2020年3月21日、目黒の自宅で寒い朝を迎える。今の東京の気温14℃。ネットニュースでは「コロナの影響でタイから日本へ帰れなくなる日本人」の情報が流れている。事実と違う。なぜなら渦中の真っただ中に私はバンコクから普通に帰国できている。これは状況を的確に把握していない方々が無駄に騒いでいるにすぎない。日本でいうトイレットペーパー騒動に近い。
右が成田空港第2ターミナルに到着のTR898 スクート(B787-9)
成田帰国 COVID-19 shock
7:53 2020/03/19
日本時間
今台北の空港を出て水平飛行に入ったところ。台北の空港での待機時間は30分くらいだったのではないか。日記書いているうちに搭乗始まり、機内に入って5分で動き出し、3分でテイクオフ。搭乗後の離陸までの時間が早い。無駄がない。
スクートはチャンギでも台北でもテイクオフ滑走加速前に一時停止しない。日本の空港のあの滑走前一時停止意味あるのか。安全確認のための定型文が返ってくるのだろうが、その意味を果たしているのか。あの無駄な時間の累積のせいで混雑するのではないのか。
台北~成田は3時間半もかかるらしい。先日の宮古島と距離は変わらないはず。宮古島そんなにかかったか?ネタはたくさん拾ったけど最後の徹夜移動は疲れた。日本に帰ってしばらく冬眠しよう。
成田空港から新エアポートバスで東京駅八重洲口に到着。歩いてメトロ日本橋駅まで行って銀座線銀座乗換え中目経由で学大へ。
成田帰国 コロナショック2020
11:03 2020/03/19
日本時間
成田空港から東京駅八重洲口行の空港バス1000円に乗っている。東京の今の気温17℃。雲一つない快晴。車内はTシャツ1枚でいられる気温。コロナの障壁ぶち抜けて帰ってきたぜ日本。日本にいるだけでハッピーになれる気分は4カ月海外にいなければ味わえない。エアアジア2回のキャンセル以上に4カ月ぶりの帰国に意味なく上がる。徹夜フライト移動でヘロヘロなんだけど。
京成バスの東京シャトルと平和交通のアクセス成田が合併してエアポートバス東京成田とシンプルな名前になった。2020年2月1日からだそうだ。ただ東京シャトルではつながったWi-Fiはつながらないけど。でも日本ってなんで木の緑がこんなに薄茶色なんだろう。窓も開かないし。
112日間インド洋渡り鳥旅長かった。
●私の今回のタイ脱出スケジュール2020
TR869 スクート(B787-8)2h 35min
3 18 (水), DMK 16:25 Terminal 1
3 18 (水), SIN 20:00 Terminal 1
Layover time: 5hr 0min
TR898 スクート(B787-9)4h 35min
3 19 (木), SIN 01:00 Terminal 1
3 19 (木), TPE 05:35 Terminal 1
Layover time: 1hr 5min
TR898 スクート(B787-9) 3h 5min
3 19 (木), TPE 06:40 Terminal 1
3 19 (木), NRT 10:45 Terminal 2
現地時間で表示。DMK、NRTには2時間の時差あり
NRT 10:45 はタイ時間では 8:45
桃園空港無料Wi-Fiエントリー画面。
成田空港第2ターミナルのスクート
成田到着 コロナ渦中に成田帰国
16:56 2020/03/19
日本時間
約4カ月の長旅から生還。いま目黒の自宅。コロナショックで相次ぐフライトキャンセルと各国入国拒否で大変なことになるような危険な帰国のはずだったのに、17時間と時間がかかっただけで特に何の問題もない平和な帰国。
成田も人は少なかったが予想してたほどゴーストタウン状態ではなった。日本に入って感じたのはあれ?みんなそれほどマスクしてないな…ということ。バンコクのほうがマスクしている人は多い印象。写真右上は帰り道に撮った日本橋高島屋S.C.
