バンコクサンドボックスと復活タイエアアジアX
2021年10月10日(日)
ワクチンパスポートとは「新型コロナウイルスワクチン接種証明書」のこと。コロナワクチン接種を受けたことを証明する公的証明書。
ワクチン接種会場で発行される「接種済証」や「接種記録書」とは別に、海外への渡航時に使えるよう政府が新たに創設した制度。証明内容が英文併記され、海外渡航の際ワクチン接種の公的証明書となる。当面は海外への渡航予定がある方のみが発行対象。なお最近話題のワクチンパスポートアプリは海外渡航用の公的証明書にはなっていない。国内のかっぱ寿司やアパホテルの割引には使えても海外の入国審査では拒否されるので注意。
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ワクチンパスポート待ち時間10分で取得。10月8日目黒区役所総合庁舎。
ワクチンパスポート 東京都目黒区の場合
コロナ明けの海外渡航 Outland Trajectory walker
コロナ明けバンコクへの航空券確保し、海外渡航がざっくりと決まったので、ワクチンパスポートを取得する。厚生労働省が公的に発行する証明書。発行手続きは各自治体(市役所や区役所)の窓口になる。窓口に実際に行って取れるが、郵送でも受け付けている。私の場合の目黒区役所での取得例を公開。
目黒区で発行されるワクチンパスポートはA4の紙
ワクチンパスポート取得の背景
2021年9月下旬私の海外渡航への環境が激変した。タイ政府が渡航制限を段階的に解除していく発表をしたのだ。
観光産業で成り立っているかの国は我々旅行者以上にコロナ収束を待ち望んでいるのだ。今回私の海外渡航に直接恩恵があるのはタイの11月1日から施行されるバンコクサンドボックスだ。ワクチンパスポートがあれば入国後の隔離が免除される制度。7月からプーケットで始まったこの制度が11月からバンコクでも開始される。そしてそれにあわせるようにエアアジアXが2021年1月より成田~バンコクを週3で復活させている。
タイ政府以上にエアアジア他航空会社も限界に来ている。巨額の負債を抱えながら運行再開を待ち望んでいるのだ。その状況を確認して私はまごうことなく21年1月発エアアジアフライト確保。確保した時にはまだワクチン2回目打つ前だった。1週間後2回目ワクチン打ってその足でワクチンパスポートも確保。接種会場もワクチン申請窓口も同じ区役所内だったので、後日改めて出向く無駄が省けた。窓口での待ち時間は10分ほど。ワクチンパスポートは郵送でも申請できるが取得まで1週間かかるらしい。
ワクチンパスポート申請に必要なもの
提出書類は基本3点
①接種証明書交付申請書
窓口にある。事前にネットで取得(PDFを印刷)できる。
②パスポートコピー
写真ページのコピー。
③接種券と接種済証のコピー
接種券と接種済証は一体になっているのでそのままコピーして提出。
接種券(上)と接種済証(右下)は一体になっているのでそのままコピーする。この証明書は部分的にしか英文併記されていないので海外では使えない。
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申請料は無料。②と③のコピーは窓口でもできるので実物持って行っても可。私は念のためバンコク往復航空券予約書も持って行ったが不要だった。その他詳細は自分の住む市区町村の役所のホームページで確認を。イレギュラーな場合は追加書類が必要な場合もある。ネットで「目黒区
ワクチンパスポート」のように自身の市区町村名で検索すると該当ページ出てくる。
バンコク
ワクチンパスポート
渡航制限下の海外旅 Cliff edge journey
入国後、先方指定ホテルでの長期隔離。LCCフライトの運休。この2点がなくなれば後はたぶん何とかなる。
とはいえ、コロナはまだ収束していない。タイの感染状況も山を越してはいるが不確定な部分は多い。やってみなければわからない状態。いつものことなので特に問題はないけど。帰国便までの期間は約2か月。ビザなし渡航なので適当に隣国にビザラン予定。気温2℃から30℃の旅は考えただけでも顔がにやける。
●タイの新規感染者数推移
10月9日10,630人と山は越えているがまだ1日1万人超える感染者数。
