ヤクロム湖 Beung Yeak Loam とはカンボジア東北部ラタナキリ州バンルンの東5kmにあるカルデラ湖。直径750mの円形で湖を1週できる約2kmのトレッキングコースがある。水深は最も深いところで48m。透明度は3~4m。入場料が必要で外国人の場合2US$(カンボジア人1000リエル)。バンルンからバイクタクシーで行く場合往復1万リエル(280円)。トゥクトゥク2万リエル。徒歩だと片道所要50分。国境行のラーントーリス途中下車(2000リエル、要カンボジア語)でも行ける。78号線で降りてから湖まで1kmほど歩かねばならないが。現地での発音は「ヤッローム」。
5:46 2016/02/22 現地時間
夜9時に寝て朝5時に起きる健康的な生活。昨日バンルンからヤクロム湖に歩いていってヘロヘロになる。なので早めの晩飯食って早々熟睡。早朝のページ制作中。現在の気温21度。まだ外は暗い。
ネットでバンルンのことを調べていたらバンルンの東5kmにヤクロム湖という火口湖があるらしいことを見つけたので昨日行ってみる。宿から片道5km。正直もう歩きたくない。せっかくのゆるゆる生活疲労で台無しになるし。片道なので往復10km。5kmといえば先日のホイアンバスターミナルからホイアンビーチまでの距離(片道5km)だ。あの徒歩往復はきつかった。またあんな思いしたくないよう。
と思っているうちに外は雲一つない強烈快晴。宿を出てバイクタクシーにヤクロム湖までいくらか聞くと1万リエル(280円)という。ノムパンサンドが2000リエルと思うと高い。結局気づいたら国道78号線をヤクロム湖方向に歩きだしていた。たった5km。たいしたこたあねえ。その程度歩けなかったらヘタレだろ。と、ド快晴の天気も強気にさせる。
7:23 2016/02/22 現地時間 ページ制作しているとあっという間に時間がたつ。昨日炎天放浪して日焼けが進んで疲れが残る。外は快晴。気温24度になる。 9:15 2016/02/22 現地時間 朝飯のノムパンサンド2000R(リエル)を3階のベランダで食ってWi-Fiの届く2階まで降りてパソコンいじり。豆引きアイスコーヒーがいい感じ。現在バンルンの気温29度、湿度44%。今はネットで滞在地の気温、湿度がすぐにわかる。雲一つない快晴。さっきマンゴー1個買ったら1500R(42円)だった。おとといより500R高いと思ったが、よく考えると量り売りなので大きいマンゴは値段が高い。マンゴは1kg 4000R。連日マンゴを食っている。 |
さっき朝飯買いに行くときにバイクタクシーがいたのでヤクロム湖まで往復いくらか聞いたら10ドル(4万リエル)といわれた。別の場所でトゥクトゥクにいくらか聞いたら5ドルといわれた。通常はバイタクのほうが安いはずなのに。昨日バイタクに往復1万リエル(2.5US$)といわれたのは良心的だったと今日気づく。マーケット前にタクシーもいたが恐ろしくて聞けず。多分往復20$とか40$とか言われる。これを通称外国人観光客エコツアー料金という。そういう料金を払ったほうがいいタイプの旅行者がいることも確かなので一概に否定できない。ネタにはするけど。
実際にヤクロム湖に行ってみての感想は結構がっかり。テンション激低。湖自体が別段きれいというわけでもなく普通の湖。湖岸がほとんど藪で囲まれていて一部の展望デッキや岸辺からしか湖を見ることができない。
湖の透明度もせいぜい4mという程度できれいというにはほど遠い透明度。水深48mって深いか?シパダン島はビーチから10m 泳ぐと水深600mだぞ。ここに入場料などがあること自体が不思議。バンルン発ヤクロム湖と2つの滝をめぐるトゥクトゥク半日ツアーが20US$のなんでやねん料金。タクシーで回れば多分倍はかかる。エコツアーという言葉は深い意味があるのだなと感じた。
ヤクロム湖にゆるさはあるものの特別な味を感じさせるものでもなく、入場料2ドルの価値は私には感じられなかった。こういう痛い観光地を訪れること自体に味があるといえば味があるんだけれど。
宿を出発してベトナム国境へ向かう国道78号線をド快晴の炎天下トレッキング開始。早速ノーリードわんこにからまれる。別に家の敷地に入っているわけでもなく歩道を歩いているだけなのに。まあ怪しいやつだからしょうがない。いつものことなのでいつものようにたわむれながら地平線まで続く炎天ロードを一人歩く。 ちなみに国道78号線を歩く人は地元の方でもほぼいない。みなバイク4人乗りかトラック荷台か耕運機に乗って移動する。なのでたった一人で歩いていると異様に目立ってノーリードわんこにからまれる。バトルは2回ほどですんだ。往路は元気あったのでヤクロム湖までは45分ほどで着く。 |
