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ライメ展望台からみるエンジェルフォール カラカスまでの行き方

旅の出費の中でもっともお金がかかるのがカラカスまでのフライト。最安時期にいっても17万円はかかってしまう。ネットで調べて出てくるチケット代金ではたまに9万円台になったりするが、アメリカ出入国税と燃油追加税、空港保険料等でプラス6万円以上追加して払わねばならない。さらにこの追加料金はチケットを提供する会社によってかなり差がある。購入の際はいったんネットに予約を入れた後、チケット販売会社にメールか電話で実際に振り込む金額を確認して比較する。ネット予約の段階ではキャンセル料は発生しない。

エア代だけで17万もかかる旅行は全然格安旅行じゃないのだが、サンパウロまでの正規エコノミー運賃(往復)が90万円かかることや、日本からツアーでエンジェルフォールへ行く場合には60万円かかることを思えばこの出費はやむをえないのかもしれない。以下にカラカスへの格安航空券を比較できるページへリンクを張っておく。料金を安い順に表示させることもできる。表の値段は現在の最安価格。


◆米国通過の際の注意 ESTA 電子渡航認証システム

カナイマ湖
米国で電子渡航認証システム(ESTA: Electronic System for Travel Authorization)2009年1月12日より義務化された。90日以内滞在ビザ免除プログラムで米国に入国する場合、事前にネットで登録申請しなければならない。米国経由で南米に行く場合も必要。この申請がなければ日本の空港で米国行航空券を受け取ることができない。受付はネットのみ。申請は自分でする場合は無料。旅行会社通して頼むと5,000~6,000円とのこと。あいかわらずほほえましい。

渡航直前、空港のパソコンからでもできないことはないそうだが、審査チェック項目に問題があった場合など認証に時間がかかるケースがあるので、米国国土安全保障省様は72時間前迄の申請を勧めている。登録ページは日本語対応しているが、入力は英語(ローマ字)での入力が必要。麻薬中毒患者だった、スパイ活動をしていた等、あぶない過去があったり、「はい」と「いいえ」を間違って入力した場合など、ごくまれに「保留」「拒否」になったりするそうだが、たいてい即認証される。


間違い入力は最終ページで「申請」クリックする前だと訂正がきくが、間違った内容で申請クリックして「拒否」になると10日間新たなネット申請ができなくなるので申請クリックは内容良く確認して慎重に。

申請内容は今まで緑色のアメリカ出入国カードにボールペンで書いていたこと。なぜかESTAができて事前申請しているのに、まだ機内でも緑色のカードは記入しなければならないそうだ。渡航申請許可のページは印刷してくださいとはあるが、実際に入国の際に提示を求められることはない。ただ申請番号は控えておく。いったん申請許可されると2年間マルチで認可有効となる。ただESTAで認可されても最終的な入国許可の判断は現地の空港の入国審査管理官になる。

下の認証ページに初めてアクセスすると、長文の英文のウィンドウが出て確認求めてくるが、「認証ページに不正アクセスしたい」「登録情報を記録されたくない」などの希望ない限り「OK」クリックでページを開いて問題ない。

ESTA 認証ページはこちらへ

エンジェルフォールツアー1 エンジェルフォールツアー2
エルサポの滝。滝の裏側を歩いて横断する。

エンジェルフォールツアー3 カナイマ湖2
滝のしぶきとカナイマ湖。エンジェルフォールはこの滝の上の川を半日かけてさかのぼる。



知らぬと損するマイレージ情報

チケットを上に示した値段から安くする方法はないのだが、南米航空券にはマイレージサービスを利用したおいしい裏技がある。マイレージサービスとはフリークエントフライヤーズプログラム(FFP)ともいい、顧客獲得のために航空会社が始めたサービス。簡単に言えばレンタルビデオ屋や美容院のスタンプサービスの航空会社版だ。「またうちの飛行機に乗ってくださいね」「うちの飛行機にたくさん乗ってスタンプ(マイレージ:飛行距離)たまるとただで飛行機乗せてあげますよ」ってサービス。以前は節約旅行者にはあまり縁のないサービスだったが、近年アメリカ系航空会社のマイレージサービスで状況が変わってきた。もうかなり前のことだが格安航空券の利用でも差別なく100%のマイル加算がされるようになった。

