格安海外旅行術 びー旅ドットコム
格安海外旅行第4回 旅ログ シパダン島2
旅ログ シパダン島1
トップ ピピ島情報カラパタール 旅ログ1 シパダン島 九寨溝 関連リンクヒマラヤ旅ログ ヒマラヤ旅ログ 旅ログ1 エンジェルフォール 実録旅ログ 個人で行くリオのカーニバル


旅ログ シパダン島1へ戻る              旅ログもくじ             びー旅ドットコムサイトマップ

2006年6月15日(木)AM8:54

今日は朝から土砂降りの雨。いま少し小ぶりになるもまだ降っている。これから空港に向かう。シパダン島行き決定。ツアー代金2日間のシュノーケルツアー、宿等含めて3泊4日250MR(7550円)。別に飛行機代が往復244MR(約7370円)。高いと思うも残りの数日間テンションの低いこの辺で過ごすのは賢くないかと判断。3泊4日で500MR、約15000円は内容次第では十分許容範囲だ。ケチっておいしいとこ逃してしまうほうがよくない。向こうでは日本円が両替しづらいようなので今から両替してくる。こんな雨でツアー大丈夫か?

フライトはエアエイジアが来月からタワウまで飛ぶそうでまだ飛んでいない。今回はマレーシアエアラインで行く。ターミナル1だそうだ。片道122MR、1220Bと考えるとそれでも安い。(2006年7月よりエアエイジア就航し、片道35.99~55.99MRになる。片道1,087円って。すごい航空会社ができたもんだ)

6月16日(金)17:59PM

センポルナのドミにいる。3泊4日ツアーに前金250MR支払ってるので食事代以外はすべてただ。日本人ダイバーが同室にいて情報もらう。そのダイバーは陸路で10時間かけて、コタキナバルから来たそうだ。しかし料金は60MRのはずなのにわけのわからん追加請求でプラス35MR、合計95MR。エアが122MRだから陸路で来る意味ないじゃん。正規のバスで来ると55MRらしいが。

           
        センポルナの宿。ツアー会社がツアー込で提供している。ドミ一泊10リンギ(約300円)。

今日は9時半雨の中コタキナバルの宿をタクシーにて第一ターミナルへ。11時10分発なので余裕かと思ってたが、結構搭乗券確保まで時間がかかり1時間前のチェックイン。予約のみで行ったのでマレーシア航空発券カウンター前の長蛇の列に並ばねばならず、のろのろとした係員の対応にストレスためる。その後無事両替も空港の1階出発ゲート出口まで行って済ます。1万円替えて331.3リンギ(1MR=30.2円)。市内よりは若干レートはいい。フライトはあっという間45分。タワウ空港からタワウ市内へ28km、センポルナまで83km。バスとかなくて、タクシーのみ。センポルナまでの通常料金は70MRらしい。ピックアップの客は僕一人。ワゴン車みたいので大量に連れてくのかと思ってたのに予想外。この宿にはあふれんばかりの客がいるってのにみんな陸路でってこと?で、お約束どおり、降りるとき危うく別料金として70MR取られそうになるも必死で「込み込みだって話しだったぞ」と食い下がって難逃れる。

Booking.com

    
        センポルナの港の風景。

センポルナの町はコタ(キナバル)で2,5MRだったミネラルウォーター1,5Lが1MR(30円)。モンキーバナナ15本で1MR。飯は定食3,5~4,5MRといったところ。変わったいでたちの日本人に町のおっさんたちは結構優しい。また町は微妙にイスラム化してる。

 
          センポルナの港その②。朝のラッシュ風景。

さっき夕暮れの大量のこうもりの舞は結構ファンキーだった。ここまで来るとコタとは様子が全く違いイメージどおりのボルネオだ。83キロ雨の中のタクシー移動も味があったぜ。明日一日目のツアー。なんか今日の夕方の感じでは明日は晴れそう。

6月16日(金)PM7:55

今日はツアーの1日目。マーブル島とカパライ島へ行く。楽しかった。コタキナバルのマヌカン島よりぜんぜんきれい。マーブル島のほうは少し水にごりがちだったがカパライのほうは魚もでっかく、今日一日で海亀に五回遭遇した。疲れていてあんまり書く気がしない。今日は朝の8時に出て夕方の7時までツアー。シュノーケリングは僕一人。あとはみんなダイビング。今日はもう寝る。

Booking.com


6月17日(土)PM17;49

書きことがいっぱいあってとても追いつかん。今日晴れの中、シパダン島へ行く。コタキナバルから500MR払ってきた甲斐があった。めちゃくちゃテンション高く、フリーダイビング中1度に6匹の野生の海亀に取り囲まれるファンキーな体験をする。水の透明度も期待通り。まいった。文句なし。昨日のマブール島に行ったときは若干期待はずれで「え~?」って感じだったのだが今日一日でそういう気分は吹っ飛んだ。とりあえず昨日のマーブル島から書く。

