バンコクからタイ南部に最安で行く方法はタイ国鉄の3等列車255ランスアン行を利用すること。バンコクから460㎞離れたチュンポーンに80バーツで行ける。始発駅がホアランポーン駅でもアピワット駅でもなく、カオサン川対岸のトンブリ駅で1日1本のみ早朝発、所要11時間半など面倒あるも東京大阪間を320円で行けるのは鋭い。窓全開、風びゅんびゅん、車内販売で10バーツのクイッティヤウヘーン弁当など異次元体験多数できるメリットも大きい。
タイ南部鉄道3等列車旅 トンブリからチュンポーン
8:47 2023/02/05
今バンコクのトンブリ発のランスアン行255オーディナリーに乗ってチュンポーンに向かっている。距離460㎞なのだが3等席しかない普通列車なので11時間半かかる。トンブリ駅はカオサンから4㎞ほどで毎回歩いて行くが今回も動画撮りながらしっかり朝の散歩。
トンブリ駅には時間30分前についてチケットもしっかり80THB(310円)で確保。トンブリ駅には朝のナムトック行列車が同じような時間で出発するらしく紛らわしい。出発時間になってもランスアン行普通列車は現れない。始発駅なのに遅れるってありか。しかも30分待っても列車すら現れない。40分待って列車現れ出発したのはなんと出発予定時間の50分後。味のある展開。こうなるだろうと時間ギリギリに行くと、先日のアンロンベンのバスのように置いてけぼり食うし。異次元ワールド。ネタの宝庫。
昨日列車チェックして何気なく特急寝台の料金見てびっくり。下段1200THB?しばらく特急寝台縁なく乗ってなかったので意識しなかったがそんなに高かったっけ。エアコン車で窓開かなく、曇りガラス状態。バンコク発着で夜間移動多く、車窓真っ暗でテンション激低。そんな値段とは忘れていた。乗ってた頃はそんな料金払ってたんだと過去の自分にもびっくり。エアアジア乗れよと思う。
チュンポーン駅前
数日前のドンムアン空港の高架とは対極の民家の軒先すれすれの列車の出発。乗車時間11時間半は長いが夕方にはチュンポーン。バンコクには予想外に3泊4日もしてしまった。ずっと宿でゴロゴロしてたけど。私にとってバンコクは観光する場所でなく休息の場所なのだ。寒かったイーサーンいたころと違って、連日真夏の気温で助かった。南部ビーチ編突入。
3等列車に乗って食う5バーツパンがまたうめえ。窓全開で風びゅんびゅん受けて快晴初夏の陽気のタイの熱帯平原を列車は快走。車内は私以外皆タイ人。いつもの展開。皆さんマスク着用率100%。カオサン周辺にあんなにいたマスクなしの欧州組観光客皆無。アベノマスクで耳をヨーダにしながらパソコンに向かう。
ホアヒン近郊のビル
Southern Thailand third class train journey
13:43 2023/02/05
今ホアヒンを通過したところ。まだ6時間以上。車窓はずっと味あるので飽きない。乗車してからボックス席の4席独占してゴロゴロできるのでほぼ寝台車。窓が開いて風びゅんびゅん。個人的にはエアコン冷気よりこっちのほうがずっといい。2月の今、冷気がほしいなら日本から出なけりゃいいのだ。SDGs的にも。
トンブリからチュンポーンまで460㎞なのだが、途中の対向列車の通過待ちの時間が長く、所要は11時間半かかる。出発時点で50分遅延しているので総所要は12時間超える。長時間移動避けるため途中宿泊も考えたが、タイランド湾方向はホアヒンもプラチュワップキーリーカンも海が泥海で汚い。ホアヒンは物価も高い。1泊300Bと少し高いが、まともなローカル宿のあるチュンポーンまで行く方が効率はいいのだ。
そのまま翌日の6時半発ハジャイ行の普通列車でスラタニに行ってもいいし、今回はタオ島へのボートもチェックしてみる。ぼられなければ海のまともなタオ島もいいかなと考えている。ビーチ編とりあえず泥海でなくきれいな海に行きたい。
車内で駅弁食いまくり。安い。クイッティヤウヘーン弁当1個10Bというので2個買って食う。その後鶏肉弁当20Bというのでまた食う。5バーツパンが食後のお菓子。円安物価高?格安なのにリッチな気分なのはやはりこの真夏の気温のせいか。
車内ガラガラ。窓の日差し強烈。強風がいい感じにハイテンション。すすきの綿毛が車内に舞い、パソコン画面に張り付く。チュンポーンに着く頃は暗くなっていそう。
途中駅でバンコク行の列車通過待ち。複線化進んではいるけれど。
トンブリからチュンポーンまで
21:02 2023/02/05
