本文へスキップ

ティダール ペルニ 3等エコノミー甲板宿泊

ティダール ペルニ エコノミーKM.TIDAR

南の海をクルージング マカッサル~スラバヤ

 ペルニ 3等エコノミー甲板宿泊PELNI KM.TIDAR


手前がティダール ファクファク発ジャカルタ行き マカッサル港での乗船

前のページ     びー旅     パプアインパクト     次のページ

ティダール ペルニ 座席指定なし3等エコノミー


スラウェシ時間 19:37 2014/06/29

日が暮れた。今ペルニ pelni のティダール KM.TIDAR の船内。甲板で星空の下海風にあたりながらパソコンに向かう。このティダールはファクファク発のジャカルタ行き。私はマカッサル~スラバヤ間を途中乗船、途中下船の形で乗船している。

ペルニの3等には2種類あり、高い3等と安い3等がある。高い3等がウィサタ(旅行者という意味)クラス、安い3等がエコノミークラス。今乗っているのが安いほうのエコノミークラス。自由席で座席指定がない。マカッサルからスラバヤまで所要25時間、座席はなくとも食事付で287,000Rp(2,440円)。

甲板にいるのにタバコの煙が漂ってくる。インドネシア人成人男性喫煙率60%は絶対なんかの間違いだ。ペルニの3等乗船客に限定すれば90%以上はきっとある。すわない男性をほとんど見かけない。ティダールの自由席エコノミーは先日乗ったチレマイのウィサタよりずっと利用難易度の高いとても濃い船旅だ。ティダールは船自体も旧式で年季が入っている。同じ3等でもここまで強烈に差があるとは思わなかった。


マカッサル港 入口

フリンジストリームロードバリ2017     ウブドロスメン滞在2017
バリ島物価2017    トランスサルバギタ    レンボンガン島行き方
エアアジアバリ島直行便搭乗記    ウブドベモと市バスでクタ2017


ティダール船内 No.7 のデッキ部分にも人がシートを敷いてびっしり。

びー旅関連リンク ラジャアンパット行き方  ラジャアンパットホテル  ペルニ PELNI
     エアアジアバリ島直行便    インドネシアビザ免除入国

ティダール定員オーバー乗船 ペルニ3等エコノミー

今日このペルニ、ティダールはマカッサル港に9時頃到着したようだ。12時出港ということで宿でゆるゆるしていたら宿のお兄さんが「船が来ているよ」と呼びに来てくれた。あわてて宿を出る。宿は港のすぐ前で徒歩1分で港のゲートにつく距離。私は10時には乗船していた。

出港予定は12時。11時50分にはゲート閉じられ12時5分に出港だった。船内は人であふれている。チレマイは2000人乗りに1200~1600人乗っていた感じだが。このティダールは2000人乗りに3000人乗っている感じで甲板にも階段にも人があふれている。私のエコノミー乗船券の座席番号欄には NON SEAT の文字。しかしたとえ座席番号あってもあの湿度130%のエアコンなしの空気の悪い蒸し風呂船室に行く気がしない。ということで海風涼しい甲板に陣取っている。さっき無料晩飯を食べたところ。

晩飯の無料配給弁当を受け取るのに長蛇の列で30分待たされた。今日が日曜のせいかとにかく船内に人が多い。チケット代が安いことが混雑の最大要因なのだろうけど。明日の昼12時にはスラバヤ到着予定。ウィサタよりずっと濃いエコノミーに乗って正解。ウィサタに乗って「私はペルニの3等に乗ったことがある」と展開するのは痛い。あやうく井の中の蛙になるところだった。


ティダールのエコノミーは安いので人が多い。チレマイ(エコノミーがない)ではこの状態にはなっていなかった。

今日のゆる旅の出費 50日目

日付
2014年6月29日(日) 天気 快晴
出費詳細
マカッサルケンタッキースパーブサール27000 ポテト19000 ペテペテ4000 4000 ペルニ船内水1.5L5000
宿泊代
ペルニ ティダール船内泊 0Rp
合計

