ドラえもんはタイ語でも同じくドラえもん。目立つドラえもんはここだけ。
タイのドラえもん寺 スパンブリ
19:41 17/12/09 タイ時間
行っても無駄だ。テンション低いのはわかり切っている。なのでそんな所に行くくらいなら部屋でごろごろしていようと思っていたのにドラえもん寺に行ってしまう。ソンテウ使ったので、かかった交通費は往復20Bのみ。所要1時間の自力ツアー。今日の午前中にはスパンブリ中心部の市場とスパンブリのスカイツリー(写真右)にも行った。
ドラえもん寺に実際に訪問してみて、高額出して1日つぶしてバンコクからわざわざ来るのは痛いが、スパンブリゆるゆる滞在ついでにソンテウ片道10Bで1時間の暇つぶし程度ならギリありかなとは思った。予想通りテンション激低だったけど味はあった。とはいえやはりバンコクからこの寺目指してやってくることは決してお勧めしない。たぶん9割の方ががっかりする。アユタヤやメークロン、水上マーケット、ラン島と他に行くとこあるでしょと正直思う。
ドラえもん寺ワットサンパシウは普通のまじめな現役仏教寺院
ドラえもん寺の行き方 スパンブリー発
ソンテウで行く方法
バスターミナルからバイクタクシーや、トゥクトゥクで行く方法に解説はいらないのでソンテウで行く方法のみ解説。ちなみにスパンブリバスターミナルからドラえもん寺往復バイタク60B、トゥクトゥク100B。交渉制なので実際の値段は若干上下する。
ソンテウの場合片道10B、往復20B。バスターミナルから距離片道4.3kmなので歩けばただだが、相手がドラえもん寺だとさすがに歩く元気はでなかった。
ちなみにスパンブリーにはバスターミナルは2つある。長距離バスターミナル(サターニーコンソン)と近距離バスターミナル(ボーコーソー)だ。ここであげるバスターミナルは近距離バスターミナルの方。
参拝本殿のこういうまじめな仏教壁画の細部にドラえもんが隠れている。
よく見ると左ムーミン、中央のび太君、右ドラえもん
拡大すると… この手前のキャラは誰?ちらっとドラえもん
今日私はスパンブリバスターミナル前からドラえもん寺へは往路はソンテウでは直行できなかった。ターミナルでなく市中心部のプラパンバサ通りサプシンマーケット前から乗った。昼間なら15分おきに頻発している感じ。バスターミナルからサプシンマーケットまでは1.5km。ソンテウもあるが私はマーケット前乗り場まで歩いた。マーケット前乗り場は以下の地図の拡大で確認できる。マーケット前からドラえもん寺は4km、ソンテウで所要10分。寺はスパンブリ郊外の何もないのっぱら(微妙に森?)にポツンとある。
スパンブリー地図
ドラえもん寺はかなりまじめな現役仏教寺院。遺跡ではないこういう寺に日本人が普通に入って歓迎されるという点ではドラえもんの功労はあるか。
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地獄の釜茹での中にドラえもん
ソンテウでおろされた寺前の道路から寺のドラえもん壁画までは徒歩5分。手前では寺の増築工事をしていた。入場料などなくそのまま笑顔で「サワディカップ」で入れる。常々ドラえもん目当ての日本人含めた観光客がたくさん来ているようで、しばらくするとガイドしてくれる寺のおばあさんが現れる。
私の訪問は午後3時頃で私以外にはタイ人参拝客2人のみだった。寺にはでかいノーリードわんこが6匹ほどいて、吠えてからんでくるがそのおばあさんの一声で収集する。ガイドのおばあさんはかなり丁寧に案内してくれてこりゃあ最後にガイド代請求されるのかなと邪推したが、そのまま解放してくれた。丁重にお礼を言って寺の方々と別れた後、出口脇の寺のタンブン箱に20B入れた。
他は普通の仏教画。
タイにドラえもん寺がある背景
敬虔な仏教徒の多いタイの厳格な参拝本殿になぜドラえもんが描かれたのか。理由は絵を描いた画家が勝手に描いてその後事後承認されたとされている。子供にも親しまれる寺にしたいとのこと。その通りなのだと私も思う。
ただその背景にはタイならではの独特な背景がある。日本でお寺の本殿にドラえもんの絵はまずありえない。それが許容される理由はドラえもんをはじめとする日本のアニメーションがタイで誰もが知る親しみのあるキャラクターとして定着しているということなのだ。タイの日本への親日感情の裏には自動車やバイクのみならず一休さんやクレヨンしんちゃんも貢献している。
加えて懐の深い許容性のある「マイペンライ」スタイルが厳格な参拝本殿にドラえもんを出現させた。タイの深層まで浸透している親日感情と、「固いこと言うな」「細かいこと気にするな」の伝統的な気質がこの不思議なコラボレーションを可能にしたのだと私は勝手に思う。寺を有名にするためのマーケティング手法?藤子不二雄への著作権は?いやいや、そんなことはいってはいけない。マイペンライなのである。
