第17回 クアラルンプール3 マレー鉄道 びー旅エクスプレス 
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マレー鉄道 びー旅エクスプレス 寝台夜行列車の旅



        バンコク ホアランポーン駅のマレーシア行列車

◆51万円の車窓を5,000円で楽しむ方法   クアランプール1へ  2へ
クアラルンプールには飛行機で直行する方法以外にも隣国から陸路で入国することもできる。シンガポールやバンコクからバスや鉄道を使って国境を越えての入国。その中でバンコクから鉄道を使ってクアラルンプール入りするルートはオリエンタルエクスプレスのルートとも重なっていて、上の表題にあるように料金的に味のある構造になっている。

イースタンオリエンタルエクスプレスとは、バンコクシンガポール間を結ぶ外国人観光客用の豪華列車。2週間に1度程度の運行。3泊4日の夜行寝台の旅で1人51万円の席があったりする。路線はここで紹介するマレー鉄道と全く同じレールの上を走るので一番の売りとなっている車窓も全く同じ。地元料金で行けばシンガポールまで2等寝台で5,000〜8,000円で行ける。

マレー鉄道 アロースター駅   .

09年9月のバンコクからバリ島目指しての放浪で、私は特に意識することなく単なる移動手段としてバンコクからクアラルンプールまでバスや鉄道を使って放浪した。その中で思いもかけず寝台車の旅が味があったのでバンコクから国境を越えての寝台列車地元旅を特集する。せっかくなのでこの地元料金ルートを「イースタンオリエンタルエクスプレス」に対抗して便宜上勝手に「びー旅エクスプレス」と名付ける。両者の違いは大まかに以下のようなこと。

オリエンタルエクスプレス びー旅エクスプレス
ルート バンコク〜KL〜シンガポール バンコク〜KL〜シンガポール
所要 3泊4日 食事付 2泊3日〜 食事なし
料金 25万8千円〜(最安プルマン) 約5,000円〜(2等寝台以下)
予約 日本からの日本語予約可。 原則現地自力確保
便数・その他 ほぼ2週間に一度。決められた駅以外での途中下車不可 バターワース直通は1日1便。途中下車自由。

もともと寝台車は、特に日本国内の場合、列車の速度が遅かった時代に長距離で時間がかかるため、やむを得ず車内泊になってしまうというものだった。私が小学4年と5年生の時、夏休みに東京駅から長崎駅までたった一人で寝台車に乗って親戚の家まで行った記憶がある。家出ではない親公認の一人旅。今思えばその時から放浪癖は始まっていたのかも。ただ現在は東海道線などで寝台車定期便は運行されてはいない。2009年3月13日大垣〜東京駅間の「ムーンライトながら」も連休時期のみの臨時列車となる。時速300km以上の列車の登場で一晩かける必要がなくなり、淘汰されるのはやむをえない気もする。


2009年9月私が実際に乗ったバターワースからの国際列車 ホアランポーン駅で

◆各国寝台夜行列車      クアランプール1へ  2へ
しかし日本国内では寝台車の存在は実用とは関係ない部分で存続している。確かに寝台車には独特の旅のおもちゃ箱感が漂っていて、他の列車にはない魅力はある。日本国内ではそのような独特の旅情を売りに存続しているようだ。詳細はリンク先へ。

カシオペアHPへ
トワイライトエクスプレスHPへ

カシオペア、東京駅から札幌までの1214.9kmを片道料金44,460円?飛行機より高い。片道料金でバンコク往復できるじゃん…と一瞬思うも世界に目を向けると上手はいるもの。それが今回触れるエリアとも重なるバンコク〜シンガポール間のオリエンタルエクスプレス。バンコク〜シンガポール、プレジデンシャルスイート1人51万8千円。一桁多い。ほぼ2週間に一度の運行。
マレー鉄道2等寝台はタイ側とマレーシア側で
車両が違う。こちらはタイ側2等寝台。

イースタンオリエンタルエクスプレス 料金ページへ

比較対象にはならないことは重々承知で、参考までに地元料金で自力で2等寝台を乗り継いで行けば途中下車の状況によるがバンコクからシンガポールまで5,000円〜8,000円位。カオサンジョイントバスでバンコク〜シンガポール1480B(約4,000円)。車内食は有料だが列車で用意される食事が260円、売り子から買うチャーハン弁当は26円(写真下)。このページはこの方法でバンコクからクアラルンプールやシンガポールに行く方法を紹介する。


