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タイ ピピ島 その1
成田ーバンコクープーケット:2006年3月1日(水)~3月5日(日)

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 2006年 3月1日(水)PM3:19
また再びスカイライナーの中。こないだモスクワの空港で乗り換えのフライト待ち13時間のきつい帰国からまだ一週間しか経ってないことになる。エジプト、スーダン国境近くからの12時間の列車での移動を含めると、なんと合計40時間以上の移動となってしまう。モスクワの空港ではほとんど寝ていたのであんまりきついって印象はなかったんだが、やっぱ体にうそをつくことは出来ずに帰国後また派手に風邪を引く。1月のタイ訪問から帰って派手に風邪を引き、また今回も寝込んでふうふう言うほどのキッツい風邪。なんか風引くために日本に戻ってきている感じだ。まだ本調子ではなくかなり咳も出るし、たんも出る。3月なのにめちゃ寒い。真冬の気候だ。空もドン曇。今朝9時ころ寝て午後2時前に起きる。少しでも寝れたのが救いか。なんにしてもスカイライナーだ。成田だ。風引いて体調悪かろうがなんだろうが、顔が笑ってしまうぜ。ここでパソコンいじってるとあっという間に成田についてしまう。

おとといネットでバンコク発の国内線のチケットを見ていたら、プーケット行きの往復航空券が2280Bとある。こないだのバンコク滞在のときにチャイナタウンでチケット確認したときは片道で3000B以上していたぞ。本来往復6000~7000Bってことだろ?3分の1じゃねえか。安すぎだろ?大丈夫か?


今回は安いチケットが見つかったので急遽行き先がプーケットとなる。いつもの行き当たりばったりパターン。久々に津波後のプーケットの視察に行くとする。7年ぶりくらいか。当然ピピ島まで足を伸ばす。今回は画像がたくさん取れそう。完璧な乾季だしね。同じタイの海でもパタヤだと海があの激低テンションなので、ウェブにのっけられるようなきれいな海の画像を撮ることが出来ず、デジカメもってくだけ無駄な感じがする。プーケットはパタヤとそんな大差はないが、ピピはかなり違う。今まで世界各国回って衝撃を受けた海のひとつだ。

サンダルにジャージでの旅。風引いて鼻ずるずる言わせながら、この寒空の中、さすがに短パンはきつい。向こうに行って荷物にしかならんのだが短パンでなくジャージをはいてくる。ただ前回のエジプトの砂漠の防寒対策の荷物に比べればぜんぜん量は少なく、今回はデジカメとパソコンと着替えを持っての近所へのピクニックって感じだ。行き先もタイだと、南米やアラブ圏に行くよりなんか和みに行くって感じあるぜ。

プーケット行きの飛行機はあさっての朝なのでとりあえず1日バンコクでぼけっとしようと思う。おうそうだ、肝心なこと忘れておった。今回の旅はデルタのマイレージによるタダチケットによるバンコク行きだ。機材はNW。タダでバンコク。ますます顔が笑ってしまうぜ。風引いて体調悪いんだけどさ。マイレージのただチケットでバンコクに行くのはこれが2回目。2回ともスカイチーム。スターアライアンスのマイルもバンコク一回行けるまでたまってはいるのだがまだ未使用。成田まであと15分くらい。最近旅にパソコンは欠かせなくなってしまった。

  

 3月1日(火)PM5:31
ゲートの前でのフライト待ち。コンセント見つけ出してパソコンにつなぎフライト直前の充電中。スカイライナーの中では日記書いてインベーダーゲーム一回やったらもう成田だった。今日は贅沢にも空港第一ターミナル展望室前のレストランでカツカレーを食う。夕べからずっとコンビニ弁当ばっか食ってたのでさすがに今日は同じパターンで食う気がせず。950円。病上がりでようやく食欲が出てきたとこなんで奮発しておいしくいただく。そういや1週間前エジプトから帰ってきたとき松屋のチキンカレーを食ったんだがいまいちうまく感じなかった。10日も海外放浪していて久々待望の日本食、しかも大好物のカレーがうまく感じないとは今考えるに既にあの時風邪の潜伏期間に入ってたのかもしれん。でも今日の空港のカレーはおいしくいただけた。

