2025年迎えて円安物価高下で格安海外旅行は誰でも簡単にできる状況にはなっていない。ただ今私が現地から当日情報公開している通り、格安海外旅行自体は可能だ。格安旅行を平和に快適に実行するには旅行者側にそれなりの態勢と耐性が求められる。どうやったらいいのか。実際に実行できている立場からその概略を解説。
この方法は万人向けではなく、向かない人には向かない。向いているかどうかの判断は自己責任で自分がする。自分の体力気力、言語習得具合など、自分のことを最もよく知るのは自分。他人が簡単そうにバク宙やるのを見て、「それじゃあ俺も」と真似して首の骨折っても誰も責任は取ってくれない。
格安海外旅行のやり方
2025年迎えて格安海外旅行を実行するにはまず渡航先を選ぶことが第一。物価の安い新興国、途上国を選んで行く。米国や欧州を避ける。物価の高い国というのは事前にわかっていることで、円安物価高で物価の高い国に行ってひーひー言う意味がない。
物価の安い国はIMFの1人当たりのGDPが参考になる。たとえば今私がいるタイ。タイより低いカンボジアやラオスやベトナムといった国々が物価の安い国の代表。IMF2024年1人当たりGDP、フィリピン128位、ベトナム124位、タイ92位なのでこの数字だけ見ればタイのほうが物価が高く格安旅行は難しい。航空券が高騰しているので当面は南米やアフリカなど遠方は避けたほうが無難。
ピッサヌロークバスターミナル1のダイハツミゼット この3輪スタイルはインドのバジャイに受け継がれている。
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格安海外旅行をする方法2025年版
19:33 2024/12/10
ただ物価の安い国に行っても普通の日本人観光客としていけばその恩恵は受けられない。新興国、途上国には物価の3層構造がある。富裕層、中間所得層、庶民層。日本人が何の意識もなく新興国に渡航すれば間違いなく中間所得層以上の物価が適用される。その物価は日本と同じか、日本より高い。
新興国に行って庶民層物価結界に入り込まねば、格安旅行はできない。結界の言葉の示す通り、現地の物価は「ここだけ庶民物価」となりにくい状況にある。それをやるとほかにしわ寄せが行って不愉快な思いした上に結局高くなる展開が待つ。「格安旅行などさせてたまるか」と努力する方々が多数いるからだ。庶民物価結界到達方法はいたってシンプルで、庶民の中に入ってその中で生活すること。「させるか」とがんばる方々にかかわらないことなのだ。具体的には今私が現地から公開している内容そのまま。
当然だが庶民生活で英語は通じない。タイならタイ語、カンボジアならクメール語、インドネシアならインドネシア語になる。ネイティブレベルになる必要ないが意思疎通程度の習得必須。翻訳アプリなど全く役に立たない。肝心なことが伝わらない。覚えたほうが早い。現地庶民の中に入って生活すれば覚えざるを得ない。角度変えれば貴重な言語習得環境。感情が絡む他言語習得は、陳腐な脳トレなんかよりずっと効果のあるボケ防止になる。
・参考リンク
タイ物価の三層構造
夕暮れピッサヌロークバスターミナル1
観光地でない地方へ行く
もう一つ大事なことは旅に格安を求めるなら「首都を離れて地方へ行く」ということ。それも知られた観光地でない地方都市。タイでいえば今私のいるピッサヌロークやナコーンラチャシーマー、プレーやトラン、トラートといった観光地でない地方都市に行く。そうすることで首都生活よりずっと容易に庶民物価結界に到達できる。パタヤやプーケットやサムイ島、チェンマイなど定番観光地は避けるべき。観光地でない地方都市では英語は全く通じなくなるが。非英語圏で英語はぼられ言語なので知っておいたほうがいい。