26円チャーハン弁当、あげパンとコーヒーで30円
寝台列車のような趣を求める旅は外国人観光客用にお膳立てされた枠のあるものより、地元料金で地元民に混ざって体感した方がより味のある旅になるような気はなんとなくする。

ちなみに本家のヨーロッパ、1883年パリ〜イスタンブール間で開通したオリエンタルエクスプレスは徐々に営業終了していき、最後に残っていたシュトラスブール - ウィーン間は2009年12月14日にコスト高と高速鉄道網の発展を理由に廃止された。

蛇足情報
  • マレー鉄道マップ制作。詳細はこちらへ
  • バンコクからバターワースまでチケットは2等エアコン寝台のみ。片道上段1120B(2,912円)、下段1210B(3,146円)。カシオペア上野〜札幌間と同じような距離(約1200km)でこの値段は鋭い。1等や2等座席、3等はハジャイまでしかない。
  • バンコクからバターワースまでHISで日本から手配だと片道14,800円。自力手配の約5倍。日本から予約だと途中下車もできず時間にがんじがらめの旅となる。バンコク発だと高額手数料を払ってもKLやシンガポールまで通しで買えないので結局途中から自力手配となる。
  • クアラルンプールからハジャイまでは1日1便64〜129リンギ。クアラルンプールからシンガポールまでは1日2〜3便、34〜149リンギ。
  • 長距離列車の3等自由席はすいている時には外国人には売ってくれないようだ。3等指定席なら買える。バンコク〜スラタニ、ファン3等297B(772円)、スラタニ〜ハジャイ、2等リクライニングで176B(458円)。ハジャイからアロースターまで3等90B(234円)こういう感じで乗り継いでいけばシンガポールまで5,000円かからない。
  • 寝台車は横になれるので楽でいい。2等にはリクライニング席もあるが寝台車ほどよく眠れない。翌日の疲労の度合いがぜんぜん違う。
  • 1.00リンギ=27.150円 2010年7月15日
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ハジャイ手前の田園風景。こういう車窓は払った値段に関係なく同じように楽しめる。



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バンコク 32,300円 28,800円 30,800円 28,500円
シェムリアップ 57,000円 55,000円 61,000円 68,000円
プノンペン 47,000円 35,000円 37,000円 37,000円
ホーチミン 39,400円 35,000円 37,000円 37,000円

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◆タイ車両2等寝台

タイ車両2等寝台は夜に座席からベッドへ変形するタイプ 車内提供の食事はライス、ミネラルウォーター付100B(260円)

◆マレーシア車両2等寝台

マレー車両の2等寝台は最初からベッドになっていて座席にはならない。タイ車両2等寝台より若干狭い。



上の写真がマレーシア2等寝台車両。ハジャイ発クアラルンプール行。ハジャイでは客車は2車両だけ。パダンブサール(国境駅)で10両くらい地元車両を追加連結する。混み始めるのはアラウから。このマレーシア車両はクアラルンプールからバンコクへ向かう場合、上の看板の通りハジャイまでしか行くことは出来ない。逆のバンコクからシンガポール方向ならハジャイが始発となる。マレーシア車両なのでハジャイからこれに乗ればバターワース越えてクアラルンプールまで行ける。1日1本ハジャイ午後14時20分発。始発なので遅延はない。ハジャイからはもう一本バンコク発バターワース行国境越え列車(タイ車両)が朝6時27分に来るが、こちらは遅延数時間は日常のこと。

またマレーシア側では車内販売が少ないので、事前に水などの事前確保は必要。タイ側では車内販売の売り子は頻繁にやってくる。売り子の弁当は10B〜と安いが味は微妙。日本の駅弁は期待しないほうがいい。タイ寝台2等車両の車内提供の食事は100B(260円)〜で若干まし。エアアジアの機内食70Bなので価格的には微妙。

タイ側車内販売。フライドチキンが無難か。

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  バンコク ホアランポーン駅の長距離列車
ここで紹介するマレー鉄道バンコク〜シンガポール間を利用するに当たって利用者側に必要なものは大まかに2つ。一つは.片道3泊4日以上、往復6泊7日以上の所要日数。この日数は多いほどいい。もう一つは.チケットの予約なしで外国の寝台車に乗る神経の太さ。

特に後者のチケット予約にこだわらないことが結構重要なポイント。こういう神経の図太さがないと、たとえ代理店に手数料払って予約したとしても、いずれ同様のトラブル(日本ではありえない遅延や乗り継ぎチケットが思うように確保できないなど)にストレスを感じ続ける旅になってしまいそう。ここで紹介する方法も予約しないで現地入りして、前日や当日のチケット自力確保で移動する事を前提にしている。

