22:03 2023/03/21
2022年11月17日出国で2023年3月15日帰国。タイとカンボジアを回る119日間のコロナ明け格安海外旅行実証の旅が平和に終了した。大きなトラブルもなく、過激にぼられるということもなく、格安に快適にコロナ明けの円安物価高渦中の海外旅行を完了した。詳細はびー旅ページとYouTubeおとちゃんねるで公開の通り。
木に食べられた遺跡 サンボープレイクック カンボジア 2023年1月24日撮影。この時の宿泊ホテル1泊5US$。
サンボープレイクック訪問2023
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これはすなわち、私が出国前、ネット上で散見した「コロナ明けには格安海外旅行はできない」を完全否定する旅を実証したことになる。コロナ明けでも、円安物価高でも、格安海外旅行は可能なのだ。実行した本人が言うのだから間違いはない。2泊3日の韓国やグアム旅行で短期間やせ我慢しての格安ではない。119日間の長期旅での実証なので否定のしようがない。格安なのでみすぼらしい残念な旅になっているかどうかここに掲載の写真が示していると思う。
海外新興国の旅は金かけるほど環境は日本に近づく。海外でしか体験できない異次元深度の深いインパクトは金かけない格安旅のほうがより深くなる。タクシーよりソンテウのほうが異次元深度は深い。ソンテウの料金はタクシーの10分の1だ。外国人向けのレストランより地元民向けの屋台のほうがタイ料理はよりコアなテンションがある。旅人側の趣味にもよるが途上国や新興国の場合、金かけるほどつまらない陳腐な旅に成り下がってしまう傾向があるのだ。
高額で行こうと格安で行こうと珊瑚礁は旅人を差別しない。タイ南部の離島スリン島で撮影。2023年2月22日スリン島テント宿泊中。スリン島発の珊瑚礁ツアーは200B(780円)。
アントン諸島海洋国立公園 ウアタラップ島 Pha Jun-Jaras Nature Trail ; Wua Ta Lap Island 2023年2月13日撮影 サムイ島発1日ツアーは1300バーツ(5,070円)なのでこういう日だけ小銭余分にかかる。安宿にじっとしていればかからない出費なのだが。
格安海外旅行2023の詳細
私のバンコク往復のフライト代は31,500円。さらに現地に行ってホテル代、移動代、食事代、観光の費用などすべて含めてざっくりと1日2~3000円ですんでいる。この数字は十分格安海外旅行と公言してかまわない数字だと思う。詳細は逐一現地から当日情報として公開し続けていたのでごまかしようもない。詳細の金額はすでに公開済みのページでいつでも確認できる。さらに言えばフライト代エアアジアプロモ往復31,500円、これは去年の隔離免除旅でフライトキャンセルされた時のクレジットアカウントを使っているので今回の支払いは0円。実質無料で現地往復している。
ついでなのでいうが、今回のコロナ明けの旅は去年2022年2月3日~4月4日のタイランドパスでの隔離免除旅より難易度は劇的に低かった。コロナ関係の出費や面倒が皆無だったからだ。
このように格安旅行の実証は問題なく平和に完遂した。ただ反省点がないかといえばそういうことは全然ない。その辺の少し彫り込んだ今回の119日激旅ひとり反省会をしたいと思う。
バンテアイチュマール遺跡 遺跡脇の村に格安滞在 プノンペンやシェムリアップではできないコアなローカル体験ができる。
激旅反省点 コロナ後の海外旅行
●高級ホテルを泊まりすぎた。
1泊100~200バーツの地元宿を目指していたのに、1泊400バーツ以上の高級宿(私にとっては)に泊まりまくった。200Bの激安宿ほどコロナの影響を受けて消滅している傾向があり、やむなくという感じだった。その流れで思いのほか快適な高級ホテル滞在をあちこちでしてしまった。とはいえ400バーツは円安物価高の今でも1500円くらいなので、見方を変えると格安にお金持ち気分味合わせてもらえたのである意味ラッキーだった気もする。
確かにウボンラチャタニの400Bのホテルも、ラノーンの400Bのバンガローも、クラビの330Bのホテルも想定外のお金持ち気分だった。コロナで料金を割引している傾向もあったようだ。
2022年11月29日宿泊の1泊400B高級ホテル。ウボンラチャタニ。私が泊まったのは6階の部屋で広さ20畳の個室。地方都市はバンコクなどよりコロナ回復遅れていてホテルはガラガラだった。
違う惑星の風景?2023年1月24日撮影 海外旅、格安だけダメ。きらきらでなきゃ…を実践中。コンポントム宿泊ホテル1泊5US$。
スリン島のお魚 この珊瑚礁ツアーは780円 激安なのにハイテンション。2023年2月24日撮影。
ラノーンの激うまカツカレー380円 出国して2カ月以上たっていて、日本食飢餓状態の身には天国の味だった。トムヤムクンもトムカーガイもソムタムもカウカームーもうまいんだけど…
激旅反省会
●ビザラン失敗
ネタになったうえオーバーステイの罰金もなく、金銭被害ゼロなので結果的には何の問題もなかったのだが、2回目のビザランをしようとしてできなかったことは事実なので反省すべき点だ。
今回の旅はタイがコロナ特別施策で、日本人の観光目的ビザなし滞在を30日から45日に増やしてくれた(3月31日まで)。そのおかげで長期滞在が容易になった。私は最初の45日が切れる直前44日目でカンボジアに出国。その後カンボジアビザ(観光シングル)有効期限の30日切れる直前28日目にタイに陸路入国。そこでもらった45日期限が帰りのフライトに1日と30分足りなかった。そこでビザランを試みてオーバーステイなしで出国しようとした。
マレーシア方向に行けば問題なくまた45日滞在がもらえた。しかし私はミャンマー方向のビザランを試みた。ミャンマーは軍事政権のクーデター以降、外国人の陸路入国を認めていない。コロナ明けてもその体制は変わらない。ミャンマーに入国せずにビザラン滞在延長?どうやるの?興味津々で現地に突入した。
海の色がやばいよ スリン島
ラノーンのミャンマーへの港サパンプラ港まで行くもタイ側の港のイミグレ関係はすべて閉鎖。国境近くの入国管理センターに行く。そこで滞在延長できるようだ。土日と祝日はさんで待たされた挙句、最後に窓口で1900Bの請求。ビザランではない。ただのイミグレでの延長申請だ。30日延長はできる。ただし1900Bがいる。オーバーステイの罰金(2日で1000B)払った方が安いので延長申請断念。その後マレーシア国境方向に行くこともなくオーバーステイで出国。なのになぜが罰金は取られなかった。見逃してくれたのか?原因不明。これもラッキー?