バンコクから普通列車255で460㎞南のチュンポーンにやってきた。今1泊370THBの豪華地元ホテル5階の20畳部屋。さっきの宿探しの時1泊220Bの地元宿あるもWi-Fiないので泣く泣くスルー。バンコクのトンブリ駅からチュンポーンは3等列車なので約11時間かかる。単線部分多いので対抗列車や特急の通過待ちなど待機時間が多い。とはいえ運賃80THB(320円)。ざっくりと東京~大阪間の距離を11時間かけて320円で移動したことになる。チュンポーンの200B前後のゲストハウス3軒はすべてコロナ消滅していた。
私の乗った255普通列車は始発駅では50分遅れで出発したが、なんとチュンポーン到着は定刻だった。遅れを取り戻して運行。予想外。さらに1時間遅延を覚悟していたのに。以前なら考えられない。南部線の複線化工事が進んでいるためと思われる。
カオサンのトイレシャワー共同の4畳半独房から3泊4日で解放された。独房生活味はあるが長期はつらい。今日晩飯のチキン串カツ1個10Bなのにうまかった。カウニャウとトマトと一緒に3個も食った。疲れた。もう寝る。
チュンポーン 2023年2月5日(日)晴 旅76日目
- 出費詳細
- 列車255チュンポーン80 クイッティヤウヘーン弁当2個20 鶏肉弁当20 水10 チキン串カツ3本30 カウニャウ10 コカコーラ505ml
ペット16
- 宿泊代
- チュンポーンホテル 370
- 合計
-
556THB 3.9円計算(2,168.4円)
1円 = 0.25435 THB/ 1 THB = 3.9316円 2023/02/06 21:20
チュンポーン駅前 クラ地峡鉄道関係の車両?
タイ南部鉄道3等列車旅
9:17 2023/02/06
昨日の夜は熱帯夜で寝苦しかったが、今の気温28℃で初夏の陽気。朝から快晴。地元ホテルの5階の部屋で天井ファンにあたってパソコン開く。夏休みの朝の雰囲気。バンコクカオサンの独房とはかなり差あり。1泊370THBと若干高めなんだけど。コンビニのアイスエスプレッソ飲みながら5Bポテチ食ってお金持ち気分。朝食はホテル前の地元食堂でカウカームー50B。円安物価高なのに海外旅で格安リッチ実行中。
タオ島行のボートチェックする。宿のフロントだとなんと片道で900THB。衝撃の価格。前回反対方向のタオ島からチュンポーンまで350Bで乗らなかったっけ。直線距離で75㎞あって遠い(サムイ島はドンサク港から25㎞ほど)ことは遠いんだけど。1日朝と昼の2便出ていて港までの送迎付き。タオ島行の港はNangyuan
Ferry Port といって今のホテルから13.5㎞あって歩くにはきつい距離。近くの旅行会社で当たると地元船500THBというのがあるも、夜の19時に出て翌朝5時に着くというたぶん地元の貨物船便乗タイプ。乗船時間10時間のファンキーボート。普通のフェリーは港まで自力で行けば650THBとのこと。高ければスルーしてラノーンに抜けるつもりでいたのでその選択もあり。ただチュンポーンの街歩いていて廃墟と化したビルやショッピングモール見て若干気分変わる。コロナインパクトでここも大変なんだ。バンコクと違ってまだ観光客の回復は遅い。私のような偏屈が金落とさねば地元経済回復はますます遅れる。ここはぼられてあげようかなの心境に。
自分の日記によるとパンガン島からタオ島は2018年で310THBの送迎込フェリーありとある。明日の朝6時の3等列車でスラタニ行に乗ってドンサク港経由、パンガン島からタオ島に入る方法もあるが、どのみちこのエリア、欧州組の達人専門ぼったくり花盛りコース。なので宿泊費用と所要時間考えると、どういう方法で行ってもそこそこ金かかってしまう。タオ島のみが焦点の場合、多少ぼられてもチュンポーンからダイレクトのタオ島入りのほうがいいかも。バイタクで港まで行って売り場でチケット購入が効率的か。ちなみに携行荷物てんこ盛り観光客が、そういう方向けのトゥクトゥク使うとタオ島行船着き場まで市内から1000Bだそうな、
タオ島のテンションはロック島やスリン島に比べればずっと低いのでスルーも全然ありなんだけど。
チュンポーン 2023年2月6日(月)晴 旅76日目
- 出費詳細
- カウカームー50 アイスエスプレッソ中20 ポテチ小2袋10 アースノーマット60日111 オムレツ定食40 チョコアイス15 チキン串カツ2本20 ソムタム40 カウニャウ10 コカ・コーラ505mlペット16 5バーツパン2個10
- 宿泊代
- チュンポーンホテル 370
- 合計
-
712THB 3.9円計算(2,776.8円)
1円 = 0.25435 THB/ 1 THB = 3.9316円 2023/02/06 21:20
イオンATMで7000THBおろす