サムイ島フェリー2023

サムイ島フェリーFerry to Ko Samui

2023年2月10日（金）9:40 タイ時間
バンコクからサムイ島に最も安く行く方法は、トンブリ発の3等列車を使ってチュンポーンまで南下する方法だ。チュンポーン1泊して翌朝の列車でスラタニに行って、そこで港送迎付フェリーチケット確保してサムイ島に行く方法が最も安くサムイ島に行ける。

トンブリ（バンコク）～チュンポーン80B、チュンポーン～スラタニ34B、スラタニ駅（プンピン）～スラタニ市内20B、スラタニ～サムイ島350B。2023年現在、バンコクから合計484B（1,887.6円）で行ける。以下その利点欠点について考察。

なお、バンコクエアウェイズなどを利用しての空路入り、カオサンジョイントチケットや、サーイタイマイ発長距離バス、アピワット中央駅発の特急寝台利用などは長くなるので省略。脇にそれると焦点ぼけてややこしくなるだけなので、ピンポイントで2023年2月私が実行した実例をもとに最安移動方法のみについて解説する。

プンピンのスラタニ駅からスラタニ市内タラートカセット1まで12㎞を20Bで行く市バス。12Bから20Bに値上げしていた。

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列車移動の利点、難点

バンコクから3等列車で乗り継いでサムイ島に行く方法の利点は費用が劇的に安くすむこと。またタイでは旅費をかけないほど日本で体験できない異次元体験ができる傾向があり、3等列車乗継旅はその典型と言えるスタイルで、旅に刺激と非日常を求める方向き。

欠点は時間がかかること。すべて自分で手配して自己責任の下に旅を進める「立ち回り」が必要なこと。途中チュンポーンでの宿泊必須なので宿泊費などが別途かかること。トンブリ発の3等列車はランスアンどまりでスラタニまで行かない。3等のみでスラタニまで行くには途中宿泊必須なのだ。ただ陸路の場合、長距離バスで一気にスラタニまで650㎞行くと狭い空間に長時間缶詰できつい。その意味では途中宿泊した方が缶詰移動の負担は少なくてすむ。そこでのローカル体験もおいしいおまけとして付く。ランスアンでなくチュンポーン宿泊にする理由は宿のコスパと町のテンション。

3等列車のファンキー車窓

3等列車旅バンコク～チュンポーンは460㎞で11時間かかるが、今回の私の場合、ほぼボックス4席1人独占状態だったので、長距離バスの棺桶状態ではなかった。エアコン車でないので窓全開風びゅんびゅんの状況での異次元車窓も時間を忘れさせてくれる。

ドンサク港のシートランフェリー　サムイ島行のフェリーはソンスーム、ロンプラヤ、シートラン、ラジャフェリーの4社がある。

スラタニ駅からサムイ島にどうやって行くか

鉄道利用でサムイ島に行く場合の最大の難所はスラタニ駅だ。スラタニ駅はスラタニの町になく、12㎞離れたプンピンという町にある。さらにサムイ島やパンガン島方向へ向かうフェリーの港のドンサク港はスラタニの町からさらに60㎞も離れている。そしてここに無垢な観光客向けのぼったくりの罠が多数ちりばめられている。

鉄道でスラタニまで安くいっても、スラタニ駅で「私はだれ？ここはどこ？」状態になると、悪徳タクシードライバーが寄ってきて70㎞果ての港まで3000Bで連れていかれることになる。ボート代別でドライバー中間マージンとられて割高チケット買わされ、踏んだり蹴ったり。そこには手間と時間かけて空路より高くなるハッピーワールドが待つ。

スラタニからサムイ島行フェリー乗り場までは約60㎞ある。

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スラタニ駅からサムイ島　2つのステップ

そうならないためのスラタニ駅からサムイ島へ行く方法2023年版解説。スラタニ駅からサムイ島に行くには2つのステップがある。

①プンピンのスラタニ駅からスラタニ市内へ行く
②旧バスターミナル周辺にあるツアー会社でフェリー手配

①プンピンのスラタニ駅からスラタニ市内へ行く
スラタニ駅正面口出て左側30mにスラタニ市内のオールドバスターミナル行の市バスが待機しているのでそれに乗り込む。12㎞先のスラタニ市内まで20THB。駅にはタクシーやバイタク無数に客引きしているがとりあわない。

②旧バスターミナル周辺にあるツアー会社でフェリー手配
バスの終点は旧バスターミナル（タラートカセット1）でそこで降りる。そこからサムイ島へのフェリー扱うツアー会社（複数ある）へは徒歩5分ほどで行ける。私はタラートカセット2前のツアー会社で手配した。サムイ島もパンガン島もタオ島もボートチケットはすべて港までの送迎込になっている。フェリー関係のツアー会社でタイ語は必要なく英語で対応してくれる。なおこのQRコードチケットはネットでも確保できるが3割ほど中間マージンとられる。