     
         シパダン島に上陸するツアーの船

朝8時に出て夕方7時までのツアー。だけどポイントまで1時間くらいかかる。マブール島ではモルジブの一島一ホテルのようなホテルの水上バンガローの裏手のようなとこで始まり、透明度も海底の状態もいまいち。コタキナバルのマヌカン島よりはましなのだが期待は裏切られた感じ。

     
     マブール島。高そうな水上コテージ。1泊2日で370US$だとか。島のビーチはきれいではない


8人くらいのツアーなのだが僕一人だけシュノーケリングで他はみんなダイビング客。ツアーの中に日本人がいていい話し相手になった。ニュ-ジーランドから来てるそうでマレーシアを放浪中らしい。ダイビングはシュノーケリングと違ってかなりツアー代は高いらしい。でも回るルートは一緒だし、海はシュノーケルでもダイビングでも差別はしない。ある程度泳げて5mくらいまで潜れるならシュノーケリングはフリーダイビングと名前を変える。その意味でもシュノーケリングのほうが貧乏旅行にはふさわしい。ただ他の客がみんなダイビング客なのでダイビング中心でツアーが動く。

       
   マブール島。水中のテンションもいまいち。この周辺の宿1泊150~500US$は高すぎる。

一番まいったのは、シュノーケル中一人残されてボートがどこかへ消えること。僕一人水深5メートルで、近くの島まで1キロといった海にぽつんと残される。普通ピピ島とかのツアーでは同じ場所に停泊していてこっちが上がるまで待っててくれるものなんだが、ダイビングの講習生の送迎だかなんだかで僕一人残して気づかぬうちに今まで乗っていた船が消える。ダイビングの連中は海の中だし、一人で水深5メートルのさんご礁の上に残される。そのうち戻ってくるのはわかっていてもめちゃめちゃ心細い。ダイビングってのはボンベの空気が切れれば終了で大体1時間くらいでみんな浮き上がってくるのだが、その時はそんなことも考える余裕もなく、「ちゃんと生きて帰れんだろうな」とまじで気をもむ。まあ海の中はそこそこのテンションなので時間はつぶせるのでいいんだけどね。とにかくどっか行くのもいいんだけど一言なんか言って消えてくれよ。

最後によったポイントがまあテンション高く透明度も若干ましになっていた。3つのポイントを回って船着場に帰るころはもう7時前だった。

       
                         カパライ島の水上コテージ。

今日も8時にツアーデスク前に集合。ツアー客16名のダイバーとシュノーケリングツアー客の僕一人。(執筆中断:同室の日本人ダイバー波平氏来たので飯食いに行く)

6月18日(日)AM9:16

1泊10MR、10人のドミ部屋に僕一人。やっと落ち着いて日記書けるか後思うも後30分でタクシーにて空港に向かわなければならない。クイッティヤウもどきの汁ビーフンが安くてうまい。1MR。ローストチキン3MR。串焼き焼き鳥大1MR。缶コーヒー2MR。この3泊4日の間ほんと金使ってない。最初に払った250MR(約7500円)ですべてすんでしまう。ツアーのテンションは最高だし、ここの情報をネットで公開していいものかどうか迷う。「歩き方」にはここの情報は1泊300US$の高級リゾートとしてしか紹介されてないし、おいしい情報はほんの一部の人間だけ知っていればいいのかも…という黒い自分が顔を出す。

  

昨日今日ともこのダイバー宿満杯で、今現在、日本人は波平氏と僕しかいないが、欧米人観光客でいっぱいで、昨日はドミのベッドにあぶれた欧米人カップルがフロント前のインターネット部屋で寝ていた。シパダン等のツアーも人気で2,3日待ちの状態らしい。ここでこの情報公開してタイあたりで暇している日本人がどっと押し寄せることになると、次の自分が来たとき予約とれんくなるのではないかと心配になる。値上げもこわい。

Booking.com

 
昨日のツアーは本当に楽しかった。野生の海亀6匹に天然のさんご礁の中で囲まれる経験はおそらくこの先ないだろう。水槽の中でしか見たことのないようなサイケデリックな熱帯魚に囲まれて泳ぐのはかなり気分がいい。もぐっているうちにだんだん息が続くようになり、5mくらいまでは余裕でもぐれるようになり調子にのってもぐりまくってたら帰りのボートで耳が聞こえなくなった。30分くらいで回復したけれどもね。とにかく透明度が高く15mくらいの海底まではっきりと見えるのでなんか空を飛んでるような気分になれる。海底の白い砂が水の色を一層きれいに見せていて、とにかくあそこに身をおいて泳いでいるだけでもう十分、何もいらないって感じだ。世界中の海を回ってかなりのテンションの海をたくさん知っている僕には中途半端な海ではあまり衝撃は受けないようになってしまっているのだが、シパダン島の海はそんな僕にも十分衝撃を与えてくれるテンションがあった。

