で活動する若者、壮年世代には当てはまらない。極限トレーニングをして10時間睡眠する若者アスリートに「長時間睡眠はよくない」はピント外れだ。

ロブチェから見るヌプツェ。日本で私はインドア派。山登りなんてなんで疲れることやんだろなと思う。ただ海外になるとモードが変わる。ここには山の神がいる。酸素分圧半分、標高5000m超えると周りが高山病でへたる中、なぜか意味なく急に元気になる。
睡眠には「再生睡眠」と「廃用睡眠」がある。個々の状況鑑みずに、一概に「長時間睡眠はよくない」とするのは間違いだ。私の場合、10時間睡眠は2日ほどで、2週間もするとまた6時間睡眠に戻っていく。筋肉や神経細胞、免疫細胞の再生が必要なくなったら、睡眠時間は年相応になり減っていく。
「再生睡眠」と「廃用睡眠」の分岐点は食欲だ。私の経験からすると、疲労困憊で日本に帰国して10時間睡眠になっている時にやたらと空腹になる。1日4食食べてもまだ腹が減る。そして異様に飯がうまい。さらに大量に食べているのに太らない。運動でもなく、脂肪蓄積でもなく、再生にあてられているからと推測する。これが再生睡眠。一方、食欲なく、食べる量も少なく、1日寝てばかりで10時間睡眠の場合、使わないので捨てる「廃用睡眠」が起こる。これらは私の私的考察による仮説なので念のため。
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ピッサヌローク駅脇の駐車場
再生睡眠と廃用睡眠2025
運動動作環境で損傷した脳神経や筋肉細胞の再生には睡眠が必要だ。熟睡している間に損傷した神経細胞や筋肉細胞が再生する。疲弊損傷が激しければ激しいほど「再生」に必要な睡眠は長時間になる。1日では回復せず、完全な再生には数日かかる。
一方寝たきりだったり、何もしないで1日こたつに入ってテレビを見る状態で脳神経や筋肉細胞の再生はされない。損傷がないからだ。その状態で長時間睡眠をとると、使わないので捨てる「廃用」が進む。筋力は衰え、認知症、老化が進み健康寿命が縮む。

ロッブリーの地元ホテル。ホテルの表示はあるもメインはタイ語。フロントで英語は通じない。ホテル側も外国人を泊める気がない。連日コアな言語習得環境。言葉が通じないと生活が成り立たないので必死。現地生活中には緊張感で睡眠時間はほぼ6~7時間。
●格安フライト検索
廃用睡眠は認知症悪化させるし健康寿命縮める
この「再生睡眠」と「廃用睡眠」に年齢は関係ない。年齢とともに再生能力が衰えていくことは免れない。しかし個人差はあるにせよ、年をとっても再生はされる。海外での激しい運動、前頭葉や免疫機能フル回転環境で激しく疲弊損傷した脳神経や筋肉細胞、免疫機能の再生には長時間睡眠が必要なのだ。日本の日常では6時間も寝られない私が海外の旅のあとで10時間睡眠に入るのはそういうためだと勝手に思っている。
寝たきり老人の長時間睡眠が廃用を加速させることはエビデンスとるまでもなく容易に想像がつく。その場合は確かに「長時間睡眠はよくない。健康寿命を縮めるし、認知症を進行させる」は正しい。しかし、過激な環境で損傷した細胞の再生に必要となる10時間睡眠と同じとするのは間違っている。
理屈はどうあれ、ぐっすりと長時間眠れるのは、眠りたくても眠れなかった状態から比べれば十分ハッピーでありがたい。睡眠薬使って眠るよりずっと健康的なのだ。

ピッサヌロークの夕暮れ 日本氷点下の時期に気温36℃
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Revive sleep and Disuse sleep 以下当日日記
17:22 2025/03/07
おととい3月なのに雪が降る。つい先日まで気温35℃の環境だったのに。帰国後しばらくはまさに冬眠状態だった。春が近い。普通の緑茶が異様にしみる。冬眠から覚めてやっと元気が出てきた感じ。

ゴラクシェプ脇に救護ヘリ到着。これの利用はとても高い。なのでみな登山保険に入る。私は入ったことないけど。
7:52 2025/03/02
やっと長期海外旅行の疲労脱出の出口が見えた。夕べ寝たの夜9時、今日起きたの7時半。なんと驚異の10時間半睡眠。先日の10時間睡眠越え。ここ数日8時間睡眠+昼のお昼寝1時間が続いていたが帰国後1週間目で記録。寝ても寝ても取れなかっただるさからやっと解放された気分。まさに冬眠状態。旅の途中で切れていたアスタキサンチンやタウリン、オメガ3脂肪酸、ビタミンB郡の定期摂取再開させた効果もあるのかも。この睡眠は「廃用睡眠」でなく「再生睡眠」だと勝手に思っているので「長時間睡眠よくない」のネット提言馬耳東風。何もしない寝てばかりの長時間睡眠と、極限疲労のあとの長時間睡眠は違うのだ。へろへろのわりに飯は食いまくっている。日本の飯はうまい。今の体重79.5㎏。あれ?海外旅行ダイエットどこ行った。公開動画からもわかるように筋肉が落ちない。
YouTubeおとちゃんねる 海外旅行ダイエット2025
3カ月の格安旅行実証の旅は海外旅行ダイエットも兼ねていた?腹は減っこむも帰国後の体重79.5㎏じゃダイエットの説得力なし。若返り効果あり?