南米までは飛行距離がかなりあるので一回のフライトでただチケット入手に必要なマイル数が簡単に稼げてしまう。だからこのマイレージサービスを有効に利用すると次回以降ただで海外へいけてしまう。ちょっと乱暴に言ってしまえば19万円の南米行き航空券に6万円相当のバンコク往復航空券が付いてくるようなものなのだ。私はこれまでにスカイマイルで2回、スターアライアンスで1回マイレージのただチケットでバンコクへ行っている(2006年7月現在)。マイレージプログラムへの加入はネットや電話で簡単に出来るので南米に行く際には事前に加入してマイレージを貯めることをおすすめする。ただしすべてのマイレージプログラムが節約旅行者にとっておいしいものであるかといえばそういうわけでもないので以下参考に。

         1.おすすめマイレージは「スカイマイル」か「スターアライアンス」
         2.マイレージは南米で貯めてアジアで使う。
         3.加算対象外の航空券もあるので事前確認が必要。

  エンジェルフォールツアー4
     アウヤンテプイに向かって川をさかのぼっていくエンジェルフォールツアー。

 1.おすすめマイレージは「スカイマイル」か「スターアライアンス」

マイレージサービスはいくつかの航空会社がグループを作っており、節約旅行者においしい思いをさせてくれるマイレージグループは「スカイマイル」と「スターアライアンス」だ。この2つのグループは提携する航空会社も多く、ただチケット入手に必要な獲得マイル数も低い。またほとんどの格安航空券で100%マイル加算してくれるのでマイルもたまりやすい。カラカスに行く航空会社はスカイマイル系のコンチネンタルかスターアライアンス系のエアカナダ。私はこの年(2005年)デルタのマイレージカード(スカイマイル)でコンチネンタル便を利用。カラカスイン、リオデジャネイロアウトのオープンジョーチケットで行って確か21,000ほどのマイルがたまった。バンコクまでのただチケットに必要なマイルは25,000マイルなので微妙に足りなかったが提携航空会社が多いので不足分はその後すぐにたまった。カラカス往復でたまるマイルはだいたい18,000マイル。厳密には1回のみのカラカス往復でバンコクただチケットは手に入らないのだが、初回フライトボーナスとかで5,000マイルをくれるサービスがあるので、そういうのを利用すればただチケットを手にすることはそんなに難しくはない。ちなみにスターアライアンスのセービングチケットは20,000マイルでバンコクへ行ける。

2006年4月ヨーロッパやアラブ圏に行く節約旅行者御用達の航空会社で、ずっと一匹狼だった「アエロフロート」がスカイマイルのマイレージグループに参入した。それまでのマイルがスカイマイルとして使えるようになりこの展開はアエロのマイルが30,000以上たまってた私としてはとてもおいしい。

また節約旅行をするものにとっては価格の安さが何よりも最優先されるべきことで、マイレージためるために割高チケット買うんじゃ意味ないと思われるかもしれない。ところが最近のこの2つのマイレージグループに関して言えばそういうこともあまりない。一番安いチケットなのにマイルがたまるということもたびたび。以前バンコク行くならビーマンバングラかエアインディアというのが決まりだったのに、最近はユナイテッドの方が安かったりする。しかもそれでいてマイルがたまるのだ。最近は最安ってパターンは少なくなったがそれでも最安チケットとの価格差はさほどない。




 2.南米で貯めてアジアで使う。

遠い距離で貯めて短い距離で使うのが効率がいい。特にお得感があるのがバンコク便。

スターアライアンスのセービングチケット(あらかじめ準備されてる座席数が少ない)で20,000マイル。通常のバンコクただ券が40,000マイルなので本当に20,000でいけるのか胡散臭さ感じていたが2006年6月に本当にセービングの20,000でちゃんとバンコクへ行けた。座席指定は出来なかったが6時間程度のフライトなので特に問題はなかった。(機材UA)