今日は初めてチェックインの機械にてボーディングパスの発券を受ける。一回やり方を覚えると預ける荷物がない場合、絶対機械でやったほうが得だ。並ばずにすむし、座席指定も好きなように指定できる。ボーディングパスはぺらぺらのありがたみのない紙になるけどね。チェックインした時間が割りと早かったので窓側の前のほうの席を確保する。まあ6時間程度のフライトなのでどこでもいいんだけど。あれ?もう搭乗が始まったぞ。充電できんではないか。さっき銀行で2万円下ろす。合計3万8千円持っての出発。(この時は最終的に2万円以上あまる。カードは一回も使わず)

 PM7:54
機内にて書いている。映画にたいしたのやってないのでパソコンいじる。飛行時間は6時間47分とか言っておった。15のJと前のほうの席で窓際。1ヶ月ほど前に金だしてノースウエストの乗った時より快適だぞ。確か窓側も通路側もないといわれ、両側に外人のおっさんに挟まれてのストレスたまりまくりのフライトは確かノースウエストではなかったか。第一ターミナルのレストランでかなり量のあるカツカレー食ったので腹いっぱい。直前にもよおしてトイレに駆け込む。すっきりしたので7時間くらいトイレには行かなくてもすみそう。ただまだ咳が出る。おっと、食事がきおった。中断するぜ。

飯を食い終わった。今鹿児島の南を航行中。後4時間55分。なんか腹いっぱい。あったかいとこでぐでっとすれば風邪も治ると信じたい。

 現在台湾を過ぎて香港の南の海上。あと2時間33分。日本時間で夜11時03分。あったかいので風邪の症状薄れる。やっぱあの寒さが体にくる。さて少し寝たので残りの時間でキューピのウェブ制作でもするか。
 3月2日(木)AM5:57
バンコクのチャイナタウンの台北ホテルにいる。このホテルに泊まるのは結構久しぶり。前は良く泊まってたのだが、値上げした上に、いつ行っても一番安い250Bのシングル部屋が空いてないといい、何のかんの理由つけて300Bだ350Bだとかの部屋に泊まらせようとするので、最近は180Bで泊まれるMYゲストハウスなる安宿にお世話になってばかりだった。今回もMYへ行くつもりだったのだが、空港からタクシーで市内に行く時にMYゲストハウスと言ってもどこだか通じないが、台北ホテルなら大概通じる。で、ホテルのカードも持ってたのでMYまでは歩ける距離なのでとりあえず台北ホテルへということで空港からタクシーで乗り付ける。バス停まで行って流しのタクシーを拾ったのでまじめに最短距離で行ってくれた。なんと149B。チップ含めて160B。おつり対策でしっかり100Bを20B5枚に両替して遠回りしたらぴったり払ってチップはやらんとおもってたのだが、そういう展開なので気分よく払う。

空港に着いたのは深夜12時前。何でも空港内の駐機場のトラブルでターミナル2に停まるはずのノースウエスト機が、ターミナル1に着いてしまい、深夜の空港を端から端まで歩かされる。別にそういう事情なんだからターミナル1だろうが2だろうがイミグレ通してくれればいいのに、「ノースはターミナル2だ。ターミナル2まで行け」との仰せ。ごねても仕方ないのでしょんべんしたいのを我慢して結構な距離を歩かされる。大体飛行機を降りた直後ってのは「もうちょっと我慢すりゃ空港のトイレでできる」って算段でトイレいっぱいいっぱい状態で到着ってパターンが多い。空港でのこの手のもたつきはそんな状態だとかなりピンチを呼ぶ。まあそれでも今回はモスクワのときと違って、しょんべんのほうだったのでさほど大事には至らずすんなり入国。さっさとしょんべんすませ、預ける荷物がないので入国審査が済めばバス停にまっしぐらだ。で、またターミナル1方向へ引き返す形でいつものようにバス停へ。初日の深夜から歩きまくり。運動不足なんだからいいんだけど…