59000Rp

日本円合計

(1ルピア = 0.0085円で計算)502円

1円 = 118.72 IDR / 1ルピア = 0.008412 円 (2014/06/26)



何もしなくても汗がにじみ出てくる湿度130%、気温30度サウナ状態のエコノミー船室。ゴキブリもねずみも同居する。ここよりは甲板のほうがまだまし。写真の列は晩飯配給受け取りの列。船内半周の列で30分この列に並ぶ。


意外だったのがこの結構過激な船に小さい子供をつれたお母さんや家族連れが多かったこと。


ペルニ 3等エコノミー甲板宿泊中


スラバヤ時間5:18 2014/06/30

今写真右のような朝日を見ながら甲板でパソコンに向かう。寝たのが夜8時頃だったので起床も4時半と早い。水平線しか見えない海で、天の川のはっきり見える星空を時折出現する流れ星とともに眺め、少しづつ夜が明けていくのを寝転がりながら見るのはシチュエーション的には贅沢。ペルニの甲板なんだけど。

朝のトイレラッシュになる前に早々大を済ませてくる。人が多いのにトイレが少なく、部分的に使用できなくなっているのでトイレにはいつも列ができている。また強烈に汚いので日本人一般旅行者は多分ひく。チレマイも汚かったがティダールはさらに輪をかけて汚い。ただ水でびちゃびちゃなのでゴキブリはいない。

このへんから考えるとやはり一般的な日本人旅行者がペルニを利用する場合、エコノミークラスのないチレマイのような便の1等か2等に乗るのが無難。しかし1等だと値段がフライトより高くなったりするので、それならフライト利用したほうがいい。結局私のような偏屈はみ出し旅行者以外、時間のない日本人には縁のないペルニなのか。ただこんなページ公開すると乗る日本人は増えるのだろなとなんとなく思う。もし3等に乗るなら値段は数百円しか変わらないのでエコノミーでなくウィサタクラスがよさそう。またエコノミーのある便は異様に混雑するのでウィサタしかない便を選んだほうがいい。上下船時はクラス関係なくせまい出入り口に人が殺到するので朝の通勤時山手線状態。


船内の混雑とは対照的な真夏の空と海 今日本は梅雨で連日雨とのこと。


ティダール ペルニ甲板で快適航海

この甲板スペースには海風が常に吹いている。潮風苦手なゴキブリもねずみもいないのでそれなり快適で熟睡できた。ただここ以外の甲板も廊下も階段も人であふれている。人のいない場所はある所にはあるのでそれを見つける若干の要領はいるかも。というより同じペルニの3等でもチレマイのウィサタならなんとか人に勧められる感じだが、ティダールの自由席エコノミーには一般の日本人にはちょっときつそう。

さっき売店で缶コーラ売っていたので値段聞いたら15,000Rp(120円)だった。ペルニの3等なのにコーラの値段は空港より高い。ぼったくってるのに売店のおっさん態度でかいし。スラバヤ着いたらビッグコーラの525mlペットボトルが3000Rp(25円)で飲めるので我慢する。


フロアNo.8以上は本来立ち入り禁止区域だが船内が混雑すると事実上開放される。


フロアNo.7のデッキ フロアNo.4が実質的な1階。


快晴真夏の海の下 南の海クルージング中

ジャワ時間 5:45 2014/06/30

太陽が昇ってきて画面が見づらくなる。パソコン使える時間は短い。スラバヤまであと6時間。いい感じの乗船体験中。天気快晴波もなし。ペルニ3等とはいえ今南の海クルージング中なのだ。


ジャワ時間 19:39 2014/06/30

スラバヤ通り越して今プロボリンゴのダルマホステル2にいる。1泊66,000Rp。マカッサルからのペルニ到着は今日の昼の12時10分。ちょうど24時間だが時差が1時間あるので実際は25時間。疲れた。やはりペルニの3等での移動はいろんな意味での気力と体力がいる。詳細書く元気なし。今日はもう寝る。

