タイ隔離免除入国 Test & Go
2022年2月9日(水)
タイ隔離免除入国について完全スルー出来たので概略まとめる。実際にやってちゃんと入国できて、タイ国内を自由に移動できる状態になったか否かで、情報の重みは全く違ってくる。ネット情報で動作確認せずにかってに想像で解説しているサイトが多すぎる。読んでも混乱しますます不安になるだけ。それらの着地点は結局「だから私に大金を払いましょう」なのだ。コロナの混乱に乗じて足元見てのぼったくりともいえる。なので私は出国間際には日本語ネット情報は全く見なくなっていた。いやいや、そんなもっていき方では、金払うどころか単純にみんな行かなくなるだけだ。
タイの隔離免除入国施策 Test & Goとはタイランドパスという入国許可のQRコードを事前取得して、PCR検査を受ければ7日間の隔離が免除されるというもの。なのでパスがなくても、ホテルで7日間隔離されれば入国はできる。
パスがあれば隔離期間は1泊2日。入国時のPCR検査陰性なら翌日解放される。ただ入国5日後に2度目のPCR検査受ける義務があり、そこで再度1泊2日隔離(実際私の2度目の隔離時間は5時間で宿泊の必要はなかったが)。陰性出ればタイ国内を自由に移動できる。
ゴーストタウン状態カオサンロード
Test & Go 隔離免除
今回の私のタイ入国で特に不安だった3点について解説しておく。ネット上には以下の3点に明確な回答はなく、1泊2000円のホテルじゃなくて2万円のホテルに予約しようの誘導とか、面倒なので私に10万円払って任せなさいのハッピーな展開ばかり。今思うに読むだけ無駄、不安をあおるだけの高額支払い誘導情報だった。
今は出国前に欲しかった回答が実行することで得られたので公開しておく。また基本的なタイランドパス取得や隔離免除の仕組みはすでにこのサイトで何度も言及しているので省略する。
ズボンと上着の破れぬってもらう。2点で40THB。
Test & Go 足元見たぼったくり?
私を出国前悩ませた点は以下の3点
①出国72時間前PCR検査
②AQパッケージ
③バンコク空港からSHA++ホテルまでの移動
いずれも高額支払い前提なら悩む必要はない。例えば①で成田空港で4万5000円払ってPCR検査を受けることを何とも思わない場合。あるいは同様の支払いを笑顔でする場合は何の問題もない。以下はそうでない場合の疑問解消サポートになる情報。
①出国72時間前PCR検査
タイランドパス取得以外に必要な重要なものに現地入国前72時間前の日本でのPCR検査がある。成田空港でやると4万5000円。医療機関でやると保険きかず、証明書込みで2万5000円とコロナの混乱に乗じた味のある料金設定ばかり。しかし一方で都民無料のPCR検査が始まった。他自治体でも同様の検査がある様子。それを使って渡航前の陰性証明にならないか。関係部署に電話して確認してもらちあかず。明言して責任かぶるのを避けたい的外れな回答ばかり。タイ政府の発表では「英文併記されていればOK」とのことだが、どこまでの併記でOKなのか実際にやってみなけりゃわからない。
で、実際の私の結果はOKだった。都民無料のPCR検査とその証明書で成田での搭乗券発行時も、現地の検疫やイミグレでも問題なく使えた。私の利用したのは木下グループのやっている都民無料PCR検査。予約は5日前からネットでできる。検査は自宅から最も近い渋谷でした。証明書もネット上で発行されそれを印刷して提出した。スマホにもスクショとってあったが使わなかった。
ただ無料PCR検査は場所によって英文併記されているかはっきりしないところもあるようす。証明書の仕様は現場によって違うようなので英文併記の事前チェックは必要。私は3週間前に同じ場所で無料PCR検査やって英文併記を確認して、本番に臨んだ。ちなみに私の受けた木下グループのPCR検査は無料は東京都民だけだが、都民以外でも2300円(羽田は2000円)払えば誰でも受けられる。ただ予約必須で予約なしで行っても受けられないので注意。
都民無料。渋谷のPCR検査センター。成田空港4万5000円
②AQパッケージ
バンコクの空港の場合、空港にPCR検査施設がないので空港出た市内の病院で初日のPCR検査をする。AQパッケージとはその初日の病院でのPCR検査と隔離ホテルまでの送迎を込みにしたパッケージで、約13000円とかなりの高額。そしてその支払い済みの予約がないと大変なことになるのネット情報。私は宿の予約時に怪しい詐欺メールのような形でこのパッケージの勧誘来たが、agodabiz.com