深夜なのでバスはおそらく運が悪ければ1時間は待たされるなと判断。さっさとタクシー拾う。ここまでこればタクシー代も半額以下になるしね。確か空港タクシーの相場は350B。ここまで来てメーターで行けばマーブンクローンまでなら130~140B。チャイナタウンまででも150~160Bだ。

今かなり蒸し暑い。昨日の深夜の空港で29度だとかいっとった。Tシャツ一枚でも汗が出る。風邪の症状には効き目抜群といったとこ。咳は止まった。まだちょっと鼻水が出るが、昨日の深夜は食欲バリバリだった。そうそう、そういや深夜1時過ぎなのにいつもの豚足定食屋がなんとやっており、初日からお目当てのメインディッシュとなってしまった。こないだは朝の5時に行ってもやっとったぞ。24時間営業なのか?とにかくラッキー、ハッピー。ライスおかわり5B食って47B。帰りにコンビニでコーラ13Bとコーンアイス18Bと「どうそ」というサラダせんべい買う。やっぱタイはいいよな。昨日まで風邪引いて寒い中布団に包まってた身には、この蒸し暑さがしみるぜ。1週間ほど前、エジプトから帰国して食ったカレーはまずかったけど、昨日のチャイナタウンの豚足定食は涙もんのうまさだったぞ。なんか基本的な生命力が回復してってる感じだぜ。

     

        激ウマ豚足定食。最近バンコクによると必ず食べる。1皿ライス付で42B。


外は晴れ。今日一日ごろごろするつもり。明日の朝プーケットへ発つ。今日の朝も豚足定食だぜ。あれ食うためにバンコクで一泊する気になったってのも実をいうと確かにある。それほどうまい。

台北もこの250Bのシングルに泊まれるのならコストパフォーマンスから言えば180Bの独房スタイルよりはいいかも。300しかないって言われればMYへ行ってたろうが。ここの6階のシングルはやっぱ落ち着く。なんかやたら鼻水が出るぞ

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 3月3日(金)AM2:58
後一時間ほどで、プーケットに行くために空港へ向かう。昨日は結局丸一日寝ていた。風邪のせいかTシャツ一杯で天井のファンの風受けながら寝るのが気持ちいい。飯食うのも忘れて寝まくってるって感じだ。バンコクに着いてから3回飯食ったが3回とも例の豚足定食。おかわりで腹いっぱい食う。そのせいで一日2食ですんでるってのもあるのかも。先ほど3度目はさすがの違うのを食おうとするも、午後11時だとまともな総菜屋が開いてなく、ちゅうた半端なまず飯食うよりも豚足だなって判断だ。正解。

            
                    一見見た目グロイが味は最高。コラーゲンたっぷりで日本ではお目にかかれないあじ。

目黒の自宅で震えながら布団に包まるのとでは大違いで根本的な生命力が復活してくるのを感じてしまう。それにしても今日は一日タンが良く出る。これだけのウィルスなりばい菌なりが体内にいたとすればそりゃあ寝込むなと実感。まだすこしゼロゼロしてる。やっぱ思うに、砂漠か、モスクワの空港か、あるいはスルタンという安宿からか、なんか未知のウィルスを取り込んで帰国しちまったようで、そいつに今までコテンパンにやられていた感じがする。寝込むだけじゃなく、水疱瘡みたいに手にぶつぶつができてきていっそうへこませてくれた。かゆいので掻いていると痕になって気分的にかなりまいってた。今はかゆみもなく蚊に食われて1週間後?みたいな感じになっている。

とりあえず丸一日寝て元気ある程度取り戻してプーケットへ向かうことができそう。日焼けはかなり落ちてしまった。午前3時12分。バスで行くかタクシーで行くか迷っている。

この体調で寝汗をかきながら丸一日ごろごろできたのは助かった。ほんとなんかエジプトの旅がまだ続いている感じで、ようやくその疲れをここで取っている。日本では寒いし、やることに追われてたし、疲れ取る暇なかったね。

あんだけ痰がつまってたんだから、バンコク到着のときに機内での気圧変化で耳の空気が抜けなくて、一時耳が痛くなった。鼓膜がパンっていかないかマジ心配だったぜ。まだ少し咳出る。鼻水も出る。完治してるわけではないようだ。とにかく今年の東京は寒すぎだ。今日一日どこにも行かずごろごろしてただけなので金はめっちゃ使わずにすんだぜ。タイの甘々缶コーヒーがうまい。