今日のゆる旅の出費 51日目

日付
2014年6月30日(月) 天気 快晴
出費詳細
スラバヤ港バングラシーバス8000 バスターミナルチキン16000 ご飯4000 オレンジジュース10000 水3000 2500 2500 プロポリンゴバス18000 プロボリンゴアンコット4000 チキン4500 ご飯3000 パパイヤ1個7500 ビッグコーラ3500 3500
宿泊代
ダルマホステル2 66000 プロボリンゴ
合計

156000Rp

日本円合計

(1ルピア = 0.0085円で計算)1326円

1円 = 118.72 IDR / 1ルピア = 0.008412 円 (2014/06/26)







スラバヤ港

プロボリンゴでゆるゆる ダルマホステル

22:53 2014/07/01

とにかく2~3日休養できる場所と考えた。今までの旅で快適で格安な宿と考えた時に真っ先に浮かんだのが今宿泊しているプロボリンゴのダルマホステルだった。なのでスラバヤで宿を取ることは考えず、素通りしてプロボリンゴまで行く。

パプア放浪は予想していた以上に気力と体力を奪われ、ペルニでスラバヤ港に着いたときにはかなりへろへろ状態だった。とにかく休みたい。

今の宿ダルマホステルは1泊6.6万Rp(561円)。価格でいえばスラバヤに5万Rp(425円)の宿があるので価格だけを考えればそちらの方が安いが、快適さとコストパフォーマンスを考えれば断然ダルマホステルだ。ここは安宿にありがちな独房感がない。風通しがよく宿周辺の物価も安い。ネット環境はないが接続しても転送できない状態が続いているので転送できる時にすればいいかと切り替え、体を休めることを優先した。今遠くでアザーンが聞こえる。扇風機の風が涼しい。



スラバヤ港のペルニ到着のようす

スラバヤバスターミナルからプロボリンゴへ

昨日マカッサルからのペルニ、ティダールがスラバヤに着いたのはジャワ時間昼12時10分。上陸してスラバヤバスターミナルのバングラシー行きのバス乗場へ直行する。船着場のビッグコーラは5000Rpだった。まだ高いので我慢。バスに乗り込んできた売り子から3000Rpの冷たい水を買う。バングラシーまでバス代はなぜか8000Rpだった。3週間前には6000Rpだったのに。その間に値上げしたのか不明。

バスターミナルのバングラシーについて真っ先にフライドチキンセットを食べる。ティダールで弁当配給の列に30分並ぶのが面倒で朝から食事をしていない。チキン1万6000Rp、ライス4000Rpと高いが味はケンタッキーと変わらない。ドリンク値段確認せずにオレンジジュース頼んだら1万Rp取られた。ビッグコーラ5000Rp我慢した意味ないないじゃん。うまかったのでまあいいか。写真右上はスラバヤに到着したティダール。このあとジャカルタのタンジュンプリオに向かう。

バングラシーで近郊行きのバス乗場に行ってプロボリンゴ行きを探す。案内係がいて案内されるままにバニュワンギ行きのバスに乗る。乗るときには1万5000Rpといっていたのに、乗車して支払いの時に2万渡したら2000Rpしかおつりくれず。両隣のおじさんも1万8000Rp払っていたのであきらめる。くるときには1万5000Rpだったのに。距離90km、1万8000Rpは153円なんだけど。スラバヤ14時発でプロボリンゴ16時5分着。所要2時間5分。バスターミナルからはアンコット 4000Rp で駅近くまで行ってそこから歩いてダルマホステルへ。



プロボリンゴ駅前で祭りをやっていた。インドネシアの総選挙が7月上旬にある。

ダルマホステル プロボリンゴ

宿到着時午後4時半頃で本館(写真右)は既に満室だった。800mほど離れたダルマホステル2へ行って昨日はそこに宿泊。晩飯は途中で買ったフライドチキンとご飯ですます。2日ぶりのシャワー浴びほっとして熟睡。

