ミェイ沖の島々 カラ島 カダン島 シンイェ島
2016年1月8日(金)
ミェイ沖には地元の方の生活する島から無人島までたくさんの島がある。その中でもリゾート島とされる島がいくつかある。ナットミーインドゥイン島、マーカス島(Marcus
kyun 現地名:レージョン)などがそれにあたる。
ミェイの港からは60kmと遠く、沖合に外国人が宿泊できる宿がない(カラ島のバンガローは2013年ころ閉鎖した)のでツアー用のスピードボートで日帰り行くのが一般的。
そのスピードボートの料金が1人120US$と強烈。現地物価がタイの4分の1の国でここだけがタイの2倍の料金設定。ミャンマーにはこのパターンの外国人料金があちこちにちりばめられているので、この罠に引っかかっている限り安く旅行ができない。そして多くの日本人がこの罠にかかりながらミャンマーを旅行する。その状態はぼられているともカモになっているともいう。
マングローブ泥海からきれいなサンゴ礁の海になるには本土からの距離と、深海へドロップオフする場所がどれだけ本土に近いかで決まる。島が本土に近いとマングローブの泥海状態から抜け出せずに透明度は低い。 一方シパダン島のように島のビーチから10m泳ぐといきなり600mの深さになるドロップオフがあったりすると透明度はぐっと上がる。栄養満点の泥成分が深海へ消えていくためだ。ミェイ沖は本土から深海へドロップオフするポイントまでの距離があり、沖に行っても行っても泥海が続く。本土から15kmくらい沖でも透明度が強烈に低い。 |
ミェイ沖には第2次世界大戦中日本軍が極秘の武器工場を建設していた島がある。それがミェイ港から60kmほど沖合にあるワダン・ゲー島。当時の日本軍の最高機密だったが、終戦とともに場所も存在も忘れ去られた。もともと極秘武器工場だったので、場所を知るものが少なく、今では日本人で知るものはほぼいなくなったという。現在の工場跡は今も島に残り、現地の漁民だけが知るサンゴ礁に囲まれた廃墟なのだという。 ミェイのツアー会社で日本軍の武器工場の島と指定すれば日帰りツアーで連れて行ってくれる。1人120US$取られるが。詳細位置は下のグーグルマップでミェイ沖拡大を。 |
17:58 2016/01/07 ミャンマー時間 今日ミェイ沖の島々へのアイランドツアーに行ってくる。といっても外国人ツアーは1人100US$とぼったくり料金で高いので港にいる漁師さんの船を交渉でチャーターしてのプライベートツアー。朝10時発夕方4時港帰還の6時間ツアーで2万チャット(1800円)。参加者は私一人だけ。完全個人チャーター。 内容はかなり味のあるマングローブ泥海アイランドホッピングツアー。ミェイ沖の島は沖へ行っても行っても延々泥海で水がきれいにならない。当初予定していた島までは小型漁船では行けず。思っていたより一つ一つの島が大きく距離がある。沖の島まではスピードボートで行くのが一般的らしい。 |
ただ一人100US$は高すぎた。距離は60km以上あるので遠いことは遠い。しかしスリン島やシミラン諸島もそのくらいの距離だが往復ツアーは1500THBくらい。アンダマン海のビーチにこだわるなら、2016年現在の現状では無理にミャンマーサイドにこだわらずに、タイの沖の島のツアーにするか、インド本土からのフライトでニコバル諸島へ行ったほうが効率はいいかも。
2016年1月7日(金)
今日回ったのはマングローブ状態の近隣の島々。それなりに味はあって楽しめた。ただきれいなビーチを目指してミェイ沖の島々に来たらおそらく10人中10人ががっかりすると思う水の透明度。ミェイ港の汚さよりはましなんだけど。
透明度は0.8m。立った自分の足が見えない濃厚なスープ状態。ペナン島やパタヤといい勝負。ごみの浮遊がまたいっそう独特の味を演出している。味を求める偏屈旅行者向きのビーチ。写真右はカラ島へ向かう私のチャーターした地元漁船。写真のようにカラ島までは結構遠い。
本土から100kmと離れた外洋の島は多分きれいなのだろうけど現状スピードボートで行けるのは港から70kmくらいまで。それより外洋は波が強烈に荒いとの理由でツアーの船さえ出ていない。タイのマングローブ島のリボン島やスコーン島では漁船で1時間も沖に行けば泥海がきれいになってくるのだが、ミェイ沖の島々の場合、漁船で1時間行っても2時間行っても延々泥海が続く。この辺の海はかなり沖まで水深が浅いためのようだ。自分の乗っている小型漁船のスピードでは水平線のかなたの島まで日帰りで行くのは無理だと実感する。
27300MMK
1USD=118円 100チャット=9円で計算 2457 円
22:33 2016/01/08
1か月半前のワイキキ滞在では連日100US$を超える出費があったので、それを考えるとここで100$払ってスピードボートツアー参加することはたやすい。しかしそれでは奴らの張ったぼったくりの罠にかかることに等しい。びー旅で「カモになりました」の公開は痛い。
ここはミャンマーで、タイの4分の1の物価の国だ。ワイキキじゃない。不当に釣り上げられたぼったくり料金払ったらびー旅情報としてふさわしくない。これ以上深追いせず明日ミャンマー北上する。
もともと私は2か月前、日本にいるときにヤンゴン発のエアアジアプロモチケット36US$確保して、ミャンマー出国はヤンゴンからと予定していた。なので予定通りの展開なんだけど。ヤンゴンでエアアジアのフライトが私を待っている。実はもうウェブチェックイン済み。明日早いので今日はもう寝る。
8800 MMK
1USD=118円 100チャット=9円で計算 792 円
船頭さんと
ミェイの市中心部の時計台
シンイェ島マングローブの根っこ
散髪して日本から持って行ったブリーチ剤で自分で染めてすっきり金髪。
助手の少年と 少年の顔の白いのはタナカーン
炎天下でのどが渇く。島には売店ないし水道ないので、船頭さんたちはヤシの実拾って二人で飲んでいた。私は持って行ったミネラルウォーターでしのぐ。
廃屋になっていたカラ島のバンガロー。
かにさん
市場のヤギ
ツアーから帰ってがっついたチキンカリー1000チャット
引き潮の港。ごみがいっぱい。
ライトアップミェイ丘の仏塔
夜のチキンカレー1000チャット
午後のミェイ港
冷えたカットパイナップル200チャット.18円。量は違うがタイの20THB、70円との差がミャンマー物価の本当のところ。
地元食堂