ゆる旅モードとは?
2022年1月28日(金)
ゆる旅モードとは、異国の異次元環境にどっぷりはまって地元民に混ざって現地生活をする旅のスタイルをいう。
海外旅、特に個人自由旅行では大きく2極の旅のスタイルがある。「ハイテンションモード」と「ゆる旅モード」だ。
カラパタールやラジャアンパット、エンジェルフォール、セレンゲティのような強烈観光地で怒涛のインパクトと、過酷な環境と格闘の日々を送るエキセントリック旅。そしてその対極にあり劣らぬ魅力を提供してくれるのが、観光資源が何もないローカルエリアのストレスフリーの「ゆる旅モード」だ。
コラートのローカルホテル。15畳個室が150THB 看板表示タイ語のみで外国人を泊める気なし。
ベトナム ニャチャン沖ツアー ニャチャンの物価は激安
海外旅2つのモード Laid-back stay b-tabi Style
私は基本ハイテンション旅を求めて海外旅に出るが、常にその状況にいるわけではない。数カ月の間その状態は続かない。たぶん続けていると疲れる。なので合間にこれといった観光資源なく、強烈インパクトは何もないローカル都市にゆる旅モードで滞在する。観光資源なくとも海外の現地生活はそれだけで異次元体験なので十分味のある滞在ができるのだ。
現地のローカル宿に泊まって現地の屋台で地元民に混ざって生活をする。周りは子供も含めてすべて現地語習得のための貴重な講師。特に日本が氷点下になる冬の時期に、30℃の真夏の気温の熱帯地域の国々はゆる旅滞在に最適だ。いい年のおっさんに小学生の夏休み環境を提供してくれる。強烈インパクトの海も山も遺跡もいらない。そこに身を置くゆる旅自体が極上の至福体験なのだ。
ヒマラヤトレッキング ジリからルクラまでのルートはローカルフレイバーぷんぷんの味のある風景
ゆる旅の原点
ゆる旅で大事なことは「頑張らないこと」。定番観光地を鬼気迫る勢いで確認して回ったり、140か国周遊を自慢するために飛び回ったり、現地語習得だったりで。
私はびー旅ページ制作やYouTube制作で「頑張ってるね」と言われることがたまにあるが、正直言うと全く頑張ってはいないのだ。小学生がゲームやプラモデルに熱中している状況に似る。プラモ大好き小学生はプラモづくりは頑張らない。傍から頑張っているように見えても、自分が楽しいから夢中になっているだけなのだ。ただ実際は「別に頑張ってないよ」というと角が立つので、頑張っていることにして当たり障りなく受け流すけど。
ボリビアの高原バス旅やインドの3等列車旅やインドネシアのペルニフェリーにはそれなりの修行要素は生じるが、ひーひー言いながらそれをどこかで楽しんでいるのだ。まあ、その辺は確かにゆる旅とは言えないが、タイやカンボジアの地方都市滞在にはそういう修行要素は全くないのでまさにゆる旅滞在の極致だ。
レンボンガン島 ジュングッバトゥビーチのローカル船
ゆる旅YouTube動画
パヤム島 スリン島 モン族の村ホームステイ
ゆる旅で得られるもの Laid-back stay b-tabi Style
11:45 2022/01/28
ゆる旅のメリットは、生活現場が海外のローカルエリアなのでそこでしか得られない異次元体験ができるということ。日本の日常生活では決して体験できない予定調和の対極の世界が広がる。
また途上国や新興国の場合、現地物価が激安なので旅費が劇的にかからない。観光客の機嫌をとる風潮もないのでリアルな現地滞在になる。また現地語習得できる利点もあり。
ニューデリー パハールガンジ
しかし私が実感するゆる旅の最も大きなメリットは「若返る」ということだ。これは極めて個人的な視点ではあるのだが、私の場合と前置きして、健康になる、痩せる(メタボ脱出)、高血圧症寛解。さらにうきうき、きらきらすることが多くなり、身体的のみならず精神的にも若返るのだ。こういったことは数値やエビデンスよりも、本人がそれを実感するかどうかだ。私は勝手にそれを実感している。ある程度年を取ると日本の実生活でうきうきすることはなくなっていく。今はコロナがさらにそれを増幅させる。