予約がないと不安でしょうがないというタイプの方はこういう国での地元料金での陸路移動自体がむいていない。道中不快な思いをする可能性が高いので予約システムや運行時間のしっかりした先進諸国の鉄道旅行、あるいは先に紹介した50万円のオリエントエクスプレスを選択した方が無難。どうしても予約…という方のため、参考までに手数料の必要ないタイ国鉄の予約ページにリンクをはっておく。詳細ははこちらへ。支払いはビザ・マスターのみ。マレーシア側のKTMはこちらへ

逆にチケット現地確保の余裕のある体勢であればきっと味のある旅になると思う。時間をかけて途中下車のゆるい旅ができる日にちが取れるならなおさら。びんぼっ旅が楽しめるかどうかのポイントは相手が原因での旅先での不具合にキーっとならず「気にするな」と笑える気持ちが旅行者側にあるかどうか。常時クレーム体勢の上から目線の旅は観光客料金払っていれば可能だが、地元料金の場合、言葉にハンデのある偉そうにしている外国人は善良な一般の方からは無視される。ニコニコで寄ってくるのは小銭目当てのぼったくりマンだけ。

バンコクからシンガポール方向へ向かう場合、シンガポールまでチケットは通しでは買えない。一般車両の場合、タイ〜マレーシア間はそれぞれの車両が国境を越えての相互乗り入れ状態になっていて、それぞれがここまでしか乗り入れられないという限界点がある。これは2週間に1度、同じ車両でシンガポールまで行くオリエンタルエクスプレスだけは例外。

なのでオリエンタルエクスプレスのように一度予約したらすべてOKというふうにはならず、途中下車しての乗り継ぎチケット自力確保が必要になる。しかしこれはバンコクからバターワースより先、シンガポール方向に行く場合に限って。行き先がバターワースより手前の場合には直行便に乗れば乗り継ぎは必要はない。

マレー鉄道の路線の途中にはサムイ島、ランカウイ島やペナン島など有名なビーチリゾートがたくさんあるので途中下車全くなしだと惜しい気もする。ただ鉄道駅からビーチリゾートまでは離れているので下車するならそこ以降で2〜3泊は欲しいかも。1泊だといって帰ってくるだけになってしまう。

スラタニのシングル1泊220Bの宿。スラタニの町まで駅からは
12kmあるが、そこまで行かずとも駅前にも200Bの宿はある。

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バンコク 32,300円 28,800円 30,800円 28,500円
シェムリアップ 57,000円 55,000円 61,000円 68,000円
プノンペン 47,000円 35,000円 37,000円 37,000円
ホーチミン 39,400円 35,000円 37,000円 37,000円

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スラタニ駅はスラタニの町から12km離れたプンピンにある。  2等リクライニング席 バンコクから買えるのはハジャイまで.

バターワースより先へ行く場合はそこで下車して改めてそこから先のチケットを買う必要があるが、駅でその日にチケットはすぐ買える。ソンクラーンやタイやマレーシアの連休などのピークでの直前確保でも、乗れないということはまずない。2等寝台がいっぱいで高い1等か2等リクライニング席しか残ってない場合にやむなく便を一つ後にずらすというようなことはまれにあるかもしれないが。バンコクからバターワースまでの列車は1日に1便しかないが、スラタニ(1日11便)やハジャイ行(5便)はもっとある。またハジャイまで行けば国境越えてのツーリストバスや地元民バスが頻発している。料金も寝台車より安い。こちらも当日駅前のツアー会社などで簡単に予約できる。

先に述べたようにタイ側、マレーシア側それぞれ客室車両が違っていて乗り入れられる区間も決まっている。 当日確保の場合でもホアランポーン駅で買えるのはバターワースまで。この駅がタイ側車両乗り入れの限界点となっている。逆にマレーシア側からタイ側へのマレーシア車両乗り入れ限界点はハジャイ。この区間にマレーシア車両の1等はない。ホアランポーンでも1等はハジャイまでしか買えない。。タイの1等車両は個室になっていてエアアジアプロモ席より高い。私が南部線2等寝台利用した時は1等車両は15連結中1車両のみだった。マレーシア車両1等寝台はシンガポール〜クアラルンプール間にある。



国境駅 パダンブサール レート最悪なので両替はしないほうがいい

ハジャイ Hatyaiとも書く KLまでのバスもある  ,
1泊シングル200B位の安宿あり。実録はこちらへ ..

