デット島 シーパンドン メコン川で泳ぐ

Don det, Siphandon デット島

チャンパーサック村からデット島へ

デット島 Don Det Siphandon

デット島 シーパンドンDon det, Siphandon, 4000 Islands 2016

デット島とはラオス南部パクセーから南160kmにある周囲をメコン川に囲まれた川中島。メコン川が4000以上もの川中島を作り上げるカンボジア国境近くの内陸部デルタ地帯にある島だ。「江戸時代の日本もきっとこうだった」的なタイムスリップ感田園風景のある独特の味があり、特に欧州観光客に人気が高い。パクセーからの旅行者用のジョイントチケットボート代込6万キープ(866円)。


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チャンパーサック村から自力でデット島へ 2016

9:32 2016/02/01 ラオス時間
今13号線でナカサン行のバスの出発待ち。運よく長距離バス(写真上)の休憩中に潜り込む。パクセーから31km地点の途中乗車で、最初の言い値5万を交渉して3万5000にしてもらう。ナカサンまではここから100kmほどある。売り子のおばちゃんの話ではソンテウ途中乗車でも4万とか5万とか取られるらしい。チャンパーサックの宿からの外国人ツーリスト用ジョイントチケットがナカサンまで6万なのでここでそんなにぼられたら意味がない。

このバスずいぶん停車している。どうやらチャンパーサック村からのジョイントチケット組の到着待ちをしているようだ。徒歩の私より遅いとはなんでやねん状態。

チャンパーサック村からデット島に個人で行くには、一度パクセーに戻ってパクセー発のバスやソンテウに乗る方法が面倒がない。しかし外国人用ジョイントチケットのルートはチャンパーサック村近くの船着き場からメコン川を横断し幹線道路の国道13号線に出て、そこを南下してデット島船着き場ナカサンへ向かうルートを取る。ジョイントチケットの料金はナカサンまで6万キープと若干高いので私は自力でそのルートで行ってみることにする。結果ナカサンまでは4.5万キープになった。小銭安くなったことよりびー旅ネタたくさん拾ったことのほうがおいしかった。



デット島周辺エリアのシーパンドン Siphandon とは4000の島という意味があり、ここ一帯のメコン川デルタ地帯にはこのように大小含めた無数の川中島がある。ラオス・カンボジア国境には大地の切れ目のような山脈が走っており、メコン川がそこを避けて流れ落ちるゆるいメコン川の流れが唯一荒々しくなる広大な滝エリアがある。シーパンドンはその直前で広大なデルタ地帯を生み出している。

車内は軽く満席。今私はラッキーにも後ろの方で2席独占しているけど。金髪の怪しいやつの隣に皆座りたがらない。車内は9割欧州組。現地時間9:39 今バスが出発した。私が乗り込んでから20分はたっている。ソンテウ乗車覚悟していたのでラiッキー。イヤホンAKBバックにバスは快適にナカサンへ向かう。

今日朝チャンパーサック村で起きて脱出決める。チャンパーサック村はワットプーの拠点の町として有名になって物価が上がって微妙に格安滞在ができない。居心地は悪くはないのだがもう少し格安ゆるゆる滞在が望めるデット島に向かうことにする。宿からのデット島方面ジョイントは6万。ただナカサンまでしか行かず、そこからのボート代1万5000は別。それでも6万は良心的だとは思うが、そんなの利用したらネタにならねえし。誰でもできる容易な方法解説はハッピーな達人の集う他サイトに譲る。

自力で行った結果チャンパーサックメコン横断ボート代1万、13号線ナカサン行バス3万5000で4万5000とジョイントナカサンの6万よりは若干安くなる。そしておいしいネタのおまけがもれなく大量についてくる。ただ要領悪いとジョイントより高くつく可能性あり。



チャンパーサック村側(西)乗り場はバピエン この川はメコン川。対岸までの所要は10分。


前日グーグルマップで確認したところによるとメコン川を横断するチャンパーサック村の船着き場は宿から2.2km。徒歩圏内だ。早速7時45分に宿をチェックアウトして船着き場に向かう。もちろん徒歩でノーリードわんことのバトルを楽しみながら。船着き場まで徒歩所要25分。

ちなみにチャンパーサック村側(西)乗り場はバピエン(写真上と右)といい、13号線のある東の対岸船着き場はバッムアン(写真下)という。メコン横断客は少なく地元民の乗り合い横断ボートは朝8時ころに1本のみ。ボートは随時メコン横断できるが乗り合いでないと1人で乗って2万という個人チャーターになる。人数いれば割った金額になる。



13号線のある東の対岸バッムアン 13号線までは4.5km。バッムアンにはカマント ビレイホン ゲストハウス Khammanth Vilayhong Guesthouse という1泊7万の宿あり。