新興国の中間所得層は近年急増してはいるが、それでも現状は全然中間でなく7割以上は低所得庶民だ。そこに入り込むことでその物価の恩恵を受ける方法が、2025年版格安海外旅行法なのだ。私は今それを実行して現地から当日情報として公開している。このページに示す通りホテル代込の1日の旅の出費は連日2000円以下。このスタイルの旅では日本で全く経験できない異次元世界に突入するので、安いほうが楽しい海外旅行になっていると勝手に思っている。
ピッサヌローク タイには乾期に行ったほうがいい
●トリバゴ
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格安生活実証中 当日日記
7:11 2024/12/09
昨日快適な200バーツ宿に移動して朝を迎える。23℃というのにTシャツ1枚だと若干寒い。エアコンどころか扇風機も不要。まさに夏休みの朝状態。強烈な朝日が窓から差し込んでいる。手持ちのバーツが底をついたので両替したい。土日はさんで両替できず。まだ日本出国時に持っていた2万円の残り1万円あるのでそれでしのぐ。クレカのATM利用はまだ1回もしていない。
YouTube動画おとちゃんねる
タイ1泊200バーツホテル
2024年12月8日ピッサヌロークの冷蔵庫TV無料Wi-Fi付1泊200バーツ(900円)快適ホテル宿泊。現地から当日情報公開中。
8:23 2024/12/09
今朝日を浴びながらパソコンに向かう。エアコン扇風機不要の初夏の陽気。Wi-Fi電波弱く、部屋で一応つながるが、動画の転送は廊下でないといつまでたっても終わらない。100バーツ宿はWi-Fi環境は完璧だったのに。今朝飯カウカームー食って、コンビニでアイスエスプレッソ買ってきたところ。今手持ちの現金20バーツくらいしかない。今日の宿代も払えない。若干不安。別にATM使えばいいだけなんだけど。まだ1万円あるので10時を待って銀行に両替に行く。バスターミナル1の周りの宿には1泊120Bのところもあるようだ。タイの物価は上がっている。しかしそれでもタイの庶民物価は激安。観光地を避けた地方へ行けばより強烈に下がる。
円安物価高、航空券高騰の2024年12月現在でも格安海外旅行はできる。今の私が実証している通り。ただ誰しも簡単に実行できる状況にはなっていない。実行には旅人側にそれなりの態勢と耐性が必要になる。現地の常在細菌やウィルスに立ち向かえる健康な体とか、現地ぼったくりマンやからんでくる野良犬の群れを笑顔で対処できる立ち回りとか。最低限意思疎通できる程度の現地語習得とか。海外旅行は英語できれば万全、翻訳アプリあれば俺は無敵…と誤解されている方にはこのスタイルの旅は向いていない。
20:21 2024/12/09
扇風機の風が涼しい。今の気温乾燥していてエアコン不要の快適環境。今回の旅の展開で予想外の展開になりそう。人生初の沈没体験。私は同じ場所に長く滞在するタイプの旅はあまり得意としていない。これまでも長くて1週間で次へと移動する旅をしてきた。しかしその流れを今回初めて修正して長期滞在モードへかじを取る。
今期は気合の入った格安旅行を目指しての出国だった。ここで思い切り気合の入った格安滞在方法に巡り合う。それは月極滞在だ。今のこの宿はもともと月極アパートメントとして営業している。そこに日割りで潜り込んで1泊200バーツになっている。
ところがここは月払いだと1か月1600バーツという。なんと1か月30日計算すると1泊53バーツ(240円)。先日のどすのきいた100バーツ宿よりもずっと快適な環境。個室で広さ15畳、トイレシャワー付ファン部屋、3面に窓のある角部屋でテレビも冷蔵庫も無料Wi-Fiもついて1泊240円。耳を疑う数字。月払いで利用しない手はない。望んでいた気合の入った格安滞在が思いもかけず向こうからなだれ込んできた。
ここで月極で1か月の月払いの長期滞在の選択をして、快適な夏休み環境で沈没体験も全然ありだ。沈没とはいえ、ここからならスコータイもシーサチャナライも日帰りで訪問できる。この宿確保したままスコータイで2~3泊しても1泊たった53バーツなら重複滞在費用も全然負担にならない。