朝になって早速ダルマ1に宿替え。同じ66,000Rpだがこちらのほうが風通しがいい。今日は1日パソコンいじりながらゴロゴロ過ごす。

まだ若干せきが出るがたんは出なくなった。食中毒症状もだいぶ前に完全回復。とにかく休んで元気が出たらバリ島方向へ向かおう。1日寝てもまだその元気が出ない。今日コンビニでビッグコーラを3000Rpで買う。ケンタッキーと変わらない味のでかいフライドチキンが7000Rp。耐乏生活しているわけではないのに1日の出費総額が1,000円を切る。休養先をプロボリンゴにして正解。本来ブロモ山の拠点の町なのに今の私にブロモ山は全く眼中にない。


今日のゆる旅の出費 52日目

日付
2014年7月1日(火) 天気 快晴 夜になって雨
出費詳細
朝ナシチャンプルアヤーム8000 みかんジュース2000 コーヒー3袋3000 フライドチキン7000 フルーツカキ氷5000 ビッグコーラ3000 野菜スープ3000 ご飯3000
宿泊代
ダルマホステル 66000 プロボリンゴ
合計

100000Rp

日本円合計

(1ルピア = 0.0085円で計算)850円

1円 = 118.72 IDR / 1ルピア = 0.008412 円 (2014/06/26)


◆このページは 24,ペルニ ティダール エコノミー
前のページ   びー旅   パプアインパクト   次のページ



2014年パプアインパクト
6月15日 ソロン
6月17日 ワイサイ
6月22日 ニューギニア島
6月24日 ラジャアンパット
6月25日 ラジャアンツアー
6月27日 エクスプレスエア
6月29日 ペルニ ティダール
7月2日 プロボリンゴ
7月5日 クタ ベネサリ通り
7月6日 エアアジア危機一髪










出港前ケンタッキーで贅沢。ドリンク込で400円くらい。これが正解。その後航海中25時間で食事は1回だけだった。別に30分並べば無料弁当もらえるんだけど。チレマイの弁当行列は長くても3分程度の列だった。


マカッサル港出港12時5分


私のチケットに座席番号はなし。あってもあの蒸し風呂船室には多分いかない。No.8のデッキ部分のここを占拠。25時間ここで水平線眺めながら航海した。寝るのもここ。夜は天の川が見え、朝起きて寝返り打つと水平線が見える。


チケット座席番号欄にNONSEAT


夜の制作現場。海風が涼しい。明け方若干寒いので持ち込んだ上着を着て対抗。


朝の制作現場。日が完全に上ると日差しが強烈で、画面はほとんど見えなくなってしまう。


ペルニ3等のトイレだお。人が多いのに数が少なくいつ行っても行列。朝のトイレラッシュになるアザーン前の早朝に大を済ませてほっとする。


甲板にも人が多い。


皆さん甲板占拠中


無料食事配給


無料弁当。奥にいわしが1匹隠れている。この時そういう被写体レイアウトに配慮する余裕なし。


マカッサル港出港待ち




ペルニフェリー


下船時のラッシュ。このときは1等も3等も関係ない。値段高めで乗船率の低いチレマイではここまで殺気立ってはいなかった。



アコンカグア イグアス

アコンカグアヤフー店
Iguazu 36L 6,980円(税込)

アフリカンインパクト 西アフリカ放浪記


ペルニ、ティダール



バニュワンギ行きバス


ダルマホステル 宿の少年と


このミルクコーヒーがまともな味で一袋1000Rp(8.5円)。お湯とカップは宿で貸してもらえる。


プロボリンゴの機関車トーマスは今日も行く


アヤームチャンプル8000Rp


総菜屋で野菜スープ3000Rp


放浪ダイエット、ニューギニアダイエット、ペルニダイエット、いずれもそこそこ成功か。


Papua Impactパプアインパクト

エアアジアでバリ島往復3万円
パプアインパクト
 Papua Impact