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 3月3日(金)AM5:24
空港のゲートの前でフライト待ち。あと2時間以上もあるぜ。少し早すぎた。昼間寝てたせいで午前2時ころ目が覚めてからは寝ることができずインベーダーゲームをやって過ごす。チェックアウトは午前4時半ころ。体調悪いのでバスの選択は考えず。ホテルのすぐ前でタクシー拾い、そのまま国内線ターミナルへ。時速130キロでぶっ飛ばす。別に時間あるんだからそんなに急ぐことはないんだけどさ。まじめに遠回りすることもなく30分足らずにて空港へ。159B。チップに11Bで170払ってやる。PGってタイ航空ではなくてバンコクエアウェイズの略なんだね。2階の出発カウンターにチケットカウンターはなく、1階の寂れた場所にてチェックイン。往復2280Bの格安航空券、難なくゲット。

気の利いたことに待合ホールのようなところに搭乗客は無料で食えるバイキングカウンターのようなとこがあり、ちっこいパンやらバナナ、コーヒー、ココアとかを無料で食える。しょぼいが腹の足しにはなる。

なんか今までフライト待ちだった乗客が一気にいなくなる。6時5分発のサムイ行きに搭乗らしい。7時50分発のフライトを今から待ってる乗客は俺くらいか。別にパソコンあんだからいいんだけどね。蚊が微妙にいる。まだあと2時間。食いもんあんのでただカウンターにでもまた行ってなんか食って来るかな。

今6時10分。コンセントの近くの席の移動して充電中。このゲートの次の便は7時10分発のチェンマイ行き。バンコクエアウェイズって一時間おきにあっちこっちに飛んでんだな。乗客もまだ暗いこの時間からひっきりなしに沸いて出ておるぞ。暇だ。まだちょっと咳が出る。今日の宿はどうなるかな。大体の目安はつけてはいるんだけどね。6時15分になったが外がちょっとだけ白んできおった。くしゃみが出る。昨日、おとといほどではないがまだ体調悪い。

 
  
バンコクの空港に生息するファンキーデザインジェット。個人的にはとても共感する。
 AM8:37
バンコクエアウェイズ機内。一時間のフライトなのでパソコンいじる時間などないかとおもったがきちんと執筆。席はまあ思った通りの狭さ。1時間なんだから別に問題ないけどね。今日はバンコクの空港からここまでドン曇。今も雲の中を飛行中、かなりゆれている。乾季じゃなかったのか?プーケットまでこの雲は続いておるのか。なんかさっきより雲でてきとるぞ。一時間のフライトなのに食事が出んのかと思うも、出てきたのはさっき待ち時間で食い放題だったちっちゃなパン。ないよりはましなんだけどね。チョコチョコ食ってたせいで結構腹膨れる。満足感はあまりないけどね。7時50分に出発してたとするとあと5分で着く計算?早過ぎない?時計がないのでパソコン開かんと時間がわからん。なんかアナウンスしとる。どうやらもう近いようだ。

 3月4日(土)AM6:48
プーケットのパトンビーチの450Bのシングル。バングラ通りの内陸方向の奥にある7年前に確か泊まった同じホテルだと思う。周りにも400B台のホテルがあったはずなのだが、みんな1000B以上の「ぼりホテル」に成り下がってしまっている。この界隈にだけ関して言えば完全な欧米人のエリアって感じ。ビーチに行けば結構日本人はいた。

昨日の移動はフライトに関しては時間も短く快適で問題なかったのだが、空港からパトンビーチにたどり着くまでが必要以上にハードだった。あんなに苦労してわざわざソンテウに乗る必要あんのかとちょっと反省。素直に空港バスあたりを使っておけば良かったかも。7年前は空港のすぐそばまでソンテウ(地元の乗り合いトラック、荷台が座席になっていて運賃が安い)で乗りつけた記憶があったのでそんな感じで今回も簡単にパトンビーチにたどり着けるものと思っていたのに。