黄金仏像裏の地獄絵図にドラえもん 口の中にコンセント、目玉ドラえもん
壁画のみならずレリーフの細部にもドラえもん。遠目には全く分からず。
ワットサンパシウ帰路
帰りはたった4kmなので歩いてもいいかなと思っていたが、寺の前の何もない一本道を市内方向へとぼとぼ歩いているうちに10分ほどで後ろからソンテウがやってきた。それに乗り込んで帰りはバスターミナルに直行できた。たぶん行きもそのソンテウに乗ればバスターミナル前からドラえもん寺に直行できたはず。
ただターミナル前には客待ちトゥクトゥクやバイタクがたくさんいて「その寺へのソンテウはない」「友達料金にしてやるから俺のトゥクトゥクに乗れ」と正確な情報が聞き取りにくい状況。当然だが英語不可。日本語論外。外国人を相手にしている割高ドライバーには英語は通じる。
往路ソンテウ乗車で気を付けること
往路ワットサンパシウは終点でなく、かなり遠方の郊外に行くローカル線ソンテウでの途中下車になる。なのでドライバーにしっかりと「ワット・サンパシウ」を連呼してそこで停まってもらうようにしつこいくらい確認しておく。今回の私の往路もしつこく確認していたにもかかわらず、ドライバーに忘れられて寺を3kmほど行き過ぎた何もない道端で降ろさるはめに。
ただ対向車線にやってきた反対方向行のソンテウ(写真上)に忘れたドライバーが交渉してくれて、そのソンテウで3km戻ってサンパシウには行けた。その引き返しでの料金は取られなかった。ソンテウ料金は10Bなんだけど。
スパンブリー 2017年12月9日(土)快晴 旅10日目
- 出費詳細
- ジャージ200 柿2個20 トマト1kg35 バナナ14本12 公園入場料10 コカコーラ450mlペット12 肉野菜炒め定食35 ポテチ小5 ソーセージカツ2本10 4本20 掃除チップ20 ドラえもん寺ソンテウ往復20 寺タンブン20 ビッグコーラ322ml2本15 カウニャウ10
- 宿泊代
- マインドホテル 250
- 合計
-
694 THB
- 日本円合計
-
1THB = 3.5円で計算 2429 円
1円 = 0.28748 THB/ 1 THB = 3.4785円 2017/12/09 6:59
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バンコク路線バス2018 びー旅つぶやき
6:20 2017/12/09 タイ時間
バンコク首都圏の路線バスでは順次乗車カード読取機と衛星利用測位システム(GPS)を導入予定。約2600台に読取機とGPSを設置しワンマン化。車掌さんもリストラされる。まず2017年11月1日から800台導入実施。長年続いてきた赤バス無料施策も終了し、低所得者向け福祉カードにとって代わる。「外国人観光客は金払って乗らんかい」という至極当然の流れか。今までドンムアンからカオサンまで無料で行けたこと自体が不思議だったんだけど。
先日屋台一掃のお達しあったばかりで…。不謹慎な言い方だけどバンコクがどんどんまともになっていってしまう。ちょっと寂しい。野良君だけは元気いっぱい闊歩しているけど。お寺が実質保護区になっているので日本のように保健所薬殺の流れには今後もたぶんならない。
プラアティット通りの赤バス
19:17 2017/12/08 タイ時間
山田さんより情報。→klia2の空港税が2018年1月1日より50リンギから73リンギへ値上げ。対象はASEAN以外の路線。またぺナンフェリーのバタワース側の乗り場のバスと鉄道の連絡通路が閉鎖中。現在バスターミナルから無料のシャトルバスがフェリー乗り場に出ている。一方タイのバンコクの市バスBMTAにバスカードが導入。赤バス車内も料金箱とカードタッチの機械がついている。これに伴い赤バスの無料施策も終了した。
…とのこと。山田さん情報ありがとうございます。しもうた。バンコク素通りしたのでまだ赤バスのカード読み取り機械見てない。さっき晩飯に屋台のソムタム食ったら食後5分ほど口の中が痛かった。うまいけど唐辛子入れ過ぎ。オーダーはいつも通り「唐辛子は2つね」だったんだけど。特大サイズだったのか?ムーピンとカウニャウとビッグコーラの組み合わせ最強じゃ。
今日午後、農家の方がトラックで直売のみかん2kg35Bというので買った。40B渡したらおつりもらえず。やっぱり40Bだと言い出す。とはいえぼられているのに2kg
140円。10kg換算で700円。5B巡って戦う気起きず。みかんの見かけは汚れていてワイルドだがむいた中身は普通にうまいミカン。種がいっぱいあるけど。今日もこの時間気温29度。12月の熱帯夜。
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