          

今日も朝から晴れ。波平氏は今日もシパダン島へ行った。あの人これで3回も行っている。だがその気持ちわからんでもない。僕も出来ればそうしたいがもう空港へ行かねば。今10時40分。マレーシアのコンセントは今まで世界中で使えていた合体ロボット型2段コンセントが微妙につかえない。最初のうちはなぜか使えていたのだが、今コンセントに入れようとしても入らない。おかげでパソコンの電池もわずか。後1時間15分だと。

全財産とパソコンをドミの部屋に残して大丈夫かと思いつつもとりあえず今のとこ無事。でも昨日の晩、時計はずして枕元において寝たら朝起きたらなくなっていた。2段ベッドの上に寝てるので下に落としたのかもしれん。教訓。こういうとこで他人の荷物をあさってとる人間はいないが、そういう感じでは物はなくなるということだ。10気圧防水の時計なのだが、渋谷のビックカメラで1000円で買ったやつ。なくしてもさほど気にならない。時間確認にいちいち携帯見なけりゃなんないので不便ではあるけどね。そろそろ行かねば。

空港タクシーの正規料金はタワウからここまで片道で95MR。この宿で頼むと70MRになるらしい。僕は込み込みツアーってことで無料送迎してもらっている。帰りちゃんと無料送迎してくれるかちょっと心配。タワウの空港まで83km。タクシー以外の移動方法はないようだ。

       

11:47AM

やっぱりというか、想像していた通り、帰りはしっかりタクシー代70MRとられた。空港タクシー95MR、宿の格安タクシーでさえ70MRなのに250MRでツアー代、宿代、往復タクシー代込みじゃあまりにも安すぎる。宿のみんなが支払っている相場と自分の払った値段があまりにかけ離れているので覚悟はしていた。相場を確認した後だったのであまりごねてもしょうがないかと一通り文句言った後はあっさりと帰りの分のタクシー代70MR払う。サンポルナからタワウまでは105キロだかあるらしい。空港はタワウから20キロあまりのとこにあるので約80キロ。ミニバスでのツアー客大量輸送ってパターンでもないし、乗客僕一人のタダ送迎にはちょっと無理がある。一時間ほどで空港に着く。

今ゲート前のフライト待ち。ビニール袋入りの焼きそば3,5MRで食う。シパダンTシャツも30MRで2着かって計60MR。スキューバジャンキーのTシャツも宿出る直前に買う。25MR。コタキナバルで替えた1万円がまだほとんどそのまま残っていたので少し悪い気がして、現地の経済に貢献する。エアエイジアのコタ~タワウ線は7月1日就航らしい。

今日も晴れ。サンポルナからの道でサルが車に轢かれて道路にへばりついてたり、1,5mのワニ並みのオオトカゲが道路横切ったり結構ボルネオしていた。

           
                                     タワウ上空。
         海外旅行用のリュック(バックパック)をネットで探す場合はこちらへ
PM5:34
なじみのターミナル2にてフライト待ち。何でもバンコクが大雨のためにフライトが遅れるそうで蒸し暑い2階バルコニー席にて書いている。バッテリー残量が30分切っているのでいつ今書いてるデータが消えてもおかしくない状態。でもターミナル1から市内へ到着後トロピカルロッジでタダでシャワー浴びさせてもらい、荷物も預かってもらって空いた時間でしっかりコタキナバル市内観光もする。

ターミナル1から市内へは驚くほど簡単でわずか1.5MR(45円)で市内のバスターミナルに着く。コタ初日、深夜のターミナル2でターミナル1経由で市内まで40MR(1,200円)ってのはなんだったんだ?バスターミナル到着後もトロピカーナロッジへは簡単に歩いていける距離で、何であんな不便なとこにターミナル2つくったのかよくわからん。エアエイジアに対する嫌がらせか?空港までのタクシーは20MR(600円)。今回はあきらめたが次回は是非ミニバスにてターミナル2から市内へ挑戦したい。

サイトマップへ


ターミナル1からはこのミニバスで1.5MR(45円)で来れる。


 旅ログ シパダン島1へ戻る     旅ログもくじ     旅ログ リオのカーニバルへ

格安海外旅行術 びー旅ドットコム
格安海外旅行第4回 旅ログ シパダン島2
トップ ピピ島情報カラパタール 旅ログ1 シパダン島 九寨溝 関連リンクヒマラヤ旅ログ ヒマラヤ旅ログ 旅ログ1 エンジェルフォール 実録旅ログ 個人で行くリオのカーニバル