バンコクから北へ388㎞にあるピッサヌローク。長距離バスでもフライトでも行けるが鉄道が最も安く味のある体験ができる。鉄道も急行や特急で行くより3等自由席のみの普通列車が異次元深度が深い。1日1本9時30分発のみ。列車番号201番。始発駅はアピワット駅でなく、ホアランポーン駅。終点がピッサヌローク。388㎞は東京名古屋間の距離だがそこを69THB(276円)で行く。所要は8時間25分のファンキー列車。車窓が特に刺激的。
終点ピッサヌロークに到着の私の乗った201普通列車 2023/12/09 201 Ordinary Bangkok-Phitsanulok 69THB
8時間25分 Bangkok Dep 09:30 → Phitsanulok Arr 17:55
グリーンゲストハウスのルーフトップ部屋
5:40 2023/12/09
今バンコク、プラアティット通り裏のグリーンゲストハウス。近くにあるモスクの早朝アザーンに起こされ、早起きした夏休み状態。以前より確実にボリュームも大きくなって、時間も長い。前は5分くらいでやんでいたのに今は30分くらい続く。ルーフトップの部屋は大音響のアザーンの直撃を食らう。ネット復活して昨日は1日お昼寝して、元気は戻ってきた。このアザーン攻撃毎朝食らうのはきついので今日宿出て北上する。
ホアランポーン駅からピッサヌローク行の3等普通列車で69バーツ。380㎞、東京名古屋間を約280円で行く。乾期の昼間の運行なので味のある車窓が楽しめる。急行や特急は夜発で深夜にピッサヌローク着になるので車窓真っ暗。7番など昼間の特急もあるが、エアコン車なので曇りガラスで窓あかない。冬の日本からやってきてエアコン冷気は迷惑でしかない。それで5倍以上の料金取られる意味わからん。異次元インパクト優先なら、ファンキー車窓味わえる3等普通列車に限る。1日朝9時半の1便しか出ていない。始発もホアランポーン駅。結局バンコク、パタヤに10日もいた。十分真夏の気温は堪能できた。バンコク脱出。
北部地方都市の物価は安いので1日の出費は今よりは減る。やっと本来のらしい格安海外旅行が発進する。かつて100Bで泊まっていたグリーンゲストハウスで1泊300Bの出すことになるとは予想外。トイレシャワーつきルーフトップ部屋で早朝アザーンで起こされる以外は快適だったけど。
ホアランポーン駅に出現の機関車 展示状態
Booking.com
海外旅行はゆるゆるきらきら最優先
6:32 2023/12/09
自身が快適に格安に海外旅行ができていない一部の旅行者は、「格安なんだからがんばって修行の旅をしろ」の要望がある。でなければ高額払ってつまらない旅をしている、さらに一歩進んでひどい目にあっている自分がみじめになるということらしい。しかし残念ながら私には楽しい海外旅行に出てがんばることをする気は全くない。格安は意識しているが、最優先は旅のキラキラだ。修行や努力はキラキラから最も遠いまぬけな行為だ。私がもし格安のみを考えるならモルディブやセレンゲティにはいかない。海外は国内と違って格安のほうが楽しいという逆転が起こる傾向も強い。
ぼられながらつまらない旅をしている、ひどい目にあっている一部の未熟な海外旅行者は、ひどい目にあった怒りが、ぼられている相手に向かわない。そこに向けるともっとひどい目に合うことを知っている。なので平和にうっぷんはらせる快適に格安旅行を実行している旅行者にその怒りが向かう。しかし、ひがみや羨望からカモフラグの消滅はできないことを先に知るべきだ。
アピワット行の特急列車
ピッサヌローク→バンコク 普通列車情報
Train No202 Ordinary Phitsanulok - Bangkok
Phitsanulok Dep 06:05 Bangkok Arr 14:05
普通列車乗車中
11:46 2023/12/09
今201番普通列車に乗ってピッサヌロークに向かっている。今アユタヤ駅を出た。時刻表では11時28分発なのに実際の出発時間は11時45分。若干遅延あり。
