エチミアジン大聖堂 アルメニア世界遺産

エチミアジン大聖堂と教会群 Էջմիածին

2024年8月16日 （金）公開
アルメニア世界遺産エチミアジン情報です。2024年8月11日（日）アルメニアの首都エレバンから近郊のエチミアジンまでマルシュルートカ маршрутка （ミニバンバス）で行ってきました。

トビリシから着く central bus station 前からエチミアジン行マルシュルートカ203で約30分、300ドラム（114円）。大聖堂へは終点より少し手前のバス停が近いです。残念ながら内部は工事中。


エレバンからエチミアジンまで20.8㎞

1 日本円 = 2.6241 アルメニアドラム
1円= 2.6241 AMD /1 AMD = 0.3811円 2024/08/14 4:40 UTC


ガイヤン教会は大聖堂の裏手に数分歩いたところです。礼拝中で中はゆっくりは見られず。でも礼拝後の儀式も見学。



ガイヤン教会　礼拝後の儀式　2024/8/11撮影

アルメニア世界遺産 Էջմիածին

ランチはマルシュルートカ降りた交差点近くのシャワルマ。1200ドラム（456円）..店の看板は怪しいが美味い!　アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアとシャワルマ--ケバブラップはお手頃ランチなので何度も食いましたが!ここのが一番美味かった。

リプシメ教会まで徒歩10分くらい。ここも礼拝中。ガチの讃美歌が聴けるのでお得かも?　宗教施設なので全て入場無料


リプシメ教会　2024/8/11撮影

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アルメニア個人旅行

帰りはリプシメ教会前から203に乗ろうとしたが、ゲロ混み。一本待ったけど状況変わらず。覚悟決めて乗り込みました。近距離の乗客が多かったのでだんだん空いて最後は座れましたが焦りました。

同じエリアに古代遺跡も有って、同じ路線途中下車で行けますが、入場料が高い割にショボいとのクチコミ。暑いのも有って止めました。


リプシメ教会　敷地内の碑

ーー以下びー旅編集部追記ーー　10:37 2024/08/16

マルシュルートカ маршрутка アルメニア個人旅行

ジョージアやアルメニアで一般的なミニバンバスをマルシュルートカ маршрутка という。タイのロットゥー、カンボジアのラーンタクシー、スラウェシ島のペテペテ、ガーナのトロトロにあたる。格安地元料金で国境超えて隣国にも行ける。



エレバンバスターミナルとマルシュルートカ маршрутка


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アルメニア大地震1988

アルメニアは日本と同じく地震多発地帯で、過去にも大地震を経験している。著名なのがアルメニア大地震。1988年12月7日、アルメニア北部ロリ地方のスピタクを震央として発生した。マグニチュード(Ms)6.8、(Ml)7.2 。アルメニアはユーラシアプレートと北進するアラビアプレートとが衝突する場所に位置している。

この地震で死者約2万5000人、負傷者約1万9000人。 震央に近い都市の高層建築物はほぼ倒壊し、40万人を超える人が家を失った。



十字架の石碑　ガイヤン教会

メツァモール原子力発電所

エチミアジンの西17.3㎞にメツァモール原子力発電所 Մեծամորի ատոմային էլեկտրակայան がある。2024年現在も稼働中で、国内電力需要の40%以上を供給している。過去1988年のアルメニア大地震で被害は受けなかったが、1号機と2号機がともに停止した。1989年に1号機は永久停止。2号機は1995年から運転を再開。

メツァモール原子力発電所は地震多発地帯、原子炉格納容器のない旧式ロシア製、老朽化等で世界で最も危険な原子力発電所といわれていた。しかし周辺国の停止要請にもかかわらず、アルメニアには他のエネルギー源がなく止める事ができない情況だった。

その後、2015年からロシアの融資で設備の近代化が始まり2021年11月に完了。2024年現在も国内電力需要の40%以上を供給している。さらに2022年1月20日、ロシア国営の原子力総合企業ロスアトム社は、アルメニア原子力発電所で新たなロシア型加圧水型原子炉(VVER) を建設する了解覚書をアルメニアと締結した。




ゲロ混み203とソビエト風味の団地　2024/8/11撮影

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