騒いだ方が勝ちのメディアの特性
2021年1月30日(土)
騒ぐことで金を稼ぐ人たちに踊らされるのに辟易。緊急事態宣言のさなか、誰もが不安を抱える中、「大変なことになる」と騒げば騒ぐほど注目を集めアクセス数を稼げ金になる。自己満足正義感も満たされる。で「大変なことになると騒いだほうが勝ち」という悪習が蔓延して久しい。
騒ぐために都合のいい専門家をクローズアップして自分の持っていきたい結論を自分の意見ではなく専門家の意見として「大変なことになる」と騒ぎ立てる。そうすることが正義だと陶酔する。しかし受け取る側はその裏側に気づき始めている。「騒いだ方が勝ち」の先方都合で勝手に騒いでいるだけで、こちら側にはそれにつられて騒ぐ価値がないことに。なので前回よりずっと深刻な2度目の非常事態宣言なのに、町中の人出は減らず。店頭からトイレットペーパーもマスクも消えることもなくなった。
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渋谷 道玄坂下
コロナとメディアの闇 緊急事態宣言
人類はコロナに敗北しているのか
大変なことになる。どんなに巧妙に、読む気のなくなる長文で枝葉の些細な解説されても、根本にある素朴な疑問が消えない。そんな大変なことになるのになぜ市中に人はあふれているのか。株価は最高値更新しているのか。五輪は今だ中止宣言出されないのか。
感染対策も緊急事態宣言も必要なのは重々承知。その前提であえて言う。変異種が暴れようがワクチン間に合わなかろうが、今後メディアが騒ぐ「大変なこと」にはならない。コロナ致死率0.1%~4%はインフルエンザ0.1%よりは高いが、この数字でどんなに騒ごうが人類が滅亡しないことは確かだ。
冬季の気温低下で宿主側の免疫機能減退で一時的に感染拡大してはいるが、コロナは収束に向かっている。欧米やブラジルに比べて感染被害状況が低い日本や東アジア、東南アジア(宿主側の遺伝形質が関わっていると推測される)では、今後春の気温上昇で免疫機能回復で死者は減る。今の感染拡大は深刻な状況であることは間違いはないが、不顕性や軽症者が多い状態では集団免疫獲得の過程でもあるので「大変なことになる」一辺倒で騒ぐことは甚だ疑問だ。
日本の医療崩壊の違和感
1月29日8:22AM 現在、米国コロナ感染者 25,732,940 人、死者432,540 人。日本の感染者380,600 人、死者5,500人。COVID-19
Dashboard at Johns Hopkins University 参照。死者比較で米国43万人は日本の5500人の78.64倍。感染者数でも67.61倍。これだけ差があるのに日本でのみ医療逼迫、崩壊が叫ばれることに疑問を持たない方はたぶんいない。
素朴に感じる医療逼迫と崩壊の他国との差。なぜコロナ死者が78倍にものぼる米国の医療は崩壊していないのに、日本でだけ逼迫、崩壊するのか。日本と米国に78倍もの医療水準の差があるとは思えない。誰もが首をかしげる点だ。医療体制の仕組みの根本に瑕疵や齟齬があるのではないか。たぶんここは労働効率先進国最悪の日本の風土も関係している。簡単にできることをわざわざ複雑にして、頑張って努力していることに酔いしれる日本独特の風土だ。
ネパールの小学生が半年で習得できる英語を、中高と6年間もやって優秀と言われる学生も含めて、ほとんど英語が使えないという状況に似る。
代官山
緊急事態宣言下の医療崩壊
コロナ死者米国の78分の1で逼迫
優先されるべき筆頭は救命だ。事務処理等の枝葉を完璧にすることで救命が追い付かなくなるなんて本末転倒。あってはならない。だが日本の現状がそのあってはならない状況になってしまっている。本来米国と比較しても病床もある。医療水準も高い。なのになぜ死者米国の78分の1で逼迫するのだ。
一つのことを完遂するのに大事をとって、責任逃れの保険をかけて、マニュアルと寸分たがわず決められたとおりに正確にこなす。その方法を否定はしない。平和な正常時ならそれが許される。しかし人が多数死んでいく危機的状況では優先順位の低いものは切り落とさねばならない。患者へのトリアージではない。それ以前の仕組みだ。行政レベルでの医療体制だ。緊急時の救命には無駄で余計なことはやらずに最短距離で決着点へ行くことが要求される。日本の医療体制は省略、簡略化できることを効率化できていない。コロナ医療の外側で高みの見物状態の民間の病床や人材の有効活用といった柔軟性もない。
コロナであぶりだされた緊急医療体制の脆弱性
死者米国の78分の1で医療崩壊の疑問
