日本人帰国者に対する空港コロナ検疫
          2022年4月7日(木)
          コロナの収束を向かえ日々激変する空港検疫。2022年4月3日にタイから帰国した際の成田空港での検疫態勢を旅行者目線で解説。体験をもとにした情報なので基本タイからの帰国を前提としている。
          
          ただワクチン3回接種と隔離免除。72h前PCR検査。帰国後すぐの空港での抗原検査と、MySOS(追跡アプリ)と、ファストトラックなどは、国に関係なく帰国までに知っておいた方がいい情報ではある。ベトナムや韓国、ロシアなど感染状況が厳しく指定国にされている国(下記)はより厳しい検疫態勢にあるので別途注意が必要。なお、成田の検疫エリアは撮影禁止のボードがあちこちにあって撮影できず。現場画像ないので了承を。
          
          コロナ関係の状況は日単位で激変する。私は私の帰国にあわせて4月1日から帰国者の隔離自体が消滅することを期待していたがかなわず(シンガポールは4月1日から入国者隔離がなくなってる)。しかしその日はそう遠くないと私は勝手に思っている。
          
          
 
          
          上の8か国以外(インドネシアとイランは4月1日から指定解除されている)、日本人帰国者は3回接種で隔離免除。
          
          
          
隔離免除とファストトラック
          日本に帰国する場合の最も効率のいい方法を簡潔に解説。
          
          まず、3回目のワクチン接種を帰国前に済ませておく。3月1日より3回目ワクチン接種済みの日本人帰国者は隔離免除(上の指定国以外)となったので、3回接種済みだと隔離なしで帰国後ほぼコロナ前と同じように自由に動き回れる。タイの場合、現地の病院が日本人向けの3回目接種を定期的に無料でやっているのでそれを利用すのも一つの手。その場合、現地病院で発行された接種証明を入国の際に提示することで隔離免除される。
          
          続いて、ファストトラックという仕組みを利用する。ファストトラックとは入国時の各種申請を事前に、mySOSというアプリでやっておくと、帰国当日の手続きが減る仕組みのこと。mySOSとは帰国者の隔離期間中の位置情報追跡アプリ。タイでダウンロードして、到着時刻16時間前までに名前やパスポート番号など必要事項を入力。証明書をアップロードしておくと空港での入力や手続きが大幅軽減される。
          
          ただmySOSはパソコンで利用できない。スマホは必要だが現地SIMは不要でWi-Fiで手続きできる。mySOSは隔離免除の場合でも必須だが、帰国当日ダウンロードでも可。ファストトラックは利用しなくても問題はない。帰国時の手続きに若干手間がかかるだけ。
          
          またファストトラック利用しても帰国当日の抗原検査は必須。結果が出るまでそれなり待たされる(30分~1時間)。なので待合室でスマホのフリック入力で名前のローマ字入力などする面倒はなくなるが、検疫通過にかかる時間はさほど差はないかもしれない。
          
          ちなみに抗原検査は試験管に唾液をロートで入れるタイプ。
          
          
          
 
          
        
        
          その他帰国前に必要なもの
          現地空港(バンコク)の発券カウンターでパスポート以外で唯一求められるものが72時間前PCR検査の紙ベースの証明書だ。なぜがパソコンやスマホのデータの画面提示では拒否される。なのでメール添付PDFの場合、事前に印刷しておく必要がある。
          
          バンコクの場合、スワンナプーム空港にもドンムアン空港にもPCR検査を受けられる施設はないので、事前にバンコクのクリニックや病院で受けておく必要がある。私の場合4月3日朝帰国なので、3月31日の12時ころ検査を受けた。当日夜にはメールにPDFの証明書付きで陰性の通知が来た。PCR検査代1500THBだったが、他の日本人向けクリニックでは4000THB~しているようだった。
          
          2月に日本出国した時の72h前PCR検査は木下グループの都民無料利用で0円だったことを思うと1500B(5400円)は高いと思うも、成田では今も4万5000円と思うと仕方ないかとあきらめついた。
          
