13:57 2023/02/03 タイ時間
バンコク~ナコーンラチャシーマー間の中国製高速鉄道の高架工事が着々と進んでいる。コラートからサラブリ郊外の延々続く高架も圧巻。中国とタイの高速鉄道に対する熱量が伝わってくる。
昨日23年2月2日私が乗車したタイ国鉄234番普通列車は、バンコク郊外のランシット超えたあたりから完成したダークレッドライン共有の高架線路を運行。在来線の激安3等列車なのにドンムアン空港見下ろしながら高架の上を走行。ドンムアン駅も旧駅でなく高架の上の新駅に停車した。名称変更したクルンテープアピワット駅(バンスーグランド駅)拠点の中国製高速鉄道開通は近い。自然消滅した日本製チェンマイ新幹線と真逆の展開。日本の高速鉄道はインドネシアに続いてタイでも中国に完全敗北を喫したことになる。
着々と進むコラート高速鉄道高架工事 2023年2月2日撮影
そしてこのイーサーン高速鉄道は当面コラートまでだが、将来的にビエンチャン延伸、ラオス縦断して昆明に接続すると言われている。ラオス側ビエンチャンから中国国境ボーテンまでは2021年12月にすでに中国製鉄道開通し貨物運航開始している。先に見えるのは昆明からバンコクへつながる一帯一路具現化国際高速鉄道だ。
さらにそう遠くない将来、バンコクからタイ南部へ延伸しマレーシア経由でシンガポールにつながる構想が透けて見える。
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バンコク郊外の高架の上を走る私の乗った3等普通列車
日本製高速鉄道敗因は明白
15:44 2023/02/03
なぜインドネシアに続いてタイでも日本は中国に負けたのか。世界最高峰と自負する高速鉄道技術がなぜ各国から拒否されるのか。理由は単純で明白。工費や維持費が高すぎる。そんな運賃ではできあがっても誰も乗らない。庶民に支持されない鉄道インフラは存在価値がない。つまりは現地の廉価版高速鉄道要求よりも日本側の自己満足時速360㎞運行が優先された結果が今の惨憺たる現状なのだ。
嫌中であるインドでさえムンバイ~アーメダバード間日本製新幹線計画も延期となり、インドネシアやタイと同じムードになりつつある。延期をコロナのせいにして見えにくくなっているが、根底にある同様の問題に目を伏せるべきではない。この3国はどこも親日国であることがより根の深さを感じさせる。この問題の解決方法は簡単で、日本側が相手国の要望を聞き入れ、360㎞/h
走行にこだわらない展開をすることなのだ。「一部の富裕層だけでなく、庶民が乗れる鉄道作れ」と言い換えることもできる。
決定権者は既得権益富裕層で契約締結の話は簡単に進むが、社会インフラである鉄道は決定権者の一存で解決できない側面を多分に持つ。庶民が乗れ、先方の独自運営で継続維持できる鉄道でなければ、将来巨額の赤字に泣くのは当事国なのだ。日本の高速鉄道海外展開は今どこからも相手にされなくなる状況に追い込まれている。
タイの高速鉄道に対する熱量は強烈だ。23年2月2日撮影
以前はなかった中国建築の文字。イタリアンタイのみでは追いつかなくなり中国勢も加勢して工事は進む。2023年開通と言われたがおそらく無理。完成はたぶん24年以降になる。以下旅日記。
コラート高速鉄道高架工事 2023年2月2日撮影
コラートからバンコクへ帰還
5:41 2023/02/02
コラートで3泊してやっとカンボジア旅の疲れ回復。遅れていた動画もびー旅ページも追いついた。今日のオーディナリー234、コラート8:22発でバンコクに戻ろうかと思う。最近気づいたのだがカオサンに行く場合、途中の通過待ちで長時間待たされながらホアランポーン駅まで行くより、バンスージャンクション駅で降りて65番バス使った方が効率がいい。話題のアピワット駅(バンスーグランド駅の新名称)にもよれるし。
ハイテンションビーチ編が始まる。ビーチはハイテンションだが旅はゆるゆる。22年2月にはエアアジア無料フライトでプーケット行ったが、今はエアアジア運賃高騰で片道12000円とかする。ラノーンだと日によって32000円と日本の国内線並み。コロナ回復で攻勢に出ているようで当面利用は避けた方がよさそう。今日も朝から寒い。内陸部にあるイーサーンはこの時期の朝は冷え込む。13℃になる日も。寒いと血圧上がる。日本の氷点下よりましなんだけど。
ランシット新駅 234オーディナリー3等もこの駅に停車
コラートからバンスーまで約120㎞を49THB
13:48 2023/02/02
今バンコク行の列車の中。コラート高速鉄道の高架工事の動画撮りまくっていたらメモリーいっぱいになった。今パソコンに取り込み中。ランシット駅でしばし停車。今動き出す。久々のバンコク。今回はホアランポーンまで行かずにバンスー下車で65番でプラアティット通りまで行く