スカイマイルは25,000マイル必要だがこちらは座席指定も通常客と同じようにでき、以前最安料金で乗った時より快適だった。(機材NW)

またマイレージサービスにはアップグレードのようなその他のサービスもあるが個人的に興味ないので省略する。

カナイマ湖の滝の上
カナイマ湖の滝の上。雨が降ると濁流となる


 3.加算対象外の航空券もあるので事前確認が必要。

基本的に格安チケットで100%加算可能なのだが、一部のチケットによっては加算されないものもあるので事前チェックは必要。ただそういった場合でもマイル加算可能なチケットとそうでないものとの価格差はわずかだ。


エンジェルフォールツアーにて現れるテーブルマウンテン



スカイマイルのマイレージに加入するには各航空会社のページからできるが以下にデルタとコンチネンタルの入会ページ(英語)にリンクを張っておく。

         デルタのスカイマイル加入はこちらへ
     コンチネンタルのワンパスマイレージ加入はこちらへ


スターアライアンスのマイレージに加入するには各航空会社のページからできるが以下にユナイテッドの日本語ページにリンクを張っておく。

       ユナイテッドのマイレージプラス加入はこちらへ

入会登録はすぐされるがカードが送られてくるまでは1ヶ月かかったりする。カードなくてもIDさえあればマイレージはためられるのでチェックインカウンターでID番号を告げてマイレージのチェックを申し出る。自宅のパソコンでチェックインする場合もIDを入力すればマイルはたまるようになっている。事前申告が鉄則。事後申告も可能だがとても面倒。

カナイマ湖 赤い水
カナイマ湖ののんびり風景
フライト時間

コンチネンタルのヒューストン乗り継ぎの場合、成田ーヒューストン10時間ちょっと。ヒューストンでの待ち時間は3時間くらい。一回米国に入国審査を受けて入国して乗り継ぎ便を待つ。帰りも同様にいったん米国に入国する。南米に行くにも、南米からどこかへ行くにも米国に入国してからでなくてはいけない決まりがあるらしい。ヒューストンーカラカスは4時間15分。夜の11時ちょっと前に空港へ到着。

空港から市内まで

入国審査を終えて空港出口にたどり着く頃は夜の12時近く。日本からカラカスに入る場合は深夜になる場合が多い。その時間に空港バスらしきものはなく、地元の人たちは空港出口のタクシー乗り場で列を作っていた。市内まで約30km。20US$。ぼられたかもしれないが深夜なので妥協する。値段は交渉制。40$だの60$だの言ってくる怪しいドライバー多数。タクシー強盗も盛んな土地柄なので地元の人たちが列を作ってるタクシー乗り場で順番を待った。

空港での両替

ベネズエラには正規レートと闇レートがあり、両者のレートの差が大きい。正規レートは何も知らないで入国してくる観光客専用レートのようで実際の街中では闇レートでの両替が普通だった。2005年1月の正規レートは1US$=1920Bsで一般的な闇レートは1US$=2400~2500。空港の両替窓口では正規レートでしか替えてくれない。とは言っても現地通貨は必要なので方法は2つ。とりあえず一晩分50$くらい正規レートで替えるか、空港出口にたむろする闇両替のおっちゃんを頼るか。少なくとも空港で正規レートで大量に両替することはおすすめしない。

2007年12月追記
この当時(2005年1月)の現地レートより現在はさらにボリバルレートがドルに対して下がっているようで正規レートで1US$=2,144.60Bs(2007年12月12日現在)。闇レートは4000Bs~5000Bsで替えられているらしい。闇レートに関してはかなり先の読めない変動の仕方なので最新情報は現地で確認されたい。また2008年1月より1,000Bs=1Bsとするデノミが実施される予定とのこと。


シウダーボリバル オリノコ川の夕日


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