          
          

          2月に利用した渋谷の都民無料の木下グループPCR検査センター 成田空港の4万5000円のPCR検査が神々しい。ちなみにタイ入国には72h前PCR検査は4月1日から不要になった。
          
          
          
帰国時検疫のフロー
          ファストトラックでない通常フローの場合、まず書類チェック→誓約書署名→抗原検査→mySOSダウンロードして必要事項入力→抗原検査結果待ち→入国審査。ファストトラックで不備がない場合は即抗原検査→その結果待ち→入国審査。という流れになる。抗原検査待ち時間が結構長い。入国審査は顔認証で15秒ですむ。帰国スタンプは基本なし。希望者だけに押す。小学生のスタンプラリーか。
          
          ちなみに3月1日からタイ(指定国以外)から帰国で、3度目接種なくて隔離ありの場合でも、自宅までの移動は公共交通機関が使えるようになっている。しかしその後7日間はコンビニにも行けない隔離生活送らねばならない。アプリを通しての報告なども面倒そう。現状だと3度目接種は打った方がかなり楽になる気がする。
          
          
          
 
          
           びー旅おとちゃんねる
          
          4月11日 コロナ共存型海外旅行
          4月7日 スワンナプーム空港
          4月5日 バンコク赤バス車窓
          4月2日 最後の晩餐トムカーガイ
          4月1日 公園でソムタム
          
          3月30日 タイで3回目ワクチン接種
          3月30日 トラン夜市
          3月29日 エアアジアバンコク
          3月29日 海外旅行ダイエット最終報告
 びー旅おとちゃんねる
          
          4月11日 コロナ共存型海外旅行
          4月7日 スワンナプーム空港
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          3月29日 海外旅行ダイエット最終報告
          
          
          びー旅つぶやき
          個人的には隔離免除なんだから追跡アプリも、隔離遵守の誓約書も必要ないのでは?と思うのだが、このアプリなければファストトラックは利用できない。こちらは検疫を受ける側で、先方の都合に合わせねばならい立場だというのはわかるけど。隔離免除帰国の場合、入国後、MySOSでやることは基本何もない。
          
          とはいえ、私はファストトラック利用せず、mySOSアプリも成田でダウンロードしたのだが約2時間で無罪放免解放された。預け荷物もないのですぐ税関へ。今回は珍しく怪しいやつと判断され、かなり入念に持ち物チェックされた。確かにコロナ感染者ピーク時に2か月もタイにいて、金髪真っ黒状態なので、怪しいやつ判定は無理ないか。荷物少ないのであっという間に終わったけど。
          
          帰りは1300円空港バス(ローコストバスというらしい)で帰還。待ち時間は15分ほど。フライト7時30分成田着で、9時50分発東京駅経由東雲車庫行に乗れた。降り場がいつもと違う東京駅の出口付近で日本橋駅まで結構歩かされた。帰りの成田バスはPASMO使えず(行きは使えた)窓口チケット購入スタイルだったのはなんでだろう?クレカ使えたけど。バスはガラガラ。第3ターミナルの国内線LCC利用客も合わせて10人くらいだった。
          
          

          バンコク カオサンロード
          
          
タイの現地SIM びー旅つぶやき
          10:35 2022/04/05
          空港到着後、最初の待機時間でスマホにマイネオSIM入れる。これまでタイではずっとSIMなしWi-Fiのみで利用していた。YouTube動画撮影でのみ使っていたという方が的確か。タイのコロナ追跡アプリのモーチャナはそれで問題なかった。他SIMなしで不便感じることはあまりなかった。帰国前トンロー裏のPCR検査のクリニック探す時にキャッシュが消えて若干苦労したが、結局なくても何とかなった。現地SIM日本人用45日499THBだそうだ。コンビニで買えばたぶんもっと安い。私の場合現地SIMなくても問題ないのに持つ必要はない。バスの運行状況リアルタイムでわかるって、いやただ普通に待ってればいいだけだし。