出国時の段階では月払いの宿泊なんて想像もしていなかった。でも円安物価高の2024年12月現在、海外旅行で宿泊代1泊240円は想像をはるかに超えるいっちゃってる激安料金だ。海外旅行は高嶺の花は笑い話だ。ここで正月明かすの全然ありだ。ビザなし滞在60日になっていることもラッキーだった。以前のような30日リミットなら月払いの選択はたぶんない。
何より今のこの環境、快適で先日の100B宿のような修行モードゼロ。ストレス皆無。物価も安い。予想外の展開。1泊53バーツ(240円)の南国夏休み体験現地から実況。安いほうが楽しいのまさにドンピシャ旅だ。異次元ワールドさらに深い場所へ潜り込んでいく。自分でも自分の旅の行き先が見えない。
今回の旅の最安宿は100バーツではなかった。53バーツだった。円安物価高下での格安海外旅行実証、第1フェーズミッションコンプリート。第2フェーズ突入。
後日追記12月13日:この53バーツのファン部屋はタイ人で満室で結局私は1泊104バーツの25畳部屋で1か月過ごすことになる。
ピッサヌローク 2024年12月9日(月)快晴 旅13日目
- 出費詳細
- 蚊取線香20 ライター12 カウカームー45 アイスエスプレッソ中20 カウマンガイ弁当20 チキンカツ弁当20 ポテチ20 ゼロペプシ1.25L27 パックパットガイ25
- 宿泊代
- ピッサヌロークホテル 200
- 合計
-
409 B 4.5円計算(1,840.5 円)
1万円両替バンコクバンク 2,211THB 1THB=4.5228円
1円= 0.2245 THB/ 1 THB = 4.4544円 2024/12/09 10:30
ピッサヌローク 2024/12/10 タイには乾期に行くべきだ。
YouTube動画おとちゃんねる
タイ1泊100バーツホテル
2024年12月6日ピッサヌロークの1泊100バーツ(450円)ホテル宿泊。現地から当日情報公開中。
再再度宿替えピッサヌローク
12:06 2024/12/10
今ピッサヌローク郊外の1泊150バーツの宿に宿替え。さっきまでいた1泊200バーツの宿はWi-Fi電波弱く廊下まで出ないと転送できない。で、快適ネット環境求めてバスターミナル近くの150Bのホテルに移る。冷蔵庫なくなったがホテル代は50バーツ安くなる。トイレシャワー付で広さは15畳はあるので先日の100B宿のような修行要素はない。ネタに尽きない毎日じゃ。年末近く周辺の同格の宿はタイ人で混雑し始めている。このランクの地元宿の競合ライバルは日本人でも欧州組でなくタイ人旅行者なのだ。ネット予約不可。宿の表示もすべてタイ語で英語皆無。外国人泊める気が全くない。
年末に入る。航空券ホテル代が高騰し、観光地が混雑し始める。年末年始に海外にいるなんて意味なくリッチ&ハッピー。今の気温31℃。快晴。乾燥していて爽やか。今朝の多摩センターの気温1℃。恐怖の数字。この辺で月極宿泊にすると近くのコンドがひと月2600バーツ(30日計算で1泊87バーツ)になるというので長期定点沈没型滞在も考え始めている。
YouTube動画おとちゃんねる
タイ1泊100バーツ豪華ホテル
2024年12月13日ピッサヌロークの1泊105バーツ(470円)月極マンション宿泊。当日情報公開中。
ピッサヌローク 2024年12月10日(火)快晴 旅14日目
- 出費詳細
- 肉野菜炒め定食40 チャーハン弁当30 5バーツパン2個10 チョコドーナツ2個10 アイスエスプレッソ中20 カウカームー45 ソフトクリーム15 チキンカツ弁当20 氷10
- 宿泊代
- リーラワディーホテル 150
- 合計
-
350 B 4.5円計算(1,575 円)
1 JPY = 0.2231 THB/ 1 THB = 4.4828 JPY 2024/12/10 2:20