チャンパーサック メコン横断 バピエン~バッムアン

私がバピエン船着き場に着いた朝8時半頃は地元の方の朝の乗り合いが出たばかりの時間のようで、沖に対岸へ向かう鈴なり乗船の小舟が見えた。なので船着き場に対岸バッムアンへ行く客は地元客は皆無。1人で対岸まで行くには2万という。ちょうどそこへ私の宿泊した宿のジョイント送迎組がやってきてそれに混ぜてもらうことで1万にしてもらう。1艘1人個人チャーターで2万なら10人以上乗る地元船の一人料金は2000くらいか。

今私の乗るバスがナカサン方向行のソンテウを追い越していった。欧州組の利用する長距離バスはぼろいが早い。


バッムアンのソンテウ、ミニバンバス乗り場。ジョイントチケット組はここで長時間待たされる。

対岸バッムアン到着後船着き場から徒歩1分のところに大量の欧州組(写真上)。そこでナカサン行のミニバンを待っているようだ。そこで無駄にあがいて「混ぜてくだせえ。おねげえしますだ、お代官様」と懇願すると「宿で手配しなかったお前が悪い」と偉そうな態度で宿手配以上のぼったくり請求されるので素通り無視。

ローカルソンテウは船着き場にはやって来ない。船着き場から4.5kmほど離れた13号線を客拾いながら爆走する。4.5kmを歩くことでぼったくりから脱することができる。快晴の延々続く無人のローカル道路1人での炎天放浪。絶好調の展開だ。調子出てきたぜ。

13号線までの道で、地元民のバイクが乗ってかねえかといわれるも2万といわれ断る。さらに3分の2歩いたところでドラム缶乗せた地元トラックが「乗ってけよ」というので乗せてもらう。こちらは無料。その辺の判断は阿吽の呼吸。到着した13号線の道端はパクセーから31km地点。ソンテウを1時間は待つ覚悟でいたのに、すでにそこに欧州組で満員のバスがアイドリング停車中(写真右上)。料金交渉して3万5000キープで成立、乗車前に前払い。乗り込んで待つこと20分ほどで出発。ラッキーじゃ。どうやらこのバスはさっきの船着き場で送迎待ちしていたジョイントチケットの欧州組を待っていたようだ。何で歩きのわしより遅いんじゃ。



今日も炎天放浪 バッムアンから13号線まで4.5km炎天トレッキング。ここを歩くあほは私だけ。好きでやっている。楽しいからやっている。ネタになるのやっている。旅の趣向はそれぞれ。


パクセーから31kmの国道13号線チャンパーサック方面合流地点。バッムアン船着き場まで4.5km。入り口に「ワットプー17km」の表示あるも途中メコン川あり橋はないのでバイクや車では行けない。

上の方法は「私はこうだった」の実況報告で、万人に勧められる方法ではない。結構な距離を全荷物背負ったまま歩くし、宿手配のジョイントチケットに比べて安くなるのは1万5000キープ(220円)。途中でぼったくりの罠が多数待ち受けていてそれにズボズボはまりまくっていると確実にジョイントの6万キープ以上かかる。

ちゅうた半端な達人がまねをすると手間かけて行って結局高くなる痛い状態になる可能性大。それでもかまわない味とネタを求める気合の入った旅人には格好の獲物だけど。このページの情報をもとに「それなりの旅行者」が実行すればたぶん私の料金より安くナカサンへ行ける。写真右は31号線のチャンパーサック村方面合流点。パクセーまで31km。パクセー行ソンテウが客を拾っているところ。ワットプー情報に全く手が付けられていない。デット島でしばらくゆるゆるしてページを追いつかせたい。



ナカサンにバスターミナルなんかできおった


ナカサンからデット島到着のボート 15000キープ 客は私以外すべて欧州組

デット島 シーパンドン メコン川で泳ぐ


16:58 2016/02/01 ラオス時間

デット島に到着。扇風機の風に吹かれながらメコン川を見おろしながらパソコンいじる。チャンパーサック村から自力でローカル移動。ジョイントチケットだと7万5000キープ(ナカサンまで6万+デット島ボート1.5万)かかるが、自力移動で6万(ナカサンまで4.5万+デット島ボート1.5万)ですんだ。

ナカサンボートはチケット売り場ができてドンデット1万5000キープと印刷されたチケットを売っている。コーン島行も同じ乗り場。私の到着時の11時半頃のナカサン船着き場は大量の欧州組が20分おきに往来している感じだった。

デット島が9年前と激変していて驚愕。何もないひなびたラオスの田舎だったのに欧州組のパラダイスに変貌している。ネットのせいと思われる。9年前最安1万キープだったバンガローは3万になり、島に電線が引かれ24時間通電している。ガソリンでエンジン回して発電する必要がないのだ。コンビニ(もどき?)もある。ATMはまだないけど。宿は9年前の3倍に増えた。ボートのエンジンもここはミェイ(ミャンマー)と違ってピカピカだ。船自体は木製でぼろいけど。





現在宿泊中の1泊3万キープ(445.8円)の宿。トイレシャワー共同ファンツイン部屋だがメコンリバーフロント。今日この前のメコン川で泳ぐ。透明度は日にもよるが1.5m。流れは場所によるが時速1~4km。ソンパミットなどの滝周辺ではたぶん時速30kmくらいになる。滝はここから4km下流。

