パンタナール個人旅行 農場ステイ

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◎パンタナールとは

パンタナールとはポルトガル語で「大湿原」の意味。ブラジル、ボリビア、パラグアイの3国にまたがる総面積195,000k㎡の広大な湿原。そのうち1,878k㎡が2000年に世界遺産に登録された。ラムサール条約の登録地でもある。ちなみに日本の本州の面積は230,500k㎡。実際は上の写真のような湿原らしい湿原ばかりでなく、草原だったり丘陵があったりする海抜80m～150mの平原地帯。雨季にはパンタナールの80%以上が水没するという。


◎パンタナール個人旅行 コルンバ発農場ステイツアー

パンタナールツアーの拠点となる都市もクイアバとコルンバがある。私はコルンバからのツアーしか知らないのでそこへの行き方紹介。

コルンバ発のパンタナールツアーは農場ステイ？みたいな感じ。ワニやカピバラは農場へ行くワイルドなオフロードの途中で遭遇する。滞在中とにかく蚊に刺される。

リオから遠いがバスで行こうと思えば行ける。乗り換えをいれたら30時間。行き方は無数にあるが最安と思われる方法と、あんまりきつくなくそこそこ安くいく方法を例をあげてみる。

リオデジャネイロからバスで行く場合は日程でトータル10日以上、費用で4万円位余分にいる。この場合、サンパウロまでバスで行って、そこでコルンバ行きに乗り換える。リオからの直行便は多分ない。サンパウロまで6時間。

サンパウロからコルンバまで21時間。片道合計約8000円。一気にいくときついので日程余分に取ってサンパウロで一泊したほうがいいかもしれない。 リオからコルンバまでの総距離は1,855km。

パンタナールの乗馬トレッキング




◎リオからコルンバへのフライト　アズールブラジル航空



1 円 = 0.03193 BRL ・1 BRL = 31.3227 円　2016/09/23 23:45

アズール・ブラジル航空 公式サイト


Booking.com


2016年10月現在コルンバへはリオのサントスデュモン空港からアズール・ブラジル航空 (AD) が1日に4～6便のフライトを出している。プロモフライトを狙えば片道429.90R$（13,465円）～。1,855km もあるのでフライトでも所要は片道3時間35分かかる。

また、GOLのフライトがリオのサントスデュモンからカンポグランジ（コルンバまで425km）に1日9本あり、片道82US$ ～。カンポグランジからコルンバへはバスで6.5時間、50R$～（2700円）。一方LATAMはサンパウログアルーリョスからブラジリア経由でカンポグランジへ150US$～とさほど安くない。ブラジルの空はLCCが席巻しているので、効率優先なら時間のかかる長距離バスにこだわる必要はないかも。リオからエアで行く場合はカーニバルの日程プラス5日あれば十分。

コルンバ発のパンタナール現地発ツアーはコルンバの長距離バスがターミナルに着くと客引きが押し寄せてくる。彼らを頼ればツアー会社や宿までトラックで連れて行ってくれる。そうじゃない場合でもコルンバの港の方の通りにたくさんツアー会社があるのでそこをめぐって決めてもいい。

GOLの予約公式サイト　　　　　　　　LATAMの予約公式サイト


◎コルンバ発パンタナールファームステイツアー

コルンバは両替事情が悪いのであらかじめ済ませておいた方がいい。私は2泊3日のツアーに参加で250R$（13500円：1R$≒54円の場合。2005年1月当時は40円）だった。

パンタナールではアマゾン以上に蚊に刺された。宿泊先でも刺されたが、車で移動中もトラックの荷台を座席にしたオープンカーなので、ワニやカピバラを見つけて停まるたびに蚊の大群に襲われた。短パンTシャツで行ったため、右足だけで50ヶ所以上刺されていて、それ以上情けなくて数えるのはやめた。同行のイスラエル人やイタリア人はさほど刺されないのに、私だけ集中的に刺された。あまり刺されると蚊が原因で起こる病気も怖い。決して短パンでは行かず、虫除け対策は万全で行ったほうがいい。

日中日なたでは50度近い生命の危機を感じるほどの暑さになる。徒歩でのトレッキング中の気温は40度くらい。ツアーというより修行？のような3日間だった。


パンタナールの乗馬トレッキング。白馬の王子様気分だお　実はこの時初めて馬に乗った。乗り方研修10分で「じゃあ、いこか」となる。若干「ええ？」となるが何とか写真のように乗りこなせていた。馬ってそんなに簡単に乗れるのだと初めて知った。