きらきらビーチにうまい屋台飯も南国フルーツも待つ。冬に日本にいるのは損だ。寒さに弱い私は特に痛感する。何より行けば血圧が下がる。脳が覚醒する。眠っていた本能が再起動する。メタボが解消する。腹の出たおっさん体形が若者体形に変貌する。要は健康になるのだ。これは私の個人的感想だが冬季の南国への「渡り旅」は若返り効果がある。アスタキサンチンよりデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)より若返り効果があると勝手に思う。ド快晴白砂珊瑚礁ビーチを前にした時の高揚感は、日本では決して出会うことはない。
珊瑚すけすけスリン島 クラブリー沖60kmタイミャンマー国境の島
タイの渡航制限解除進行中
サンドボックス対象都市拡大
タイ政府は2021年11月1日から施行されるバンコクサンドボックス(外国人入国者は接種証明あれば隔離免除の制度)に先行して、10月1日からコロナワクチン接種済外国人観光客の隔離期間を現行の14日間から7日間に短縮すると発表。7月から実施されていたプーケットサンドボックス利用すれば10月1日からは入国後プーケットで7日過ごして検査を3回受ければタイ国内どこへでも移動できる。さらにこのサンドボックス制度が、11月1日からバンコクなど5か所にも拡大。12月からは20か所追加する予定。
サンドボックスとは砂場のこと。また外部から受け取ったプログラムを保護された領域で動作させることによって、システムが不正に操作されるのを防ぐセキュリティ機構を指す。
もちろんサンドボックス以前にもタイには行けた。しかし、先方の指定した高額ホテルの2週間待機必須。監禁状態でコンビニにも行けない。出国前日本の病院での3万円のPCR検査と陰性証明書(最近安くなっているがパンデミック当初は異様に高く7万円という所もあった)もいる。さらにLCCフライト全運休なので大手の足元見た高額フライトしかない状態。そんなぼられまくり状態では行く意味がない。感染拡大真っただ中に無理やり行って現地から情報公開しても顰蹙買いかねない。10月までドン曇りテンションの雨季でもあるし。
タイには乾季(11月~4月)に行くべきだ。
コロナ明けの海外旅はどうなるのか
Outland Trajectory walker
7:45 2021/10/10
コロナ明けの海外旅のカウントダウンが始まった。行き先はバンコク。現地滞在期間は約2か月。すでにエアアジアで往復フライト確保している。ワクチンパスポートも手に入れた。
自分の家からも出ることがはばかられる監禁生活が2年近く続いてやっと海外へ出られる状況になる。
その間私はコロナに感染発病し、軽症で後遺症もなく回復。その後2度のワクチン接種も終える。
国内旅行行けなくてもいい。酒飲めないので飲みに行けなくても全然問題ない。日本にいる限りコロナ監禁生活はいつもの引きこもり生活とさほど差はない。ただ海外へ出られないことだけは海外旅依存症の私には深刻な打撃だった。禁断症状出始める寸前か。コロナ明けの海外旅実況近日公開。
アユタヤ チャイワッタナーラム遺跡 タイには乾季に行くべきだ
びー旅つぶやき 日々の日記
23:29 2021/10/08
一般の日本人旅行者の海外渡航はまだまだ先だ。海外ツアーが催行できる状況にない。いつフライトキャンセルされるか、いつ先方の渡航制限緩和が取りやめになるかわからない。旅行者側が陽性になる可能性もある。ツアー再開されても当面は混乱に乗じた高額請求も横行しそう。
コロナが収まりきってない微妙な時期に海外渡航できるのは、無茶がきくワイルドな個人旅行者のみ。立ちふさがる障壁を自力で乗り越えられる旅人だけだ。それならまさに私の出番なのではないか。成田バンコク往復31,300円の激安LCCで現地入りし(前回往復18,550円で行っているので十分割高なんだけど)、隔離なしで合法的に飛び回る旅。私の得意分野だ。今日目黒区役所で2回目のワクチン打つ。その足で区役所でワクチンパスポートも取得する。1階で接種して15分副反応待機してそのまま2階でとる。所要10分。無料。窓口でとれば10分だが、郵送申請だと1週間かかるらしい。