自然界の生物は増えすぎると天敵が増えるとか食料がなくなるとか、自然に減るような仕組みができている。人間だけがその減る仕組みがない。コロナをはじめとする病原性ウィルスの定期的な蔓延は自然の摂理からすれば至極当然のことというのは不謹慎な考え方だろうか。
現状の気運的に東京オリンピックは中止か延期免れないのではないか。損害を出すまいと頑張れば頑張るほど日本の立場が悪くなる。いくらこちらがやる気でも選手や各国関係者が不安を感じる状態なら開催は難しい。
結果的に最悪のタイミングでの消費税増税になってしまった。将来的に消費税は20~30%にしようといっている方々は今もその持論はそのままなのだろうか。
シンガポール台北経由の帰国は思いのほか味のあるネタに複数遭遇。詳細ページはできていない。今やっと自宅のガスの開栓すんだ。これで風呂にも入れるし料理もできる。昨夜の移動では寝たのは1時間くらい。ほぼ徹夜での帰国。正直ページ制作より休みたい。
東京都目黒区 2020年3月20日(金)晴 旅113日目
- 出費詳細
- xx
- 宿泊代
- 自宅 0円
- 合計
-
(0円)
1円 = 0.30113 THB/1 THB = 3.3208円 2020/03/10 22:20
シンガポール チャンギ国際空港第1ターミナル
●びー旅つぶやき 9:08 2020/03/21 日本時間
目黒の自宅で寒い朝を迎える。今の東京の気温14℃。ネットニュースでは「コロナの影響でタイから日本へ帰れなくなる日本人」の情報が流れている。事実と違う。なぜなら渦中の真っただ中に私はバンコクから普通に帰国できている。これは状況を的確に把握していない方々が無駄に騒いでいるにすぎない。日本でいうトイレットペーパー騒動に近い。
タイエアアジアXやタイライオンエアなどが日本便を全便運航停止にしているのは事実だ。タイやマレーシア、シンガポールなど各国が日本人に入国制限をしているのも事実。しかし実際はそういう状況(私の場合エアアジアに成田行帰国便を2回フライトキャンセルされている)でも当初の帰国予定日と同じ日、3月18日から19日にかけて私はタイから日本に帰国した。
私が上の状況のコロナ渦中に日本に帰国できた理由は、スクート利用でシンガポール、台北経由で成田に向かったからだ。上にあげた日本人が帰国できない原因に「各国が日本人に入国制限をしている」という点に微妙な誤解が生じている。私の場合もシンガポール経由でフライト2日前にシンガポールでの日本人の入国制限(2週間待機)のニュースが流れ不安にはなった。
チャンギ国際空港第1ターミナル
しかし「フライト乗り継ぎでシンガポール経由」というのは空港のみ滞在で「シンガポールに入国」はしない。経由便利用での現地空港滞在は拒否されることはないのだ。なのでバンコクのスクートチケットカウンターでは成田までの通しの搭乗券が渡された。もし問題があればここで発券はされない。シンガポール、チャンギ空港での滞在時間は5時間。別に隔離されるわけでもなく空港ターミナル内を自由に歩き回れた。
エアアジアやタイライオンエア直行便では日本に帰れないが、スクート経由便なら時間はかかるが日本に帰れる可能性は今でも高い。満席になれば不可だが。私の場合3月15日にタイエアアジアXに2度目のフライトキャンセルをされたことを知り、即現地のホテルからネットでスクートでシンガポール経由成田行を予約。その時にはスクートの成田直行便もあったが片道6万円台。経由便は11600円だったのでそちらを選択。エアアジアのキャンセルで9000円は戻ってくるので変更にかかった追加費用は2600円。入国制限されているシンガポールでも、経由便利用の場合は空港のみ滞在が許され日本に向かう便(スクートTR898の場合厳密には台北経由)を利用できる。
台北(桃園)空港
←前頁 インド洋トップ