激変デット島 デット島のホテル・ゲストハウス

今の宿は1泊3万キープ。131.88バーツ。445.8円なのでメコンフロントの宿としては上々か。9年前のように110円の宿はなくなってたんだけど。今日の移動でもそこそこ歩いたので疲れた。それでもようやくラオスらしいゆるゆる滞在できる場所を見つけてほっとしている。デット島でぼられるならしょうがないかとあきらめもつく。

9年前に宿泊したママアンドパパバンガローは激変して今日のチェックでは空きがなく入れなかった。もう1万キープではたぶん泊まれない。デット島のメコンフロントに今はびっしりバンガローが並んでいて延々南まで続いている。それでも宿は混雑気味。

昼過ぎ到着で条件のいい宿当日確保は大変そう。3万キープ、130バーツでゆるゆる滞在できる川岸バンガロー確保できたのはラッキーだった。宿にWi-Fiはあるが接続できず。



現在宿泊中の宿からみるメコン川の朝日

デット島 2022年5月9日(月)快晴   炎天放浪 64日目

出費詳細
チャンパーサック渡し船1万 ナカサンバス3万5000 デット島ボート1万5000 ペットコーラ5000 ダイエットコーク缶8000 缶コーラ5000 焼き鳥レバー8本8000 カーウニャウ1000 1000 水2000 2000 野菜炒め定食1万 マンゴシェイク7000
宿泊代
ママフェンバンガロー Mama fueng bangalow 3万
合計

139000 LAK

日本円合計

1 LAK = 0.01486円    2065.54 円

1円 = 67.2976 LAK / 1 LAK = 0.01486円 2016/01/30 6:59


 ◆機内持ち込み可のキャリーバッグ

      
 19,980円(税込)   14,040円(税込)    9,720円(税込)    10,260円(税込)

機内持込みOKキャリーバッグはこちらへ
すべての荷物をこれだけにまとめられれば到着後預け荷物を待つ必要がない。LCCの場合預け荷物で追加料金を取られることもない。持込可能な荷物サイズは各航空会社ごと決められている。大まかな基準は重さ7kg以内、大きさは座席上の荷物棚に収納できる程度かどうか。




デット島のビーチ きれいという水ではない。透明度1mとバラナシガンジス川よりはある。アマゾンネグロ川のようにワニやピラニアや電気ウナギもいないし。流れも時速1~2kmでまさにゆるゆる。

12:37 2016/02/02 ラオス時間

デット島でゆるゆる滞在中。この旅最もゆるゆる感のあるベストゆるゆる滞在地。今メコン川からの風が心地よい。バーの騒音もパーリーピーポーの嬌声も皆無。

デット島までくる旅人はほぼゆるゆるを求めてくるのでカオサンではしゃぐタイプの旅人は少ない。静かで快晴、乾燥て爽やかな風。1泊3万キープ(130THB)でメコンリバーフロントも鋭い。宿のネットは今日も接続できず。

宿のベランダからタイヤチューブにケツ入れて流されるチュービングという浮輪の川流しの欧州組がビールビンやたばこ片手にゆるゆる流されてい行く。ネットにはつながっていないがページ制作はできるので遅れたページを取り戻している。転送は近くのレストランから多分できる。9年前もデット島から当日公開はしていたのだから。ただようやくたどり着いたゆるゆる環境なので、あまりあくせく動き回らずそれに身を任せている。


デット島 2016年2月2日(火)快晴   炎天放浪 65日目

出費詳細
缶コーラ6000 肉野菜炒め定食15000 マンゴシェイク7000 水1.5ペット5000
宿泊代
ママフェンバンガロー Mama fueng bangalow 3万
合計

63000 LAK

日本円合計

1 LAK = 0.01486円    936.18 円

1円 = 67.2976 LAK / 1 LAK = 0.01486円 2016/01/30 6:59


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デット島 シーパンドン


バッムアン船着き場から13号線までの4kmメタボ解消の炎天トレッキング途中に「おーい、のってけ」の邪魔?が入ってしまった。もちろん無料。歩いたのは3kmくらいか。せっかくの人の親切を断るのは心苦しいし。お兄さん本当は助かったんだ。ありがとう。



デット島発ジョイントチケット2016年版


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デット島到着


現在宿泊中の1泊3万キープの宿 ママフェンバンガロー 電話555-94608。私が泊まっている間に1泊4万になる。


現在宿泊中の1泊3万キープの宿


メコンリバーフロント


デット島コンビニもどき


ナカサンのデット島、コーン島行チケット売り場とチケット。



ナカサンからデット島まで1万5000キープのボートチケット



デット島の焼き鳥レバー一串1000キープ(15円)。カーウニャウ1000キープと現地料金。



デット島両替極悪レート。パクセーの銀行ではタイバーツは270だった。デット島に16年2月現在ATMはないので来る前にキープを両替しておいたほうがいい。



タイヤを浮輪代わりにメコン川に流されるこれをチュービングという。チューブ1日レンタル1万~。



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