78号線歩いていて気付いたが何台かベトナム国境方向へ向かうミニバンバスのラーントーリスが追い抜いていった。それを道端で捕まえて途中下車の形で利用すれば往復10km歩かずにヤクロム湖まで行ける。おろされる78号線道端からヤクロム湖まで1kmほどあるのでそこは歩かねばならないが。要カンボジア語。料金は交渉次第だが5kmなので1000~2000リエル。
入場料2$。たけえよ。自転車やバイクで来るとさらに追加料金取られるようだ。このしょぼい池にその価値ねえだろ。期待した透明度も4m。これをきれいといっちゃあだめでしょ。日曜で地元のカンボジア人の方々が大勢訪問して湖の周りのハンモック小屋が繁盛していた。入り口や駐車場にも売店あるが割高料金なので素通りした。 なので私のヤクロム湖個人エコツアートレッキング費用はヤクロム湖入場料の2US$だけで済んだ。それでも高いと思うけど。欧州組のエコツアーのびっくり料金は不明。帰りの78号線沿いの地元店で飲んだ冷えたコーラ2000リエル激うまだったぜ。 |
ヤクロム湖では1周するトレッキングコースも歩いたので往復12kmの炎天トレッキング。ビンタンタンクトップ着て歩いたので軽く土方焼けになってしまった。帰りはへろったので1時間ほどかかる。
昨日のヤクロム湖トレッキングの帰りの78号線沿いにおいしいもの発見。写真右のファイブスター(タイのまねか進出か不明)というフライドチキン屋。日本食飢餓状態に陥っていて最近日本の唐揚げが無性に食いたくてたまらんかった。
近いのがケンタッキーフライドチキンだがダナンで市バスの中から見つけたケンタッキーを、徒歩で見つけられずそれ以来フライドチキン食いたくてしょうがなかった。それ以降牛ステーキにはありつけたが唐揚げの類には遭遇できていなかった。
そこでこのカンボジア版フライドチキン屋発見。でかいワンピース3500リエル(98円)。ご飯は地元食堂で1000リエルで別に買ってフライドチキンでうまいハッピーな晩飯になる。写真左下が帰って食った昼のバーイサッチュルーク3000R、右下が晩に食べたフライドチキンのご飯食い。買い置きのトマト付き。なんかリッチな晩餐。
678 6US$+16500リエル
1 KHR = 0.028円、1US$=113円で計算 1140 円
6:49 2016/02/23
カンボジア時間
今日も早起きカンボジアバンルンの朝。10時に寝て6時に起きる。今水シャワーを浴びた。朝に水シャワーが気持ちいい気温。ベトナムでは宿はすべて温水シャワーだったがそれでも朝は寒くてシャワーは浴びれなかった。やはり北側に海のあるベトナムの冬はタイと比べて若干寒いのだなと実感。
窓から差し込む朝日がまぶしい。部屋の中でかろうじてネットにつながっている。バンルンに思わず4泊もしてしまった。
昨夜もファイブスターのフライトチキンをごはんとトマトで食う。夜食はマンゴー。1日部屋でゆるゆるして12km炎天トレッキングの疲労から回復。昨夜宿のテレビにNHKが入ることを確認。バンルンではNHKは81チャンネル。そういや去年もシェムリアップでもNHK見ていたっけ。NHKなのにすべて英語。食や言葉などいろんな意味で日本飢餓状態なので日本語が聞きたいのに。チャンネルの数が多く、タイ語チャンネルやベトナム、中国語チャンネルなどもあり。
元気が出てきたので次へ進む。宿前にプノンペンやストゥントゥレン行のミニバンバスの乗り場があって助かる。バンルンにはここから2kmほど西にバスターミナルがあるが一度も行かず。
ヤクロム湖の透明度は5mない。泳げるが水着でなかったので足つける程度。
ゆるゆる感はある
ヤクロム湖周回トレッキングコース。野生動物で有名な観光地らしいが遭遇率0%だった。
ヤクロム湖入場券
英語で案内標識がある。これは78号線ヤクロム湖入口の標識。
ヤクロム湖入場料料金表
なんかかっこいいトラック
ヤクロム湖入り口階段
炎天放浪中
バンルンからの距離
ヤクロム湖畔
ヤクロム湖入り口の原始人?
バンルンのタクシー。
連日食べてるファイブスター
朝飯最強の組み合わせ