ホアランポーン駅では乗り込んで40分ほどで出発。早めの乗り込んで席確保。しばらくは4席独占だった。始発でも出発直前だと結構人は多かった。ただバンスーくらいで混みだす。プラアティット通りからバンスーまで65番バスで行ってそこから乗ろうと思ったが、53番でホアランポーンにして正解。
チャトチャック駅
普通3等列車なのにチャトチャックあたりから高架に上がりドンムアン過ぎたところで地上に降りる。アユタヤ行の観光客が大量に乗り込んでいるのでドンムアンからアユタヤまでは満席だった。
車内販売のガパオライス弁当30B買って出発前に食ってしまったが、バンスーすぎたくらいで大量に売り子乗り込んで弁当の値段も25バーツになっていた。晴れた車窓がファンキー。これを望んでいた。先日のパタヤ往復時はまだ疲労が抜けてなかったがバンコクで寝まくって元気が出てきた。今日の夕方にはピッサヌローク。もちろん宿の予約など野暮なことはしていない。Ordinary
201 Bangkok-Phitsanulok Bangkok Dep 09:30- Phitsanulok Arr 17:55 となっているが到着はたぶん19時ころになる。地方都市に出れば格安生活に気合入る。あの辺でしばらくゆるゆるローカル生活堪能したい。
ホアランポーン駅に向かう赤バス53番
ビザなし無料長期滞在
あと3週間ほどで滞在リミット来るが、バンコクのムアントンタニイミグレまで戻って滞在延長面倒なのでラオス入国が効率いいか。1900Bも無駄だし。ビエンチャンから高速鉄道乗るのも味あっていいな。ラオスには15日ビザなし滞在できる。高速鉄道で昆明?中国入国?北上すると寒いのが難。34℃が28℃になる感じだけど。
なんにしても380㎞。東京名古屋間走って280円はハッピーじゃ。円安物価高、格安海外旅行は過去のものを真っ向否定する現地物価。こういうの大好物。今回はGPS普通に使えて現在位置をタイムリーに把握できる。まだ5分の1という感じだ。平原爆走の車窓がファンキー。アユタヤ過ぎると車内はすいて周りはすべてタイ人。
ホアランポーン駅の3分の1は機関車展示場になってる
201番普通列車乗車中
14:17 2023/12/09
今バンタクリ Ban Takhli 通過してドンマク Dong Maku を出たところ。時刻表では14時16分、今14時19分。あれ?遅延たった3分?もっとバンコク郊外では遅延あったのに少し追いついている。GPSではまだ半分くらいしか来ていない。しかしバンコク近郊の前半と違って後半は移動速度が速い。今車内ガラガラ。
車窓は地平線まで続く草原にちょこちょこと奇岩の山。まさに高速鉄道のためにあるような未開発大地だ。途中の駅舎がすごい勢いで改装されている。この路線も複線化工事が続いている。日本製チェンマイ新幹線は自然消滅して、別な形での北部高速鉄道への序章が静かに進んでいるのを感じざるを得ない。中国製のナコンラチャシーマー高速鉄道完成したら、ラオス方向に延伸し、昆明までつながることを思えば、北部高速鉄道も中国製になるのではないか。
インドネシアと全く同じパターン。インド西部も同じ雲行き。なぜこうなってまだなおかたくなに日本のごり押しスタイルを続けるのだろう。親日国さえも相手にしてくれない日本の高速鉄道。あまりに痛々しい。
ピッサヌロークでのローカル生活が始まる。バンコクやパタヤでは金使いすぎた。今後はもうちょっと気合の入った格安生活したい。今Nong Pho出発。今14:33
。遅れは1分。
16:56 2023/12/09
Hua Dong ほぼ定刻。遅れなし。Bang Krathum 定刻出発。
ピッサヌローク 2023年12月9日(土)晴 旅10日目
- 出費詳細
- 53番バス8 208番列車ピッサヌローク69 ガパオライス弁当30 缶コーヒー20 20 バーミーヘーン弁当25 水10 カウカームー50 ドーナツ2個10 ゼロペプシ20 みかん1㎏(大7個)35 トマト600g40B
- 宿泊代
- ピッサヌロークホテル 250
- 合計
-
587 THB 4.0円計算(2,348 円)
1円 = 0.2452 THB/ 1 THB = 4.0784円 2023/12/09 12:55 UTC