マレー鉄道 マレー車両での2等寝台実録はこちらへ             マレー鉄道 タイ車両での2等寝台実録はこちらへ
2等リクライニング夜行実録はこちら        3等夜行実録はこちら          ハジャイ情報はこちらへ

マレーシアのホテル格安予約
クアラルンプール 1泊1室 1,910円くらいから 予約・詳細はこちらへ
ペナン島 1泊1室 1,650円くらいから 予約・詳細はこちらへ
ランカウイ島 1泊1室 3,300円くらいから 予約・詳細はこちらへ
コタキナバル 1泊1室 600円くらいから 予約・詳細はこちらへ
ジョホールバル 1泊1室 1,750円くらいから 予約詳細はこちらへ
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1室料金なので2名利用の場合は1人当たりは半額になる。日本語サイト。


ハジャイ駅近く

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タイ南部マレーシア国境の治安・安全情報                            クアランプール1へ

   ハジャイ駅のハジャイ発クアラルンプール行の列車
このルートでは知っておいたほうがいい治安情報がある。ハジャイより東南のタイの深南部といわれる地域は外務省の渡航延期勧告エリアになっていることだ。09年秋以降もだいたい1ヶ月に1回くらいのペースで聖戦戦士の爆破テロが起きている。過去ハジャイでも何度かあったようだ。軍や警察を狙ってピンポイントで起きるので予測不可能。バンコクにはない危険があるので何もできないよい子タイプの旅行者の禁断エリアになってる。

その一方でスンガイコロクがビザランツアーの定番ルートになっていて、ホアランポーンから1日2便スンガイコロク直通もでているので誰でも簡単に行ける。なので今も普通にゆるめのビザランが行われている。平和な海外沈没地でありがちのことなのだが、本当に危険な国やエリアは怖がって行かないのに、ちゅうた半端な危険度だと逆に面白がってむかうやんちゃ組もいたりするが、ハジャイやスンガイコロク程度の訪問は、そういう他の危ない国々を放浪している旅行者が相手だと笑い話にしかなりそうにない。武勇伝目的ならこの辺の放浪は武勇伝にならないので訪問は避けた方がいい。

特に最近はハジャイでのセキュリティーが厳重になったので聖戦戦士の活躍はハジャイ周辺では以前ほど活発ではない様子。観光客に縁のない田舎の方で1ヶ月に1回くらいの周期で活動を続けている。ハジャイを鉄道で素通りする。あるいは駅周辺で1泊する程度ならさほど深刻な問題はないような気はする。もし本当に危険なら同じルートをたどるオリエントエクスプレスも多分運行中止している。私個人はびんぼっ旅スタイルを自然にに受け入れられる旅行者にさほど危険なことはないと思う。この町に長期滞在して聖戦戦士と友達になろうという気は起さない方がいいとも思うが。自己責任で判断を。

 
バンコク ホアランポーン駅 この中にチケット売り場がある。 外国人用窓口。英語可。案内のみでチケットは売り場で買う。

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◆マレー鉄道チケット確保
マレー鉄道利用に当たって気に留めておいたほうがいいのはゲートとなる都市について。両端の都市がバンコクとシンガポールになるが、格安放浪が希望なら出発のゲートはバンコクにしたほうがいい。日にちがなくてオープンジョーで片道利用する場合でも、バンコクインシンガポールアウトにしたほうが安く上がる。バンコク発で往復の場合も、帰路シンガポールからはバンコクまで、こちらはなぜか通しで買えるがかなり割高。物価の高いシンガポール脱出の際はできるだけ近距離のマレーシア側の都市までいったん移動し、そこで寝台車チケットを買うほうがいい。

いずれの場合でも予約をせずに現地に入っての自力確保が原則。バンコク発の場合、確保場所はホアランポーン駅。駅構内に入ればチケット売り場はすぐ見つかる。バンコク発の国境を越えるバターワース行のホアランポーン駅発は1日1便午後2時45分なので、日本からバンコクへ深夜到着の場合、うまく行けば明けて翌日(深夜0時回っていれば当日)の午後便に乗れる。チケット売り場は早朝5時半頃開く。ごくまれなケースで直近のチケットが取れなかった場合、その翌日の午後便を確保する。バターワースまでは約1200km。翌11時55分着(時差+1時間、タイより進んでいる)。日をまたいでの長時間発車待ちの際、ホアランポーン駅近くには安宿は複数ある。シングル250B(650円)くらいから。駅前の安宿詳細はこちらへ