ネット予約の場合
チケット฿ 370　保険฿ 90　税及び手数料฿ 5　合計฿ 460
スラタニ駅からだと฿ 1,210。スラタニ駅からタオ島฿ 2,150
　…だそうな。

出発時間が遅れたのは遅れたラピッドの通過待ちのため。

私の場合チュンポーン発445列車で定刻45分遅れでスラタニ駅到着。駅わきの市バスで旧バスターミナルまで行ってチケット手配したら待ち時間15分ほどで12時発のドンサク港行のバスに乗り継げた。港までは50分。フェリーの出発は14時。実際は14時5分発で、乗船時間1時間45分ほどでサムイ島に到着した。

サムイ島行フェリー乗船2023年2月8日

サムイ島フェリー　以下日記

14:34 2023/02/08
今サムイ島行のボートに乗船中。14時発で14時5分発。船内には9割欧州組。コロナどこ行った？という感じの混雑ぶり。タイ語環境から英語環境になって若干ほっとする。今日はパンガーの安宿かな？と思っていたのに予想外にビーチ直行となってしまった。スラタニについてすぐ港行のバスに接続の展開で飯が食えない、買い置きの5バーツパン2個で飢えをしのぐ。サムイ島久しぶり。テンション低いのわかっているので今回のような流れにならなければまず自分から行こうと思わない、まさに神様の言う通りの旅。ぼったくり体制万全のエリアなので宿確保までにまた一波乱ありそう。

港について時間あって、割高の食堂あったが、欧州組が注文で時間食っていたので断食で対抗。向こうにつけば地元料金の飯食えるし。ちなみに船内にも弁当やカップラーメンは売っているようだ。

やっぱ海はテンション上がる。サムイ島は雨季の期間長く、まともな乾季は3カ月ほどしかない。その短い乾季での訪問となる。今朝チュンポーンで午後にはサムイ島着。タオ島にぼられていかずによかった。欧州組エリアに混ざるとマスクしなくていいので楽だ。

シートランフェリー船内。他エアコンルームもある。

17:23 2023/02/08
今日一気にチュンポーンからスラタニ、ドンサク港経由でサムイ島にやってくる。港の見える1泊300THBのホテル確保。近くに地元屋台群あってさっき食った50Bのトムカーガイ激うまだった。サムイ島久しぶり。疲れた。詳細明日書く。

ドンサク港シートランフェリー乗り場待合室

サムイ島フェリー

　7:23 2023/02/09
今サムイ島の1泊300バーツの快適宿で朝を迎える。部屋から出ずにWi-Fiつながるもトイレシャワー共同の10畳部屋。窓から港が見える。広告のスクリーン越しだけど。ぼったくり結界が強烈なエリアなのでこの環境で300Bなら許容範囲かと妥協している。コンビニも市場も近く滞在自体は快適なので問題はない。ソンテウで12㎞先のラマイビーチまで行ってもビーチはそこそこのサムイ島なのであまり動き回らない。昨日宿近くでバイクレンタル1日いくらか聞いたら400Bと言われた。前回100Bだった気がするぞ。だいぶ前だけど。たぶんもっと安いところがほかにある。

サムイ島行の混雑シートランフェリーの乗船客は8割欧州組。金髪のお仲間がたくさんおります。

昨日の朝チュンポーンで午後にはサムイ島の激動移動。チュンポーン～スラタニ駅（プンピン）255列車で180㎞の距離を34バーツ。プンピンからスラタニ市内まで12㎞を20バーツ。スラタニ市内からドンサク港（60㎞ある）経由のサムイ島まで港送迎込で350バーツ。合計404バーツでチュンポーンからサムイ島に来たことになる。情報多くてページ追いつかない。前半の列車部分と、プンピンスラタニ駅からサムイ島まではびー旅の公開ページ分けた方がよさそうだし。過激な（ゆるゆる？）海外旅行しながら1日2ページ制作してその上YouTube動画って笑うぜ。

サムイ島周辺って雨季が長く、乾季が1～3月の3カ月しかない。なのになぜか人気の観光地。7月は乾季ですってガセ情報で釣って、客側連日ドン曇り被害も有名な話。ビーチのテンションたいしたことないのに、バンコクエアウェイズ独占空港あったりと、観光客ぼったくり態勢完璧の味のあるエリア。独自目線の情報公開てんこもり。今回来るつもり全くなかったのに、成り行きで流れ着いた。これをアンプレディクトトレイルと呼ぶ。