昨日棚の箱が落ちる勢いの地震あった。影響で今日も交通機関乱れているらしいが、今日の接種、区役所まで歩いて行ったので影響なし。最近野暮用はすべてオンラインで済ますので電車に乗ることがなくなった。副反応で体がだるい。熱は37.0℃。聞くところによるとワクチン副反応は免疫が強い若い人ほど多く、免疫の衰えた高齢者ほどないらしい。一回感染発病している私には今日2回目接種は実質3回目ブースター接種に等しい。2回目と3回目は8カ月あけるんじゃなかったんかい(今回の私の場合1カ月)。
びー旅つぶやき
10:58 2021/10/06
コロナが収束しきれてない状況の中、次の海外旅の出国カウントダウン始まっている。まだ少し先なのだが、その方が収束進んでいるのでいいかと楽観的にとらえる。ワクチンパスポート(接種証明書)含め出国まで越えねばならない壁複数あり。タイの入国規制緩和もエアアジアのフライト復活もいつ急変するかわからない。出国までたどり着けるのか不透明。
そうは言え今は長かったコロナの闇のトンネルの出口は見えている。去年のような延々続く出口の見えない監禁生活よりはずっと救いあり。個人的にはワクチン接種の安心感より、一回コロナに感染発病して回復しているというほうが気分的な強みになっている。国内旅行眼中にない私には
Go to トラベル復活はまるで他人事。前回2020年3月のエアアジア帰国便キャンセル、いろいろ申請したのに結局払い戻しされず。コロナで先方も巨額の負債抱え大変のようなので「そんな小銭くれてやるよ」と忘れることにする。
びー旅つぶやき
19:15 2021/10/02
コロナ明けの海外旅が決まる。まだ不確定要素は多いがとりあえず往復航空券だけは確保した。行き先はバンコク。まだワクチンパスポートどころか私はモデルナなので間隔あいてて2回目打ってない。11月から始まるバンコクサンドボックス(ワクチン接種証明による隔離免除制度)利用する。旅の期間は控えめに現地2カ月滞在。タイにはビザなし入国なので隣国にビザラン兼ねた周遊予定。待ちに待った出国。涙出そうだ。
昨日のチェックではエアアジアもスクートもベトジェットも現地へのフライト見つからず。スクートはシンガポールやKL(経由便)には飛んでいるが高い。日系でバンコク検索すると往復101,870円とか出やがる。
ところが今日夕方エアアジアサイトチェックすると2022年1月以降に成田・バンコク便、週3でフライト復活しているではないか。迷うことなく一直線でプロモ確保。支払総額往復31300円。コロナ明け(微妙に明けてない?)海外旅行。バンコクサンドボックスでタイビーチリゾートへ。近日公開。ミャンマーやインドは無理そうだがカンボジアやラオス、ベトナムには行けそう。コロナ制限包囲網突破実録。びー旅サイトにもやっと元気出てくる。
エアアジアバンコク往復航空券代 23,636円。成田・ドンムアン空港税やその他の諸税、クレカ手数料入れて支払い総額 31300円だった。
13:37 2021/10/01
急転直下。この冬の越冬状況変わりそう。タイがコロナワクチン接種済外国人観光客の隔離期間を2021年10月1日から現行の14日間から7日間に短縮すると発表。ワクチンパスポートがあればタイの入国規制がかなり軽減される。また7月から実施されていたプーケットサンドボックス(外国人入国者は接種証明あれば隔離免除の制度)、当初は日本人観光客は除外されていた(ビジネス渡航のみだった)が今は観光客も入国できるようになっている。
10月1日からは入国後プーケットで7日過ごして検査を3回受ければタイ国内どこへでも移動できる。さらにこのサンドボックス制度、11月1日からバンコクなど5か所にも拡大。12月からは20か所追加する予定。
つまり2021年11月1日以降はワクチンパスポートあればバンコクINで入国後の隔離制限なしということ。バンコクの安宿で7日過ごして検査受ければ自由にタイ国内を周遊できるということだ。これは望みが出てきた。とは言うもののタイ国内の感染状況はまだまだ深刻で、1日当たりの新規感染者数は1万人を超える日が続く。9月27日までの累計感染者数は157万人以上、死者数は1万6300人(日本は9月30日までで累計感染者数170万人、死者数17,664人)。パンデミック初期には感染対策優等生だったタイがここにきて急変している背景は考慮すべきなのだが。
●タイのコロナ新規感染者数推移