日にちがない場合でどうしても当日確保したい場合は、当日のハジャイ(バンコクから945km)やスラタニ(651km)までで確保する。スラタニは距離が近いのでバンコク15時35分発までは夜行とならないが、それ以外はこちらも夜行。1日11本中5本が夜行にはならず夕方までにスラタニに着く。ハジャイ行(1日5便)はすべて夜行。



  バターワースまで満席なら ハジャイやスラタニまでで確保する

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2010年現在、ホアランポーン駅の外国人案内窓口ではチケットは売ってくれない。すぐ左に売り場があるのでそこで自分で買う。英語版の時刻表は無料でもらえる。基本タイ語だが行き先とクラスさえ言えれば何とかなる。最近は売り場のチケット売りの方も片言の英語を話すようになってきている。またバンコクまで行ってもこの駅の窓口で買わねば地元料金確保はできない。カオサン、あるいは駅前に無数にある旅行会社で買えば当然ながら手数料がかかり、安い3等や2等リクライニングのチケットは確保できない。現地旅行会社で外国人へのぼったくり料金鉄道手配はおいしいドル箱になっている。

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日本からタイ・カンボジアまでの往復格安航空券2010年7月23日現在の最安料金
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バンコク 32,300円 28,800円 30,800円 28,500円
シェムリアップ 57,000円 55,000円 61,000円 68,000円
プノンペン 47,000円 35,000円 37,000円 37,000円
ホーチミン 39,400円 35,000円 37,000円 37,000円

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  ハジャイの町は10年前とは全く変わっていた。
ハジャイまで行けば国境越えての国際列車はハジャイ発の1便増えるので1日2便になる。この列車はマレーシア車両なのでバターワース越えてクアラルンプールまで行く。ハジャイ14時20分発。クアラルンプールには翌朝早朝5時頃着(時差+1時間あり)。この列車、タイ側の駅でくれる時刻表やウェブ上のタイ国鉄の時刻表には14時50分発とあり、KTMのサイトではハジャイ15:50発となっている。私の情報は09年9月、実際にハジャイの駅員さんに「これは間違い」とタイ国鉄時刻表のプリントの14時50分の箇所をボールペンで20分と訂正されての情報。時刻表に関してはこんな感じなのであらかじめそういうものだと思っていた方がいい。マニュアルどおりに事が運ばないことが多いので、現地での最新情報自力取得が原則。

また仮にハジャイでチケット確保できなくともハジャイからクアラルンプールまでは国際バスがたくさんあるので日にちがない場合は、そういうのを利用する反則技もある。ツーリスト用で9時間450〜500B。ローカルバスはもっと安いが所要10時間。それでも12時間以上かかる寝台より早い。ハジャイからの地元バス料金情報はないがKL→ハジャイで35リンギ(350B)。しかしこういうやり方で無理に先を急ぐより、現実的には確保できる日にちまで駅前の宿で時間つぶしとなるか。ハジャイもスラタニも駅前に200B(560円)位から宿はある。

また、途中下車で2〜3日、日にちが取れるなら、チュンポンならタオ島、スラタニならサムイ島、ハジャイならピピ島やランカウイ島への現地ツアー参加もできる。現地料金なので安い。

ツアーでハジャイからサトゥン経由でランカウイへ渡った場合はハジャイへ戻らずそのままクアラケダーからアロースター(マレー鉄道駅のある町)に行くと効率はいい。余談だがプーケットから、ピピ島、ランタ島経由でボートのみで国境越えてランカウイ島へ行ける。またランカウイ島からペナン島にもボートは出ている。ペナンからバターワースは目と鼻の先の距離。ただプーケットは鉄道駅からは遠いので往復訪問は避けた方が無難。時間があるなら片道でいって上で紹介のボート越境なら味はあるとは思うが。

ホアランポーンには外国人用の受付もあってそこでは英語で対応してくれる。もちろん日本語不可。通しで買えるのはバターワースまで。このチケットは2等寝台のみ。前述の通り1等寝台希望の場合は買えるのはハジャイまで。ハジャイからはマレーシア車両が出ているのでクアラルンプールまでチケットは買える。ハジャイ〜クアラルンプール片道2等寝台上段で490B(1,274円)。所要14〜16時間。この区間バスだと9〜10時間。この違いの原因は運行速度のせいもあるが、途中バターワースやアロースターで30分〜1時間くらい無駄に停車するため。

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せ〜んろは続く〜よ〜♪ とやっぱり歌ってしまう車窓。          スラタニ駅チケット売り場


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