最近タイに来るのに「歩き方」とかのガイドブックは持たないようになってしまった。だから空港から宿泊エリアへの行き方などの最新情報は皆無の状態でソンテウ探し。やっぱ7年前とはだいぶん勝手が違い、空港の様子も変わっていた。おまけに風邪が完治していず、体調的にも不利な状況だった。
   

で、空港出口付近で数人にソンテウ乗り場を尋ねるも、「空港前の道路にソンテウは来ない」「それに乗るには幹線道路まで5キロ歩かねばならない」など、尋ねるすべての人間が一様に言う。もちろんタクシードライバーは何とかこっちを自分の車に乗せようとぎらついてるのでその手の質問するだけ無駄だ。そういう輩ははじめから無視する。空港出口の地元定食屋のおかみさんみたいな人にタイ語で「プーケットタウン行きのソンテウにはどこで乗るのか」と聞くも同様の答え。

その時はまだ朝で、時間も元気もあったので「ソンテウに乗るな」って言われれば言われるほどソンテウに乗りたくなってしまった。で10キロの荷物背負って5キロの朝の散歩に出ることにする。僕には「空港からいかに安く市街地の宿に行くかで貧乏旅行の質が決まる」みたいな勝手な思い込みがあって、空港バスに乗るのはある意味敗北者みたいに感じていた。少なくともその時は。

途中いつものように3度ほど放し飼いの犬に吠えられながら炎天下のお散歩。その時にはもう真夏の日差しの晴天になっていた。30~40分ほど歩いて幹線道路に出る。そこでどうやらバスが来るらしい。20分ほど待つもお目当てのローカルバスは来ず。反対車線で見かけたので結構運行時間の間隔はあいてるのかも。

で、20分待ってそこに現れたのはおんぼろバスではなくて当初のお目当てのソンテウ。プーケットタウンまで行くとのことで、空港出てから1時間以上たっていて、結構気分もなえていたのでやむなく飛び乗る。ところがそのソンテウ、のろのろ運転で幹線道路から空港行きの道に入り、なんと今歩いてきた5キロの道を引き返して行くではないか。

そうなのだ。そのソンテウは空港前の道路をしっかり通るソンテウで、そこで待ってれば捕まえられたのだ。まあ1時間は待たねばならんのだけどさ。いつものよくあるパターンだ。こういう場合無駄に怒っても意味がなく、体力を消耗するだけなので力なく笑うしかない。でも空港前から乗る観光客はゼロ。到着から1時間以上もたってるので無理もない。空港出口では停まりもせずに素通り。誰か一言「ここで待ってればタウン行きのソンテウがくるよ」って言ってくれよって…言うわけないよな。まあ空港出口前の地元定食屋のおかみさんも、ぼったくりタクシーの運ちゃん相手に商売やってるんだから、こっちの見方にはなってくれないのも仕方ない。



それでまあ、そのソンテウでとりあえずかつて知ったるプーケットタウンのソンテウ乗り場へ到着。40B。たけえよ。絶対ぼってるよ。そう思うもまあドライバーの態度も低姿勢だったし、25キロ越える距離なので仕方ないかと払う。タウンからパトンまでは15キロ?そんな距離あったっけ?ぼったくりエリアのパトンビーチに入る前にタウンの市場で1キロ24Bのみかんを買う。さっき食ったが見てくれは悪いが味はエジプト並みにうまい。パトン行きのソンテウはさほど待たせることなくパトンへ。20B。

そんな感じで昼おそらく1時過ぎにパトンへつく。朝は元気だったのだが、この過程で直りかけてた風邪のだるさが復活し、かなりのダルダル状態で宿探し。これだけ時間かけて苦労して結局60Bもとられたぜ。空港バスっていくらなんだろ?(後で調べたら空港バス180~200B、タクシー550~600B。この値段を聞くとソンテウの選択も間違いではなかったかもと思う) 津波の影響はビーチの端っこで工事みたいのをやってるのにかすかの感じられたが、ビーチ自体にその影響は皆無だ。ほんとにそんな大災害だったの?って思えるほど平和。爪あとらしきものは全くなし。