という胡散臭いアドレスだったし、3690THBというので無視していた。2000円のホテル予約で13000円の追加料金はあまりにむちゃすぎだ。ホテルに直接メールして問い合わせるも回答来ず。結局AQパッケージなしでの現地突入になってしまった。
結果はAQパッケージ予約なしでも問題なく入国できた。ネット上ではパッケージがないとタイランドパスが取得できないような書き方されていたりするが、私の場合、AQパッケージなし宿泊予約のみで取得できた。そして入国当日その状態で、検疫とイミグレは拍子抜けするほど簡単にスルー出来た。
カオサン通り近くの地元エリアのカウカームー屋さん
空港から病院経由で隔離ホテルまで
③バンコク空港からSHA++ホテルまでの移動
ただAQパッケージ自体は必要で、勝手にタクシー使って予約ホテルまではいけない。それだと到着時PCR検査が受けられない。到着後現地で病院経由するAQパッケージを頼む形になる。空港出口のある申し込みカウンターで送迎車依頼して、ドライバーとの間にプラスチック壁のある隔離送迎車で、現地病院経由でホテルまで送迎してもらう。
空港出口の送迎車カウンター。貼りだしてある紙は高額ホテルばかり。SHA++認定ホテルは高級ホテルがほとんどなのだ。1泊2000円は珍しい方。当然ネット上には高い方に誘導する罠多数。
私のフライトはZIPエアで夜22時半現地着で、空港出口でその送迎車がくるまで40分ほど待たされ、空港出たのは深夜0時近く。それでもそんな深夜に現地病院「パオロ記念病院パホンヨーティン」 でPCR検査を受け、そのまま予約してあるSHA++ホテルのCK2ホテルまで送迎してくれた。支払いはホテルのチェックインカウンターで、請求金額は3,490THBだった。手持ちの現地通貨がなかったのでクレカ払いした。クレカの場合手数料3%とられる。またCK2 ホテルの場合、キーデポジット300Bも別途必要。この300Bは鍵をなくさなければチェックアウトの時に戻ってくる。
5日後の2度目のPCR検査はそのホテルに普通にチェックインしに行くとチェックイン前にホテルの車送迎で病院にPCR検査連れて行ってくれる。この2度目は無料。というより先の1回目の支払いに含まれているといった方がいいか。2度目の検査は5時間ほどで陰性結果出てその日の夜には完全自由となった。
私の利用したホテルは1泊2000円のSHA++認定ホテル。以上のように高額なホテル利用したり、手配業者に高額払わずとも自力で隔離免除入国の恩恵は受けられる。身をもって実証したのでここで改めて明言する。
私の利用した SHA Extra Plus Hotel 1泊2,055円
AQパッケージ別途3,490THB必要。
CK2ホテル予約詳細チェック
CK2ホテルはタイミングによっては上のように1泊1,284円になったりする。これ見つけた時にはキャンセルして予約しなおそうと思ったが、入国の懸念の方が大きく結局そういう気分にもならず。
びー旅つぶやき
18:47 2022/02/09
真夏の気温の中天井ファンの風に吹かれてパソコンに向かう。カオサンがゴースト化しているので周辺の地元民エリアで買い物と食事をする。地元農家の方のトラック販売でミカン1kg20THB(70円)というのがあってさっそく2kg買う。27個で40バーツ140円。1個約5円。皮は若干汚く種ありだがむけば普通のミカン。甘くてめっちゃうまい。日本のミカンは1個40円~なので正月は1個もミカン食えなかった。買えないことはないが、ここで1個5円で食えるのでばからしくて買う気がしなかった。今食いまくっている。
朝はカノムチンナムヤー ขนมจีนน้ำยา 30B、昼はカウカームー55B、夜はソムタムとでかいフライドチキン。チキンがでかいのでご飯がいらない。肉と野菜(青パパイヤ)だけで腹いっぱいになる贅沢三昧。合間のセブンイレブンのセルフのエスプレッソ中18Bが強烈にうめえ。今の気温31℃。暑くて水シャワー4回浴びる。極楽じゃ。
バンコク 2022年2月9日(水)曇り時々晴 旅7日目
- 出費詳細
- カノムチンナムヤー30 みかん2kg40 カウカームー55 ソムタム40 アイスエスプレッソ中18 牛乳13 ムーピン2個20 焼き鳥レバー10 水2本12 裁縫2点40
- 宿泊代
- ニューマイハウスゲストハウス 250
- 合計
-
528 THB 3.5で計算(1,848円)
1円 = 0.28303 THB/ 1 THB = 3.5332円 2022/02/09 23:30
1万円両替 2.817 THB