踏切のお猿さん ロッブリー 食べ物持ってなければ襲ってこない
Revive sleep and Disuse sleep 当日日記
今回の旅は特に後半がきいた。最後のおまけで寄ったパタヤ沖のラン島の渇水炎天山越えトレッキングで死にそうになるくらい疲弊した。低温やけど状態の日焼けが疲労を加速する。その後パタヤの宿で2日寝込んだ。パタヤ名物ゴーゴーバーレポートできず。店内撮影禁止だけど。遠泳や10㎞全荷物携行の炎天トレッキングはだんだん年齢的にきつくなってきているのかも。ただ今回はいつもの断食ゾーンには入れなかった。
春が来る。今年の私の冬は1か月だった。帰国して半年ぶりに酒を飲んだ。薄い水割り1杯だけだけど。3カ月の旅の間、酒もカップ麺も1回も飲まず食わずだった。「酒は百薬の長」は「1か月に1回、薄い水割り1杯だけ」の場合に当てはまるのだと勝手に思う。翌日の快便にアセトアルデヒドの腸内細菌リセット洗浄の実感あり。参考までにドクダミのデカノイルアセトアルデヒドはペニシリンを上回る殺菌効果を持つのだそうだ。

ムック島のバンブーバンガロー 1泊700B
びー旅つぶやき 日々の日記
17:56 2025/03/11
今回の帰国後の最大の問題が解決した。今日府中の試験場に行って自動車運転免許証の再発行してきた。更新ではない。3カ月の旅の間になんと更新期限過ぎて失効してしまったのだ。免許の更新なんてまだずっと先と思っていたのに、よく確認したら今回の海外旅期間中に更新期限過ぎて失効してしまっていた。失効の場合、最寄りの警察署での更新はできず。府中の試験場まで行かねばならぬ。面倒な書類も必要。再発行の猶予は6カ月~3年(情況によって変わる)で、それを過ぎると完全失効で、また自動車教習所で30万円かけて再取得せねばならない。府中には複数回往復覚悟だったが、今日行ったら事前準備万全にしていたせいもあり、1回半日で再発行できてホッとする。かかった費用も証明写真代1,000円入れて5,000円程ですむ。
今回はほかにも紛失して止めたクレカの再発行など、帰国後の面倒がいろいろあって冬眠から覚めたらやることいっぱい。水没全損したスマホの買い替えもまだで、以前使っていたタイで買った9415円のスマホにSIM入れて使っている。こやつが日本で売っていない新興国向けスマホで、OSがバージョンアップされておらず、通話には使えるがメールやlineができない。もともとスマホあまり使わないのでマイネオ解約も検討中。
連日寒い。早く温かくなってくれ。なんで3月なのにこんなに寒いんじゃ。私は寒いのが苦手なので、この気温で日本で3カ月過ごすなんて地獄だった。越冬旅で出国していてよかったと痛感する。

YouTube動画おとちゃんねる
エアジャパン搭乗2025
2025年2月22日タイ、スワンナプーム空港で深夜発成田行のエアジャパン搭乗の実録。

ムック島船着場
16:42 2025/03/09
生産性のない既得権益者の庶民搾取行為が日本を衰退させる。米がなくなったので買おうとする。目を疑う。10㎏9000円前後。出国前は米不足で高騰していたがそれでも4000円台で買えた。タイでは10㎏1200円で買える。
おととし米不作で米不足だったのはわかる。しかし去年2024年は普通の収穫されていた。中間搾取業者がどこかの倉庫に大量に買い占めて意図的なコメ不足状況を作って高値を作り出し高笑いをしている。しわ寄せはすべて庶民に来る。庶民には買い占めないようにと言っておきながら、中間搾取する既得権益者は笑いながら買い占めが行われている。
対策は簡単だ。米を食わなければいいだけだ。食パンは1斤税込105円で売っている。パスタもうどんもいつもと変わらない値段だ。ご飯は食べたいが食わなきゃ死ぬわけではない。この流れ、米離れを加速させるだけだ。一時的に中間搾取業者が小銭稼げるだけで長期的に見れば生産性は皆無だ。
こういう生産性のない庶民搾取行為が日本で定番になって久しい。消費税増税も、電気代ガス代高騰も似たような構造を持つ。これらの生活直撃インパクトは裕福でない層を直撃する。おそらく日本の人口の3分の1から半分にあたる。しいたげられた庶民が追い詰められていく。生活にいっぱいいっぱいで子供を産んで育てる状況でなく、少子化が進む。そうなった後の子育て支援など無意味だ。日本の衰退の根本原因がここにあることに気付くべきだ。今年インドに抜かれて日本のGDPは世界第5位に転落する。一人当たりのGDPの下落はより深刻。22~23年台湾や韓国に抜かれている。タイやインドネシアの経済発展も猛烈な勢いで進み、それら新興国の中間所得層と日本の貧困層の可処分所得の逆転が起きて久しい。
日本の凋落を止める唯一の方法は、必要な金が必要なところに回っていくようにすることだ。賃金上昇では間にあわない。トリクルダウンが機能しないように既得権益者に性善説は当てはまらない。一時的な給付金でなく、酒池肉林の内部留保に課税して、ベーシックインカムに回すなどの荒療治必要なのかもしれない。集票マシーンの大量票失う行為なので実現は難しいとは思うが、日本の凋落には代えがたいとも思う。