その後お昼寝する。半分融けた18Bのコーンアイスがうまかった。ここではコンビニでもコーラが15B、ホテルのフロントでは20B。バングラロードの地元定食屋でも地元飯が40~50Bする。ある程度覚悟はしてたんだけどね。いま1万円替えて3275B。レートこれまで最悪。ついこないだ…おそらく1年位前は1万円で3700B台だったのに。まだちょっと風邪のだるさ起こっている。今日はとりあえずここでゆっくりしよう。

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 3月5日(日)AM00:05
最初からある程度は予想されてはいたのだが、プーケットのぼったくりシティーとしての一面を少しづつ暴きつつある。さっき夜中の豪雨。ものすごい量の雨。プーケットに来てからは抜けるような青空が続いていたので、夜中の豪雨はちょっと意外。バンコクでは日は差しているものの霞のかかったようなボケボケ天気で、実質曇りと変わらないような天気だったのだが、飛行機で南に抜けると打って変わって南国の青空になっていた。プーケットの空港に着くと抜ける様な青空、バンコク脱出は正解だった。

明日ピピ島へ行く。ボート往復500B。探すところで500Bから700B迄値段がころころ変わる。さっき入ったツアー会社でボート代600Bとのたまう。「600Bは高いと思うので他のとこをチェックしたい」と言ったとたん、「いらっしゃいませ」の笑顔が「速く出て行けボケ」の敵意むき出しの顔になるところもぼったくりシティー特有の現象だ。 総じてぼったくってる旅行会社の人間ほど態度は悪い。「文句を言わずに黙って俺たちにぼったくられてればいいんだ」「黙って金を払え貧乏人」という態度。ここパトンビーチではビーチチェアの1日レンタルも英語ぺらぺらの兄ちゃんにいくらかと聞くと100Bになり、地元の夫婦がやってるとこでタイ語で聞くと50Bになる。

一番笑ったのが空港までのタクシーの料金600B。空港までのミニバスでも200B。初日無理してでもソンテウで来たのは正解だったかも。メータータクシーってあるから25キロ程度の距離ならバンコクでメーターで行けば150B程度。だからそんなもんなのかなかなと勝手に思っていたが…。危うく引っかかるとこだった。「観光客には絶対ソンテウは乗せねえぞ」って意気込みが空港周辺には漂っていたが、それだけぼったくれるなら当然そうなるよなと納得。そりゃあ津波の後の回復もあっという間だ。こんなぼったくりシステム完備で金取りまくってんだからさ。

今日はビーチで日焼け。相変わらず蠅のようなジェットスキーがうっとおしい。なんかの大会みたいのをやっていたが、あんなもんで3回転ジャンプしようが4回転ひねりしようが興味は全くない。どっかほかでやってくれ。

丸一日強烈な日差しだったので一日で結構日焼けする。風邪はかなり快方へと向かう。午後まだ明るいうちから寝てさっき起きる。腹減ったので店が閉まる前になんかくってくっか。今、夜の12時33分。明日は朝の7時にホテルを出る。ピピに2~3泊するつもり。海のきれいさでは比較にならんし、ここパトンビーチでは画像一枚も撮れん。

 
       ここにでている画像はすべてピピ島のもの。パトンの画像はない。

 AM1:37
深夜のお目覚めで多少腹が減ったので今このホテルの通りにあるピザ屋にピザを食って来た。一番小さいサイズのもの110B。300円でピザならいいかとおもって食うも店の雰囲気は最悪。あきらかに店の人間がこっちを小ばかにする態度。高い金?払って不快な思いをする典型例。また瓶コーラが一本40B。ドリンクなしでピザなど食えるわけもなく、ドリンクでぼってくるよくある手法。結局150B。450円?決してうまいとはいえんパスパスピザに450円?地元定食の5倍の値段。せめて気分よく食わせろアホ。それでも日本と比べりゃ3分の1の値段。微妙だ。

帰る途中で買ったフルーツ屋台の完熟マンゴー30Bはうまかった。ちょっと高いが、冷えていたし、ちゃんと切ってくれるんで種のところの繊維がへばりついて歯の間に延々つまって取れないってことはなかった。マンゴー食ったのは久しぶり。去年のアマゾン以来か。

   

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