エアアジア2万円航空券確保した。だけどそのあと現地でぼられまくり。それでは悲しい。LCC現地入りの場合、すべて自分で手配する個人旅行スタイルが求められる。そこをどう格安に乗り切れるかはかなり個人差がある。バンコク激安物価にたどりつく方法。
バンコク カオサン通り ここの物価は高いが周辺の物価が安い
LCCで激安にバンコクに来た さあその後どうする
19:09 2019/12/03
タイ時間
バンコクには2通りの物価がある。金持ち物価と庶民物価だ。一般的な日本人旅行者がタイに行くと遭遇するのは旅行者物価だが、それは金持ち物価の範疇に入る。そしてタイにはお金持ちからは余分に金をとる昔からの風習もある。
いやいや待て待て。タイの中間所得層以上の可処分所得は日本の貧困層よりずっと上だ。日本人というだけで金持ち物価適用は実情にそぐわなくなっている。
そしてそれ以上にタイ旅行は金をかけるほど日本のありきたりのホテル環境に近づく。夜ヤモリが電灯によって来る虫を延々とらえ続ける小劇場体験ができない。せっかくの日本では体験できない貴重なタイの庶民生活の味から遠ざかってしまう。金かけてつまらない旅を選択する意味はあるのか?
タイのタクシーは日本よりずっと安い。黄色に緑が個人タクシー。
タイ語も英語もしゃべれなくても格安旅行はできる
庶民物価の恩恵
このサイトでは常々格安個人旅行実践には現地語を習得しろだの荷物を7kg以内に収めろだの無茶な要求ばかりしてきた。しかし推奨なのでそうしなければ格安個人旅行はできないかといえば、そういうことは全くない。
なら、タイ語も英語もしゃべらずに、大きな荷物を持ったまま、格安個人旅行をどうすれば実現できるのか。簡潔に解説。
タイ バンコク 伊勢丹前
LCCプロモ航空券のその後に
タイで格安個人旅行を実現するためには、お金持ち物価ではなく庶民物価で旅をするのだ。ならその2019年12月現在いまだ日本の物価の5分の1ともいえる安いタイの庶民物価にどうすればたどり着けるのか。大まかに以下2点。
1.場所 2.言葉
1.場所
庶民物価にはサイアムやシーロムや日本人エリアのトンロー~オンヌット周辺ではたどり着きにくい。昨今屋台一掃政策が進んでそういう場所での格安滞在が難しくなった。
宿も含めてカオサンやフアイクアン周辺などでの滞在が庶民物価に簡単に遭遇でき結果的に滞在費が安くなる。ヤワラーも庶民物価ではあるが昨今良心的な安宿が減って格安滞在しにくくなった。部屋は広いがダークな雰囲気(簡単に言えば汚い)が難。
カオサンロード
カオサン選択の場合は決してカオサン通りの宿を確保しない。夜中うるさいしあまり安くない。周辺のタナオ、プラアティット、サムセンに個室1泊200B~のコスパのいい安宿が点在する。そしてそれらは決して予約サイトには登場しない。宿の純益が少なすぎて掲載しても割に合わないので予約サイトから無視されている。もっと高い宿に誘導できるカモを激安宿にもっていかせる意味ないじゃんということ。中間マージンで生きる予約サイトも商売なのだ。
また可能なら思い切ってバンコクを離れる方がより庶民物価の恩恵を受けられる。人も丸くなる。難点は英語が通じなくなることか。例外あるも人のいいタイ人はほぼタイ語しかしゃべらない。
アユタヤやロッブリー、カンチャナブリ、メークロンなど郊外の地元宿のコスパはバンコクの比ではない。スリンやナコンラチャシーマー、ピッサヌロークまで行けば19年現在も個室100バーツの宿(トイレシャワー共同)がある。イーサーンの個室トイレシャワー付きの20畳部屋150Bのコスパは秀逸。そういう宿に泊まれば周りに地元マーケットがたくさんあるので、いやおうなしに地方物価、かつ庶民物価にたどりつける。
また言うまでもないが定番観光地のプーケットやパタヤ、サムイ島などでは観光客料金が定着して物価は高い。
快晴バンコク 乾季なので
2.言葉