日本にいて予定調和環境で年を重ねると体も心も衰えていく。老化が加速する。治安もよく社会保障、医療態勢万全で飢餓もない。ただ現実世界に楽しいことは何もない。楽しいことはテレビやメタバースの中だけ。その状況が老化を加速させるのだと思う。そう考えると話題のメタバースの世界は人を老化させる側面があるのかも。余談だが、外国のローカルエリアにどっぷり入っての現地語習得は最高のボケ防止対策になると思う。
ヒマラヤの牛君
ゆる旅実行推奨環境 Laid-back stay b-tabi Style
ゆる旅実行は旅人側に個人手配の自由旅行できる態勢があれば誰でも簡単にできる。海外に航空券のみで自力で渡航して現地のホテルを自分で確保する旅が基本になる。海外の旅を旅行会社を通した定番ツアー限定に考えないことだ。
ただローカルエリアの地元宿はネット予約できず、非英語圏の場合英語も通じない。なのでできればあった方がいい推奨環境としては、予約なしで海外旅ができる。現地語習得の気持ちがある。推奨環境なので必須ではない。英語も現地語もしゃべれなくともゆる旅はできる。ただ余分に金かかりトラブルが増えるだけ。トラブルあってもそれにめげないメンタルあれば楽しい旅は成立する。
ダイハツミゼットが現役で走るタイ南部トラン
沈没(無目的長期滞在)との違い
沈没とゆる旅の違いはざっくりとらえれば同じともいえる。ただ私の場合「沈没」と言われるほど同じ場所での滞在は長期にはならない。長くて1~2週間か。日本人宿でつるむこともないし、やばい薬にふけることもない。ただ単純にせっかく海外に出ておいしい体験が待っているのにもったいないので次の獲物を求めて旅に出る。
インドネシア セラム島サワイの水上コテージ宿泊中
びー旅つぶやき 日々の日記
9:39 2022/01/23
全国の新規感染者5万人超なのに、昨日あたりから日本の大手メディアの論調が変わってくる。大変なことになると騒ぐと真相読み切れない情弱…の気運広まったから?いまさら?大変なことになる前提で動くと、しわ寄せ食うのが医療現場だという背景もある。大変なことにならないものを対象に、それと戦うパフォーマンスしても正義の味方の印象は植えつけられない。
元気ピンピンの陽性者を救急車で搬送するTV画像は滑稽でしかない。そりゃ医療逼迫するわな。関係ないが半年前、私の時は自宅療養者向け無料食糧支援なんてなかったぞ。食欲なかったので冷蔵庫の買い置きですんだけど。
18:49 2022/01/21
私の出国に順風。タイが外国人入国者隔離免除を来月1日から再開。PCR検査などはまだ必要な様子だが7日も無駄に拘束されずにすむのはありがたい。
渋谷ハチ公前交差点
8:56 2022/01/21
オミクロン株感染拡大過去最多と大騒ぎ。背景にあるコロナ収束の兆しはなぜか頑なに隠す。それに触れると極悪、大変なことになると騒ぐと正義の風潮もあり。しかし何度も繰り返すがあえて言う。
オミクロン株は宿主共存型の常在ウィルス化変異株で、致死率の高いデルタ株を駆逐し、死者をわずかしか出さずに抗体獲得者を急増させている。結果集団免疫収束がより早まり1~2カ月の間にコロナは終焉に向かう。南アなど他国のオミクロン株の収束の過程見てもコロナは今集団免疫収束の最終段階に入っていると見るべきだ。そこが根幹。感染過去最大や医療逼迫の可能性は必要な情報であることは認めるが、枝葉でしかない。今回の医療逼迫の裏には労働効率先進国最低の日本の風土が関係しているような気もする。どんなに大変だと騒ごうとも、1日のコロナ死亡者数が日本の300倍以上の米国で医療がそれなりに機能していることへの違和感はぬぐえない。