「日本には日本のやり方がある」「部外者は黙っとれ」の体質が問題を袋小路へ追い込む。そういう閉鎖環境が続いていたので根本的問題が解決されないまま、現状の医療ひっ迫を招いているのではないか。実際今現在、専門家と言われる方々の築き上げた医療体制では米国の78分の1規模で逼迫している。ごまかしようのないエビデンスだ。
自衛隊出動で解決される問題ではない。今の状態のままで追いつめられるのは現場で患者と接する医療従事者なのだ。コロナであぶりだされた緊急医療体制での脆弱性を謙虚な視点で変えるべき時なのだ。
都庁
緊急事態宣言下のコロナ展望
今後のコロナはどうなっていくか
日本のコロナの感染拡大は緊急事態宣言の効果というより、春到来の気温上昇で、宿主側の免疫機能回復で収束していく。日本や東アジア、東南アジアではワクチン接種待たずに集団免疫形成される可能性が高い。集団免疫収束という観点では不顕性感染者や軽症者の感染拡大は必ずしもマイナス要因ではない。コロナの常在ウィルス化の前段階ともとれる。
今がコロナの深刻な感染拡大第1波。2020年までの世間で第1波、第2波と騒がれている波は予波と思う。今後第2波は来ずに今夏には日本のコロナは収束する。ただ米国や欧州はワクチンあっても22年までは収束は難しい。
天敵が増えたり疫病流行や飢餓で、増えすぎた種の3~9割が消えるのは自然界では通常のことだ。人口1億2200万人の国で、高齢者中心で死者5,500
人(今後この倍にはなるだろうが)は、決して敗北の数字ではない。ちなみに2018年のインフルエンザ死者は3325人だが、超過死亡(インフル引き金とする関連疾患による死亡)はコロナ前まで毎年約1万人と厚生労働省は発表している。
渋谷川
びー旅つぶやき
18:28 2021/01/23
台湾新幹線新車両導入が拒否。日本製高速鉄道唯一の成功実現例(赤字転落しているが)だった台湾で破談。理由は明白。このサイトで何度も指摘している費用面だ。インドネシア、スリランカ(LRTだが)、タイで拒否、インドでも表面上は延期だが根底にある問題は同じ。なぜここまで拒否され続けているのに頑なに同じ方向性で高速鉄道の海外展開を続けるのだろう。
日本側の最先端技術前提の提示金額はこちらの自己満足でしかない。先方で望まれているのはLCCより高い誰も乗らない完璧版でなく、庶民の気軽に乗れる高速鉄道なのだ。拒否している国々がすべて親日国なのが根の深さを示している。このままでは日本の高速鉄道技術は世界から見放される。なぜ先方の望む「廉価版高速鉄道」が提示できないのだ。タイ東北部で進む昆明からシンガポールまで通じる可能性のある中国製高速鉄道に危機感は感じないのだろうか。手遅れになる前に手を打つべきだ。
一方でこの工費問題は無制限に言われるままに多額の税金をつぎ込んでいる国内新幹線やリニアにも疑問を呈していることにはならないか?携帯電話のいびつな価格問題も発端はインバウンドの不満、つまりグローバルスタンダードからかけ離れた日本国内独自の特殊性のあぶり出しから始まった。
ナコーンラチャシーマー郊外のイーサン高速鉄道高架工事。バンコク~ナコーンラチャシーマー253km間、現在4~6時間が1時間半になり運賃は2等で535THBになる。現状の3等運賃50THBの10倍以上。日本の新幹線を運行して採算とるには運賃はたぶん100倍になる。そりゃ破断するわな。
びー旅つぶやき
10:24 2021/01/18
医療優先か、経済優先か。菅さんは背反する方向性に難しい舵取りを求められる。どちらに舵を取っても批判が起こる。しかし現状を批判している方々のやり方でやったらたぶん今以上の批判が起こる。医療優先だと正義。経済優先だと極悪。の構図も違和感は残る。
感染急拡大と報道されているが、コロナ死者数は高齢者中心に1日100人以下。感染急拡大に呼応していない。冬季の宿主側免疫機能減退で感染拡大は自然なことで想定内。今後感染力強まった変異種が暴れて感染爆発しても毒性そのままなら、今の状況は集団免疫獲得の過程とみるべきだ。感染急増して犠牲は出る。しかしコロナ感染拡大で日本は滅亡にむかっているかといえばそうなってはいない。前回より深刻な感染状況下の非常事態宣言なのに、人出が減らないのは皆さん薄々それを感じているからなのではないか。
東京五輪。経済ダメージが最も大きくなる直前での中止宣言となりそう。日本(東アジア、東南アジア含む)は今夏に向かってコロナ収束しても米国や欧州はおそらくそうならない。強行すれば世界からGo
To とは比較にならない非難を浴びる。関係者が今「何としても開催する」と言って拍手しているのは取り巻きだけだと知るべきだ。
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