先にも述べたが庶民物価にたどりつくにはタイ語が必須。これは避けようがない事実だ。しかし4泊5日の旅行でタイ語を習得なんて不可能だ。どうするか。キーワードをいくつか丸暗記するのだ。暗記できなければメモっておく。スマホアプリの通訳機能は思ったより機動性にかけ実用的でない。ないよりましという感じか。
タイ語には声調がありカタカナをそのまま読んでも伝わりにくい特徴あるも、それは文章による。カタカナそのまま読んで伝わる文章も少なくない。肉野菜炒めの「パックパットムー」はタイ人の発音を聞かないと何度言っても伝わらないが、「これください、いくらですか?」の「アウアンニー、タウライ」はカタカナそのままでほぼ伝わる。同様に「部屋ありますか?」の「ミーホーン ワーンマイ?」も声調の理解なしに伝わる。この2つを丸暗記するだけで庶民物価はぐんと近くなる。「タウライ」の後はそこが地元市場なら笑顔で100バーツ出せば正規地元料金でのおつりが返ってくる。
タイのホテルは本当に安い地元民仕様のホテルは外国人を泊める気がないので予約サイトに登場しない。なので宿に庶民物価を求めるなら極力予約はせずに当日確保が望ましい。初日だけ予約サイトで予約して初日に以降の地元宿確保という手もある。
またタイの地方都市なら地元ホテルのフロント行って笑顔で話せば、向こうも状況的に言いたいことは理解できる。なのでたぶん日本語でもなんとかなる。あとは笑顔と行動力があれば庶民物価での生活にたどり着ける。タイは懐の深い国なのだ。
サンティチャイプラカン公園
バンコクの経済中心部に突入
バスでサイアムへ
16:35 2019/12/03 タイ時間
今日も朝から快晴。今の宿に4泊。バンコクに長居中。かなり本格的に屋台一掃政策が実行されている。カオサン周辺にはちらほらとはあるがほとんど姿を消した。
店舗を持つ地元店はないわけではないのでそこで肉野菜炒め定食40B食って、ラチャダムヌンクラン通りのバス停から47番赤バスで国立競技場前まで行ってそこからサイアム~ラチャプラソン交差点~伊勢丹前まで散歩。晴れていたので写真と動画も撮る。
赤バスは値上げして8THB(28.8円)に。またかつての1番ミニバスが全部電気自動車バスになっていた。セントラルワールド前はタイの今のパワーを感じる大都会状態。ちょっとした日本の地方都市よりずっと都会。
タイの中所得者は日本の貧困層を完全に凌駕している。この人たちの中に入って同じような消費生活をすればそりゃひと月10万円でも足りなくなる。
生活圏をどこに置いてどのような生活を望むかで現地の旅の出費は大きく変わる。アソークやタニヤ付近で夜の観光で浪費しようと、川沿い高級ホテルで贅沢三昧で月100万円かかろうとそれは自由だ。私がそういう旅に魅力を感じないというだけなのだ。
きらきら快晴バンコク
帰りはサイアム駅の下から15番赤バスで帰ってくる。カオサン側のバス停近くにローカル食堂密集エリアがあるのでそこでカウカームー40THB食う。ちっこいロールケーキ15THBだったのでそれも買って、10THBのソフトクリーム食べながら宿に帰る。サイアムのおしゃれなケーキ屋では10倍する。確かに同じものではないけれど。12月に10B(36円)のソフトクリームを32℃の気温の中で食べられる。それをどんな高額サービスよりしみる体験だと考える旅人がいてもいいと思う。
連日ページ制作に動画アップで結構大変じゃ。時間が足りない。これから先大丈夫なのか。若干不安。
カオサンロード
バンコク 2019年12月3日(火) 晴れ 旅5日目
- 出費詳細
- 肉野菜炒め定食40 缶ペプシ12 12 赤バス47番8 15番8 ロールケーキ15 カウカームー40 氷水2 ソフトクリーム10 牛乳24.5 アイスカプチーノ18 2品盛り定食40 ゼロペプシ245ml缶12
- 宿泊代
- ゲストハウス 200 THB
- 合計
-
441.5 THB(1,589.4円)
1円 = 0.27852 THB / 1 THB = 3.5904円 2019/12/03 23:28
1バーツ=3.6円で計算
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