バンテアイチュマールの千手観音 カンボジア
中国製イーサーン高速鉄道高架工事
帰りはヘタレにもフライト利用
スリン島以降、離島耐乏生活と、連日の遠泳と素潜り、テント生活が微妙に効いてラノーンでひっくり返る。その後も絶壁ボルダリングや島1周遠泳や、出国直前トラン発10時間ツアーなどでかなりヘロヘロになる。正直また陸路でバンコクに戻るパワーなかった。
ヘタレにも帰りはバンコクまでフライト使う。列車使って帰らんかいと自分でも思ったけど。でもやっぱりフライトは快適だった。満席でエアアジアの完全復活を目の当たりにした。バンコク~成田もほぼ満席。帰国時日本のコロナ後進国ぶりを見せつけられた。
お魚うじゃうじゃスリン島
びー旅つぶやき 激旅2023反省会
12:44 2023/03/20
帰国してやっと落ち着いた。まだ少し疲れ残っているけど。この疲れはたぶん日焼けによるもの。毎回この疲れは日焼けの解消とともに消えていく。やっと連日のページ制作と動画制作に一段落ついてほっとしている。帰国間際の旅のスケジュール込み入ってやばかった。大体119日間も当日情報ページと動画の制作を旅しながら続けるなんてクレージーだ。遠泳や絶壁ボルダリングや10㎞徒歩移動の後など寝ることで精いっぱいなのに。ポンコツCPUパソコンでエンコードに時間かかるし。
連日飯がうめえ。食いまくっている。なにせ口にするものすべて日本食なのだ。自作のカレーやかつ丼がうめえ、サバの塩焼きとひじき煮物もうめえ。連日1日4食食ってる。そりゃメタボに戻るわな。海外旅行ダイエットの動画上げたりして体系的には腹はへっこんだのだが、帰国後の体重測ったら81㎏もありやがる。なんで?まだまだ全然メタボやんけ。
激安運賃の泰緬鉄道に乗って戦場にかける橋を渡る。
スリン島発珊瑚礁ツアーは毎日日替わりで1回200B(780円)
日本帰国でゆるゆる
関係ないけどサバとか自分で焼くと、食ったあと、再度骨だけに火入れて骨せんべいにしてパリパリ食えるのが意味なくハッピー。
飯以外にもロールちゃんや無限エビや雪の宿など菓子類も激うま。日本で太るのは食いもんがうまいからだ。食べること以外に幸福感得られることが少ないせいもあるけど。あの食欲なくなって断食状態になっていくのは何だったんだろう。日本では絶対あり得ない異次元ゾーンだ。
激旅は終わったが、私の旅はまだ続く。タイは雨季に入るが、それと入れ替えに乾季に入るエリアは世界には無数にある。次の旅へのカウントダウンはもうこの瞬間から始まっている。日向の次のセンターにぶちゃん?昨日久々にテレ東の日曜深夜3連坂道TVみた。
プラナンラグーン 絶壁ボルダリングで行く湖
プレアヴィヒア遺跡 朝の訪問で誰もいず遺跡独占。なぜか多くの日本人は片道3時間半かけてシェムリアップから日帰りする。
激旅2023反省会
10:43 2023/03/17
119日間の激旅終了で成田帰国。「コロナ明け円安物価高で格安海外旅行はもうできない」を完全否定する実証旅が、何のトラブルもなく平和に終了。コロナ明けでも格安海外旅行は可能。現地での格安滞在もできるのだ。
円安物価高は否定しようのない事実だ。ただ海外旅行はやり方次第でいくらでも金かけずに快適にできることが証明された。実行された事実なので誰にも否定できない。これは以前ネット上に散見された「格安海外旅行はもうできない」と言っていた方々が、事実に反する虚偽を公言していたことにもなる。1泊280円の宿が900円になったことは確かだが、1泊900円の宿利用旅は一般的な日本人の感覚で「格安」と判断していいと私は思う。
プレアヴィヒア遺跡から見る国境雲海
カンボジアでお正月 激変の快晴アランヤプラテート