3等列車がドンムアン空港見下ろしながら高架の上を激走
バンコク生還
18:20 2023/02/02
バンコク到着。やっと望んでいた真夏の気温。最低26℃、最高34℃。顔がにやつく。今日のコラートからバンコクの鉄道移動には味のあるネタ満載。さらに進んだ中国製イーサーン高速鉄道高架もファンキーだったが、なんと3等の普通列車234なのにドンムアンからバンスー手前まで出来立ての高架を走ってバンコク入り。ドンムアン空港を高架から見下ろしながら激走。対向車線にダークレッドライン車両が走る。アピワット改名よりこっちのほうがインパクトあり。確かにあんな立派なドンムアン駅と高架あるのに在来線で使わないのはもったいないとは思う。撮影動画近日公開。
今日はホアランポーンまで行かずバンスーで降りて65番でカオサン近くまでやってくる。カオサン周辺はまた一層欧州組が増えてコロナ前に完全復活の感じ。高架を走る3等列車の動画撮りまくってまたたまる。編集面倒だ。部屋から出ずにネットつながるのがありがたい。タイに入国してからずっと朝13~14℃と寒かったので倍の気温にほっとする。冷たいコーラがしみる。
列車はバンスーグランド(アピワット)駅でなくバンスージャンクション駅に到着。特急や急行はバンスーグランド駅に行くがその先のホアランポーン駅にはいかないようだ。
ジャンクション駅前のバス乗り場から65番バス待つ。10分くらい待ってバスくるも、乗車後途中の道路が車線独占しての工事やっていて渋滞ひどくカオサンまでは結構時間かかった。距離はバンスー~カオサン10㎞ほど。料金8バーツ。工事なければバンスーで降りた方がカオサンには早く行ける。カオサン周辺宿は最初あたった宿は満室で入れず。欧州組がひと月前の倍はいるか?というほどたくさんいる。何とか別の宿にもぐりこんでゆるゆる体制確保。気温が真夏でほっとする。
バンコク 2023年2月2日(木)晴 旅78日目
- 出費詳細
- ナシクニン弁当25 サンドイッチ2個25 ゼロコーラ330mlペット11 バンスー234列車49 缶コーヒー20 水10 バンスー駅トイレ3 赤65番バス8 肉野菜炒め定食50 フライドチキン20 ビッグコーラ330ml10 5バーツパン4個20 ゼロコーラ1.25L
ペット31
- 宿泊代
- GH 190
- 合計
-
472THB 3.9円計算(1,840.8円)
1円 = 0.25652 THB/ 1 THB = 3.8984円 2023/02/03 11:50
1円 = 0.007780 USD/ 1 USD = 128.54円 2023/02/03 11:55
バンコクで休養中
10:04 2023/02/03
今日の朝の気温26℃。先日のスリンの朝13℃の倍。一晩中扇風機回しても寒くて起こされることのない気温。これこれ。これを待ち望んでいた。バンコクに入ってゆるゆる中。ほっとする。以前から私にとってのバンコクは休息の場。観光の場所じゃない。以前のようにアフリカやヒマラヤや中東紛争国ほどではないが、バンコクに戻るとほっとする。生きて帰れたと実感できる。
今回は特にカンボジア後半、滞在リミットとハイテンション遺跡訪問ラッシュでくたびれた。イーサーンで休もうと思ったのに朝の気温13℃と寒くてあまりゆるゆるできなかった。暖房ほしい気温なのにタイには暖房という概念がない。
昨日は寝る前蒸し暑くて水シャワー浴びて扇風機で気化熱発散自然乾燥。パタヤ以来か。水浴びしながらにこにこ。これをどれだけ望んできたか。寒い日本からやってきてエアコン部屋って意味わからん。その冷気ほしいならここに来ず、日本にずっといればいいじゃん。SDGsに反する行為であることだけは確かだ。
バンコク滞在。状況次第では1泊で南部へ移動と思ったが、快適なのでしばらく滞在する。気温は高いが今日は曇り。朝から公園でソムタムとムーピン食って元気出てきた。
バンコク 2023年2月3日(金)曇時々晴 旅79日目
- 出費詳細
- ソムタム35 カウニャウ5 ムーピン2本20 アイスエスプレッソ中20 カウマンガイ40 フライドチキン30 20 カウニャウ5 ゼロペプシ1.45mlペット34 トマト1㎏50 蚊取り線香20 チョコアイス15
- 宿泊代
- GH 190
- 合計
-
484THB 3.9円計算(1,887.6円)
1円 = 0.25652 THB/ 1 THB = 3.8984円 2023/02/03 11:50
1円 = 0.007780 USD/ 1 USD = 128.54円 2023/02/03 11:55