ソウルメトロ地下鉄乗り方

ソウル地下鉄Seoul Metro 2013

手前がメトロ2号線乙支路入口（ウルチロイプク）駅出口。「LOTTE」とある建物がロッテホテル

ソウル地下鉄と徒歩で自力で市内観光

ソウルメトロ

ソウルには1号線から9号線まで9つの地下鉄が走っている。現地では「メトロ」で通じる。初乗り料金が1,150ウォン（92円）と安く、それらを利用すればタクシー不要で自力で格安市内観光ができる。

9つの路線は東京のメトロのように色が決まっている。切符ではなく1回の乗車でもすべて乗車カード（左）を使って乗車する。

空港鉄道A'REXで仁川空港から市内に入る場合も市内の適当な場所でメトロに乗り換えてホテル近くの駅まで行くことになる。空港鉄道との接続は、桂陽駅で仁川1号線（紺）と。金浦空港駅で5号線（紫）・9号線（金）。デジタルメディアシティで6号線（おうど）・京義線。弘大入口駅で2号線（緑）。ソウル駅で1号線・4号線にそれぞれ接続する。

この中で2号線が山の手線のような環状線になっている。2号線で明洞に行くには降車駅は乙支路入口（ウルチロイプク）駅。英語表記は　乙支路1街駅（Euljiro 1-ga Station）。左上の写真は2号線乙支路入口駅出口。明洞の繁華街にはここから徒歩1分で行ける。

空港鉄道 A'Rex と地下鉄各線への接続

　　　　ソウルメトロ路線図はこちら

またソウルの主だった見所は明洞から徒歩で行くことができる。乙支路入口駅から景福宮（キョンボックン）までは徒歩30分ほど。ソウルの街を散策しながら歩いていける。途中仁寺洞(インサドン)や清渓川（チョンゲチョン）もあってソウル市内トレッキングコースとして手ごろ。地下鉄で行くなら乙支路3街乗換え3号線で3駅。

明洞や景福宮からは南大門までも歩ける距離。ただ景福宮は門から中を一通り歩くと結構な距離を歩くので、疲れたら適当にタクシーというのも手。仁寺洞→明洞2,500ウォン（200円）。

2012年1月1日から運行していた外国人専用の市内循環無料シャトルは12年12月30日で運行終了した。

以下ソウルメトロの乗車カードの買い方を写真で説明

左の二つがカード保証金500W払い戻し用　真ん中二つが券売機で1回乗車用カードが出てくる。右端がプリペイドカードの「Tマネー」自販機。デポジットは2500Wだが運賃すべて10％割引になる。

①下の言語選択で表示を日本語にする。日本語にしても駅名は英語表示。普通乗車の場合は「1回用」を、子供料金やお年寄り料金で利用する場合は緑の「優待用」タッチ。右端はTカードのチャージ用。

最初の画面は当然ながらハングル画面になっている。上の画面①は既に日本語になっているが、ハングルになっている場合は画面下に言語選択のバナーがあるので「日本語」をタッチすると表示が日本語になる。

通常の乗車の場合左から2番目の「1回用」の画面をタッチして選択する。初乗り料金で行ける範囲なら一番左の「初乗り専用」を選択する。行き先の選択がうまく行かない場合も初乗りで乗って降りるときに清算できる。「1回用」を選択すると駅名検索画面になり行き先を聞いてくる。英語表記の頭文字入力すると下の②の画面になる。

②行き先選択　右のアルファベットで頭文字入力で駅名が出る　明洞近くの乙支路入口（ウルチーロ　イプク）駅の英語表記は　乙支路1街駅（Euljiro 1-ga Station）で頭文字は「E」

上の②は「S」で選択した最初の画面。行き先表示は日本語選択していてもなぜか英語表示。行き先駅名の頭文字を入力すると上のように候補の駅の一覧が出てくるのでその中から行き先を選択する。

最初のページにない場合は上の画面の下の「次へ」にいって次のページを探す。「1/4」は頭文字「S」の駅名は4ページあって今の画面はその1ページ目という意味。探す駅名がどうしてもない場合は途中駅で買うか、「初乗り」で買って降りるときに清算する。清算も日本と同じで清算機があってそれで追加料金を払う。

メトロの1回乗車カードはなぜか改札で回収されない。なので観光客が1回カードで乗車するとどんどん手元にカードがたまってくる。その場合、メトロ各駅の券売機の横にカード回収機（写真左）が並んでいるのでそこでカードを返すと1枚あたり500ウォンのカードデポジット（保証金）が戻ってくる。複数回乗る予定なら最初にチャージのできるプリペイドカードにするのも手。

③この状態で2000ウォン（お札）を入れると下の取り出し口からカードとおつり50ウォンが出てくる

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T（ティー）マネーカード

韓国版 SUICA

ティーマネーカードとは日本のスイカやパスモと同じタッチ式プリペイドカード。地下鉄や空港鉄道のみならずバスや自販機やコンビニの支払いでも使える。始めに買う時に2500ウォン必要だがティーマネーカードを使うと地下鉄やバスの運賃は10％引きになる。たとえば地下鉄の初乗り1,150ウォンが1,050ウォンになるなど。

鉄道からバスの乗り換えの場合などにも通し運賃が適用され、再度の支払いが不要になる。カードの料金が足りなくなったらそのつどチャージする仕組みは日本のカードと同じ。Tマネーカードは駅の自販機のほかセブンイレブン以外のコンビニでも売っており、そこでもチャージできる。カード以外にキーホルダー型のTマネーもある。チャージした金額があまった場合は払い戻しもできるが残高が5万ウォン未満の場合は手数料500ウォンとられる。